【ワンピース】サイは八宝水軍13代目首領!強さや今後の活躍を考察

ワンピースに登場したキャラクターの中でも今後の活躍が気になると言われているキャラクターの1人がドレスローザ編で登場したサイです。当初敵として相対したベビー5との結婚やマリージョアでの再登場などエピソードにも恵まれており注目を集めています。今回はワンピースの八宝水軍13代目首領サイについて、判明している強さや名言、今後についての考察やアニメで登場した時の声優についてなどまとめて紹介していきます。

【ワンピース】サイは八宝水軍13代目首領!強さや今後の活躍を考察のイメージ

目次

  1. ワンピースのサイは八宝水軍13代目首領
  2. ワンピースのサイの強さ・今後の活躍
  3. ワンピースのサイの結婚
  4. ワンピースのサイの名言集
  5. ワンピースのサイの声優
  6. ワンピースのサイに関する感想や評価
  7. ワンピースのサイについてまとめ

ワンピースのサイは八宝水軍13代目首領

ワンピースの作品情報

サイについて紹介する前にサイが登場し活躍するワンピースについても簡単に紹介しておきます。

ワンピースの概要

ワンピースは1997年より週刊少年ジャンプで連載されている海洋冒険ロマン漫画です。大海賊時代と呼ばれる時代を舞台に主人公モンキー・D・ルフィと麦わらの一味を中心とした物語で、練り込まれた世界観とアツい展開、張り巡らされた伏線などで高い人気を集め2020年3月現在も連載が継続中、週刊少年ジャンプではこち亀に次いで長い連載期間の漫画となっています。

人気と共に評価も高い作品で国内外で様々な出版記録を保持・更新し続けており、2015年には「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス記録に認定されており、2020年3月現在95巻まで発売された単行本は3億9000万部を発行しています。

アニメやゲームなどメディアミックス展開も豊富でアニメは1999年の放送開始以降、放送枠を変更しながらも2020年3月現在まで放映が続けられており、ゲームでも単独作品が複数展開、その他映画や、小説、絵本、スーパー歌舞伎、実写ドラマなどのメディアミックス、イベントやコラボレーションも盛んに行われるまさに日本を代表する漫画の1つです。

ワンピースのあらすじ

海賊王を夢見る少年、モンキー・D・ルフィは仲間である麦わらの一味と共に偉大なる航路(グランドライン)の冒険を進めていました。2年の修行期間を経て再出発した麦わらの一味はパンクハザードで四皇の1人カイドウを引きずり下ろす為、トラファルガー・ローと海賊同盟を結成。その作戦の一貫としてカイドウに人工悪魔の実「SMILE」を供給するドレスローザのドフラミンゴの元を訪れる事になります。

ドレスローザに入ったルフィはドレスローザのコロシアムで行われていた闘技大会にて義兄エースの能力だった悪魔の実、メラメラの実が優勝賞品だという事を知り、正体を隠して出場する事を決めます。闘技大会にはドレスローザ内外から様々な者が出場しておりその出場者の1人として登場したのが今回紹介する登場辞典では八宝水軍の次期棟梁、サイでした。

サイのプロフィール

サイは八宝水軍の次期棟梁として、現棟梁である祖父チンジャオ、弟のブーと共に登場したキャラクターです。西の海(ウエストブルー)にある花の国の出身の28歳で胴長の体型と襟付きマントが特徴的で、左の脇腹には八宝水軍13代目棟梁の証である「13」という入れ墨が彫られています。ドレスローザ編を経てチンジャオから正式に八宝水軍を受け継ぎ、名実共に棟梁となりました。

『VIVRE CARD〜ONE PIECE図鑑〜』BOOSTER PACK 激突! コロシアムの闘士達!!やSBSにて判明したその他のプロフィールとしては麦わら大船団3番船船長であり、懸賞金は2億1000万ベリー、身長は242cmで誕生日は8月13日のしし座、血液型はF型で好きな食べ物は愛妻弁当、嫌いな食べ物はカニである事が明らかになっています。

感情が高ぶりやすい性格をしており、その感情が表に出やすいのでワンピースの中でも特に喜怒哀楽が激しい性格をしているキャラクターと言われています。しかし根っこにある性格は人情に厚い性格でもあり、自身の言葉は曲げない芯の強さと部下を持つ者の責任感も持ち合わせています。それが後述するベビー5との結婚にも繋がっています。その他語尾には「やい」をつけて喋り、「カッカッカ」という笑い方をしています。

ちなみにサイが率いる八宝水軍は過去数百年の歴史を持つ花の国のギャングであり、船員数はドレスローザ編時点で1000名で大型の「八宝塞」と装甲船「一宝塞」7隻を保有しています。麦わら大船団の中ではオオロンブス率いるヨンタマリア大船団に次ぐ規模を誇っています。チンジャオが棟梁の時代には二宝水軍のウホリシアとサイが結婚して「十宝水軍」となる計画がありましたが、サイが棟梁になった事でこの計画はなくなりました。

サイの初登場シーン

サイが初めてワンピースに登場したのは単行本71巻収録の704話「ルーシーとキュロスの像」での事です。コロシアムCブロックの出場者としてチンジャオ、ブーと共に登場したサイですが、その目的は優勝賞品であるメラメラの実ではありませんでした。実は花の国の王からの依頼で、ドレスローザから密輸されている武器の供給ルートを潰すべくドレスローザに行く口実として出場したに過ぎなかったのです。

コロシアムでの試合では他参加者を次々と倒し、弟のブーを倒したケリー・ファンクを一撃で倒して破る、その後イデオと死闘を繰り広げるなどの一定の強さを発揮していますが、同じCブロック出場のルーシー(ルフィの偽名)の不意打ちに近い技を受けた衝撃で場外に吹き飛ばされてしまい失格になった事から強さがイマイチ分からない初登場となりました。

ONE PIECE.com(ワンピース ドットコム)

ワンピースのサイの強さ・今後の活躍

サイの強さ①ベビー5に勝利

サイがその強さを発揮したのがシュガーの能力でオモチャにされた後、ウソップによって解放されてからです。ルフィ達に加勢する事にしたサイはドフラミンゴファミリーの幹部であるベビー5と交戦する事になります。身体を自在に武器に変えられるブキブキの実の能力者であるベビー5相手に戦い、その性格に翻弄されながらも有利に進め、最終的にはベビー5に惚れられる事で戦意を喪失させ勝利を収めています。

続けて戦う事になったベビー5同じくドフラミンゴファミリーの幹部であるラオGは直前に祖父であるチンジャオをも倒した難敵でしたが、ラオGのベビー5に対しての扱いにいい意味で感情を爆発させ、それまで以上の強さを発揮、チンジャオから受け継いだ奥義「錐龍錐釘(きりゅうきりくぎ)」にてラオGを倒し、結果としてドフラミンゴファミリー幹部を2人倒す強さを発揮しています。

サイの強さ②八衝拳

サイを含む八宝水軍幹部が使用し強さの源となっているのが八衝拳です。盾や鎧で防御した相手にも衝撃を伝えてダメージを与える拳法で、サイの場合は特に八衝拳の中でも足技を得意としています。必殺技の「武脚跟(ブジャオゲン)」は武装色をまとわせた足で放つ踵落としで、同じく武装色をまとったチンジャオの頭部をへし折り、その威力はラオGを一発でノックアウトする程の威力を誇っています。

ラオGを沈めた時の武脚跟(ブジャオゲン)の威力はラオGを倒すだけに留まらず、大地を大きく裂き、サイ自身も含めてラオGや周囲で戦っていた敵諸共、地底に落としてしまう程でした。これ程の威力はサイ自身も見に覚えがなく、戦いの中で大きく成長(覚醒)した結果です。その威力はチンジャオにも認められ、八衝拳の奥義につけられる「錐龍錐釘」の名を受け継ぐ事になりました。

チンジャオはその威力を見て自身が開けなくなった氷の大陸を例にだし「氷の大陸をも打ち砕くだろう」と評価しています。サイはこの八衝拳と武器として持っている薙刀をベースにした戦いで強さを発揮している他、武装色に比べると目立ちませんが見聞色の覇気も使用する事ができます。ドレスローザ編の中でも見せたようにまだまだ発展途上という側面も強くその伸び代はゾロからも高く評価されています。

サイの今後の活躍

ドレスローザ編以降、麦わらの一味とは別行動をし、一度は花の国に帰国したサイ。そんなサイが再登場を果たしたのが世界会議編です。世界会議編でのサイは八宝水軍の棟梁として、花の国の王の護衛という形でマリージョアに上陸しています。そこで同じ麦わら大船団の仲間であるレオや、ドレスローザで王家に復権したリク王、レベッカらと再会しています。

ドレスローザ編でもそうであったように八宝水軍の行動は花の国の王との関係が非常に強い事が見て取れます。しかし世界会議編にてサイはこの護衛の仕事を最後に花の国と縁を切り独立する事を示していました。元々ドレスローザ編のラストに麦わら大船団がとある大事件を起こす事は既に描かれており、花の国から独立した八宝水軍がサイに率いられてその大事件に関わる可能性は非常に高くなっています。

余談ですが、世界会議編のニュースが新聞で報じられた際、サイは新聞に使われた写真に写り込んでおり、その新聞を見たルフィがちゃんとサイの名前と顔を覚えていました。名前と顔を覚えるのがあまり得意ではないルフィにしっかり認識されている事も今後の活躍に期待する声を高める要素となっています。

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ワンピースのサイの結婚

サイの結婚相手はベビー5

サイはドレスローザ編で登場した時点で二宝水軍の棟梁の娘で「目元の涼しげな(ゴリラみたいな顔の)女性」ウホリシアと婚約していました。この婚約はチンジャオが進めていた政略結婚であり、サイ自身には結婚の意志はありませんでした。しかしドレスローザ編にてチンジャオがサイを棟梁として認めた為にサイの自由にすれば良いという事になりサイはこの婚約を破棄する事にします。

サイが婚約破棄をしたのはドレスローザ編にて対峙し、最終的には惚れられたベビー5と結婚する為です。ラオGのベビー5の扱いに激怒し、「自身の妻にする」宣言をしたサイはその自身の言葉を守り、ベビー5と結婚する道を選びました。ちなみにサイの庇護下にあった為かドレスローザ編にてドフラミンゴファミリーの幹部が軒並み海軍に逮捕された後もベビー5だけは逮捕されていません。

また元々どちらかと言えば惚れたのはベビー5の方からですがサイ自身も吝かではなかったようで、好きな食べ物として「愛妻弁当」がピックアップされる程には惚れ込んでいます。まさに相思相愛と言えるような良好な関係を築いています。

サイの結婚式

ドレスローザでそれぞれに海に出た後、世界会議編まで本編には登場していなかったサイですがその結婚式の様子は扉絵連載「押し掛け麦わら大船団物語」にて描かれています。婚約破棄を告げた結果ウホリシアにはボコボコにされたものの、無事にベビー5と結婚式を上げて正式に夫婦になりました。結婚式でのサイはいつも通りの仏頂面ながら周囲からは祝福され皆笑顔で結婚式に出席している様子が描かれています。

特に違いが大きかったのはベビー5で、ドフラミンゴファミリーの幹部時代には見せなかったような、心からの満面の笑みを浮かべており、最愛の夫であるサイの腕に抱きつく姿が描かれていました。余談ですが、世界会議編にてサイが再登場した場面では船で留守番しているのか、花の国にあるだろう拠点にいるのかベビー5は再登場していません。

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ワンピースのサイの名言集

サイの名言①「勝ったら俺が妻にもらうぞ…」

勝ったら俺が妻にもらうぞ!

ワンピースの中でも比較的多くのキャラクターが登場したドレスローザ編。そんな中でサイが人気を集める理由にもなったのがラオGに向けて放ったこの名言です。ベビー5の異常な程惚れっぽい上に騙されやすく、いくら頼まれても断れない性格を「便利な女」と表現するラオGに対してキレて放った名言です。

この名言だけでも十分にカッコいい名言ですが、その後サイは実際にこの時の言葉を実行するべくラオGを倒し、ベビー5と結婚しています。しかも婚約破棄を伝えたウホリシアの気持ちも考え、敢えてボコボコにされてまで実行しているのです。一度口にした事は実行する、自分が悪い事をしたと認識すれば相応に応える漢気溢れるサイの性格を体現した名言と言われています。

サイの名言②「首領(ドン)と呼べやい…」

首領(ドン)と呼べやい!

サイのもう1つの名言がラオGを倒した後の名言です。この名言の前、チンジャオから正式に認められ名実ともに八宝水軍を率いる存在となったサイ。その覚悟を示した名言として人気を集める名言です。この名言の覚悟を示すようにこれまでのチンジャオとは違う動きを見せる事を示唆する発言も既に登場しています。

この名言以降、その行動で示した為か、内外に正式に八宝水軍を継承した事が明らかになった為か、通称「首領(ドン)・サイ」と呼ばれるようになり本人もより八宝水軍棟梁としての自負を持っているかのような発言が増える事になりました。

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ワンピースのサイの声優

橋本晃一のプロフィール

アニメワンピースにてサイの声優を務めた橋本晃一さんは1974年より声優・俳優として活躍している声優さんです。アニメでの声優を中心に吹き替え声優やナレーションとしても活躍しています。男らしい厚みのある低音の声質が特徴で、演じる役柄は「主人公の頼れる仲間」ポジションのキャラクターが多くなっています。

2020年現在も声優として現役で活躍する一方でどちらかと言えば長く声優を務めているキャラクターを演じ続けている事が多く新たなキャラクターの声優を務める機会は減少しており、代表的なキャラクターの中にはキャスト一新なので降りている役もあり、東京声優アカデミーなどで講師業なども行うなど後進育成にも力を入れています。

橋本晃一の主な出演作品

橋本晃一さんが声優としてこれまで出演した作品と演じたキャラクターしては「キャプテン翼」の若林源三役、「聖闘士星矢」のキグナス氷河役、「銀河英雄伝説」のギュンター・キスリング役、「とびだせ!マシーン飛竜」の風間力役、「超攻速ガルビオン」の無字役、「よろしくメカドック」の風見潤役、「機動武闘伝Gガンダム」のウォン・ユンファ役、「Gジェネレーション」のジュナス・リアム役などの声優を務めています。

またワンピースではドレスローザ編にて登場したサイの声優を務める前に、「東の海(イーストブルー)」のシロップ村で登場したキャプテン・クロ(クラハドール)役の声優も務めていた事もあり、ワンピースのスペシャルアニメ「エピソードオブ」シリーズなどでキャプテン・クロが再登場した際などには2020年現在も声優を務め続けています。

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ワンピースのサイに関する感想や評価

ここからは既にワンピースを視聴した人のサイに関しての感想を紹介していきます。サイのエピソードは特にベビー5との絡みがピックアップされる事が非常に多いです。ワンピースの中でも非常に珍しい結婚までがしっかり描かれている事、サイの強さが覚醒するきっかけにもなった事もあってドレスローザ編の中でも好きという人が多くなっています。

特にサイが人気を高める要因となったドフラミンゴファミリー幹部のラオGとの戦いはエピソードの中心であるベビー5の事を抜きにして純粋の戦いとして見てもその描写が映える戦いだったとして数々の戦いが描かれたドレスローザ編の中でも人気の高い戦いになっています。

サイに関してはまだまだ不明点も多くその1つが八衝拳についてです。サイが登場したドレスローザ編からワンピースの物語が進みワノ国編で新たに登場した覇気の使い方である流桜などの存在もあって、衝撃を相手に伝えるという八衝拳の原理が気になるという声も多くなっています。今後のサイの活躍の中で八衝拳の存在が強さ以上の意味を持つ可能性もあるのではないかと考察するファンもいる程です。

また八衝拳以外にも武器として薙刀を使うサイがブキブキの実の能力者であるベビー5を八衝拳と組み合わせて使うのではないかと考察するファンもおり、ワンピースの中でも非常に珍しい明確に結婚する姿が描かれた2人の共闘を期待する声も多くなっています。麦わら大船団の一員として再登場時のサイ、八宝水軍がどのような形で活躍するのかを楽しみにする声も多くなっています。

また世界会議編にてサイが再登場した事に驚く声も多いです。サイはれっきとした賞金首であり、花の国というバックがあるとはいえ、逮捕されないのが不思議という声も多くなっています。同時に八宝水軍の立ち位置が海賊とはまた違った形なのでは?という考察も生まれており、花の国が気になるという声や八宝水軍についての追加情報がほしいという声も多くなっています。

世界会議編でサイがわざわざ登場した事もあり、敢えて通常の海賊とは違う立ち位置で描いた事が今後のワンピースの展開、或いは八宝水軍の今後について意味を持つのではないかとする考察もあるなどサイ自身はもちろん八宝水軍全体の今後が気になるという声も非常に多いです。

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ワンピースのサイについてまとめ

ワンピースのサイはドレスローザ編にて登場し、ベビー5との結婚エピソードで高い人気を獲得した八宝水軍の棟梁です。麦わら大船団の一員であり、世界会議編にて再登場するなど今後の活躍が期待されているキャラクターでもあります。また八衝拳を中心といた覇気の使い手などとしても注目を集めており、今後本格的な戦闘が描かれる事を期待する声も多くなっています。

ドレスローザ編にて大きく成長してみせたようにその強さは発展途上であり、再登場した際にはどれだけの強さを発揮するのかと考察するファンも多くなっています。まだワンピースドレスローザ編や世界会議編を視聴していない人はサイの活躍にも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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