【ボルト】かぐらの正体とやぐらとの関係は？七代目水影になる可能性は？

漫画「NARUTO」の最終話に登場したうずまきナルトの息子、うずまきボルトを主人公とした漫画作品・ボルト（正式タイトル：BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS）。

これから、ボルトに登場するキャラクターの1人、かぐらの特集記事をお届けしていきますが、まずはボルト作品情報から紹介します。

原作と監修・岸本斉史、作画・池本幹雄、脚本・小太刀右京による漫画作品ボルトは、「週刊少年ジャンプ」にて2016年23号から2019年28号まで月1回のペースで連載されました。その後「Vジャンプ」2019年9月号に移籍・再登場し、2020年2月現在も連載中です。

漫画連載開始の前年2015年8月7日には、劇場版アニメ「BORUTO -NARUTO THE MOVIE-」が公開されました。これは「NARUTO新世代開幕プロジェクト」の集大成として制作された作品で、公開前から大きな話題となり前作「THE LAST」の興行収入を超える26億円を記録、大ヒット作品となりました。

また、ジャンプフェスタ2017でボルトのテレビアニメ化が発表されました。テレビアニメ・ボルトは、2017年4月よりテレビ東京系で放映されています。テレビシリーズには漫画作品では描かれていないエピソードが多数あり、それらはノベライズやNARUTO新伝にて順次掲載されています。

時は第四次忍界大戦から15年後、急速に近代化が進んだ火の国・木ノ葉隠れの里が物語の舞台となります。この里に住む少年ボルトは、七代目火影（ほかげ）である、うずまきナルトの息子にして本作の主人公です。

忍者学校・アカデミーの入学式に向かうボルト。途中、かつて不良に苛められていたのを助けたことのある。雷門デンキを見かけます。デンキのチャクラは歪んでおり、ボルトは彼の異変を感じ取るのでした…。

ここからは、本記事で特集する枸橘かぐら（からたち・かぐら）の正体について探っていきます。かぐらがアニメ・BORUTO（ボルト）に登場したのは第25話「波乱の修学旅行!!」。修学旅行で雷の国・雲隠れの里を訪れた主人公ボルトを含む忍者学校生徒たちに里の案内をしたのが、他ならぬかぐらでした。

かぐらの外見上の特徴は、左目の下にある赤紫色をした痣。刀のような形をしています。この時かぐらは、霧隠れの里で中忍（ちゅうにん）という階級に就いていました。BORUTOにおける忍者には、上忍・特別上忍・中忍・下忍という4つの階級があり、試験に合格して中忍になると小隊で指揮を執る権限が与えられます。

かぐらの住む霧隠れの里を統治しているのは、6代目水影・長十郎。彼は忍刀七人衆の一人で、霧隠れ唯一の忍刀である大双剣・ヒラメカレイの使い手でした。気になるかぐらの正体ですが、彼はその長十郎に側近として仕えていました。それゆえ、大双剣・ヒラメカレイを受け継ぐのは、かぐらではないかと噂されています。

かぐらの正体は、ボルトとの対戦でも明らかになりました。それは剣術の手合わせでの事でした。手も足も出ないボルトは完敗してしまいます。木の葉の里の下忍の中ではトップクラスのボルトが完敗してしまうくらいですから、かぐらの強さはかなりのものと言えるのではないでしょうか？

それもそのはず、かぐらは2年前の中忍試験で中忍に認定されていました。現在の水影である長十郎の側近として精進を重ねているかぐらは、同世代の忍びの中で一際存在感を増しているようです。

正体が謎のベールに包まれているかぐらの年齢。見た目から推測すると、年齢は主人公ボルトとそれほど変わらないようでもあります。そもそもボルト自身の年齢が公表されていないのですが、映画「BORUTO－NARUTO THE MOVIE」の時点で年齢は12歳とされていますので、漫画では10歳くらいの年齢でしょう。そこから推測してかぐらの年齢は12歳から15歳ではないでしょうか？中学生くらいの年齢という事になります。

側近として6代目水影・長十郎に仕え、将来を有望視されるかぐら。そんなかぐらの正体について新たな事実が判明します。何と4代目水影・やぐらと血縁関係にあるというのです。

それは、テレビアニメ・BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATONSの第26話「水影の後継者」の中で明らかにされました。そこでは、かねてからボルトに対し親の七光りと偏見を抱いていた結乃イワベエが突っかかってきました。

その際イワベエは、彼の祖父が4代目水影・やぐらに殺されたこと、その子供である父が霧隠れを許さねえとよく言ってたことを告白。さらに、話題はやぐらのことに及び、彼の姓がかぐらと似た橘であることが判明。そこから、枸橘かぐらの正体は4代目水影・橘やぐらの孫であることがわかったのです。

血縁関係であることが判明した枸橘かぐらと4代目水影・橘やぐら。改めて両者を見比べてみると、容姿がよく似ていることに気付かされます。顔の特徴の一つである、左目下にある痣まで同じです。偶然ではあり得ない一致と言えるでしょう。

血縁関係にあるかぐらとやぐらですが、2人の関係性は実際どうなのでしょうか？現在から2代前、4代目水影・やぐらの時代は、血を見ない日はなかったと言われるくらい世の中が殺伐としていました。霧隠れの里も”血霧の里”と揶揄されていたそうです。そんな時代を作ったやぐらのことを、かぐらはあまり良く思っていないようでした。

ここからは、ボルトの枸橘かぐらが長十郎の後を継いで七代目水影になる可能性について考察していきます。

長十郎の側近を務めている霧隠れの中忍・かぐら。長十郎からも高く評価されており、大双剣・カレイヒラメを受け継ぐ日も遠からずやって来ると言われています。霧隠れの里は、代々最強の忍びをリーダーである水影に選んできました。

現在の水影である長十郎が太鼓判を押すかぐらこそが、七代目水影に一番近い存在なのかも知れません。ただし、長十郎自身がまだ若くまだまだ水影という地位を背負って行けるでしょうから、かぐらが7代目水影に選ばれるのは当分先になることでしょう。

主人公ボルトとほぼ同年齢のかぐらですが、落ち着いた佇まいや性格から貫禄すら漂ってくるイケメンです。ボルトともすぐに打ち解けて仲良しになりました。今ではボルト、かぐらというように名前を呼び捨てで呼び合っているくらい２人の仲は打ち解けたものになっています。

そんなかぐらは、長十郎からヒラメカレイを受け継ぐなど忍刀七人衆後継者の最右翼に位置付けられているようです。忍刀七人衆とは、霧隠れに伝わる七本の忍刀を使いこなすことのできる忍びの事をいいます。七本の忍刀には、桃地再不斬の断刀・首斬り包丁や干柿鬼鮫の大刀・鮫肌が有名です。

6代目水影・長十郎は、「君こそが木の葉と明るい未来を築いていってほしい」と語りかけ、かぐらにかける期待の大きさを表していました。それに対してかぐらのリアクションは「俺に里の舵取りは務まりません」。至って消極的であり、観る者に長十郎の期待を受け止められないような印象を与えるものでした。

今の時点では、かぐらが忍刀七人衆の後継者になるということは明言できないでしょう。ただ、時機が来れば忍刀七人衆の後継者についてかぐらが前向きになる可能性は十分にあります。

アニメ「BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-」でかぐらの声を担当したのは、声優の河本啓佑です。以下に彼のプロフィールを紹介します。

• 名前：河本啓佑（こうもと・けいすけ）
• 性別：男性
• 出生地：岡山県津山市
• 生年月日：1986年11月18日
• 年齢：33歳（2020年2月現在）
• 身長：174cm
• 職業：声優
• 事務所：プロダクション・エース

河本啓佑が声優を志すことになったのは、高校2年の夏休みの時のこと。友人の影響でテレビアニメ「機動戦士ガンダムSEED」を観たことがきっかけでした。そして高校卒業と同時に、声優養成所であるアミューズメントメディア総合学院の門を叩き、同学院大阪校・声優タレント学科に入学しました。

2007年テレビアニメ・ナイトウィザード The ANIMATIONのウィザード役で声優デビュー。同年7月に男性声優ユニット・Boy's Beatのメンバーとなります。声優事務所については、青二プロダクションに所属していましたが、2010年12月退所しフリーになった後にプロダクション・エースに入所、現在に至ります。

• 勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。（2013年、ラウル・チェイサー）
• 東京ESP（2014年、東京太郎）
• ISUCA（2015年、浅野真一郎）
• ななにんのあやかし-ちみちみ魍魎!!現代物語-（2016年、黒木天子）
• 美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!（2016年、別府月彦）

• 私がモテてどうすんだ（2016年、七島希）
• ミイラの飼い方（2018年、神谷他月）
• Butlers〜千年百年物語〜（2018年、影山輝）
• 真夜中のボイトレ男子（2019年、吹織鼓弓）
• RobiHachi（2019年、ハッチ・キタ）
• 賢者の孫（2019年、ユリウス＝フォン＝リッテンハイム）

ここまで、ボルトに登場するキャラクター、枸橘かぐら特集をお届けしてきましたが、最後にかぐらに関する感想や評価を紹介します。

最初に紹介するボルトのかぐらに関する感想や評価は、ボルトが大人になった時のかぐらを想像するとワクワクするという方のツイートからです。その実力は、6代目水影・長十郎からも折り紙付きのかぐら。当然次期水影候補ナンバー・ワンですから期待も膨らんでくるのでしょう。

アニメ・ボルトに登場するキャラクター、かぐらに関する感想や評価、次に紹介するのは、4代目水影・やぐらとの関係性に思いを馳せる方のツイートからです。

橘やぐらと枸橘かぐらというように名前が似ていることに加えて、目の色や髪の色、イケメンなところとか共通点が多いことに気づきます。そこで、かぐらがやぐらの生まれ変わりでは？と考えたようです。この時点ではまだ2人が血縁関係にあることが明かされていなかったようです。後日、両者が血縁関係にあり、しかもかぐらはやぐらの孫にあたることを知って、このツイートをした方はさぞビックリしたことでしょう。
 

ボルトに登場するキャラクター、かぐらに関する感想や評価、最後に紹介するのは、6代目水影・長十郎が保有する大双剣・ヒラメカレイの後継問題について語っているツイートからです。

現在、水影の側近を務めているとは言え未だ中忍という階級の若き枸橘かぐら。ヒラメカレイの跡継ぎはもっと成長した後でも良いのでは？と一抹の不安と疑念を感じているようです。確かに中忍試験に合格してトップを目指すレースのスタートラインに着いたばかりです。今後の成長を温かく見守っていく段階に過ぎないのかも知れません。

ここまで、テレビアニメ・ボルトに登場するキャラクター、かぐらにスポットを当て、その正体や4代目水影・やぐらとの関係やアニメで彼を演じる声優の情報などをお届けしてきました。

アニメの主人公ボルトと年齢的にはさほど変わらないにも拘らず、大人の雰囲気を漂わせる枸橘かぐら。現在の水影・長十郎にも高く評価され七代目水影に最も近い存在といわれています。さらに、顔の痣まで同じ場所にあるなど見た目がそっくりな4代目水影・やぐらとは血縁関係にあり、何と彼の孫であることも判明しました。

今後の展開が一層期待される人気アニメ・ボルトですが、枸橘かぐらの動向にも注視してご覧になってはいかがでしょうか？ボルトの新たな楽しみ方を発見できるかも知れません。