【ワンピース】雷ぞうの正体と能力を考察！なぜジャックはゾウにいることを知っていた？

今回は「ワンピース」に登場する「雷ぞう」というキャラクターについて、その能力や正体、ゲダツとの関係を考察し、雷ぞうやジャックがゾウに辿り着けた理由などをみていきます。さらに、雷ぞうの居場所を敵側に教えた内通者の正体についても考察していきます。まず、ここでは「ワンピース」の作品情報をみていきます。

「ONE PIECE（ワンピース）」は1997年から集英社の週刊少年ジャンプで連載されている海賊を題材にしたファンタジー漫画です。原作者は尾田栄一郎先生で、2019年12月時点でコミックが95巻まで発売されています。そのコミックシリーズは国内では3億9000万部（2019年12月時点）を超える累計発行部数となっており、これは日本の漫画史上最高の部数となっています。

また「ワンピース」は国内だけにとどまらず、世界的にも高い人気を得ており、全世界で4億6000万部以上の累計発行部数（2019年12月時点）を記録し、2015年にはギネス世界記録の認定も受けました。そんな人気漫画「ワンピース」はアニメ化作品も1999年からフジテレビ系列で放送されており、2020年現在でも続いています。

世界では、かつて海賊王と呼ばれた男「ゴールド・ロジャー」が遺したとされる「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を手に入れようと、大勢の海賊たちが熾烈なバトルを行う大海賊時代に突入していました。そんな中で「海賊王になる」ことを夢見る少年ルフィが育った村を旅立ち、剣士ゾロや航海士のナミなどの仲間と出会い、熱い友情やバトルを繰り広げていくストーリーとなっています。

「ワンピース」の登場キャラ、雷ぞうはワノ国の九里を治める大名だった光月家の家臣団「赤鞘九人男」の1人です。頭が大きく巨体ですが2.5頭身という忍者とは思えないような体型であるため、くノ一たちに見向きもされないと嘆いています。しかし、実は凄腕の忍者で「モテ期は来ないが無敵の忍者」と自負しています。

異名は「霧の雷ぞう」で「カーッ！」が口癖となっています。また、額には三日月のように見える傷があり、クモの足のように見える特徴的な髪型をしています。

「ワンピース」に登場するゲダツとは、空島編に登場したキャラクターです。「スカイピア」でただ一人の神「エネル」に仕えていた四神官の内の1人であり「空番長」の異名を持っています。ゲダツは雷ぞうとよく似たクモの足のように見える特徴的な髪型をしており、雷ぞうと親子ではないかという疑惑が浮上しています。しかし、雷ぞうは巨体ではあるものの身長が低く2.5頭身です。一方のゲダツは長身となっています。

これについて、親子説を推すファンの間では髪型だけでなく身長や仕草まで似ていたら簡単に親子とバレてしまうかもしれないため、髪型だけ似せて身体的な特徴を真逆にしているというのもミスリードかもしれないと考えるファンもいるようです。

また、ゲダツの生まれた国はワノ国だと推測されています。その理由をみていくと、ゲダツが仕えているエネルは「どこかの空島」からやって来たそうです。そのエネルの故郷がワノ国だと考えられるので、エネルとともにやって来たゲダツもワノ国出身と推測することができるようです。

ここまで、国民的アニメ「ワンピース」の登場キャラ、雷ぞうの正体について、その人物像やゲダツとの親子疑惑などについてみてきました。雷ぞうは赤鞘九人男の一員で忍者であること、クモの足のように見える髪型から空島編で登場したゲダツの父親ではないかと言われていることなどが分かりました。次に、忍術を使うことが出来るワノ国の忍者・雷ぞうの能力について考察していきます。

雷ぞうは「分身の術」「華手裏剣」「煙遁の術」などの様々な忍術を使うことができる優秀な忍者です。忍術を披露するときは巻物を口にくわえるのがお約束となっています。

本来、忍は影を生きるものであると語っていた雷ぞうでしたが、ルフィたちがあまりに忍術を見たがり、一度見せないと告げたときにはひどく落ち込んでしまったため、ルフィたちの要望に応えてサービス精神旺盛に意外とノリノリで様々な忍術を披露してくれました。

ルフィたちに様々な忍術を披露してくれた雷ぞうでしたが、彼の忍術という能力について、悪魔の実によるものではないかという疑惑があります。実際、雷ぞうの能力が悪魔の実によるものなのかどうかは明らかになっていませんが、くノ一であるしのぶは悪魔の実「ジュクジュクの実」の能力者で、錦えもんも悪魔の実「フクフクの実」による能力で忍術を使用します。

そのことから、雷ぞうも悪魔の実の能力者かもしれないという疑惑が深まっているようです。もし、雷ぞうが悪魔の実の能力者であるならどんな悪魔の実が考えられるでしょうか？忍者なら忍術は使えて当たり前ですが、雷ぞうがルフィたちに披露した忍術の中で最も原理が謎なのは、煙幕、華手裏剣、分身のうち「分身」だと言われています。

そのため、分身が可能となる悪魔の実ではないかと予想されています。一方で「分身」も何か原理があって彼が修行で習得した忍術であり、雷ぞうは悪魔の実の能力者ではない可能性も考えられています。

ここまで、国民的アニメ「ワンピース」に登場する忍者・雷ぞうの正体について、その人物像やゲダツとの親子疑惑をみていき、忍術を使う雷ぞうの能力やその能力が悪魔の実によるものなのかについて考察してきました。そして、雷ぞうは分身の術などの忍術を使いますが、彼のその能力が悪魔の実によるものなのか、悪魔の実に頼らず修行で身につけた忍術なのかはまだ明らかになっていないことが分かりました。

次に「ワンピース」に登場する「ゾウ」とは何かや、雷ぞうたちがゾウを目指した経緯、そして雷ぞうがゾウにいることをなぜジャックが知っていたのかなどについて考察していきます。

「ワンピース」に登場する「ゾウ」とは、1000年以上生きている象のことで名前は「象主（ズニ―シャ）」。ミンク族が暮らすモコモ公国を背中に乗せて常に新世界の海を移動し続けています。このように、象主（ズニ―シャ）は島でも大陸でもなく常に動き続けている生き物であるため、その位置を特定することが難しく、記録指針（ログポース）を使用しても行き着くことはできません。そのため「ゾウ」は幻の島として扱われてきました。

処刑された光月おでんの妻・光月トキの悪魔の実「トキトキの実」の能力により、雷ぞう、錦えもん、お菊、カン十郎、モモの助の5人は20年後へとタイムトリップします。しかし、彼らがたどり着いた未来のワノ国は大名と郷の存在が失われ、土地は荒廃し、水は汚染され、食料も支配されていました。さらに、光月の名は忌み嫌われており、そこはすでに雷ぞうたちが知っているワノ国の姿とはまったく違っていました。

その後、錦えもんはお菊に敵の動きのリサーチを任せ、雷ぞう、カン十郎、そしてモモの助の4人で仲間を集めるためにゾウに行くことを決めます。

しかし、ワノ国は鎖国していたこともあり、彼らには航海術などなく、すぐに遭難してしまいます。そして、船も壊れてしまい、仲間とはぐれてしまった雷ぞうはそのままゾウへと向かいます。一方、雷ぞうとはぐれた錦えもん、カン十郎、モモの助は命からがらドレスローザに辿り着きます。しかし、カイドウとつながりのあるドフラミンゴに見つかり、逃げる際にモモの助が間違ってパンクハザードへ向かう船に乗り込んでしまいました。

そして、錦えもんはモモの助を追いかけますが、カン十郎とは別行動することになり、カン十郎はドレスローザに残りました。その後、錦えもんはモモの助を追いかけていったパンクハザードでトラファルガー・ローと出会い、彼の能力によりバラバラにされてしまいます。そこをサンジたち麦わらの一味に出会い、助けてもらいました。

ゾウに向かう船が遭難し、雷ぞうとはぐれてしまった錦えもん、カン十郎、モモの助ですが、ドレスローザでドフラミンゴに見つかり、追われることになりました。20年前からやってきた彼らの存在をなぜドフラミンゴが知っていたのでしょうか？いくらドフラミンゴが情報通と言っても、鎖国していたワノ国の侍や嫡子のモモの助の顔を彼が知っているはずがありません。

そうなると、ジャックからドフラミンゴにワノ国の侍と九里を治めていた光月家の跡取りであるモモの助がワノ国を出てゾウを目指したという情報が伝わっていたからと考えるのが妥当と言えるようです。

ドフラミンゴはドレスローザにたどり着いた2人の侍とモモの助を捕らえようとします。そして、ドレスローザに残ったカン十郎、パンクハザードに行った錦えもんとモモの助、いずれもドフラミンゴの勢力範囲に滞在することとなりました。ドフラミンゴはそのこともジャックに知らせていると推測されています。

前述の通り、ジャックは光月家に仕える侍である錦えもん、カン十郎、雷ぞう、光月家の跡取りであるモモの助がゾウを目指してワノ国を出発したことを知っていたと考えることができます。さらに、ジャックは鎖国国家だったために航海術を持たないワノ国の侍たちが無事にゾウまでたどり着く可能性は低いと予想していたかもしれません。

さらに、807話のナミとロビンの会話から当時、移動を続けるゾウが偶然ドレスローザの近くを歩いていたことが明らかになっています。そのことを知ったジャックはドフラミンゴに対して、錦えもんたちを見つけたら報告するように命じていたとも考えられます。

そして、ドフラミンゴの報告により、ジャックはドレスローザに現れたのは錦えもん、カン十郎、モモの助の3人のみで忍者の雷ぞうはいないということを知り、雷ぞうを探すためにジャックはゾウに向かったのではないかと推測されています。

ここまで「ワンピース」に登場する雷ぞうの正体について、その人物像やゲダツとの親子疑惑をみていき、忍者である彼が使う「分身の術」や「煙遁の術」などの忍術が悪魔の実による能力なのかどうかについて考察してきました。さらに、20年前からタイムトリップしてきた雷ぞうたちがゾウを目指した理由を紹介し、雷ぞうがゾウにいることをジャックが知っていたことなどもみてきました。

そもそも見つけるのが困難な幻の島と言われるゾウに、なぜ雷ぞうやジャックは辿り着けたのでしょうか？次に、雷ぞうがゾウに辿り着くことができた理由を考察していきます。

幻の島「ゾウ」は島や大陸ではなく生きている象なので記録指針（ログポース）は使えず、辿り着くことが難しいとされています。そんな動き続ける幻の島「ゾウ」に雷ぞうはどうやってたどり着いたのでしょうか？実は錦えもんはワーテル・ローが所持していたベポのビブルカードを使用してゾウに行き着いています。

このビブルカードとは、別名「命の紙」といってある人のビブルカードを持っていれば、その人物がどこにいるのかが分かる特殊な紙です。また、ビブルカードは普通の紙と違って、水に濡れても燃やしてもなくなることはありません。

ただ、ビブルカードはその人物の生命力を表すため、その人物の体力が落ちると小さくなっていき、その人物が回復すれば元の大きさに戻りますが、無くなってしまうとビブルカードも消えて無くなってしまいます。

そのため、仲間のビブルカードを持っていれさえすれば、もしはぐれてしまっても永久指針（エターナルポース）や記録指針（ログポース）の代わりに仲間がどこにいるのかの道標になります。そして、雷ぞうも誰かのビブルカードを所持していたため、ゾウにやって来ることができたのだと推測されています。

雷ぞうは誰のビブルカードを持っていたのでしょうか？そもそも、ワノ国の大名・光月家の一族とモコモ公国のミンク族は大昔から兄弟のように密な関係です。ゆえに、ミンク族は自分たちの住むゾウに彼らがたどり着けるように、光月の人間に対して、あるビブルカードを渡していたのではないかと言われています。錦えもんはゾウの背中に乗っているモコモ公国を治める2人、イヌアラシとネコマムシが生きていたことを知り驚いていました。

そのため、イヌアラシとネコマムシのビブルカードではないようです。それでは誰のビブルカードなのでしょうか？ネット上では、新世界の海を移動し続けるゾウのビブルカードだという説が有力視されています。そして、雷ぞうたちワノ国の侍を追いかけるジャックも何らかの手段でゾウに辿り着くビブルカードを入手し、ゾウに行き着いたのだと考えられています。

もしかすると、光月おでんを処刑しワノ国の将軍になった黒炭オロチが、錦えもんたちがワノ国を出てゾウを目指したことを伝え、ゾウに辿り着くことができるビブルカードを渡したのかもしれません。そうなると、オロチに情報提供した光月家側の人間がいると考えられます。次に光月家を裏切り、オロチに情報を流した人物が誰なのかを考察していきます。

ここまで「ワンピース」の登場キャラ、雷ゾウの正体について、その人物像やゲダツの父親疑惑を紹介し、忍者である彼の忍術が悪魔の実の能力によるものなのかどうかについて考察してきました。

また、雷ぞうたちが幻の島ゾウを目指した理由やジャックに雷ぞうがゾウにいることがバレていたのがなぜか、さらに雷ぞうが幻の島「ゾウ」に辿り着けた理由についても考察してきました。次に、雷ぞうたち光月家の人間を裏切り、情報を敵側に流した内通者の正体について考察していきます。

オロチに錦えもんたちの情報を提供した内通者は誰なのでしょうか？20年前からやって来た侍たちの出国などの極めて詳細な情報や、ゾウに辿り着くビブルカードを持っていることから、オロチに情報提供した光月家の内通者は、錦えもんたちにかなり親しい人物の可能性が高いと考えられています。

ただ、錦えもんは赤鞘九人男のリーダー格でかなり頭が切れる人物であると称されています。そんな錦えもんが身近な内通者の存在に気づかないはずがないと推測されます。そのため、錦えもんも内通者及びオロチに反撃する何か策を練っているのではないかと今後の展開に期待が集まっています。

錦えもんの身近にいる内通者の予想として、お菊の名前が挙げられています。お菊とは女性の格好をしていますが、実は男で光月家の家臣・赤鞘九人男の1人です。錦えもんたちとともにトキトキの実でタイムスリップしてきたお菊は、錦えもんに敵側の調査を任されます。そして、錦えもんたちが仲間を集めるためにゾウに向かって旅立った後、ジャックが支配する九里のおこぼれ町にある茶屋で看板娘として働いていました。

お菊はその後、約1ヶ月の間九里のおこぼれ町に滞在していました。そのため、敵側の調査と言いながらジャックとつながり、情報を漏らしていたかもしれないと疑われています。

さらに、ジャックがゾウにたどり着くことができた理由についてイヌアラシが語るシーンもあり、そのシーンでは裏切り者がいることを暗示しているかのような描写がありました。お菊があっさりと光月家を裏切るとは考えられませんが、何かジャックに脅されるなどしてゾウに行けるビブルカードを渡した可能性も考えられるとも言われています。

こちらは「ワンピース」に登場する忍者・雷ぞうに関するツイートです。雷ぞうの決めセリフや登場シーンがとても面白いという感想で、「ワンピース」の作中で歌舞伎のような動きが取り入れられているところも評価されています。

こちらも「ワンピース」に登場する忍者・雷ぞうに関するツイートです。最も気に入っているキャラクターが雷ぞうだという感想で、暑苦しいほどかっこいい忍者・雷ぞうが最高だと絶賛されています。

こちらも「ワンピース」に登場する忍者・雷ぞうに関するツイートです。雷ぞうとゲダツの髪型が似ていることから、何らかの関係があるかもしれないと思ってしまうという感想となっています。

いかがでしたか？「ワンピース」に登場する雷ぞうの正体がワノ国の大名・光月家に仕えていた赤鞘九人男の1人で「霧の雷ぞう」と呼ばれた忍者であることが分かりました。さらに、彼の忍術が悪魔の実の能力によるものなのかやゲダツの父親なのかどうかも考察し、いずれも真相は明らかになっていないことが分かりました。

また、雷ぞうが幻の島「ゾウ」に辿り着けた理由を考察し、雷ぞうはゾウに辿り着くことができるビブルカードを持っていた可能性が高いことが分かりました。そして、なぜジャックは雷ぞうがゾウにいることを知り、辿り着けたのかについても考察し、ジャックに情報を流しゾウに辿り着けるビブルカードを渡した内通者がいるかもしれないということが分かりました。

その内通者として、お菊などの錦えもんの身近な人物が疑われていることが分かりました。まだまだ明らかになっていないことが多い雷ぞうの今後の活躍に皆さんもぜひ注目してみてください！