2020年01月02日公開
2020年01月02日更新
ヨルムンガンドのラストをネタバレ! 漫画最終回までのあらすじと結末を考察
ヨルムンガンドという作品をご存じですか?今回は、ヨルムンガンドのラストについてネタバレしていきます。漫画最終回までのあらすじとその結末についても紹介し、さらにラストのその後などについて紹介、考察していきます。今回の記事を参考にしてヨルムンガンドの魅力や最終回までのあらすじネタバレを知って、ヨルムンガンドという作品を一気に読んでみてください。きっと新しい発見があるはずです。
目次
ヨルムンガンドとは?
ヨルムンガンドの漫画情報
ヨルムンガンドとは、月刊サンデーで掲載されていた高橋慶太郎原作の漫画です。戦争で両親を失った少年ヨナは、兵器や武器を憎むようになります。そんな中で知り合った女武器商人であるココと出会い、世界を旅するようになるのでした。
主人公・ココの目的
漫画ヨルムンガンドの主人公ココの目的とは、世界平和であり、人類と兵器を切り離すことでした。その壮大な計画がヨルムンガンド計画であり、ラストまで仲間にも秘密の計画でした。コンピューターを使って飛行機やミサイルなどを使えなくさせてしまうという方法をとって世界を平和にしようとしていたのでした。
ヨルムンガンドの漫画作者
ヨルムンガンドの漫画作者は、高橋慶太郎です。高橋慶太郎は神奈川出身の漫画家でデビュー漫画はOrdinary±です。その後、ヨルムンガンドの連載が始まるまでの間は、同人漫画を描いたり小説の挿絵を入れる仕事をしたりしていました。
ヨルムンガンドの最終回ラストネタバレ
最終回ラストネタバレ①敵対する2人
漫画ヨルムンガンドの最終回は、ヨナとココが敵対します。ココはヨナにヨルムンガンド計画を打ち明けます。それによって犠牲になるのは70万人です。いくら平和のためとはいえ、多大な犠牲者を出すことが許せないヨナはココに銃身を向けるのでした。
ヨナは武器や戦争、兵器などは嫌いですが、世界そのものは嫌いではありませんでした。それは、辛い世の中にもいいことがあったり仲間たちとの思い出があるからです。しかしココはそれでも世界を好きにはなれませんでした。この2人の考え方の違いが対立を生みました。
最終回ラストネタバレ②逃れた発動
世界も武器も戦争も全てが嫌いなココは、そんなもの全てを無くす世界平和を実現させることを胸に誓います。それが『ヨルムンガンド計画』です。しかし、ヨナはそれを拒絶します。拒絶しながらもココに自分の考えている根源を言い当てられてしまいます。それは、周りの人間が少しだけ優しくしてくれれば世界はちょっとずついい方向に向かって行くというヨナの考えです。
しかし、それは絶対にありえないとココは断言します。そして、世界平和とはそこまでしなければ成しえることはできないものであるとヨナに教えます。何も言い返せないヨナはその場を逃げるように後にしたのでした。
最終回ラストネタバレ③キャスパーとの仕事
最終回は、一度ヨナがココの元を離れてから2年後経った後の話です。その2年間は、キャスパーのもとで仕事をしています。そこでヨナは何かしらの考え方が代わり、ココの元に戻ってくることになるのです。キャスパーと仕事をしている時のことを描かれていませんが、そこで何かが起こり、多少の犠牲は仕方がないという考え方に変わっていきます。
最終回ラストネタバレ④2人の邂逅
ヨナがココの元を離れてから2年もの歳月が過ぎることで、ヨナには考える時間が与えられさらにその考えはしっかりとまとまったものになってきます。1巻2話では武器を限りなく憎んだヨナがいます。しかし、最終回でのヨナは、時に武器などを憎んでいたことを忘れそうになっています。時間軸として最終回の方が過去の出来事なので、明らかに考え方が変わっているのが伺えます。
ヨナのこの考え方を変えた出来事が空白の2年間であるキャスパーとの仕事です。そこで武器や兵器などが限りなく憎む程の出来事が起きたものだと推測できます。その結果、世界平和を掲げるココの元へともう一度戻ることになるのです。
最終回ラストネタバレ⑤ヨナが選んだ結論
ヨルムンガンドの最終回は、ココと対立していたヨナが再び戻ってきます。その際にヨナにココは尋ねます。2年経って答えは出たのか、そして世界とココのどちらがおかしいのかと言います。ヨナはどちらがおかしいのかはわからないが、自分はココについていくと表明するのでした。こうしてヨルムンガンド計画が実行されるのでした。
ヨルムンガンドの最終回までのあらすじ結末ネタバレ
1巻あらすじ結末ネタバレ
漫画ヨルムンガンドの1巻を紹介していきます。戦争や兵器を憎みながらも、生きていくために武器を扱い少年兵として生きるヨナは、ひょんなことから女商人であるココと出会います。ココの護衛として働くことになりました。ある日、ココが売るはずの武器などが空港で差し押さえられてしまいます。仕方なくココたちは武器を取り返すべく空港へと乗り込みます。
何とか武器を取り返したココたちでしたが、次なる試練は同業者どうしのしのぎの争いです。クロシキン率いる武器商人は戦闘ヘリを政府に売ろうとしています。そこでココはクロシキンを挑発してひと騒動起こさせ、政府との取引を無しにさせます。最後にはヨナがクロシキンをしっかりと殺してかたをつけています。
2巻あらすじ結末ネタバレ
ヨルムンガンドの2巻のあらすじを紹介します。ココたちはドバイに休暇で訪れていました。ヨナは隊員たちからしっかりと教育をされます。一方でイタリアの殺し屋がココに狙いを定めます。ショッピングに出かけていたココが殺し屋に狙われますが、間一髪助けにきたヨナや隊員たちに救われます。無事に生き延びたココたちはドバイを後にします。
ところがココたちはドバイに荷物を置いてきてしまっていました。そんなココたちの元に忘れて荷物を届けてくれたのが、ココの兄であるキャスパーでした。キャスパーはココにCIAのスケアクロウや、アフリカで暗躍する怪しい人物について忠告します。その後、トイレでヨナと遭遇し、敵意をむき出しにされたヨナにナイフをつきつけられてしまうのでした。
3巻あらすじ結末ネタバレ
ヨルムンガンドの3巻のあらすじを紹介します。3巻はヨナとバルメの過去について語られています。特にヨナの過去がメインであり、絶望していたヨナがキャスパーと出会い、ココの元に来るまでの話が描かれています。少しずつ変化するヨナの心境がしっかりとわかる部分となっています。
4巻あらすじ結末ネタバレ
ヨルムンガンドの4巻のあらすじを紹介します。ロボット技術において右に出る者はいないとされる科学者天田南は、幻のちょうちょを求めて雪山に入ります。そんな彼女は、自分の研究が武器になっている現状を憂い、嘆いていますが、ココに対しては特に思い入れが強く、何か思惑があるようです。
そんな中、山の中では中国武器商人の陳とココの部隊が、天田をめぐって衝突していました。敵の中に仇がいることを知ったバルメは仇に一騎打ちを仕掛けます。一方の他のメンバーは劣勢の中、ヨナが気づいた敵部隊の弱点をついて何とかこの場を制したのでした。
5巻あらすじ結末ネタバレ
ヨルムンガンドの5巻のあらすじを紹介していきます。ココはある日、武器と医者の集団の護衛を任されます。取引相手は民兵組織のリーダーであるバルドラでした。ところがバルドラは医者のリーダー格を見つけると無慈悲に銃で狙いを定めて撃ち始めます。それを機にココたちが応戦し戦闘が開始してしまうのでした。
6巻あらすじ結末ネタバレ
バルメは自分の部隊を全滅させた男を追っていました。ココはそんなバルメの行動を読んでいたかのようにヨナにバルメの後を追うように指示を出します。ところが、ココたちの部隊には、優秀な護衛2人が抜けて弱くなりそこへ暗殺者3人が迫ってきているのでした。バルメの部隊を全滅させたのは陳でした。
陳はアフリカでガス田を経営するだけの男に見えましたが、実は中国の元軍人でした。バルメの復讐にいよいよ決着がつく時がきました。一方のココたちも何とか暗殺者を退けることに成功しましたが、またいつ襲われるかわからない不安がメンバーを襲うのでした。
7巻あらすじ結末ネタバレ
ヨルムンガンドの7巻のあらすじを紹介していきます。アメリカCIAに所属するジョージは、2人の優秀な部下がいます。一人はヘックスという女性です。彼女はテロリスト破壊者という異名がついています。元々軍人だったヘックスでしたが、女性という身分もあり、CIAのリクルーターにより諜報部員へヘッドハンティングされました。
元々極度の愛国者であったヘックスは、諜報部員としてアフガニスタンでテロ組織を狩る内に、その行動がどんどんエスカレートしていき、祖国の仇であるココに暗殺者を送り込んだのでした。ジョージのもう一人の部下はアールです。アールはココへのスパイとしてココの部隊に送り込まれています。
そんなアールがココの命の危険を察知して、ジョージに報告をします。ジョージはココの命を助ける代わりにヨナの命を差し出すことを命令します。しかし、アールはそれを拒否し自らの素性をココとヨナに明かし、2人をヘックスから守ることにするのでした。
8巻あらすじ結末ネタバレ
ヨルムンガンド8巻のあらすじを紹介していきます。東南アジアへの武器の販売ルートを広げていたキャスパーたちは、謎の組織によって妨害されていました。その組織は、ココの部下である東條が以前いた組織でした。登場は今のトップである日野木に連絡しますが、聞く耳を持って貰えません。そのまま日野木はココとキャスパーの両方に軍隊を送り戦闘が開始してしまうのでした。
9巻あらすじ結末ネタバレ
ヨルムンガンド9巻のあらすじを紹介していきます。ココのチームには爆弾の専門家であるワイリがいます。ただココに襲い掛かる爆弾魔の手からココを守っていただけなのにココとワイリはアメリカFBIのブラックリストに載ってしまいます。ココたちに忍び寄る魔の手は、ワイリの人並外れた罠探知能力によって見事に回避され、いよいよ南アフリカでココと天田によるヨルムンガンド計画が動き出すのでした。
10巻あらすじ結末ネタバレ
ヨルムンガンド10巻のあらすじを紹介していきます。武装集団によってエレナ博士が拉致されてしまいます。エレナ博士は物理学と量子光学の権威でもありました。しかし、その武装集団はココたちの部隊だったのです。ココたちは更に、量子物理学博士のラビットを拉致しようとしますが、シールズと呼ばれる特殊な防御で抵抗されます。
仕方なくココと天田はずっと研究していたヨルムンガンドの一部を発動させます。これによってシールズが使っている戦術データを改ざんしてしまいました。シールズは混乱しその隙にラビット博士を拉致することに成功するのでした。量子コンピューターを完成させたココがヨルムンガンドの発動を宣言するのでした。
ヨルムンガンド計画とは、今現在の空の支配を全てココたちに委ねさせるというものでした。量子コンピューターによって空を使用不可能にすれば戦争はなくなると考えていたのです。しかし、ヨナはそれでは今空を飛んでいる人たちの命は助からないことを知り、ココに銃を向けるのでした。
ヨルムンガンドのラストは打ち切り?海外の反応
これで終わり?続編希望
ヨルムンガンドのラストは、考えさせられるラストだという意見が多いです。一方で打ち切りのような終わり方と捉える人も多いようです。特にヨナが急に心変わりをしたり、しっくりこないという声が出ていることもありますが、その後どうなったのかが一番気になるという声が多いです。
考えさせられるラスト
ヨルムンガンドのラストは考えさせられるラストだという声も多いです。本当に空を制御するだけで平和になるのかという声や、いくら平和のためとはいえ犠牲を出す必要があるのかなど、現実に起こっていることとリンクして考えることで、本当の平和とは何なのかと考えさせられる内容ともなっています。
海外での反応
ヨルムンガンドは海外でもアニメ化され放送されました。比較的海外での反応は高評価で、日本と同じく続編を期待する声が多いです。特に、アクションシーンが多いアニメなので、アメリカやイギリスなどでは評価が高い作品のようです。
ヨルムンガンドに関する感想や評価
感想や評価①内容が難しい
最近ハマったアニメ
— あっ仔 (@Animeakko19) November 19, 2013
ヨルムンガンド
難しいけどおもろい。
ヨルムンガンドに関する感想や評価の1つ目は、ヨルムンガンドの内容が難しいということです。ネタバレでも紹介したようにヨルムンガンドの時系列はバラバラに飛びます。途中で過去編へ行きますが、1巻の2話は時系列で言うと最終巻の直後に当たります。時系列が複雑なので少々分かりずらい部分があり、そこをまずは理解するのが難しいと内容も頭に入ってこない可能性があります。
また、物語の性質上、政府や諸外国の要人や組織名が多数登場します。実在する組織や地名から架空の組織や地名までが登場するので非常に複雑なストーリーとなり、国家間での思惑なども登場するので、話を理解するのに少々時間が必要になる場合があり、特にアニメだと理解する前に話が先に進んでしまっていることも多々あるようです。
感想や評価②ココが好き
リクエストして頂きました!!
— 婆さんきなこ 「オリキャラたちの非日常①」通販中 (@kinako_kinako7) May 21, 2017
「ヨルムンガンド」のココ・ヘクマティアルさんです✨✨✨
ココさん凄く綺麗でイケメンで好きです✨ pic.twitter.com/npgfkET4JY
ヨルムンガンドに関する感想や評価の2つ目は、ココが好きだという感想です。ココはかっこよくクールなので男女共に人気があります。特に女性からの人気が高く、こんな上司や先輩が欲しいという意見が多くあがっています。
感想や評価③面白い
ヨルムンガンド見ようぜ?
— 壯 平熱On your mark38℃ (@vJm4Ez32O3abDdY) December 8, 2019
面白いから
ヨルムンガンドに関する感想や評価の3つ目は、ヨルムンガンドが面白いという感想です。内容が難しいという感想も多かったのですが、やはり内容が面白いという感想も多く、特に漫画は何度か読み直すことでしっかりと内容も理解できるという評価もあります。11巻という巻数なので読みやすい量なのも高評価のようです。
感想や評価④続きが気になる
ヨルムンガンドはあれで完結でしょうねー...あれ以上広げると大変になりそうですし...でももっと続きがみたい!!
— 夜は短し鼓舞せよ乙女 (@syuan_hidel) December 19, 2019
ブラクラはほんとはやくしてええええ!!!
ヨルムンガンドに関する感想や評価の4つ目は、続きが気になるという感想です。完結しているのは理解していながらもやはり、その後どうなったのか気になる人が多いようです。いつか読み切りや他の作品とのコラボでその後の世界が描かれることがあれば喜ぶファンも多いのかもしれません。
ヨルムンガンドのラストネタバレまとめ
いかがでしたか?ヨルムンガンドのあらすじを一挙に紹介しながら、ラストのネタバレまでまとめてみました。今回の記事を参考にしてヨルムンガンドをもう一度最初から見直してみると、新しい発見があるかもしれません。