2020年04月03日公開
2022年11月11日更新
【鬼滅の刃】冨岡義勇の悲しい過去を考察!錆兎との関係や最終選抜試験での悲劇とは?
「鬼滅の刃」に登場する冨岡義勇は、柱という鬼殺隊最高位の階級に所属する強くて頼れるキャラクターです。クールでわかりづらいけれども優しく、主人公・炭治郎の良き先輩として良好な関係を築いています。祝言を間近に控えた姉・蔦子が鬼に殺されるという悲しい過去を持ちます。その後、元水柱の鱗滝左近次の元で友人の錆兎と共に修行し、最終選別を受けることになります。この記事では、「鬼滅の刃」冨岡義勇の過去を考察していきます。
冨岡義勇とは?
鬼滅の刃の作品情報
この記事で紹介する冨岡義勇は、「鬼滅の刃」主人公・竈門炭治郎の兄弟子に当たる人物です。全集中の呼吸では、水の呼吸を使い、鬼殺隊の中で一番上の階級・柱の1人でもあります。独自の技を生み出していることから、努力家で才能もあると考察されます。
鬼滅の刃の概要
「鬼滅の刃」は、大正時代を舞台に人を食う鬼を倒していく少年の物語です。人気少年誌「週刊少年ジャンプ」で連載されている作品で、先の読めないハラハラするストーリー展開や、作者の吾峠呼世晴の味のある描線に定評があります。
鬼滅の刃のあらすじ
心優しい少年・竈門炭治郎は、母と兄妹たちと貧しいながらも賑やかで幸せな生活を送っていました。長男として亡き父に代わって家業の炭焼きの仕事をして家計を支えており、ある日いつものように街に炭を売りに出かけます。しかし、家に戻ってくると、家族は何者かに殺されていました。
唯一息のあった妹・竈門禰󠄀豆子を連れ、街に助けを求めに行きますが、その間に意識を取り戻した彼女は鬼と化します。鬼退治にやってきた鬼殺隊の冨岡義勇は、鬼となった竈門禰󠄀豆子を殺そうとしますが、他の鬼と違い家族である竈門炭治郎を庇った様子を見て考えを改め、竈門禰󠄀豆子を人間に戻す方法探しを支援することにします。
冨岡義勇のプロフィール
- 誕生日/2月8日
- 身長/176cm 体重/69kg
- 趣味/詰め将棋
- 好きなもの/鮭大根
- 苦手なもの/動物
冨岡義勇は、長い髪を後ろで一つに束ね、半分半分で柄が違う羽織を来た柱の隊士です。無口で表情の変化も少ないクールなキャラクターですが、実は天然でドジな面も持ち合わせています。詳細なプロフィールはわかっていませんが、家族に蔦子という姉がいました。
冨岡義勇の悲しい過去を考察~姉・蔦子~
姉の蔦子を鬼に殺された過去
冨岡義勇には、蔦子という名前の姉がおり、「鬼滅の刃」15巻に1コマだけ登場しています。蔦子は、大きな目を持ち柔和な笑みを浮かべた人物でした。祝言を翌日に控えたある日、鬼に襲われ弟の冨岡義勇を隠して、自身は殺されてしまいます。姉・蔦子は弟を身を呈して守ったことから、優しい女性で兄弟仲も良好だったものと考察されます。その後、冨岡義勇は元水柱の鱗滝左近次の元で修行を積み、鬼殺隊に入隊しました。
同じ境遇の竈門炭治郎や禰豆子との関係
冨岡義勇が竈門炭治郎と妹の竈門禰豆子と出会ったのは、物語序盤です。「鬼滅の刃」主人公の竈門炭治郎は、亡き父の後、母と3人の弟、さらに2人の妹と暮らしていました。真冬のある日、街で炭を売って家に戻る際、知り合いの男性から鬼が出るから家に泊まるよう勧められます。寂しさからの言葉と捉えた竈門炭治郎は、一泊世話になり帰路につきました。
しかし、家に戻ると家族が血だらけで亡くなっており、唯一息があったのは長女の竈門禰󠄀豆子だけでした。竈門禰󠄀豆子は弟を庇った形跡があり、さらに怪我を負っていたため、彼女は犯人ではないと考察します。竈門炭治郎は、彼女を背負って助けを求め雪の中を急ぎますが、意識を取り戻した竈門禰豆子は、鬼と化して襲いかかってきます。持っていた斧の柄で対抗する中、鬼殺隊の冨岡義勇がやってきて竈門禰豆子を殺そうとします。
竈門炭治郎は、妹であるから殺さないでほしいと言いますが、聞き入れてもらえません。さらに、妹はまだ誰も殺害しておらず、自分が人間に戻す方法を探すと訴え、土下座して必死に頼み込みました。冨岡義勇は、竈門炭治郎に強さがなければ何も守れないと叱咤し、竈門禰豆子の胸に刀を刺します。竈門炭治郎は、投げた石に注意を引きつけて斧を投げます。
そして、斧を持っているフリをしながら冨岡義勇に近づき、自分が殺された後に先ほど投げた斧で冨岡義勇を倒して妹を救おうとしました。冨岡義勇は、刀の柄で竈門炭治郎を殴って気絶させ、降ってきた斧を見て彼の意図に気がつきます。竈門禰豆子は冨岡義勇の拘束を逃れ、倒れた竈門炭治郎に近づき後ろに庇うように前に出ました。通常、お腹が空いた鬼は本能に抗えず、親族でも関係なく捕食するといいます。
明らかに飢えている竈門禰豆子が兄を食べなかったのを見て、冨岡義勇は彼女を殺さず竈門炭治郎と同様に気絶させました。目が覚めた竈門炭治郎は、隣に竈門禰豆子いることに安堵します。冨岡義勇は、彼に自身の師範である鱗滝左近次の元へ行くよう指示しました。竈門炭治郎はその後、鱗滝左近次の元で修行を積み、最終選別に合格して冨岡義勇のいる鬼殺隊に入ります。
その後、那田蜘蛛山での戦いで、竈門炭治郎と冨岡義勇は再会します。蟲柱の胡蝶しのぶと鉢合わせ、鬼である竈門禰豆子は殺されそうになりました。冨岡義勇は、自身の立場が危うくなるのも気に留めず、胡蝶しのぶの動きを封じて竈門兄妹を助けます。
考察・姉の蔦子と竈門兄妹の境遇を重ね合わせた
冨岡義勇の姉・蔦子は、弟を守って鬼に襲われて命を落としています。亡くなってしばらく経った後もずっと、冨岡義勇は姉・蔦子のことを想い、心を痛めています。竈門禰豆子が他の鬼と違い親族を守ったことに加え、兄妹の絆を目の当たりにしたことで支援しようと決意したと考察されます。
冨岡義勇の悲しい過去を考察~錆兎との関係~
過去①錆兎とは親友だった
「鬼滅の刃」15巻にて、炭治郎が鱗滝左近次の元で修行していた時に出会った幽霊の少年・錆兎と、冨岡義勇との関係が発覚します。柱合会議の後に柱だけで話し合いをしようとする中、冨岡義勇は1人退出しようとしました。周囲の柱は止めようとしますが、彼は自分は他の柱とは違うと発言し、険悪なムードとなります。そんな中、鬼殺隊では柱直々に稽古をつける厳しい訓練が行われることになりました。
竈門炭治郎は、刀鍛治の里で上弦の肆・半天狗との戦いで追った傷がまだ完治しておらず、周囲よりも遅れて参加することになります。そんな竈門炭治郎の元に、病が進行して床に就くようになってしまった産屋敷耀哉から手紙が届きます。手紙の内容は、何でも1人で抱えがちな冨岡義勇の話を聞いてあげてほしいというものでした。竈門炭治郎は、まだ怪我が癒えてない状態で、彼の元へ出向きます。
家の外から冨岡義勇に声をかけますが、中にいる彼は返事をしようとしません。何度も声をかけた後、入ると宣言してから竈門炭治郎は戸を開けます。そして、家に上がり柱稽古が始まっているから、自分にも稽古をつけてほしいと冨岡義勇に頼みます。しかし、冨岡義勇は自分は柱ではないとして彼の頼みを断り、帰るよう促しました。竈門炭治郎は、寡黙な彼に連日付きまとって諦めずに話かけ続けました。
流石に疲れた冨岡義勇は、鱗滝左近次の元で、同い年で親友の錆兎という少年と共に修行に励んでいたと過去の出来事を打ち明けます。姉の蔦子を鬼に殺された冨岡義勇と同じく、錆兎も身内を鬼に食われるという悲しい過去を持っていました。回想シーンでは、冨岡義勇と錆兎が笑顔で会話を交わす姿が描かれています。
過去②最終選抜試験での悲劇
冨岡義勇と錆兎は同期で、一緒に修行に励んでいた良き友人でした。藤襲山で行われる最終選別も共に受けますが、錆兎が山にいた鬼の大部分を倒してしまいます。冨岡義勇は、鬼に襲われたところを錆兎に救われました。その後も、錆兎は他の受験者のことを助けて回っていたようです。しかし、彼は、人をたくさん食らってきた手鬼に殺され亡くなります。その時の最終戦別での死者は、錆兎1人だけでした。
冨岡義勇は親友に助けられただけで一体も鬼を退治せず、最終選別に合格してしまったことから、自分は水柱の器ではないと思っていました。最初に襲ってきた鬼に大怪我を負わされていることから、最終選別を受けた時の冨岡義勇はあまり強くなかったと考察されます。話を聞き終えた竈門炭治郎は、あまりにも悲しい過去の出来事に涙を浮かべます。
冨岡義勇は彼に稽古は他をあたるよう言い、その場から去ろうとしました。竈門炭治郎は背を向ける彼に、助けてくれた命を使って、錆兎が委ねたものを繋いでいかなくていいのかと問います。竈門炭治郎の言葉を聞いた冨岡義勇は、過去に錆兎から頬を叩かれたことを思い出しました。
引っ叩かれた理由は、姉の代わりに自分が鬼の犠牲になればよかったと発言したことによるものでした。錆兎は、先ほどの竈門炭治郎と同じことを言いながら、冨岡義勇を叱りつけます。冨岡義勇は、自分を助けて亡くなった姉の蔦子と錆兎に心の中で謝罪し、竈門炭治郎に稽古をつけると向き直ります。
冨岡義勇のかっこいい魅力
かっこいい魅力①天然な性格
冨岡義勇のかっこいい魅力の一つは、天然であることです。あまり表情に変化がなくクールで寡黙な彼ですが、実は天然でドジなところもあるという隠れた面を持っています。しかし、口数が少なすぎるがゆえに、周囲からは勘違いされがちです。
天然な性格のエピソード・おはぎ
冨岡義勇は、同じ柱の不死川実弥と木刀で一対一の稽古をしていました。それぞれが技を出す中、木刀は衝撃に耐えられなくなったのか、砕けてしまいます。拳で戦おうと言い出す不死川実弥を、側で見ていた竈門炭治郎が止めに入り、冨岡義勇の前に庇うように立ちます。以前、不死川実弥の家に稽古に行っていた竈門炭治郎は、屋敷に充満する匂いで彼の好物がおはぎだと知っていました。
好物がおはぎであると指摘された不死川実弥は、恥ずかしさから怒って立ち去ります。不死川実弥の好物を知った冨岡義勇は、今度おはぎをあげようと考え、それがきっかけで仲良くなれたらいいと笑顔を浮かべました。周囲に止める人間がいない中、竈門炭治郎も彼の案に賛同するのでした。人付き合いが苦手な冨岡義勇ですが、好戦的な不死川実弥とも仲良くなりたいと思っていたと考察できます。
かっこいい魅力②猗窩座との戦い
ある夜、産屋敷家の場所を突き止めた無惨は、襲撃にやってきます。来るのを予想していた当主の産屋敷耀哉は、屋敷に仕掛けていた爆弾を爆破して妻のあまね、子供のひなき、にちかと共に死亡しました。カラスの伝令を受けた隊士たちは、急いで駆けつけますが、目前としたところで屋敷が爆破されます。現場にいた無惨を珠世が押さえ込み、竈門炭治郎や柱たち隊士はいっせいに攻撃を仕掛けようとします。
しかし、床から出現した扉に落ち、隊士たちは鬼の巣窟へと落ちていきます。バラバラに散る中、冨岡義勇は落下する竈門炭治郎を助け、一緒に行動することになりました。迷い込んだ建物内を駆け回る中、2人は十二鬼月・上弦の参の猗窩座と鉢合わせます。竈門炭治郎は、猗窩座の攻撃を避け、ヒノカミ神楽・火車で腕を切り落としました。しかし、すぐに再生し、再び攻撃を仕掛けてきます。
竈門炭治郎は、幻日虹で対抗し、猗窩座の顔面を斬りつけます。柱並のその動きを見た冨岡義勇は、出会ったばかりの弱かった過去の彼と比較し、強くなったことを目の当たりにしました。参ノ型・流流舞いを出す冨岡義勇に対し、猗窩座は乱式を出します。それに対し彼は、自身が生み出した拾壱ノ型・凪で攻撃を受け流しました。関心している猗窩座の隙をついて、竈門炭治郎は烈日紅鏡を使いますが避けられ、首を狙われます。
冨岡義勇は、弐ノ型水車で猗窩座の腕を斬り、竈門炭治郎を助けました。すぐに腕がくっついた猗窩座は、彼と技を出し合い対峙します。竈門炭治郎は、炎舞で猗窩座の足を狙いますが、気づかれ冠先割を使われ鼻先を掠めました。冨岡義勇は猗窩座に名前を聞かれますが、名乗ろうとしません。猗窩座の流閃群光を刀の柄で受け止めた彼は、術の威力で吹き飛ばされてしまいます。
竈門炭治郎は灼骨炎陽を、猗窩座は鬼芯八重芯を出します。竈門炭治郎の目を見張る成長ぶりに、猗窩座は、煉獄杏寿郎はあの時死んで良かったと口にし、彼を怒らせます。弱者を嫌い排除されるのは当然だと主張する彼に対し、竈門炭治郎は初めはみんな弱い赤ん坊であり、強者は弱者を救うものだと返しました。そんな彼に、猗窩座は不快感を露わにし、万葉閃柳の技を浴びせます。
速さに驚きつつも何とか避けた竈門炭治郎は、次の攻撃の飛遊星千輪を防ぎ少し負傷しました。確実に急所を狙い撃ってくる彼の攻撃に、竈門炭治郎は疑問を持ち、過去の言動を思い返します。そんな中、飛輪陽炎で猗窩座の首を狙いますが、掠めただけで終わってしまいました。さらに炎舞を使って刀を振り下ろそうとしたところを、猗窩座に白刃どりされます。
刀を折られると思った竈門炭治郎は、頭突きや蹴りを食らわせて何とか引き剥がそうとします。中々手を離さない猗窩座に焦る中、戻ってきた義勇が猗窩座の両腕を斬り落としました。自身の感覚器官が研ぎ澄まされているのを実感する冨岡義勇の頬に、痣が現れます。以前より俊敏な動きになり踏み込んで振った剣は、猗窩座の首を掠めました。
互角にやり合う中、長丁場にしたくない竈門炭治郎は、猗窩座が正確な攻撃を繰り返すことができる理由を考察しました。過去に、殺気を出してない人間の気配には気がつかないと伊之助と会話したことを思い出します。この方法を実践できないかと、竈門炭治郎は円舞で猗窩座の首を狙いますが、気付かれてしまい、反撃されました。胴を足が掠め、再び猗窩座と冨岡義勇の引けを取らない対戦が始まります。
先ほど胴に食らった攻撃は、殺気のあるものだったから避けることができたといいます。互角にやり合う中、冨岡義勇の刀は折れてしまい、猗窩座の拳は彼の腹部を攻撃しようとしました。竈門炭治郎は、殺気を決して猗窩座の腕を斬り落として冨岡義勇を助けます。猗窩座は終式を2人に放ち、冨岡義勇は凪で防ぎきれなかった攻撃を浴びて倒れます。死んだと思われた竈門炭治郎は、猗窩座の背後に立っていましたが、気づかれていません。
竈門炭治郎は、倒すと宣言してから猗窩座を斜陽転身で首を斬ります。猗窩座は、飛ぶ首を抑え、繋げようとしますが、冨岡義勇が投げた刀が後頭部を貫き繋げることができずそのまま頭部は地面に落ちていきました。しかし、首を失った身体は動き出し、再び攻撃を繰り出します。壁に叩きつけられた竈門炭治郎は、動くことができません。再び彼に向かおうとする猗窩座を、冨岡義勇は肆ノ型打ち潮で守ります。
そして、竈門炭治郎を倒す前に自分を倒すように叫びました。そんな猗窩座の元に、人間だったころに亡くした婚約者の恋雪が現れます。猗窩座は生前守れなかったことを謝罪し、負けを認めて彼女とともに地獄へと向かうのでした。竈門炭治郎の成長と、冨岡義勇の強さがわかるかっこいい戦いとして、人気があります。
かっこいい魅力③水柱としての強さ
冨岡義勇は、師匠の鱗滝左近次と同じく水の呼吸を使い続けている剣士です。那田蜘蛛山では、伊之助が殺されそうになった父蜘蛛を一瞬で倒しています。伊之助からは、その圧倒的な強さに尊敬の眼差しを向けられました。その後、十二鬼月の下弦の伍・累を、自身が創り出した拾壱ノ型・凪を使って退治しました。最終選別で鬼を退治できず生き残った後、必死に修行を積んできたものと考察されます。
冨岡義勇の声優
櫻井孝宏のプロフィール
- 生年月日・1974年6月13日
- 出身地・愛知県岡崎市
- 所属事務所・インテンション
- 血液型・A型
- 職業・声優、ナレーター
櫻井孝宏の主な出演作品
櫻井孝宏の主な出演作品に、「アクティヴレイド -機動強襲室第八係-」瀬名颯一郎役、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」松雪集役、「ゼロの使い魔」ギーシュ・ド・グラモン役、「ゾイドワイルド」ベーコン役、「有頂天家族」下鴨矢三郎役、「多田くんは恋をしない」シャルル・ド・ロワール役、「裏切りは僕の名前を知っている」ルカ・クロスゼリア役、「織田信奈の野望」服部半蔵役などがあります。
冨岡義勇に関する感想や評価
感想や評価①冨岡義勇の悲しい過去
私義勇さんがめっちゃ好きになってしまったんですけど、彼めちゃくちゃ努力家なんですよね。柱って天才型と努力型に分かれてるんですけど、義勇さんって過去を見るに最初から強かったわけではなさそうで…柱になるために頑張ったんだなって…好き…
— ななし (@nns0801) April 7, 2019
ここでは、「鬼滅の刃」冨岡義勇に関する感想や評価を紹介していきます。冨岡義勇は、過去に藤襲山で行われた最終選別で、最初に襲ってきた鬼に大怪我を負わされました。このことから、当初はあまり強い剣士ではなかったのではないかという考察もあります。自分を救ってくれた錆兎や姉・蔦子のことを思い、修行に明け暮れ柱にまで上り詰めた努力家なところが好きといった感想もあります。
感想や評価②過去の笑顔
実弥、義勇の過去回想の時の無垢な笑顔があまりにしんどすぎる。エッ、この子達、こんな顔で笑ってた時期があったんだ、、キッツ、しんど、、死んでしまう、、ってなる、
— 💗 (@miiina_miiina_) September 29, 2019
「鬼滅の刃」15巻にて、冨岡義勇が錆兎と仲良く笑い合う回想シーンが登場します。現在は、滅多に表情が変わらない冨岡義勇ですが、錆兎が生きていたころは子供らしく無邪気に笑う少年でした。子供の頃の彼の笑顔が可愛いという感想もありました。姉の蔦子にも、無邪気な笑顔を見せていたのではないかと考察する人もいます。
感想や評価③性格
義勇さんかっこいいけど何気に天然入ってるところが最高に好き
— ふえみー (@fuemiiii) July 8, 2017
冨岡義勇は、あまり表情が変わらないクールで無口で、非常に優秀な剣士のため、作中での活躍もかっこいいと話題です。しかし、天然なところがあり、そうしたギャップが好きといった感想もありました。
冨岡義勇の悲しい過去まとめ
ここまで、姉・蔦子や親友・錆兎が鬼に殺された冨岡義勇の悲しい過去を考察してきました。姉・蔦子と錆兎の思いを受け継ぎ、鬼殺隊の最上位に位置する柱として活躍しています。冨岡義勇の悲しい過去についてもっと詳しく知りたい方は、原作を読んでみてはいかがでしょうか?