【Fate】レティシアはどんなキャラ?ジャンヌ・ダルクとの関係は?

Fateシリーズの1つ『Fate/Apocrypha(アポクリファ)』は、魔術協会側の赤の陣営とユグドミレニア家側の黒の陣営が繰り広げるバトルが描かれています。そのバトルにおいて、中立的な立場にあったのがヒロインのルークことジャンヌ・ダルクであり、彼女はレティシアというフランス人女性に憑依し現界しています。憑依によって肉体と情報までをも共有する2人なのですが、どのような関係性を構築しているのでしょうか?ここでは、レティシアについて声優やジークとの関係などを紹介しています。

【Fate】レティシアはどんなキャラ?ジャンヌ・ダルクとの関係は?のイメージ

目次

  1. レティシアが登場!Fate/Apocrypha(アポクリファ)とは?
  2. レティシアはどんなキャラ?
  3. レティシアとジャンヌ・ダルクの関係
  4. レティシアの声優
  5. レティシアのかわいい魅力
  6. レティシアに関する感想や評価
  7. レティシアとジャンヌ・ダルクの関係まとめ

レティシアが登場!Fate/Apocrypha(アポクリファ)とは?

Fate/Apocrypha(アポクリファ)の作品情報

『Fate/Apocrypha(アポクリファ)』はTYPE-MOONによるゲーム『Fate/stay night』のスピンアウト小説です。2012年12月31日から2014年12月30日まで、TYPE-MOONのオリジナルレーベル「TYPE-MOON BOOKS」より全5巻が刊行されました。

第二次世界大戦前夜に執りおこなわれた第三次聖杯戦争でしたが、その時に何者かが大聖杯を奪ったことによって「小規模な亜種の聖杯戦争」が起きており、本作の舞台は『Fate/stay night』の並行世界となっています。

Fate/Apocrypha(アポクリファ)のあらすじ

『Fate/Apocrypha(アポクリファ)』は、聖杯戦争の際になくなったはずの大聖杯が見つかったところからストーリーが始まります。その聖杯を盗み隠していたのがユグドミレニア家です。その聖杯を使い、魔術師協会から離反を宣言するユグドミレニア家。しかし、魔術協会は離反を許さず、ユグドミレニア家に部隊を差し向けました。

ところが部隊は全滅してしまいます。ただ、その生き残りが聖杯システムの起動に成功したため、それによってサーヴァントを通常の7体の召還に加えて、計14体を召還することが可能となりました。それに対し、ユグドミレニア家もサーヴァントを召還し、ついにユグドミレニア家の黒の陣営と魔術協会の赤の陣営によるチームバトルが繰り広げられることとなりました。

Fate/Apocrypha(アポクリファ)の世界観

『Fate/Apocrypha(アポクリファ)』では、まだ第四次聖杯戦争は起きておらず、奈須きのこ曰く「途中まで『Fate/stay night』と同じだけど今は違う世界」とされているようです。

第三次聖杯戦争でアインツベルンがアーヴェンジャーを召喚したことが決定的な分岐点となっており、その召喚した結果が『Fate/Zero』と『Fate/stay night』の世界でルーラーを召喚した世界となっています。そのような世界であるため、『Fate/Zero』以降に登場した人物たちも作中に存在しており、全員が平行世界に生きる別人として描かれています。

Fate/Apocrypha(アポクリファ)のマスター

『Fate/Apocrypha(アポクリファ)』のマスターは、サーヴァントを召還する源として存在しています。マスターになる条件には、サーヴァントを使役していることと聖杯戦争に参加することの二つがあります。ただ、サーヴァントは召還していなくても、サーヴァントを奪うことで条件を満たすことができます。

そして、マスターはサーヴァントを従わせるために令呪をおこなうことができ、さらにサーヴァントを現世にとどめるための魔力を供給することもあります。令呪とは3度だけサーヴァントの能力以上の現象を引き起こすことができるもので、それによって命令も聞かせることが可能となるのです。また、マスターの能力には、自分が認識しやすいようにサーヴァントの能力を把握することや、英雄の知識も得るなどがあります。

Fate/Apocrypha(アポクリファ)のサーヴァント

Fate/Apocrypha(アポクリファ)のサーヴァントは、自我のある戦闘兵器あるいは使い魔とも言われています。聖杯から力を借りたマスターによって使役される存在であり、精霊や英霊、神霊といった上位的な存在でもあります。この存在は実在している人物あるいは伝承に残った人物が信仰対象となり、その魂が人間よりも高位の魂に昇華されることによって登録されたものです。

本来のサーヴァントは、意志を持たずに召還されるのですが、聖杯戦争においては7つのクラスの属性に分類され、その属性によって人の形と人格が再現されています。その7つのクラスがランサ、アーチャー、セイバー、キャスター、アサシン、バーサーカーです。

Fate/Apocrypha(アポクリファ)の登場人物

ジーク

ジークは『Fate/Apocrypha』の主人公であり、黒の陣営のサーヴァントの魔力供給源として作られたホムンクルスの一体でもあります。ユウグドミレニア一族がアインツベルンの技術を使って作りました。元々、ジークは意志を持たず魔力を供給するだけの人形だったのですが、突如自我に目覚めたため、自分が消耗品だと知った恐怖により逃亡しています。

しかし、肉体が極めて脆弱だったため倒れてしまいました。一度は黒のセイバーに助けられたものの、追ってのゴルドによって重傷を負わされています。しかし、黒のセイバーから心臓を譲渡されたことにより復活を果たし、肉体も急成長、それによって「サーヴァントの心臓を体内に宿したホムンクルス」という過去に例のない存在となりました。

ルーラー

ルーラーは『Fate/Apocrypha』のヒロインであり、英雄ジャンヌ・ダルクの真名「オルレアンの乙女」を持つ人物です。統治を司る15体目のサーヴァントで、聖杯大戦の審判として召還されました。そのため審判役としての能力、全てのサーヴァントが持つ真名の把握やサーヴァントの位置を広域索敵などが備わっています。また審判の性質上、赤と黒の両陣営には属しておらず、マスターも存在していません。

シロウ・コトミネ

シロウ・コトミネは赤のアサシンのマスターであり、聖堂協会から派遣された若き神父でもあります。聖杯大戦へ参加した理由は己の大望を果たすためでした。目的のためであれば自分の陣営のマスターから全ての令呪を奪い、さらに敵対者であれば躊躇なく駆逐するといった冷酷無比な性格をしています。そして、ルーラーを断固として排除すべき存在だとみなしているため、ルーラーを排除するためにあの手この手の手段を講じています。

獅子劫界離

獅子劫界離(ししごうかいり)は赤のセイバーのマスターであり、死霊魔術師(ネクロマンサー)でもあります。聖杯大戦前は賞金稼ぎとしてさまざまな修羅場をくぐりぬけてきたためか、用心深い性格で常に笑顔を忘れず筋骨隆々とした強面と肉体をしています。ただ、本人は自身が持つ威圧感で相手を圧倒しているのに気づいておらず、自分を恐れる周囲の反応に対して不当な扱いだと不思議がっていました。

フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア

フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニアは、19歳という若さで次世代のユグドミレニア一族を背負って立つ人物です。一族の中でもずば抜けた才能を持っており、それも独自の強化型魔術礼装を作れるほど。魔術回路の変質によって体が思うように動かなくなったフィオレですが、この礼装を使うことで移動ができるようになっています。そのようなことがあり、聖杯にかける願いは歩けなくなった足を歩けるようにすることです。

ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア

ダーニック・プレストーン・ユグドミレニアは黒のランサーのマスターです。ユグドミレニア一族の長を務め、魔術協会の魔術師を束ねています。政治的な手腕に長けているため、最高位である「王冠(グランド)」の階位が与えられ、「八枚舌のダーニック」という異名で呼ばれています。八百年級の宝石や羊皮紙はキャスターのゴーレムに必要なものですが、これらを魔術協会に察知されず、さらに大量に仕入れるほどのネットワークを構築しています。

カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア

カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニアは、黒のバーサーカーのマスターでありフィオレの弟でもあります。カウレスは姉と同じく優しい性格をしているため、他人や生物を犠牲にする魔術師を嫌っており、マスターに選ばれたことも快く思っていません。しかし、魔術師として生きる気構えはできており、非情になる一面も持ち合わせています。

TVアニメ「Fate/Apocrypha」公式サイト

レティシアはどんなキャラ?

レティシアのプロフィール

『Fate/Apocrypha』に登場するレティシアは、ルーラー(ジャンヌダルク)が憑依しているフランス人の学生です。ジャンヌダルクとは瓜二つの容姿をしているのですが、聖杯大戦以前の記憶や一般知識などは彼女のものが用いられています。憑依されている間は表層に出てくることが無いのですが、ジャンヌダルクとは意識を通じているようです。

そのため、ジャンヌダルクがジークに好意を抱いていることにレティシアは気付いていました。憑依された当初はその感情が自分のものだと思っていたようなのですが、彼女の消滅によってジークに好意を抱いていたのはジャンヌダルクの方だと悟っています。

レティシアの性格

ジャンヌダルクがレティシアに憑依したのは、彼女が感受性豊かであり信心深い性格だったためだと考えられています。ジャンヌダルクに憑依されたレティシアでしたが、それを違和感なく受け止めていました。ちなみに、ジャンヌダルクが致命傷を負ってしまった場合、レティシアは無傷、さらに危険地帯にいる場合は違う場所に移動するようになっているようです。

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レティシアとジャンヌ・ダルクの関係

ジャンヌ・ダルクのプロフィール

ルーラーことジャンヌ・ダルクは、通常の召還とは違って霊格や肉体を含めあらゆるものが一致するレティシアに憑依するという形で現界していました。そのため、人間のように食事や睡眠が必要であり、霊体化もできないという肉体的制約を受けています。

ジークに対して好意を抱いているため、同じくジークに対して好意を抱いている黒のライダーとは何かと角突き合わせていました。聖杯大戦では、はじめは調停者として中立の立場を保っていましたが、シロウ・コトミネのイレギュラーを認めたため、事実上黒の陣営として参戦しています。

レティシアに憑依するジャンヌ・ダルク

レティシアに憑依したジャンヌ・ダルクですが、最後はレティシアの体から消滅してしまっています。それが聖杯大戦終盤でのこと。赤のキャスターの策略によってジークへの想いを暴露されたジャンヌ・ダルクは、ジークへの愛を自覚したため、その後大聖杯を破壊するために「紅蓮の聖女」を発動し、その時にレティシアの体から消滅しました。

その後のジャンヌ・ダルクは魂としてジークのいる世界の裏側にたどり着き、ジークとの再会を果たしています。そしてジークにこれまでに秘めてきた想いを告げ、ジークと共に星を巡る旅に出ていました。

レティシアとジャンヌ・ダルクは仲良し

レティシアトジャンヌ・ダルクは、先に説明した通り肉体や情報を共有しています。そのため、仲良くしゃべったりするシーンが見られていました。最後にジャンヌ・ダルクが消滅した際のレティシアは、黒のライダーに見送られてフランスへと帰っています。

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レティシアの声優

声優・坂本真綾のプロフィール

  • 名前:坂本 真綾(さかもと まあや)
  • 出生地:東京都板橋区
  • 生年月日:1980年3月31日
  • 職業:声優、女優、歌手、ラジオパーソナリティー、ナレーター
  • 所属事務所:フォーチュレスト

レティシアの声優を担当した坂本真綾は、子役として8歳の頃(1993年)から活躍しています。また、この頃に洋画作品で吹き替え声優としても活動していたようです。それから1996年には、テレビアニメ『天空のエスカフローネ』の神崎ひとみ役を担当したため、声優として名が知られるようになっています。

声優としての活動は、海外作品の吹き替えやアニメ、ゲームなどの作品を中心としているようなのですが、特に吹き替え声優としては持ち役にナタリー・ポートマンや、キルスティン・ダンスト、ジェシカ・アルバなどがあり、同世代の声優の中でも群を抜く活躍をしています。

声優・坂本真綾の出演作品

  • 1996年~:天空のエスカフローネ(神崎ひとみ 役)
  • 1999年~:メダロット(純米カリン 役)
  • 2002年~:ラーゼフォン(美嶋玲香 役)
  • 2004年~:機動戦士ガンダムSEED DESTINY(ルナマリア・ホーク 役)
  • 2005年~:ツバサ・クロニクル(知世姫 役)
  • 2006年~:桜蘭高校ホスト部(藤岡ハルヒ 役)
  • 2008年~:ソウルイーター(クロナ 役)
  • 2012年~:SYCHO-PASS サイコパス(王陵璃華子 役)
  • 2015年~:アルスラーン戦記(ファランギース 役)
  • 2017年~:Fate/Apocrypha(ルーラー/ ジャンヌ・ダルク 役)

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レティシアのかわいい魅力

数学と男性恐怖症

ジャンヌ・ダルクがレティシアを対象に憑依した理由が彼女の信心深い性格が挙げられていました。基本的には心優しい善人として描かれているレティシアなのですが、そんな彼女は数学と男性を苦手としており、そんな一面がかわいい魅力だと言われています。

「ジークさん」呼び

ジャンヌ・ダルクはジークのことを「ジークくん」と呼ぶのですが、レティシアは「ジークさん」と呼んでいます。さらに、黒のライダーのアストルフォのことを「アストルフォさん」と呼んでおり、やはり男性恐怖症を患っているためか少なからず距離を置いているようです。

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レティシアに関する感想や評価

こちらは、能力に関わらず果敢なレティシアがかわいいといわれています。ジャンヌ・ダルクから憑依された際も、その事実をありのままに受け入れる度量も彼女のかわいい魅力だといえるでしょう。

こちらの感想では、『Fate/Apocrypha』に登場したレティシアを見ての感想です。初めて見た時に「女の子の名前だったんだ」と思ったようなので、名前だけを見ると男だと想像することがうかがえます。

こちらはジャンヌ・ダルクの絵が描かれています。肥満化した姿が描かれているのですが、実際はそうではありません。ただ、レティシアが食欲旺盛でありかなりの大食いだったため、その可能性を考慮して描かれているようです。

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レティシアとジャンヌ・ダルクの関係まとめ

『Fate/Apocrypha』のヒロインであるルーラーことジャンヌ・ダルクに憑依されたレティシアについて、レティシアのプロフィールをはじめ、ジャンヌ・ダルクとの関係、声優、かわいい魅力までを紹介してきましたが、いかがでしたか?

ジャンヌ・ダルクに憑依された理由には、彼女の信心深く心優しい性格が関係していました。本作のヒロインと深い関係があり、かわいい魅力に溢れるレティシア。『Fate/Apocrypha』をご覧になった際は、ぜひレティシアの魅力に注目してみてください。

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