2020年04月05日公開
2020年04月05日更新
【鬼滅の刃】産屋敷の子供は全部で何人?名前や死亡したキャラは?
『鬼滅の刃』には人を食う鬼を退治する鬼殺隊という組織が存在します。鬼殺隊は産屋敷家が組織しており、代々産屋敷家の当主が鬼殺隊のトップを務めてきました。『鬼滅の刃』では産屋敷家の当主である耀哉とその子供達が登場します。この記事では、産屋敷家の子供の名前や年齢を紹介します。また、無惨との戦いでは産屋敷家の人間が複数人死亡してしまいます。一体誰が死亡してしまったのかもここではまとめています。
産屋敷の子供は全部で何人?
鬼滅の刃の作品情報
『鬼滅の刃』は鬼と人間の戦いを描いたストーリーです。この記事で紹介する産屋敷家は鬼を退治する組織・鬼殺隊のトップです。『鬼滅の刃』のストーリーにも大きく関わってくる一族でもあります。ここでは産屋敷家の子供達の名前や年齢などを紹介する前に、まずは『鬼滅の刃』についての基本情報を紹介します。
鬼滅の刃の概要
『鬼滅の刃』は週刊少年ジャンプで2016年から連載されている少年漫画で、大正時代の日本を舞台とした伝奇ロマンです。アニメ化をきっかけに、2019年の集英社本ランキングでは『ONE PIECE』に次いで第2位になるほど単行本の売上発行部数を増やし、人気になりました。また、2020年には無限列車編が映画化されることが決定しました。
鬼滅の刃のあらすじ
竈門炭治郎はある日妹の禰豆子を鬼にされ、禰豆子以外の家族を惨殺されてしまいました。炭治郎は鬼になった禰豆子を人間に戻すため、鬼殺隊に入隊します。しかし、鬼の禰豆子を連れていること自体が鬼殺隊の隊律違反となっており、炭治郎は産屋敷邸で行われる柱合会議に呼ばれ、裁判にかけられることになります。処刑される寸前でしたが、炭治郎は産屋敷耀哉の図らいで正式に鬼殺隊に入隊することになります。
産屋敷の子供は5人
産屋敷家は代々鬼殺隊の当主を務めてきました。その子供達は当主となるための厳しい教育を受けています。『鬼滅の刃』の物語開始時点では、産屋敷耀哉が鬼殺隊の当主を務めていました。産屋敷耀哉には妻のあまねがおり、2人の間には5人の子供がいます。子供は、男の子が1人、女の子が4人の五つ子で、男の子だけ黒髪です。女の子はあまねと同じ白髪を持っています。
産屋敷の子供の名前一覧
子供の名前一覧①産屋敷輝利哉
産屋敷家の長男で第三子の名前は輝利哉といいます。年齢はまだ8歳ですが、幼い頃から産屋敷家の跡取りとして育てられてきました。なぜなら、産屋敷家の歴代当主は皆短命で幼くして家を継がなければならないからです。
初登場は最終選別試験で、炭治郎達の案内役を務めました。その時は女児の着物を着ていました。産屋敷家の97代目当主である耀哉が死亡した後は、まだ年齢が10に満たないにも関わらず98代目当主として鬼殺隊を引っ張る立場となりました。鬼殺隊の当主となってからは男児の着物を着用しています。
子供の名前一覧②産屋敷かなた
輝利哉の妹は2人います。そのうちの一人の名前はかなたといいます。五つ子なので年齢は輝利哉と同じく8歳です。母のあまねと似た白髪で藤の髪飾りをつけているのが特徴的です。初登場は最終選別の時で、鬼殺隊を目指す隊士達の案内役を務めました。ちなみに最終選別後、合格者に説明をしている時に玄弥に殴られたのがかなたでした。
子供の名前一覧③産屋敷ひなき
輝利哉には姉が2人います。そのうちの一人の名前がひなきといいます。姉ですが五つ子なので、年齢は輝利哉と同じく8歳です。あまね譲りの白髪を持っており、右側に紐の髪飾りをつけているのが特徴的です。初登場は炭治郎の裁判が行われる柱合会で、鱗滝からの手紙を読んだのがひなきでした。
子供の名前一覧④産屋敷にちか
輝利哉のもう一人の姉の名前はにちかといいます。輝利哉と年齢が一緒で8歳になります。ひなきとにちかのどちらが長女なのかは判明していません。白髪に紐の髪飾りを左側につけているのが特徴的です。初登場は炭治郎を裁判にかけた時です。炭治郎の処遇について論争する柱達に、「お館様のお成りです」と声をかけて目の見えない耀哉の手を支えていました。
子供の名前一覧⑤産屋敷くいな
輝利哉のもう一人の妹の名前はくいなといいます。妹ですが、五つ子なので輝利哉と同じ年齢です。かなたとどちらが末っ子なのかは判明していません。白髪に菊の髪飾りをしているのが特徴的です。初登場は本編ではなく、柱合会議の時の大正コソコソ噂話でした。本編には、両親が死亡した後に新しく当主となった輝利哉のサポート役として登場しました。
産屋敷の子供で死亡したキャラ
死亡したキャラ①産屋敷ひなき
無惨は耀哉の死期が近づくと、産屋敷邸にやってきて耀哉を自らの手で殺そうとしました。その時に巻き添えとなってしまった子供達がいます。そのうちの一人がひなきでした。耀哉は先見の明を持っていたので、無惨が産屋敷邸に来ることは知っていました。そこで耀哉は自分が囮となって大きな爆発を起こすことで、無惨を食い止めようとしました。
もちろん耀哉の子供達もそのことを知っていましたが、ひなきは耀哉の元を離れたがらず一緒に爆発に巻き込まれて死亡してしまいました。享年は8歳と、まだ幼い年齢で亡くなっています。
死亡したキャラ②産屋敷にちか
耀哉の囮にもう一人巻き込まれた子供がいました。それがにちかです。つまり、輝利哉の姉2人が自ら死を選ぶ結果となりました。ひなきとにちかは最後、産屋敷邸の庭で2人で手毬をして遊んでいました。そんな穏やかな空間は無惨に妙な安堵感を抱かせ、囮を成功させる鍵ともなりました。まさか子供までも巻き添えにするとは思わなかった無惨もこれには驚いていました。
産屋敷の子供の中で次期当主は?
次期当主は産屋敷輝利哉
産屋敷家の次期当主は、長男の産屋敷輝利哉です。耀哉が自ら囮となって死亡した後、輝利哉は8歳という年齢で産屋敷家を継ぐことになりました。さらに耀哉が死亡した直後に戦闘が始まったので、鬼殺隊の当主としてもすぐに隊士達をまとめなければなりませんでした。『鬼滅の刃』の無限城編では、隊士達が無限城で上弦の肆の血鬼術によって散り散りになってしまいます。
耀哉に変わってその無限城にいる隊士達を率いたのが輝利哉でした。輝利哉は愈史郎の血鬼術を使い、カラスの視界と自分の視界を共有して次々と変わる無限城の地図を作成し、散り散りになった隊士を案内したり、カラスを使って情報を伝達していました。輝利哉の他にも、生き残った妹2人がサポートをしています。
次期当主が女の子の恰好をしている理由
輝利哉は初登場時、女児の着物を着用していました。昔から産屋敷家の長男は病気にかかって死亡してしまうことが多かったので、次期当主となる子供は13歳になるまで女の子として育てられてきました。しかし耀哉が早くに死亡してしまったために、輝利哉は13歳に満たないにも関わらず女の子として振る舞うのをやめ、当主を務めなければならなくなりました。当主となった後は男児の着物を着用しています。
8歳という年齢で当主に!苦労がすごい?
輝利哉は耀哉が亡くなったあと、父・母・姉を亡くしたことに対して悲しむ暇もなく隊士達のサポートに務めました。そんな輝利哉の様子が描かれたのは『鬼滅の刃』17巻の144話です。耀哉は病気の進行が早く、死期を悟っていました。そのため輝利哉には早く大人になってもらわなければならず、厳しく育てました。
8歳という年齢で産屋敷家の当主になるということは、隊士達の父親にならなければならないということです。早くに大人として育てられた輝利哉は、涙を流しそうになる妹に対しても毅然とした態度を取っていました。しかし、無惨が珠世の薬を克服して復活したところに集まった隊士が一斉に飛びかかり、皆殺しにされると同時に無惨が血肉を食って力を取り戻してしまいます。
輝利哉は隊士達を止めましたが、間に合いませんでした。輝利哉は思考が停止し、歴代の当主達がここまで繋げてきたことを自分のせいで無駄にしてしまったと後悔しました。何度呼んでも返事がない輝利哉の頬を妹は平手打ちをして活を入れました。こうして輝利哉は正気を取り戻し、再び次の策を指示しました。大人として育てられていてもまだ8歳です。それでも降りかかる重圧に耐えながら隊士を率いていました。
産屋敷耀哉を考察
産屋敷耀哉のカリスマ性
耀哉は鬼殺隊の当主としてのカリスマ性を持ち合わせた人物でした。23歳ととても年齢が若いのですが、実力のある柱達は皆耀哉のことを尊敬していました。なぜそこまでのカリスマ性を持つのかというと、耀哉には相手を心地よくさせる声音を出す事ができるからです。つまり人心掌握術に長けた人物だったのです。実は柱になりたての隊士の中には耀哉を罵倒するものもいました。
今では耀哉に丁寧な挨拶をするほど尊重している実弥も鬼に対する怒りから、耀哉に対して反抗したこともありました。しかし耀哉に素直に謝られた瞬間、我が子に向ける慈しみを感じ、何も反論できなくなりました。また、無惨が襲撃してきた時には、無惨は懐かしさや安堵感を感じていました。これもまた耀哉のカリスマ性によるものだといわれています。
産屋敷耀哉の病気
耀哉は初登場時から目が見えず、次第に起き上がることさえままならなくなります。なぜ耀哉が病気にかかっているのかというと、無惨が原因でした。『鬼滅の刃』16巻の137話ではその真相が明らかになります。実は産屋敷家の一族は無惨という鬼を出したことで呪われるようになったのです。生まれてくる子供達は皆病弱で大人になる前に死んでしまいます。
一族の存続の危機に見舞われた時、神主からは鬼を倒すことに尽力を惜しまないようにと助言を貰いました。そして神職の一族から妻をもらうことで、子供もすぐには死なないようになりました。実は耀哉の妻・あまねも神社の娘です。しかしそれでも30歳を超える前に、産屋敷家の当主は皆呪いによって亡くなってしまうのです。
産屋敷耀哉と鬼舞辻無惨の関係
実は産屋敷家と無惨は血縁関係にあります。無惨は人間であったころ、20歳までしか生きられないといわれるほど病弱でした。そんな無惨を治療していた医者の薬によって、無惨は鬼になってしまいました。産屋敷家は鬼になった無惨を出した一族として呪われることになります。このことは、一族が途絶えようとした時に神主から「同じ血筋から鬼が出ている」と言われて判明しました。
上弦の鬼を倒した報告に対する反応
『鬼滅の刃』の吉原遊廓編では、宇髄・炭治郎・禰豆子・伊之助・善逸が上弦の陸を倒しました。その報告を聞いた耀哉は嬉しそうに「よくやった」と褒めていました。なぜなら、これまで数百年もの間上弦の鬼を倒すことができなかったからです。上弦の鬼達は柱でさえ太刀打ちできない強さを持っていました。やっとのことでこれまでの状況を打開することができ、耀哉はとても喜びました。
産屋敷の子供に関する感想や評価
やっぱ、上弦の伍いないとおかしくないか………?
— ㈱はゆさまは本誌派 (@_hayu_09) March 16, 2020
上弦の伍いないなら、獪岳は伍になってたはずでしょ?
鳴女は肆だし
鳴女と獪岳の間に鬼いないとおかしいよね
その展開なら無惨の攻撃が産屋敷に届いたことも納得いく#鬼滅本誌
輝利哉達は愈史郎の血鬼術によって遠距離から無惨との戦いを見ていました。しかし、無惨が大きな攻撃をした時に、その衝撃波のようなものが遠くの場所にいるはずの産屋敷の子供達を襲います。なぜ珠世としのぶの薬によって退化しているはずの無惨が、今更産屋敷の子供達にまで攻撃の手を伸ばす事ができたのか謎が増えました。
これについては、上弦の伍の存在が鍵になっているのではないかといわれています。上弦の肆・伍・陸はすでに鬼殺隊に殺されてしまいましたが、無惨はすぐに上弦の肆と陸は代わりを作っていました。しかし上弦の伍だけは未だに登場していません。肆と陸だけを登場させているのは不自然なので、産屋敷の子供を襲ったのは上弦の伍なのではないかといわれています。
【今週の本誌】蝶屋敷で産屋敷一族の子供たちに、ちゃんと大人が寄り添っているの好き…本当はあんな幼い子供に任せるような内容じゃないんですよね。でも彼らしか出来ないから、せめて大人が横で守る。祭りの神も煉獄父上もそれぞれの方法で一緒に戦っているのだ✨
— かざぐるま (@kazagurma_kmt) March 8, 2020
『鬼滅の刃』では耀哉が死亡したあと、まだ8歳と幼い輝利哉が産屋敷家の当主となりました。輝利哉は最初こそ毅然とした態度を取っていましたが、多くの隊士が亡くなってしまったことで輝利哉は次第に冷静さを失っていきます。それを支えていたのが大人である宇髄と槇寿郎でした。読者の中には、子供達を支える大人がいることにホッとしている方もいました。
青い彼岸花ってそのもの自体は存在してないのかと思えてきた。普通の彼岸花の毒と藤の花の毒を配合したものだったりして。結局人間だったころの無惨様の病ってお館様たちと同じ病だったんじゃないかな?縁壱さんのこと「バケモノはお前だ」って。近所の人たちにそう言われてたんじゃないかな。違うか。
— みんと (@0134_MINT) March 18, 2020
産屋敷家は一族から無惨という鬼を出したことで呪われてしまい、代々の当主が病気で短命となってしまいました。耀哉もまた病気がひどく最後は寝たきりの状態となってしまいます。対して無惨は鬼になる前に病気にかかっていました。病気となった無惨を救うために医者が尽力を注いだ結果、無惨は鬼になりました。
『鬼滅の刃』の読者の中には、そもそも無惨が昔かかっていた病気は、呪いといわれている耀哉の病気と同じで遺伝的なものなのではないかと考察されている方もいました。
産屋敷の子供についてまとめ
産屋敷家は神主から鬼を倒すために尽力を注ぐように言われ、それからずっと鬼殺隊を引っ張ってきました。耀哉は囮となって死亡してしまいましたが、現在はその子供達が懸命に隊士達をサポートしています。今後も産屋敷家の子供達の活躍には注目です。