【フルーツバスケット】草摩由希はかっこいいプリンス?声優や名言も紹介

大人気漫画『フルーツバスケット』は十二支の動物達に取り憑かれてしまった”草摩家”のキャラクター達と、天涯孤独の主人公・本田透の交流を描いた心温まるストーリーです。今回はそんな大人気漫画『フルーツバスケット』の中でもプリンスキャラとして大人気の「ねずみ」憑きである草摩由希について、かっこいい魅力や名言を始め、アニメでの草摩由希を演じた担当声優についてや、生徒会に所属している真知との関係など詳しくご紹介します。

【フルーツバスケット】草摩由希はかっこいいプリンス?声優や名言も紹介のイメージ

目次

  1. 草摩由希はかっこいいプリンス
  2. 草摩由希の声優は?
  3. 草摩由希の名言を紹介
  4. 草摩由希はねずみ憑き
  5. 草摩由希と関係が深いキャラを紹介
  6. 草摩由希に関する感想や評価
  7. 草摩由希はかっこいいプリンスまとめ

草摩由希はかっこいいプリンス

フルーツバスケットの作品情報

『フルーツバスケット』の作品情報です。『フルーツバスケット』は高屋奈月先生によって1998年から2006年にかけて「花とゆめ」で連載開始されました。単行本は全23巻に及び、愛蔵版として新装されたコミックは全12巻が発売されています。

『フルーツバスケット』連載終了後は、続編として『フルーツバスケット』のキャラクター達の子供達をメインキャラクターとした『フルーツバスケット another』が2015年から連載開始され、2019年3月時点で単行本が3巻まで発売されています。

フルーツバスケットの概要

『フルーツバスケット』の概要です。『フルーツバスケット』は唯一の肉親である母親を亡くした天涯孤独の主人公・本田透が”草摩家”に隠されたある秘密を知ってしまった事から、”草摩家”を取り巻く騒動に巻き込まれていく物語です。

単行本コミックの累計発行部数は2020年3月現在で3000万部を突破しており、日本のみならず世界中で愛される作品となりました。また、2001年にはテレビアニメ化され、2019年4月から9月にかけてリメイク版のアニメも制作されました。続編として2020年4月からはseason2の放送が予定されています。

フルーツバスケットのあらすじ

『フルーツバスケット』のあらすじです。本田透は唯一の肉親だった母親を事故で亡くし、住む家も失ってしまった事から人気のない山の中でテント暮らしをしていました。そんなある日、透はテントを張った場所が同級生で学校のプリンスとして人気者の草摩由希の一族が所有する場所だと知ってしまいます。

テント暮らしの許可をもらおうとしていた矢先に山が土砂崩れを起こし、透のテントは土砂に埋もれてしまいました。そんな透を見かねて草摩由希と同居人の紫呉は居候として透を招き入れました。しかしそんな彼ら”草摩家”には誰にも言えない重要な秘密があり、一族の渦中に透は巻き込まれていきます。

草摩由希のプロフィール

草摩由希のプロフィールです。草摩由希の詳しいプロフィールは明かされていませんが、身長は170.5㎝で体重は54Kgと華奢な体格をしています。生年月日は明記されていませんが、乙女座である事が分かっています。そんな由希には十二支の「ねずみ」の物の怪が憑いています。

草摩由希は自宅近くの裏山で家庭菜園をしており、立派な畑を自分1人の手で作り上げるような几帳面な性格をしています。学校でも優しく、誰からも好かれる性格の草摩由希ですが、ライバルの草摩夾には粗雑な扱いをし、冷たく当たる事も多いようです。華奢な体ですが、身体能力は高く夾を軽々と投げ飛ばすシーンも描かれています。

中性的でかっこいい草摩由希

草摩由希は中性的な外見をしており、かっこいい男性ですが見た目の美しさから、男でも身惚れてしまう程の美少年です。儚い印象もあり、老若男女問わず魅了する草摩由希は度々その色香で危機を乗り越えてきました。

文化祭では女顔の草摩由希はクラスメイトから無理矢理女装をさせられてしまい、性格の優しい草摩由希は屈辱を感じながらもしっかりと女装をこなしていました。その女装姿の美しさに、草摩由希をよく知る人物でも思わず息を呑んでいました。

兄は草摩綾女

草摩由希には兄弟がおり、兄の草摩綾女も十二支の物の怪が憑いています。草摩綾女は草摩由希に見劣りしないかっこいい美貌を持っており、由希と違って長い髪の毛をしています。性格も奥手で引っ込み思案な由希とは正反対で、堂々としておりまるで王様の様な振る舞いをします。

由希と綾女は10歳年が離れた兄弟で、幼い頃から監禁生活の様な日々を過ごしていた由希とはあまり交流もなく、当初はギスギスした関係の兄弟でした。しかし透のおかげもあって2人の仲は改善し、ぎこちなさは残るものの兄弟としての関係を築き始めました。

ファンクラブがあるほど人気

草摩由希はかっこいい容姿だけでなく、学力も高く全生徒の憧れの様な存在となっています。そんな草摩由希を守る為、由希専属のファンクラブまで存在し、「プリンス・ユキ」という名前で由希の身の安全を影から見守る役目を果たしています。

「プリンス・ユキ」の規則は厳しく、由希に対しての呼び名から細かく決められたルールが存在します。特に「プリンス・ユキ」の会長である皆川素子は由希に対しての思い入れも強く、由希と急激に接近した透に関しては辛く当たる場面も見られました。

TVアニメ「フルーツバスケット」公式サイト

草摩由希の声優は?

声優①島崎信長

島崎信長さんは2019年から放送されたアニメ『フルーツバスケット』の第2シリーズで草摩由希を演じた声優です。端正な顔立ちでかっこいいと人気の声優で、多くの話題作に出演されています。

島崎信長さんのプロフィールです。島崎信長さんは1988年12月6日生まれの2020年3月現在で31歳の声優です。宮城県出身で、2009年に『戦場のヴァルキュリア』で声優デビューを果たしました。代表作には『あの夏で待ってる』の「霧島海人」役や、『銀の匙 Silver Spoon』の「相川進之介」役、『俺物語!!』の「砂川誠」役などがあります。

声優②久川綾

久川綾さんは2001年から放送されたアニメ『フルーツバスケット』の第1シーズンで草摩由希を演じた声優です。中性的な声を得意とし、様々な人気キャラクターを演じた日本を代表する声優の1人です。

久川綾さんのプロフィールです。久川綾さんは1968年11月12日生まれの2020年3月現在で51歳の声優です。大阪府出身で、1988年に『キテレツ大百科』でサブキャラクターを演じ、声優デビューを果たしました。代表作には『魔法使いサリー』の「春日野すみれ」役や、『美少女戦士セーラームーン』の「水野亜美」役、『ママレード・ボーイ』の「鈴木亜梨実」役などがあります。

声優③島袋美由利

島袋美由利さんは2019年から放送されたアニメ『フルーツバスケット』第2シーズンの草摩由希(幼少期)を演じた声優です。可愛らしい声が特徴的な声優で、現在様々な作品に出演している今後大注目の若手声優の1人です。

島袋美由利さんのプロフィールです。島袋美由利さんは沖縄県出身の声優で、年齢は公開されていません。2017年に『キラキラ☆プリキュアアラモード』のサブキャラクターで声優デビューを果たしました。代表作には『はねバド!』の「荒垣なぎさ」役や、『はるかなレシーブ』の「遠井成美」役、『ゆらぎ荘の幽奈さん』の「湯ノ花幽奈」役などがあります。

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草摩由希の名言を紹介

草摩由希の名言①「誰かに『好きだ』って言ってもらえて…」

草摩由希は幼少期に辛い体験をし、高校生になっても透に出会うまでは感情を押し殺して生活していました。仮面を付けた様な生活が板につき、かっこいい王子様としての生活を送る中、透と出会った事で草摩由希に変化が訪れます。

誰かに『好きだ』って言ってもらえて初めて…自分を好きになれると思うんだ…誰かに受けいれてもらえて初めて自分を少し許せそうな 好きになれそうな気がしてくると思うんだ…

そんな自身の中でも成長が見えた時、草摩由希が言ったセリフが上記の名言です。この名言は心に傷を負って話す事ができなくなってしまった草摩杞紗に向けて言いました。十二支の物の怪憑きで生まれてきた彼らは心に深く傷を負っています。

そんな彼らにとって透の様な無性の愛を向けてくれる存在は異質で貴重なものでした。草摩由希にとって透の存在はやがて救いになっていきます。それは杞紗にとっても同じ事で、凍ってしまった心を透が暖かく解してくれる様な名言となっています。

草摩由希の名言②「ありがとう…君に会えて良かった…」

物語が進むにつれて草摩由希は透に好意を抱いていきます。自分の心を救ってくれた透に対し、恩にも似た様なものを感じ、同じ様に透に好意を抱いていく夾に対し敵対心や嫉妬心も募らせていきました。しかしやがて夾に惹かれ始めている透にも草摩由希は気付いてしまいました。

ありがとう…君に会えて良かった…君がいてくれて良かった ありがとう…ありがとう”透”

そんな中、最終巻である23巻で草摩由希が透への気持ちと決別する為に言ったセリフが上記の名言です。草摩由希は当初透に好意を抱いていると感じていました。しかしそれは草摩由希が幼少期に受けられなかった母親からの愛情を透に求めていたからだとやがて気付きます。

恋愛感情とは違う好意であった事を自覚した草摩由希は縋ってしまっていた透に別れを告げる事を決意します。自分の足で立ち、歩いていく為に透に対し、救ってくれた事への感謝を述べ、そのあまりに真っ直ぐな草摩由希の気持ちにファンの間でも大絶賛されたシーンとなりました。

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草摩由希はねずみ憑き

草摩由希は神に近い存在?

『フルーツバスケット』に登場する”草摩家”の人々は十二支の物の怪に憑かれています。物の怪に憑かれているせいで、異性に抱きつかれてしまうとそれぞれ憑いている獣の姿に変身してしまうという大きな秘密を抱えていました。

そんな”草摩家”の人々の中でも草摩由希が憑かれているねずみは特別な存在でした。十二支の始めを担うねずみは「十二支の中で頂点」「神に一番近い特別な存在」と言われています。この事から、草摩由希は生まれた時から草摩家の中で特別な扱いを受けていました。

草摩家の人々はその異質な体質から草摩家の敷地内で暮らす事がほとんどでした。その中でもねずみ憑きの草摩由希は滅多に外へ出る事は許されず、ほとんど部屋の中に閉じ込められて幼少期を過ごしました。神に近い存在として、親ですらも由希に敬意を払い、自分の子供ではない様な接し方をして育てていました。

草摩由希は慊人のお気に入り

『フルーツバスケット』には草摩慊人というキャラクターが登場します。慊人は十二支にとって「神」と等しい存在です。慊人自身は十二支の物の怪憑きではありませんが、十二支の物の怪憑きと同様に生まれにくい存在で、やっと生まれた「神」の存在に十二支憑きの人々は涙を流して喜びました。

そんな慊人にとって草摩由希は「神に一番近い存在」として、十二支の物の怪憑きの人の中でも特にお気に入りの存在でした。慊人の指示で由希は幼少期を監禁生活の様な状態で過ごす事になります。草摩家の家を何とか自分の意思で抜け出し、紫呉と生活を始めても慊人の監視の目は届いていました。

草摩の家を出て共に暮らし始めた「戌」の物の怪憑きである草摩紫呉は慊人と深い関係にある人物です。紫呉は慊人の命を受けて、外で暮らす草摩由希のお目付役として共に生活をしていました。そんな紫呉の報告を受けて、慊人は透の存在を知り、疎ましく思うようになっていきました。

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草摩由希と関係が深いキャラを紹介

関係が深いキャラ①本田透

草摩由希と関係が深いキャラクターの1人目は本田透です。本田透は『フルーツバスケット』の主人公で、普通の女子高生ですが肉親のいない天涯孤独な女の子です。偶然にも草摩家の敷地内に立ち入った事から草摩由希と生活を共にするようになりました。透の天然ボケな性格によって、草摩家の秘密は早々に透に知られてしまう事になりました。

しかし透は記憶を消される事なく草摩家の家で生活を共にする事を許されました。クラスメイトではあったものの接点のなかった2人は生活を共にする内に徐々に近い関係へとなっていきました。透の底知れぬ無償の愛情に触れる度、由希の凍った心は解されていきました。

物の怪憑きとして生まれ、ねずみ憑きとして特別扱いを受けて育った由希は愛情に飢えていました。そんな中、貧しいながらも温かい家庭で育てられた透は周囲の人間に対し温かい愛情を振りまいていきます。そんな透の優しさに触れる度、由希は透に好意を抱いていくようになりました。

やがてその気持ちは”母親”への愛情を求めていただけだと気付く事になるのですが、由希にとって透の存在は大きく、透と共に過ごした時間のおかげで由希は人間らしい気持ちを取り戻したと言われています。

関係が深いキャラ②夾

草摩由希と関係が深いキャラクター2人目は草摩夾です。夾は由希と同じく十二支の物の怪憑きとして生まれました。夾は「猫」の物の怪が憑いており、「猫」は十二支に入る事ができなかった存在として物の怪憑きの中でも疎まれる存在でした。そんな境遇から、夾は「ねずみに騙されて猫は十二支に入れなかった」という昔話からねずみ憑きの由希を憎むようになります。

顔を合わせる度激しい争いとなり、夾は身体能力の高い由希に負ける日々を繰り返していました。そんな水と油のような2人ですが、2人の根本にあるのは「お互いへの憧れ」の気持ちでした。夾はねずみ憑きとして草摩家の人々から大切にされている由希に憧れを感じ、逆に外で自由に過ごす事ができる夾に対し、由希は憧れを感じていました。

そんな素直になれない「ねずみ」と「猫」の2人の間に現れたのが中和剤のような透の存在でした。透は忌み嫌い合う2人の間に入り、まるで本当の家族のように生活を送る事で徐々に由希と夾の距離は縮まっていきます。透という共通の「守るべきもの」を得た事で、少しずつ2人の関係に変化が訪れていきました。

関係が深いキャラ③倉伎真知

ねずみ憑きの草摩由希と関係が深いキャラクター三人目は倉伎真知です。生徒会長に就任した草摩由希の前に現れた真知は由希にとって特別な存在となりました。生徒会の会計を務める真知は同じく生徒会に所属している真鍋翔の異母妹です。由希の1つ歳下の真知は草摩紅葉と同じクラスという事が明かされています。

草摩由希はねずみ憑きという事もあり、自分を押し殺して「王子」としての仮面を付けて生活をしていました。しかしそんな由希に対し真知は「王子なんかではない」と面と向かって言い放ちます。そんな言葉を初めてかけられた由希は次第に真知へ興味を持っていきました。そして真知もねずみ憑きの由希と同様に母親からの「トラウマ」を抱えた女の子でした。

母親から過剰な期待をかけられて育った真知は整然と整ったものを見ると破壊衝動に駆られるという心の傷を負っていました。しかし同じくねずみ憑きとして母親からの「期待」を受けて育った由希と出会い、打ち解けていく内に真知の心にも変化が訪れていきました。

同じ心の闇を抱えた2人は次第に親密な関係になっていきました。最終巻では2人はとても親密になっており、透の働きによって十二支の呪いが解けた時もねずみ憑きが解けた由希が真っ先に向かったのは真知の元でした。その後も2人の関係は順調で、やがて2人は結婚する事になりました。

関係が深いキャラ④草摩睦生

草摩由希と関係が深いキャラクター4人目は息子の草摩睦生です。真知と結婚した草摩由希はやがて子供を授かりました。そんな息子の睦生は『フルーツバスケット』の続編である『フルーツバスケット another』で登場します。由希のかっこいい容姿を見事に引き継いだかっこいい美貌の睦生は、由希とは少し違った王子様キャラで、その様子は由希の兄である綾女に似た雰囲気を持っています。

由希はねずみ憑きとして生まれましたが、草摩家の呪いは透によって解かれ、真知と結婚した今では由希にねずみは憑いていません。そして息子の睦生は父親である由希が過去にねずみに憑かれていた事も知っています。そんな睦生は由希の性格を受け継いでおり、不器用な一面を持ち合わせています。

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草摩由希に関する感想や評価

こちらは連載開始当初の草摩由希の目が笑っていない様子が好きだという方の投稿です。草摩由希はかっこいいキャラクターとして登場し、常に冷静で美しい王子様の様な存在でした。実際はかっこいい容姿とは裏腹に不器用な一面も持ち合わせており、ギャップがたまらないとファンから人気になっています。

こちらは草摩由希を演じた声優の久川綾さんの声が好きという方の投稿です。久川綾さんは女性ですが中性的なかっこいい声を得意としており、様々な人気キャラクターを演じています。その中でも特に『フルーツバスケット』の草摩由希役は人気があるようです。

こちらは『フルーツバスケット』にどハマりしたという方の投稿です。特に草摩由希がお気に入りのキャラクターのようで、由希の兄である綾女もお気に入りだそうです。草摩由希はかっこいい容姿で人気のキャラクターで、『フルーツバスケット』のファンの中でも由希が好きという方は多いようです。

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草摩由希はかっこいいプリンスまとめ

草摩由希がかっこいいプリンスであるというまとめはいかがだったでしょうか?透の通う高校の王子様として人気者であった草摩由希は様々な魅力を兼ね揃えた人物でした。かっこいいだけでなく、中性的な魅力を持っている由希は幼少期に深い心の傷を負っています。しかし透と出会った事で、徐々にその傷は癒えていきました。そんな中透に初恋に似た感情を抱きますが、愛情を履き違えていた事に気付き自ら透の元を離れました。

そうしてやがて惹かれあっていた真知との関係を築き上げ、ねずみ憑きの呪いが解けた際には真知と結婚を選択します。同じような傷を負った真知の心を癒し、やがて息子を授かりました。透に注いでもらった無償の愛情を、次は自分の周りの人間に注いで行こうと由希は前に進んでいきました。そんな由希の姿を見る事ができる『フルーツバスケット』をご覧になった事がない方は、この機会にぜひご覧になってみてはいかがでしょうか?

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