2020年03月16日公開
2020年03月16日更新
ヨルムンガンドのタイトルの意味は?作品の内容や最終回をネタバレ考察
ヨルムンガンドは、高橋慶太郎による漫画作品で、スタイリッシュな戦闘シーンがかっこいいと人気となった作品です。原作漫画の人気を受け、アニメも放送されていた作品です。そんな人気作品ヨルムンガンドのタイトルの意味を考察していきます。ヨルムンガンドのタイトルとは、どんな意味なのかを詳しく紹介します。また、原作のストーリーの内容や、最終回の内容までネタバレ考察していきます。
目次
ヨルムンガンドとは?
ヨルムンガンドの原作漫画
ヨルムンガンドというタイトルとは一旦どんな意味なのか考察していきます。まず、ヨルムンガンドとはどんな作品なのか、原作漫画の情報を紹介していきます。ヨルムンガンドとは、月刊サンデージェネックスにて2006年から2012年までの間連載されていた、ガンアクション漫画です。日本の漫画家高橋慶太郎による作品で、漫画の単行本は全11巻、70話で完結しています。
ヨルムンガンドは主人公の武器商人の少女、ココ・ヘクマティアルと、その私兵たちとの日常生活や、世界各国の様々な勢力との戦いの日々が描かれた、ハードボイルドでスタイリッシュな作品として人気を集めていました。
戦闘シーンのスピード感や、緻密な銃火器の描写など、大人向けでかっこいい作品として評価されたヨルムンガンドですが、主人公のココ・ヘクマティアルや少年兵のヨナをはじめとする、個性豊かなキャラクターたちも注目を集めました。本格的で迫力のある戦闘シーンと、登場キャラクターたちのオフの姿のギャップも人気をなった漫画作品です。
ヨルムンガンドのアニメ情報
ヨルムンガンドのアニメは、2012年の4月から第1期が放送されていました。2012年の4月~6月まで第1期を放送したヨルムンガンドのアニメ。その後、第2期も2012年の10月~12月まで放送されました。ヨルムンガンドのアニメは、第1期、第2期共に全12話で構成されています。ヨルムンガンドのアニメは、原作漫画で人気であった迫力のあるガンアクションやこだわった兵器の描写など、アニメ化に際しても高評価を獲得していました。
ヨルムンガンドのタイトルの意味とは?
ヨルムンガンドは毒蛇の怪物
ヨルムンガンドのタイトルの意味とは、一体どんな意味なのか紹介していきます。まず、タイトルのヨルムンガンドという言葉の意味ですが、神話に登場する毒蛇の怪物という意味です。この毒蛇の怪物という意味のヨルムンガンドがなぜタイトルに使用されたのかは、後述していきます。ヨルムンガンドは毒蛇の怪物という意味で、神話ではロキと巨人アングルボサとの間に生まれた3匹の蛇の怪物のうちの1匹だとされています。
毒蛇の怪物という意味のヨルムンガンドですが、神話ではこの毒蛇ヨルムンガンドは、神々の脅威となるという理由で、ミドガルド(人間たちの国)の海に捨てられてしまいます。しかし、ヨルムンガンドは死亡することはなく、ミドガルドをぐるっと一周囲んでしまう程大きくなります。ヨルムンガンドは、「大地の杖」や「大いなる精霊」といった意味も持っています。
ヨルムンガンド計画の概要
毒蛇の怪物との関係
毒蛇の怪物という意味のヨルムンガンド。神話に登場する怪物という意味を持ったヨルムンガンドですが、ヨルムンガンド作中では、ある計画の名前に使用されていました。漫画作品ヨルムンガンドのタイトルとしては、主人公ココ・ヘクマティアルの計画という意味を持っているのです。なぜ、ココ・ヘクマティアルが自身の計画に、毒蛇の怪物という意味のヨルムンガンドと名付けたのか考察していきます。
ココ・ヘクマティアルは、「我は世界蛇ヨルムンガンド!」というセリフを放っています。ヨルムンガンドには世界蛇という意味もあり、ココ・ヘクマティアルは自身の計画で毒蛇ヨルムンガンドのように世界に毒を流し込むという意志を示したのではないかと言われています。また、海にいる蛇という意味でもあるヨルムンガンドとして、海に居ながらにして空を制するという意味も込められたとされています。
ヨルムンガンドの作品の内容
ガンアクション漫画
ヨルムンガンドとは世界蛇や毒蛇の怪物という意味でした。ヨルムンガンドは、そんな壮大な意味を持つタイトルを付けられた漫画作品です。ヨルムンガンドはガンアクション漫画として特に人気を博していました。ヨルムンガンドの見どころとして、銃火器の緻密な描写や、スピード感のある戦闘シーンが挙げられます。ヨルムンガンドの主人公、ココ・ヘクマティアルの交渉術や駆け引きのシーンもファンを惹きつけている要素です。
キャラが個性的
ヨルムンガンドは登場するキャラクター達が個性的で魅力に溢れているとして評価されています。ヨルムンガンドは、主人公の武器商人ココ・ヘクマティアルと、私兵として側にいることになった少年兵のヨナを中心にストーリーが進行していきます。ヨナ以外のココ・ヘクマティアルの私兵たちは、曲者揃いで驚きのキャリアを持つキャラクターも多いです。
ココ・ヘクマティアルの私兵たちは、様々な経歴を持ちながら、紆余曲折を経てココ・ヘクマティアルの元に集っています。そんな私兵たちとココ・ヘクマティアルの強い信頼関係や、敵に立ち向かっていくプロフェッショナルな姿がかっこいいと人気となっています。敵として登場するキャラクターも個性的な強者ばかりで、高評価を得ています。
ヨルムンガンドの最終回考察ネタバレ
最終回考察ネタバレ①絶望
ヨルムンガンドの最終回をネタバレ考察していきます。ヨルムンガンドの終盤では、ココ・ヘクマティアルはかねてから研究してきた「ヨルムンガンド計画」を発動させようとします。このヨルムンガンド計画を発動すれば、現在航空機などで空を飛んでいる人々は、システムのシャットダウンを受けて墜落、死亡してしまいます。ココ・ヘクマティアルはヨルムンガンド計画を発動させようとし、「70万人の犠牲が出る」と言います。
そんなココ・ヘクマティアルの考えに反発し、少年兵のヨナはココ・ヘクマティアルに銃を向けてしまいます。ココ・ヘクマティアルと決別したヨナは世界中の戦場を旅することになりますが、戦場での状況に絶望していきます。
最終回考察ネタバレ②毒蛇の毒
戦場で絶望を感じていたヨナはやがてココ・ヘクマティアルと再会します。一度は離れたヨナでしたが、ココ・ヘクマティアルに「ヨルムンガンド計画を発動して欲しい」と伝えるのでした。こうしてヨルムンガンド計画は発動され、ココ・ヘクマティアルは世界に毒蛇の毒を流し込みました。ココ・ヘクマティアルは世界平和の為ヨルムンガンド計画にて強制的に空を掌握したのでした。
ヨルムンガンドの最終回は打ち切り?
一応完結している?
ヨルムンガンドの最終回では、ヨルムンガンド計画の発動が描かれましたが、その後どうなったのかは詳しく描写されていませんでした。その為、読者からは打ち切りの最終回ではないかとの声も挙がっていました。ヨルムンガンド漫画作品は、ココ・ヘクマティアルがヨルムンガンド計画を発動させ、全70話で完結を迎えています。
その後は読者が考察?
ココ・ヘクマティアルがヨルムンガンド計画を発動し、そのままストーリーが描かれること無く終了したヨルムンガンド。ヨルムンガンドの最終回の後の展開については、読者がそれぞれに自由に考察している状態です。ヨルムンガンド計画によって、本当に世界が平和になったのかは不明のままですが、考えさせられる最終回となっています。
ヨルムンガンドに関する感想や評価
ヨルムンガンド面白いなこれこーいうのすき
— しゃちょー@1500/2000 (@ssymaittyho) March 1, 2020
ヨルムンガンドに関しての感想や評価をいくつか紹介していきます。ヨルムンガンドに関しての感想は、アニメ版が面白いといった感想が多くなっています。原作漫画も人気のヨルムンガンドでしたが、アニメ化された時には、更に高い評価を得ていました。
「ヨルムンガンド」→「BLACKLAGOON」→「攻殻機動隊」NOW!
— はる (@Sky0714SY) March 1, 2020
で見返してるんだけど、どんだけ銃撃戦好きなんやてね🤣
主人公が女の人で強くてかっこいいから、私もそうなりたい。 pic.twitter.com/a8CbEcIptY
ヨルムンガンドに関しては、主人公がかっこいい女性で好きだという声も多いです。主人公の武器商人ココ・ヘクマティアルは、壮大な計画を胸に秘め、いつも飄々としている魅力的なキャラクターとして人気です。
ヨルムンガンド、アクション描写もいいしシリアスとジョークの配分もちょうどいいし主人公側が完全に善でも悪でもない所も好きです…🤗
— Nitrus(ニトラス)@バ美肉絵描き見習い (@Nitrus14) October 11, 2019
ヨルムンガンドに関しての感想では、アクションの描写がカッコよく、ギャグの割合もちょうど良いといった感想も見られています。ガンアクション作品ですが、程よく入るギャグが楽しい作品でもあります。
ヨルムンガンドのタイトルの意味まとめ
ここでは、ヨルムンガンドのタイトルの意味について紹介しています。ヨルムンガンドの意味は、毒蛇の怪物という意味で、作中では毒を持って世界平和を成し遂げる作戦の名前に使用されていました。ヨルムンガンドは全11巻で完結しています。是非、ヨルムンガンドをチェックして、最終回までのストーリーを楽しんでみてください。