【ワンピース】ルフィの仲間になった順番を一覧で紹介！麦わらの一味最後のメンバーは？

麦わらの一味の仲間の加入順番について紹介する前に麦わらの一味が活躍するワンピースについても簡単に説明しておきます。

ワンピースは1997年から週刊少年ジャンプで連載されている海賊を題材にした冒険バトル漫画です。「こち亀」に次いでジャンプで2番目に長い連載期間を誇り、2020年2月現在95巻までが発売、国内累計発行部数は95巻時点で3億9000万部突破と日本記録を持っているビックタイトルです。累計発行部数以外にも様々な出版国内記録を保持し、2015年にはギネス記録にも認定される程海外でも高い人気を獲得しています。

人気の秘密は、夢に向かっての冒険・アツいバトルなど少年漫画らしい分かりやすいストーリー展開ながらも深く細かく練り込まれた世界観とその世界観や設定を伏線として織り交ぜている点にあります。その人気は漫画だけでなく1999年からアニメも2020年2月現在までアニメが放映され続けている他、映画、小説、舞台、ゲームなどのメディアミックス、各種イベントとのコラボレーションも行われています。

海賊王を夢見る少年、モンキー・D・ルフィは東の海（イースト・ブルー）にあるフーシャ村を出発します。1人で出発したルフィは少しずつ仲間を集めゾロ・ウソップ・サンジ・ナミと5人で東の海（イースト・ブルー）を抜け偉大なる航路（グランドライン）へと足を踏み入れます。

ワンピースの主人公であり麦わらの一味の船長を務めるのがモンキー・D・ルフィです。海賊王を夢見て冒険に出発し、「麦わらのルフィ」の呼び名で知られています。超人系悪魔の実「ゴムゴムの実」の能力者でもあります。楽観主義者で好奇心旺盛ですが仲間意識がとても強く、仲間の為であれば自己犠牲をいとわない精神力を持ち合わせています。

ルフィの行動力や性格はワンピース作中でも度々評価されており、ワンピース作中においても大物にも器の大きさを認めれ協力者にしてしまう事からミホークからは「この海において最も恐るべき力」であると称しています。ルフィはこの力もあって一人ずつ順番に仲間を増やす形で麦わらの一味が結成されていきます。

そんなルフィが率いるのが麦わらの一味です。ワンピースでは基本的に「海賊団」という敬称が多いですが、ゲームなどの一部媒体を除いて麦わらの「一味」と言われるのが特徴になっています。ルフィを筆頭に個性的なメンバーの集まりでありルフィ自身も彼らがいなければ冒険が出来ないと考えている程に強い絆で結ばれています。基本的にはルフィの勧誘・本人からの打診を受ける形でルフィが承認する形で一味に加わります。

海賊旗は麦わら帽子をかぶったドクロマークで、キャラベル船「ゴーイングメリー号」を手に入れた際に作られました。メリー号は数々の冒険を経てウォーターセブン編にて限界を迎え、「サウザンドサニー号」に乗り換えて冒険を進めています。

ワンピースの物語の中でルフィが最初に勧誘したのがゾロです。世界一の剣豪になる事を目指しており、「海賊王になる男の仲間だからそれくらい目指して欲しい」とルフィにも言われています。麦わらの一味の引き締め役としての側面も持っており、実質的な副船長のような立場でもあります。

仲間になった経緯としては放浪している最中にシェルズタウンに立ち寄った際、ヘルメッポの飼い狼に襲われた少女を助ける為に狼を斬ってしまい捕縛されていたところをルフィに助けられた為です。しかし1度は「悪党になる気はない」としてルフィの勧誘を断っていたりもします。

正式な意味でルフィ2人目の仲間となったのがウソップです。ウソップの故郷であるシロップ村にルフィ達が立ち寄った際、ルフィがウソップの父ヤソップについて知っていた事で交友を深め、さらには海賊キャプテン・クロとの戦いで共闘した事で船出の際に、仲間となりました。一味での役割は狙撃手ですが、手先が器用である為、ナミの武器・クリマタクトを製作したり、フランキー加入までは船大工としての役割も果たしていました。

ちなみに一覧の中には含んでいませんが麦わらの一味の最初の船、ゴーイングメリー号を手に入れたのもこのウソップの故郷シロップ村での出来事です。

ルフィにコックとして勧誘されたのがサンジです。海上レストランバラティエで働いていた所、「腹を空かしている奴なら、たとえ敵でも無償で食わせる」という心情からルフィに勧誘され、クリーク海賊団戦での共闘を経て麦わらの一味に加わる事になりました。その調理術を活かし、一味ではコックを担当しています。

今回の一覧の中でも麦わらの一味の仲間加入の順番を分かりにくくしているのがナミです。ナミの登場順番自体はゾロ加入後、ウソップと出会う前であり、ルフィとしては仲間として扱っていましたが、ナミは仕切りに「目的の為に手を組むだけ」と発言しており、本人的には加入している状態ではなく、サンジ加入後、入れ替わる形でルフィ達を裏切りお金を盗んで逃げ出しました。

そんなナミが正式加入したのがアローンパーク後で加入した順番的には4人目です。ナミの加入に当たってはルフィが初めて明確に船長としての意思を強く見せるようになったという意味でも大きな加入になっています。一味での役割は「航海士」ですが、お金の管理も行っています。ワンピースの物語の1つの区切りである東の海（イースト・ブルー）編で加入したメンバー一覧は以上の4人です。

ワンピースの新たな物語が始まる偉大なる航路（グランドライン）突入後初めて仲間に加わったのがトニートニー・チョッパーです。チョッパーもワポルとの戦いを経て友情を深めての加入となりました。ルフィの勧誘に関してはトナカイでありバケモノである自分が仲間になる事はできないと一度拒否しますがルフィの強い意志を受けて加入する事になりました。

麦わらの一味の仲間の中でも異例の加入の仕方をしたのがニコ・ロビンです。他の仲間が共闘～加入という流れが多いのに対し、ニコ・ロビンは元々は敵対する形で登場し、その後本人の打診→ルフィの承認という形で一味に加入しました。一味での役割は「考古学者」です。

また最初に加入した時点ではまだ麦わらの一味の仲間に対してもどこかよそよそしい雰囲気で接していましたがエニエス・ロビー編での麦わらの一味脱退・再加入を経てより明確に仲間として加わったと言えます。

ウォーターセブン編にて加入したのがフランキーです。フランキーも当初は敵として登場しましたがエニエス・ロビー編では共闘しエニエス・ロビーの件で懸賞金4400万の賞金首になったフランキーが率いていたフランキー一家に送り出される形で一味に加入しました。一味での役割は「船大工」で2020年2月現在麦わらの一味が乗っている船、サウザンドサニー号を作ったのはフランキーであり、サニー号も同時に加入したと言えます。

スリラーバーク編にて見た目の面白さからルフィが勧誘、共闘後ブルックから打診→ルフィの承認という形で正式に加入したのがブルックです。ルフィとしては当初から仲間に加えたかった「音楽家」としての役割を持っています。ブルックまでが偉大なる航路（グランドライン）前半の海で加わった最後のメンバーです。

何気にここまでの麦わらの一味加入メンバー一覧では皆が1度はルフィの勧誘を断っていますが、ブルックは初めて最初から承認していたメンバーです。

ブルック加入以降長い時を経て加入したと言われるのがジンベエです。元々ジンベエは魚人島編にてルフィから勧誘する形でしたがその時点では加入せず、最終的にはホールケーキアイランド編ラストに加入したと言える状態です。今回の一覧で紹介している麦わらの一味の中での役割としては「操舵士」になると考えられています。

ワンピースにおいて仲間候補一覧に長く筆頭にいたのがジンベエです。最大の理由としてはルフィ自身が勧誘している点、ジンベエも加入に対して前向きな返答をしながらも現在の立場や境遇からすぐに加入するのが難しいという返答をしていた状態だった為です。ホールケーキアイランド編のラストにて正式に加入したと同時に離脱し、以降消息が不明な状態なので正式加入と表現していいのかが怪しいと言われる状態になっています。

ジンベエを除く最後の仲間候補一覧に名前が上がっているのがトラファルガー・ローです。シャボンディ諸島編・マリンフォード頂上戦争でルフィと共闘し新世界編に入って以降、長らく同盟関係を築いている為です。ただしトラファルガー・ローはあくまでも「ハートの海賊団」の船長である事が足かせになっていると考えるワンピースファンも多く、意見が分かれています。

麦わらの一味の能力者の仲間は悪魔の実の名前が数字に関連していると言われる法則と作中での行動から仲間入りが期待され候補者一覧に名前が加わっているのがバーソロミュー・くまです。ワンピースの物語の中でも麦わらの一味を助けた経験や元々は革命軍であるという事から仲間入りの可能性を考察されていました。

バーソロミュー・くまと同じく一味の悪魔の実の能力名の法則から仲間入りが予想され候補者一覧に名前を連ねているのが錦えもんです。ワノ国編までの共闘というワンピースのストーリー上での流れもできていますがモモの助もいることから加入する流れが見えないとするワンピースファンも多くなっています。

ルフィの最後の仲間が考察される理由としては13人だと言われており、上記一覧のようにジンベエを含めても仲間は9名である事からまだまだ麦わらの一味の仲間が加わるのでは？と考察されています。理由となっているのがワンピースのグッズの1つであり、本編で明かされていない設定も明かされる事が多いワンピース図鑑ビブルカードの存在です。

このワンピース図鑑ビブルカードはキャラクターごとにナンバリングされており、No1～No9までは麦わらの一味のメンバー登場順番、No14からはワンピースの作中で登場した順番に描かれておりロジャーから始まっています。長らくNo10～No13までが欠番になっていた為、麦わらの一味のメンバーが最終的に13人になるのではないかと考察されていました。

このワンピース図鑑ビブルカードに関しては2020年2月現在既に情報が解禁されています。No10はジンベエ、No11はゴーイングメリー号、No12はサウザンドサニー号、No13は一時的に麦わらの一味のメンバーだったビビである事が判明しています。

元々ワンピースファンの間では麦わらの一味のメンバーは10名であり、ブルックで9人目だった事からブルック加入以降最後のメンバーは誰かという考察が行われていました。この10名というのはワンピース1巻にてルフィが冒険に出る際、「まずは仲間集めだ！10人はほしいなぁ」という発言をしていた事に由来しています。

また「仲間が10人」という解釈もできルフィ＋仲間10人で麦わらの一味は11人ではないかという考察もされていました。上記のビブルカードと合わせて考えるとジンベエをあわせて麦わらの一味の仲間は10人であり、ルフィに認められて正式脱退したビビ、仲間ではありますが船なので単位が「人」ではないメリー号・サニー号を除けばこの言葉も明確な伏線になっていたと考える事もできます。

麦わらの一味はブルックの加入後、長らく仲間を増やす事はありませんでした。連載でいえブルックが加入した2008年以降10年以上の空白期間を経てジンベエが加入した形になっています。物語的にもかなり終盤に近づいていると言われているのでジンベエが最後の仲間なのではないかと考えられています。

ワンピースでは仲間が加わるタイミングなどにサブタイトルに「○人目」という名称が付くのが1つの法則になっています。分かりやすいのは加入と同時にこのサブタイトルが使われるパターンで、ジンベエまでの加入メンバーのうちこれに該当するのが1人目のゾロ、４人目のサンジ、７人目のフランキー、８人目のブルックです。

イレギュラーな形なのがナミとウソップで、ナミは上記でも触れたように登場当初は「手を組んでいた」という状態だった為、この「○人目」のサブタイトルが使われる事がありませんでした。ナミが「2人目」としてサブタイトルを付けられたのは原作94話、アーロンパーク編での事です。

最も長い期間「○人目」の法則が使われていなかったのがウソップで、ウソップに「○人目」のサブタイトルが付けられたのは439話、ウォーターセブン編のフランキーと同じタイミングになっています。このサブタイトルはルフィにとって真の意味で仲間になった瞬間、麦わらの一味の中で明確な役割を得た瞬間であると考えられています。

ウソップに関していえば、共に冒険には出ておりルフィから勧誘はしていますが、ルフィは明確な役割を持ってウソップを誘っていません。他の既に○人目のサブタイトルの法則を付けられているキャラクターはゾロは戦闘員として、ナミは航海士として、サンジはコックとして、フランキーは船大工として、ブルックは音楽家として誘っているという点で違いがあったのです。

正式加入と言えるのか怪しいジンベエを除くと現在までにこの「○人目」のサブタイトルの法則を使用されていないのが5人目のチョッパーと6人目のニコ・ロビンです。2人はそれぞれに一味では医者・考古学者としての地位を確立していますがそれでもまだこのサブタイトルが付けられていないのです。

ウソップの時はルフィがウソップを明確に狙撃手として仲間に加えたタイミングで○人目のサブタイトルが付けられる事になりました。その為、この先のワンピースの物語の中でルフィがチョッパーとニコ・ロビンを医者・考古学者として本当の意味で必要とした時、このサブタイトルが付けられるのではないかと考察されています。

サブタイトルの法則以外に麦わらの一味の仲間になるもう1つの法則が悪魔の実の能力者の数字の法則です。麦わらの一味にはルフィ・チョッパー・ロビン・ブルックと悪魔の実がいますがそれぞれに「ゴムゴムの実（5と6）」「ヒトヒトの実（1と10）」「ハナハナの実（8と7）」「ヨミヨミの実（4と3）」と悪魔の実の名前がそれぞれ数字の連番になっているのです。

この法則から足りない2と9を埋める悪魔の実の能力を持つ者が最後の仲間に加入するのではないかと考察されています。その有力候補が「ニキュニキュの実」の能力者であるバーソロミュー・くま、「フクフクの実」の能力者である錦えもんがその候補一覧に上がっています。

ここからは既にワンピースを視聴している人のルフィの仲間に関しての感想を紹介していきます。上記の一覧でも紹介したようにナミの加入順が分かりにくいと言われる声が多くなっています。特に長く連載されており早々と仲間になったイメージが強い事、過去なども加入のタイミングで語られていた事で知らなかったとするワンピースファンも多くなっています。

また麦わらの一味メンバーは順番に加入しているのと同時に様々なエピソードで順番に一時的な脱退をしており、今後もそのような展開があるのではないかとするワンピースファンも多いです。特にチョッパーに関しては○人目のサブタイトルの法則もまだ使用されていない事からウソップのように「脱退→再加入」の流れで○人目が使用されるのではないかと考察するワンピースファンも多くなっています。

ワンピース考察では多く行われている麦わらの一味の仲間の人数に関しては多くは10人説・13人説が唱えられていますが異説を唱える人も多いです。ワンピースでは麦わらの一味以外にも麦わら大船団のような例もあり今度どのような形でルフィの仲間が増えるようになるのか期待するワンピースファンも多いです。

ワンピースではルフィの最初の発言もあり、仲間が集っていくに連れて一覧にもあるように様々な形で順番に増えていきブルックの加入以降、最後の仲間は誰かという考察が行われるようになりました。また長く連載している作品だけに加入順番が分からないという人も多く、特にナミに関しては出会いから加入までにタイムラグがある事を知らなかったという人も多いです。

ジンベエの加入でビビを除いても10人となり、現状考えられている麦わらの一味の人数としては10人説に到達したとも言われており、今後の麦わらの一味の仲間の追加についても注目が集まっています。ワンピースにおいて麦わらの一味の仲間の加入は感動的なエピソードも多いのでまだ見たことがないという人はぜひそれぞれの加入エピソードを追いかけてみてはいかがでしょうか？