【ワンピース】ルフィの誕生日の由来とは？ゴムだけど5月6日じゃない？

国民的大人気アニメ「ワンピース」に登場する主人公のルフィについて本記事では紹介していきます。ゴム人間のルフィの誕生日は「ゴム」にちなんで5月6日と考えるファンが多いようですが、どうやら5月6日が誕生日ではないようで、ルフィの誕生日はフランス革命に由来していると言われているようです。ルフィの誕生日の理由はどこから来ているのでしょうか？気になるルフィの誕生日について迫ります。

「ワンピース」は『週刊少年ジャンプ』に1997年34号から2019年10月現在も連載中の原作・尾田栄一郎による海賊冒険ファンタジーバトル漫画です。海賊王になることを夢見る主人公のルフィが「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を求めて大航海にでます。夢への冒険・仲間たちとの友情がテーマとなっており、バトルだけではなくギャグも盛り込まれ、感動のエピソードで鑑賞者の涙を誘います。

深く練りこまれたストーリーの壮大さや緻密な設定が人気となっているようです。単行本は94巻まで既刊されその国内累計発行部数は日本漫画最高の3億8000万部を突破し、全世界累計発行部数は4億5000万部を突破する超大人気大ヒット作品となっています。1999年にフジテレビ系列でアニメ放送が開始され現在も子供から大人までに人気で放送中です。

舞台は大海賊時代、「偉大なる航路(グランドライン)」を制覇したただ一人の人物・海賊王〟ゴール・D・ロジャーが残した財宝「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡り多くの海賊たちが大海原へ乗り出します。その中に海賊王を目指した1人の少年・ルフィの姿もありました。

東の海(イーストブルー)の端に位置する「フーシャ村」の少年・モンキー・Ｄ・ルフィは悪魔の実を食べたことで手などがゴムのように伸びるゴム人間になってしまいます。偉大なる海賊シャンクスと出会ったルフィは自分も立派な海賊になることを夢見ていました。ルフィはシャンクスと別れ際に麦わら帽子を託され再会を約束し、シャンクスは海へ出てきました。

それから10年後、成長したルフィは海賊王になることを宣言し、1人海にでます。そして、行く先で航海を共にする仲間を集めて「麦わらの一味」を結成すると「偉大なる航路(グランドライン)」を目指していきます。航海は噂通りに難航し、荒れ狂う天候や出会う生き物は想像以上で、ルフィたちの前に立ちはだかる敵も強大です。しかし、彼らは決して諦めることはなく、信念を強くもち絆を強め困難に立ち向かっていきます。

ルフィの本名はモンキー・D・ルフィです。初登場時は17歳でストーリーが展開していくに従い年齢もあがり、現在は19歳です。身長は174㎝、血液型F型、海賊王になることを夢に掲げる麦わらの一味の船長をしています。好きな食べ物は肉全般で趣味は冒険や宴となっています。東の海ドーン島ゴア王国フーシャ村出身で、ゴムゴムの実を食べてゴム人間になってしまいます。

海に繰り出す男でありながら泳ぎは苦手で、単純な性格をしているために催眠術や騙しに引っ掛かりやすいのが弱点で、斬撃も苦手なようです。ボサボサの黒髪に麦わら帽子を被り、三白眼と白い歯をむき出しの晴れやかな笑顔が印象的な少年っぽさが残る青年です。

ゴム人間であるルフィの誕生日は5月6日と思われやすいですが、実は1日前のこどもの日である5月5日です。ファンから5月6日の方が覚えやすいという声も上がっているようです。作中には偽ルフィを名乗るデマロ・ブラックというキャラクターも登場しますが、彼も5月5日と本物のルフィと誕生日が同じ設定になっています。この設定に面白いと興味を抱くワンピースファンは多いようです。

ワンピースに登場するキャラクターの誕生日のほとんどが特に特別な理由はなく、読者が語呂合わせで付けた誕生日がそのまま採用されていることが多いようです。原作者は登場人物の誕生日に関して特にこだわりを見せていないようですが、ルフィの誕生日が5月5日という設定は初期の段階で決まっていたようで、単行本「ワンピース」15巻SBSコーナーで原作者自身が答えています。

ルフィの誕生日が5月6日ではなく、5月5日である理由は一体何なのか、気になっているファンは多いようです。5月5日はこどもの日です。ルフィというキャラクターはいつも子供心を忘れない少年であり、その存在を象徴するために5月5日にしたのではないかと理由が考察されています。そして、掲載誌が少年ジャンプということもあってそうなったのではないかと言われているようです。

ルフィの誕生日はフランス革命が由来なのではないかとの考察もみられるようです。作中にはラスボスと考えられる「五老星を超える世界の王・イム」が登場します。このイムが「仏」を表し、いわゆるフランスのことを指しており、ワンピースの内容や人名の名前など、本作とフランス革命が結び付けられる部分が多々あるため、フランス革命が起こった5月5日がルフィの誕生日の由来なのではないかと考察されたようです。

ワンピースキャラの誕生日はゴロ合わせが多いようです。例を挙げると、海賊狩りのゾロはぞろ目の11月11日、プロポーションが抜群の海賊専門の元泥棒・ナミは7(ナ)月3(ミ)日、麦わら一味の料理長・サンジは3(サン)月2(ジ)日が誕生日とされています。

ワンピースに登場するキャラクターの誕生日は語呂合わせになっているものもあれば、記念日になっていることもあるようです。たくさんの嘘をつくウソップはエイプリルフールの4月1日、トナカイのチョッパーはクリスマスイブの12月24日が誕生日となっています。

ルフィは明るく元気な子供のような純粋さと好奇心を持っている少年です。「いつまでも少年心を忘れない」キャラクターであるということを象徴するために5月5日が誕生日設定されたルフィですが、その誕生日はゴム人間である「ゴム」に由来して5月6日が妥当なのではないかという意見もネット上にはあがっているようです。

また、少し理由付けとしては苦しさが感じられますが、5月5日は「ゴ(5)ムゴ(5)ム」と表現できることを理由に5月5日がルフィの誕生日であると由来が考察されているようです。

ワンピースの主人公のルフィの誕生日には多くのファンがルフィへの誕生日メッセージを投稿しています。人情に厚い仲間思いのルフィに勇気づけられるという人が多くいるようです。

5月5日というルフィの誕生日は覚えにくいというコメントが多く見られました。他のキャラクターはおぼえられるのにルフィだけが覚えられず、その由来や理由もなんだったのか直に堪えられないという声があがっています。

ルフィの誕生日は5月5日ではなく、5月6日が正解なのではないかと納得がいかない様子の投稿も見られています。5月5日という設定は初期段階から決まってはいたようですが、明確な理由の説明がなく疑問視している人が多いようです。

国民的人気漫画アニメ「ワンピース」の主人公であるルフィのプロフィールや誕生日の由来がフランス革命であるなどの理由についてまとめて紹介してきました。ワンピースに登場するキャラクターの誕生日は特別な理由はなく、ファンが「この日がいいのではないか？」と提案があり、原作者の尾田栄一郎が「それでいい」と言えばその設定がさいようされるというアバウトな決定のされ方であることが明らかとなりました。

「ルフィの誕生日は4日だっけ？6日だっけ？」と直に5月5日というのがは出てこないようです。本編ではフランス革命に関連付けられるような内容が多々あるため、ルフィの誕生日もフランス革命が起こった5月5日に由来しているとも考えられます。

しかし、これはあくまでも仮説であり、ルフィの5月5日の誕生日である理由も特に明確にされていなことからゴム人間の「ゴム」に由来して5月6日が誕生日でも問題ないのではないか、その方が覚えやすいというファンの声も少なくないようです。ルフィの誕生日についてだけでSNS上ではかなりの盛り上がりを見せていることからルフィというキャラクターがいかにファンに愛され注目されているのかが分かります。

ワンピースの物語は現在も大人気連載中で、アニメも放送中です。まだ、漫画アニメ「ワンピース」の作品を見たことがないという方は是非、本記事を参考に本編でいつまでも子供心を忘れない仲間思いの明かるく元気なルフィの魅力に触れてみてはいかがでしょうか？