【ハウルの動く城】ソフィーたちのその後をネタバレ!原作では結婚して子供がいる?

「ハウルの動く城」は、スタジオジブリの大人気アニメ映画です。魔法でおばあさんに変えられてしまった主人公のソフィーが、最後は無事に元の姿に戻って、ハウルと共に幸せに生きていくというハッピーエンドでしたが、しかし実は、「ハウルの城」には、続きがあったのです。ソフィーとハウルはその後どうなっているのでしょうか?今回は、「ハウルの動く城」のその後、ソフィーたちの結婚や子供の噂を、原作小説を交えてまとめて紹介していきます。

【ハウルの動く城】ソフィーたちのその後をネタバレ!原作では結婚して子供がいる?のイメージ

目次

  1. ハウルの動く城とは?
  2. ハウルの動く城のその後!原作ネタバレ考察
  3. ハウルの動く城の原作小説
  4. ハウルの動く城はキスシーンが多い?
  5. ハウルの動く城に関する感想や評価
  6. ハウルの動く城のその後まとめ

ハウルの動く城とは?

スタジオジブリの大人気アニメ漫画、「ハウルの動く城」は、主人公のソフィーが、魔法をかけられて90歳のおばあさんになってしうというストーリーです。映画のラストでは、ソフィーが無事に元の姿を取り戻し、気持ちが通じ合ったハウルと幸せに生きていく、という展開でしたが、実は、この物語はここで終わりではなく、続きがあったのです。

その後のソフィーとハウルは、結婚して子供が生まれたとされていますが、真相はどうなっているのでしょうか?今回は、「ハウルの動く城」のその後について、結婚や子供の噂を、原作小説を踏まえてまとめて紹介していきます。

ハウルの動く城の映画情報

まずは、「ハウルの動く城」の基本情報についてまとめて紹介していきます。「ハウルの動く城」は、2004年11月20日に公開された、スタジオジブリが製作した宮崎駿監督の長編アニメーション映画です。興行収入196億円で、2004年と2005年の興行成績第1位を獲得しました。

海外からも評価が高い「ハウルの動く城」は、ヴェネツィア国際映画祭のオゼッラ賞、ニューヨーク映画批評家協会最優秀アニメーション賞などの大きな賞を受賞したほか、「千と千尋の神隠し」に続いて第78回アカデミー賞にもノミネートされるなど、大きな功績を納めました。

原作との違いが多い?

映画を見て「ハウルの動く城」のファンになったという人も多いと思いますが、実は、「ハウルの動く城」は、映画と原作小説には大きく違いがあります。映画版のかっこいいハウルが好きだという方は、原作小説の人間臭くヘタレなハウルの姿に少々がっかりするかもしれません。映画版では戦争に出かけていたハウルですが、原作小説では、女の子をナンパする為に街に出ていました。

ソフィーと城で暮らしてからも、別の女の子を好きになったり、ソフィーの妹にまで恋をしてしまうという驚きの展開になっています。ソフィーもキャラクターが違い、「自分では気づかない物に命を吹き込める魔法の力」を持っています。このソフィーの力のお陰で、ラストにハウルが命を落とさずに済んだというストーリーになっています。

映画では、扉の向こうは戦争でしたが、原作小説の中では、扉の向こうは、ハウルとソフィーが暮らす世界とは別のウェールズという世界に繋がっています。ウェールズという世界は、ハウルとその家族が実際に暮らしている世界という設定です。

「ハウルの動く城」の原作者であるダイアナ・ウィン・ジョーンズは、映画版で城のデザインが変わっていなかった事やハウルの性格が変わっていないことを絶賛しました。

映画版のラストはどうなる?

「ハウルの動く城」の映画の最後は、ハウルの過去に行ったソフィーが、ハウルを救います。過去から戻ると鳥の姿になっていたハウルをカルシファーの元へ連れて行き、契約を解除したソフィーは、意識が戻ったハウルとキスをする、というハッピーエンドでした。

ここからは、映画のラストまで深くに関わった、主要なキャラクターたちについて考察していきます。

戦争に行ったハウル

戦場に顔を出していたハウルは、別に戦場に興味があったわけでも、サリマン先生と戦うつもりもなかったのだと思われます。ハウルは、自分の魔力の実力を知る為だけに戦場に出向いていました。

終戦を望むサリマン

サマリンは、魔法学校でハウルに魔法を教えていた先生でした。ソフィーやハウルの正体に気が付いていましたが、ソフィーの想いを知り、ソフィーならハウルを救えると信じて二人を試していた為、二人を捕まえてハウルの命を奪うような事はしませんでした。

悪魔と契約してしまったハウルを後継者には選ばなかったサリマンですが、国王の命令に従っていただけで、本人の本心は、戦争を望んでいませんでした。

王子様だったカブ

映画の終盤、荒れ地の魔女からハウルの心臓を戻すと、カルシファーは流星に戻って飛び去りました。カルシファーの力で支えられていた城の残骸が崩れ、谷に落ちそうになっていたソフィー達を助けたのは、カブでした。身を投げ出して助けてくれたカブに感謝したソフィーは、カブにキスをします。

すると、カブは人間の姿に変わりました。実は、カブは呪いをかけられた隣国の王子でした。ソフィーのお陰で元の姿に戻れたカブは、自身の国に戻って戦争を終わらせることを決意しました。

心臓を諦めた荒地の魔女

原作では、ハウルたちの身体やサマリンたちの良い部分だけを集めた完璧な人間を作ろうとしたり、自身の若狭の為に流れ星と契約するなど、恐ろしい企みを持ってハウル達とは一切仲良くなれなかった荒れ地の魔女。しかし映画のエンディングでは、ソフィーの想いを受け止め、ハウルの心臓を諦める等、優しい一面も見られました。

ハウルたちと一緒に城で暮らす事になる荒れ地の魔女は、改心して城の住人からも信用されるようになった為、もう二度と、悪い企みをすることはなくなりました。

商売上手のマルクル

子供でありながらも商売の才能があるマルクルは、お客さんに魔法薬を売っていました。マルクルは、ハウルの代わりに魔法薬を調合するなど、魔法使いとしての役目を果たす時には、青いマントを着て老人の姿に変身します。元々商売の才能を期待されていたマルクルなので、その後は、修行を積んで一流の魔法使いになり、外の世界に飛び立つのではないかと期待されています。

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ハウルの動く城のその後!原作ネタバレ考察

ここからは、気になる「ハウルの動く城」のその後を、原作小説を元にネタバレ考察していきます。

ハウルとソフィーに子供ができる?

映画「ハウルの動く城」の原作小説は「魔法使いハウルと火の悪魔」ですが、実はそれには続編があります。2作目のタイトルは「アブダラと空飛ぶ絨毯(じゅうたん)」です。「アブダラと空飛ぶ絨毯(じゅうたん)」の中では、ハウルとソフィーが結婚して、子供が生まれたというストーリーになっています。

時系列を考えると、1作目と2作目の間に、ソフィーとハウルが結婚したと思われます。映画のラストでカブとソフィーもキスしていましたが、カブとソフィーの間には特に恋愛関係は芽生えなかったようです。

子供の名前はモーガン

「アブダラと空飛ぶ絨毯(じゅうたん)」の中で、ソフィーとハウルの間に生まれた子供の名前は「モーガン」という男の子であるとされています。「アブダラと空飛ぶ絨毯(じゅうたん)」のストーリーの主人公はアブダラですが、アブダラが恋に落ちた姫を助けに行くあらすじの中に、ソフィーとハウル、そしてモーガンも登場します。

結婚?原作のプロポーズ描写

「ハウルの動く城」の原作の最後には、ハウルがソフィーにプロポーズしていると捉える事が出来る場面合あります。黒幕の悪魔と戦ったハウルは、悪魔に勝利した事によって全ての魔法が溶けて、お祝いになります。そのお祝いの場面で、ハウルはソフィーに「一緒に暮らそう」と伝えます。

具体的に「結婚」という文字を出したわけではありませんが、一緒に暮らすという言葉から、ソフィーと共に生涯を共にしたいという、ハウルの想いが感じ取れます。

喧嘩しても仲良しなハウルとソフィー

その後、ハウルとソフィーは結婚しました。二人は、喧嘩することもありますが、子供と共に幸せに、仲むつまじく生きています。

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ハウルの動く城の原作小説

「ハウルの動く城」には、「魔法使いハウルと火の悪魔」「アブダラと空飛ぶ絨毯(じゅうたん)」「チャーメインと魔法の家」「ハウルと動く城」という3冊の原作小説があります。ここからは、それぞれの基本情報やあらすじをまとめて紹介していきます。

原作小説『魔法使いハウルと火の悪魔』

「ハウルの動く城」の原作である「魔法使いハウルと火の悪魔」は、1986年に出版されたダイアナ・ウィン・ジョーンズによって描かれたファンタジー小説です。1997年に日本語版が出版されています。ある学校の生徒からのリクエストによって描かれた「魔法使いハウルと火の悪魔」は、2004年にスタジオジブリによって映画製作されました。

七リーグ靴や姿隠しのマントがある魔法の国「インガリー国」に住んでいた帽子屋の三姉妹の長女であるソフィー・ハッターは、無くなった父親の借金をかえす為に、帽子店を継いで、長年お針子を務めていました。

長年の作業で心を閉ざしていたソフィーは、突然に荒れ地の魔女によって魔法をかけられ、90歳のお婆さんに変えられてしまいます。帽子店に居られなくなったソフィーは、丘陵地帯に現れた動く城に住む「魔法使いハウル」の城へと転がり込むことに…。

原作小説には続編がある

「魔法使いハウルと火の悪魔」には、続編の「アブダラと空飛ぶ絨毯(じゅうたん)」「チャーメインと魔法の家」の2作品があります。こちらは、それぞれの主人公が「アブダラ」や「チャーメン」になりますが、あらすじの中にソフィーとハウルが登場する場面が見られる為、二人との関連性や、二人のその後が見られると大きな話題を呼びました。日本では、全て「ハウルの動く城」の続編として発売されています。

「アブダラと空飛ぶ絨毯(じゅうたん)」は、主人公のアブダラが、不思議な夜の庭で恋に落ちた姫を助けようと、空飛ぶ絨毯に乗って、姫をさらった魔人たちに挑むストーリーです。「チャーメインと魔法の家」では、魔法使いの家で留守番を頼まれたチャーメンが、魔法の本を覗いて危険な魔物と遭遇してしまい…。そこから魔法が絡んだごたごたに巻き込まれていく物語になっています。

続編の設定や子育て事情

実は、続編の「アブダラと空飛ぶ絨毯(じゅうたん)」に登場するソフィーとハウルは、「魔法使いハウルと火の悪魔」の時とは違う設定になっています。油断したせいで魔法をかけられてしまったハウルたちは、ハウルは「ランプの魔人」に、ソフィーは「猫」に、カルシファーは「空飛ぶ絨毯」の姿で登場しています。

とっさにソフィーを守ろうとしたハウルは、ハウルの魔法でソフィーを猫の姿に変えましたが、この時すでに、ソフィーのお腹にはモーガンがいて…。仕方なく、ソフィーは猫の姿のままで一人での出産を迎え、人間に戻れるようになるまでの期間を、猫の姿のままで子育てすることになってしまったのでした。

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ハウルの動く城はキスシーンが多い?

「ハウルの動く城」を見て気が付いた方も多いかと思いますが、実は、「ハウルの動く城」には、ジブリ作品には珍しい、沢山のキスシーンが登場しています。ここでは、噂のキスシーンについて検証していきます。

アニメではキスシーンが話題に

「ハウルの動く城」には、5回ものキスシーンが存在しています。このキスシーンは、「風立ちぬ」や「崖の上のポニョ」の時には感じない違和感を覚える、と世間で話題を呼びました。違和感の原因は、恐らく、過去作の「風立ちぬ」のように実在の人物や出来事をストーリー化した物語ではなく、「ハウルの動く城」がファンタジー作品だった事が原因だと予想されています。

原作がやばい?浮気性ハウルとキス魔ソフィー

映画では、好感度の高いキャラクターであったはずのハウルとソフィーですが、原作小説の中では、ハウルは「浮気性」、ソフィーは「キス魔」と、映画版とは少々印象の違うキャラクター設定になっていたようです。

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ハウルの動く城に関する感想や評価

ここからは、「ハウルの動く城」に関するTwitterでの感想や評価をまとめて紹介していきます。

「ハウルの動く城」の原作小説や続編をすすめる声も多かったです。ソフィーとハウルのその後のエピソードがわかって感動したという感想も見えました。

実は隣国の王子様だったと驚きの設定が隠されていたカブ。ハウルと同じくらいカブのことが好きだという感想も見られました。

ハウルのキャラクターは、原作小説の設定よりも、映画の設定の方が評判が良かったようです。

「ハウルの動く城」の、ラストのソフィーとハウルのキスシーンが大好きだという人が多かったです。綺麗だったという声が多く寄せられていました。

ソフィーが、ハウルの事を好きなのにも関わらず。カブにもキスをした、というシーンが気になった人が多いようです。

原作小説では、マルクルも子供ではなく大人で、彼女もいる設定になっていました。原作と映画の違いを楽しんでほしいと、原作小説をすすめている人もいました。

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ハウルの動く城のその後まとめ

今回は、ジブリ映画「ハウルの動く城」の、ソフィーとハウルのその後について、原作小説を元にまとめて紹介してきました。ソフィーとハウルは、原作の1作目と2作目の間に結婚して子供がいることもわかりました。「浮気性」のハウルや、「キス魔」のソフィーなど、映画と原作中では、それぞれのキャラクター設定が異なっていました。

まだ「ハウルの動く城」の映画しか見たことが無いという方も、この機会に、「ハウルの動く城」の原作小説シリーズを読んでみてはいかがでしょうか?

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