2020年01月08日公開
2020年01月08日更新
【ヨルムンガンド】アールの正体はスパイ?最後やアニメ版声優情報は?
漫画ヨルムンガンドに登場するキャラクターの1人アール。ヨルムンガンドに登場するアールはお酒と女性が大好きなイタリア人であり、イタリア軍の精鋭部隊に所属していた腕からヨルムンガンドの主人公であるココの私兵として活躍します。しかしその正体はCIAのスパイであり、ヘックスとの戦いでその正体をココに明かして死亡してしまいました。本記事ではそんなお酒と女性が大好きなヨルムンガンドのアールについてそのスパイである正体の詳細や死亡してしまう最期についてと、声優などをまとめてご紹介します。
ヨルムンガンドのアールとは?
ヨルムンガンドの作品情報
漫画ヨルムンガンドの作中において、お酒と女性が大好きなチャラいイタリア人として登場するココの私兵アール。ヨルムンガンドに登場するアールはCIAのスパイという正体を隠してココの私兵になったという過去があるのですが、最終的にそのスパイであるという正体を明かして死亡してしまいます。本記事ではそんなヨルムンガンドのアールについて正体やヨルムンガンドで描かれた最後、アニメの声優などをまとめてご紹介します。
ヨルムンガンドの概要
ではアールについて正体や死亡する最後などをご紹介する前に、アールが登場するヨルムンガンドの作品情報やあらすじをご紹介していきます。アールが登場するヨルムンガンドとは2006年から2012年まで漫画雑誌「月刊サンデージェネックス」で連載されていた高橋慶太郎の漫画作品です。漫画ヨルムンガンドは少年兵と武器商人の戦う姿を描いた戦争漫画であり、合計11巻の単行本で最終回を迎え、物語は完結しています。
そんな漫画ヨルムンガンドは武器や兵器、世界の軍事機関などが非常によく描かれた作品であることが一番の魅力となっており、ミリタリー作品が好きな方を中心に、2019年12月現在まで合計100万部を記録するほどの高い人気を博しています。この高い人気から漫画ヨルムンガンドは2012年の4月から12月に渡って合計2期構成でアニメ化されることになり、アニメ化によって漫画ヨルムンガンドは更に人気を伸ばすことになりました。
ヨルムンガンドのあらすじ
漫画ヨルムンガンドは現実と同じ時代を描いた作品であり、世界中では多数の紛争が勃発していました。世界中で紛争が多々勃発したことで多数の孤児が生まれるようになり、その孤児達は少年兵として戦いに繰り出されていました。漫画ヨルムンガンドの主人公であるヨナも孤児から兵士になった少年であり、戦争で両親を亡くしたことから銃や兵器などを憎む敵として捉えていました。そんなヨナはある日、とある女性と邂逅します。
ヨナが出会った女性とは漫画ヨルムンガンドのもう1人の主人公であるココ・ヘクマティアルであり、このココ・ヘクマティアルはヨナが最も憎んでいる武器や兵器を売買している武器商人でした。しかしある出来事からヨナはココとその私兵達と旅をすることになり、世界中で武器を握ることになります。そしてヨナは武器商人というビジネスを邪魔する者を排除する中で、ココのある恐るべき計画を知ることになるのでした。
アールは酒や女が大好きなイタリア人男性?
本記事で正体や死亡する最後などをご紹介するアールとは漫画ヨルムンガンドに登場するキャラクターの1人です。漫画ヨルムンガンドに登場するアールは元々イタリア陸軍ので情報担当少尉という階級に就いており、イタリア陸軍精鋭歩兵連隊「ベルサリエリ」の一員でした。イタリア陸軍の精鋭部隊に入隊していた時にアールはアメリカのスパイ組織CAIに所属するブラックと出会い、ある理由で兵隊からココの私兵になりました。
本当の名前はレナード・ソッチといい、ココの私兵になった際に、ロメロの「R」から取ってアールと名乗るようになりました。イタリア出身であることからアールはお酒と女性が大好きなチャラい性格をしており、いつもココの私兵の1人であるヨルムンガンドのバルメに殴り飛ばされてしまっています。元々精鋭部隊であることから戦闘能力は高いものの、そのお酒好きと女性好きの性格からヨルムンガンドではギャグ担当となっています。
ヨルムンガンドのアールの正体はスパイ?最後は?
アールの正体はスパイ?
ではここからは漫画ヨルムンガンドに登場するお酒と女性が大好きなアールの正体や死亡する最後などをまとめてご紹介します。漫画ヨルムンガンドの作中でアールはイタリア陸軍の精鋭部隊「ベルサリエリ」に所属していた際、ジョージ・ブラックと呼ばれるCIAと出会います。この時アールは命令でボスニアの情報収集を行っており、そこで出会ったCIAのスパイであるジョージ・ブラックと協力関係を築くことになりました。
その後アールはジョージ・ブラックの部下となり、オペレーション・アンダーシャフト計画を篭絡するためにココの私兵になることになりました。そうヨルムンガンドに登場するアールの正体はココの計画を探るCIAのスパイなのです。しかしスパイの意味がある「S」という名前ではなくアールという名前が与えられているように、アール自身スパイに徹することが出来ず、最終的に上司であるココを助けて死亡してしまいました。
アールの最後や死亡は何話?
ヨルムンガンドの作中でお酒と女性をこよなく愛し、チャラい雰囲気を纏っていたスパイのアールはアニメヨルムンガンド第15話で突如最後を遂げることになります。ヨルムンガンドに登場するCIAのジョージ・ブラックにはヘックスと呼ばれる部下がいました。このヨルムンガンドに登場するヘックスは非常に冷酷で残酷な性格をした女性であり、武器を売買しているココとヨナをジョージ・ブラックの命令を無視して殺そうとします。
ココに死なれては困るジョージ・ブラックはすぐさまアールに連絡を取り、助けるよう指示します。そしてアールは単身ココたちの救援に駆けつけ、ヘックスと一騎打ちを行います。この一騎打ちでヘックスは右目を失うのですが、逆にアールは彼女の銃弾で死亡してしまいます。死亡する時ヘックスはココに自身の正体を明かし、いつもココを見ていたためか、いつも笑う必要はないと伝えて息絶えてしまうのでした。
ヨルムンガンドのアールのアニメ版声優
小西克幸のプロフィール
ではここからはアニメヨルムンガンドでアールを演じた声優についてご紹介します。アニメヨルムンガンドでアールの声優を担当したのは日本の男性声優である小西克幸です。アニメヨルムンガンドでアールを演じた小西克幸は1973年の4月21日に和歌山県で生まれた声優であり、賢プロダクションに所属しています。元々小西克幸は友人から言われて声優業を目指すことになり、勝田声優学院の11期生として演技を学びました。
勝田声優学院で演技を学んだ小西克幸はゲームのキャラクターで声優デビューを果たすことになり、その高い演技力でアニメ「勇者王ガオガイガー」のレギュラーに起用されました。その後小西克幸は一躍声優としてブレイクを果たし、2019年12月現在声優やナレーターなど幅広い分野で活躍しています。そんな小西克幸はヨルムンガンドでも見事にアールを演じ、自らアールの最後には期待して欲しいとコメントを残しました。
小西克幸の主な出演作品
- 1997年のアニメ「勇者王ガオガイガー」:ボルフォッグ役
- 2001年のアニメ「シャーマンキング」:阿弥陀丸役
- 2004年のアニメ「トランスフォーマースーパーリンク」:グランドコンボイ役
- 2006年のアニメ「金色のコルダ」:王崎信武役
- 2006年のアニメ「ディーグレイマン」:コムイ・リー役
- 2008年のアニメ「マクロスF」:オズマ・リー役
- 2009年のアニメ「フェアリーテイル」:ラクサス・ドレアー役、ユーリ・ドレアー役
- 2013年のアニメ「キルラキル」:黄長瀬紬役
- 2015年のアニメ「監獄学園」:ガクト役
- 2019年のアニメ「ジョジョの奇妙な冒険黄金の嵐」:ディアボロ役
- 2003年のゲーム「テイルズオブシンフォニア」:ロイド・アーヴィング役
- 2007年のゲーム「アサシンクリード」:アルタイル・イブン・ラ・アハド役
ヨルムンガンドのアールに関する感想や評価
ヨルムンガンド観ちゃう アールかっこいいな………
— デ警 (@wkc_syato) June 17, 2019
ヨルムンガンドに登場するアールに関する感想ではアールがかっこいいといった感想が非常に多く寄せられていました。アールはお酒と女性が大好きなチャラい性格をしているものの、その容姿はヨルムンガンドの作中でトップクラスのイケメンです。またアールはかっこいい美貌の他に高い戦闘能力も兼ね備えており、多くのヨルムンガンドファンから人気を博しています。
ベルサルエリ師団といや、ヨルムンガンドのアールが元ベルサルエリだったな。アール、良いやつだったのに‥‥……… pic.twitter.com/zkntlUP2Nu
— 雪風(陽炎型駆逐艦第8番艦) (@moesenyukikaze) September 21, 2019
ヨルムンガンドに登場するアールに関する感想ではアールの最後を悲しむ感想も非常に多く寄せられていました。ヨルムンガンドの作中でアールはスパイという正体をココに明かし、ヘックスからココを守って死亡してしまいます。上述の通り多くの読者やアニメの視聴者から人気を博していたことで、アールの突然の死はファンを悲しませることになりました。
みょうさんに聞いた、ヨルムンガンドでスパイの奴は名前が「s」から始まり(ショコラーデとかスケアクロウとか)、スパイになりきれなかった奴が1つ前のアルファベットの「アール」っていう名前になったっていう設定めっちゃ好き
— よなお (@yona_stick) April 20, 2019
ヨルムンガンドに登場するアールに関する感想ではアールという名前の設定がすごいといった感想も見受けられました。アールという名前は偽名であり、スパイになった時に名付けられました。スパイは基本「S」から始まる名前が授けられているのですが、スパイになりきれないアールは「S」の前の文字である「R」が与えられました。この設定を知ったファンは衝撃を受け、SNSを中心に話題を集めることになりました。
ヨルムンガンドのアールの正体や最後まとめ
本記事ではヨルムンガンドに登場するアールについて正体や最後、声優などをまとめてご紹介しました。アールは最後自身がスパイであることをココに明かして死亡してしまいます。しかしアールはココの部隊でムードメーカー的な役割があり、多くの仲間を悲しませました。もしヘックスとの戦いで死亡していなければ、スパイであったとしてもココの部下として最後まで活躍し続けたことでしょう。