2020年01月14日公開
2020年01月14日更新
【Fate/Apocrypha】ロシェ・フレイン・ユグドミレニアとは何者?最後は宝具に?
「Fate=運命」にもがき抗う魔術師と使い魔たちの姿がほの暗さと辛さを漂わせ、その魅力が多く人に支持される作品「Fateシリーズ」。当記事でお伝えする『Fate/Apocrypha』とは、そのシリーズのスピンアウト作品です。ここでは『Fate/Apocrypha』に登場するロシェ・フレイン・ユグドミレニアについて紹介しています。ロシェ・フレイン・ユグドミレニアの正体とは何者?最後に宝具ゴーレムにされて死亡した?など気になる情報をお届けします。
目次
ロシェ・フレイン・ユグドミレニアが登場するFate/Apocryphaとは?
2004年に発売されたPCゲーム『Fate/stay night』から始まる『Fateシリーズ』。そのFateシリーズのスピンアウト作品が『Fate/Apocrypha』です。それでは、作中に登場するロシェ・フレイン・ユグドミレニアとは何者なのか?ここではロシェについて、正体や最後・死亡、声優を交えつつ紹介していきます。まず初めに『Fate/Apocrypha』とはどのような作品なのか、作品情報からご覧ください。
Fate/Apocryphaの概要
『Fate/Apocrypha(フェイト・アポクリファ)』は東出祐一郎によるダークファンタジー及び『Fate/stay night』のスピンアウト作品です。『TYPE-MOON BOOKS』より全5巻が2012年12月31日から2014年12月30日までに刊行されました。
TYPE-MOON代表の武内祟によると、元々はさまざまな英雄を複数の作家に描いてもらう『三国志大戦』のような作品を目指していたようなのですが、諸事情によりとん挫したためオンラインゲームの企画を小説作品としてリメイクしたようです。
Fate/Apocryphaの世界観
『Fate/Apocrypha』の世界は『Fate/stay night』の平行世界が舞台となっており、第二次世界大戦前夜によりおこなわれた第三次聖杯戦争の最中に、何者から大聖杯を奪われたため「小規模な亜種の聖杯戦争」という世界中でシステムを模した戦争が起きています。
奈須きのこからは「Fate/stay nightと途中までは同じだけと今は違う世界」とされており、『Fate/Zero』やそれに近い「Fate/stay night」の世界において、ルーラーを召喚した結果が本作の世界となっています。
Fate/Apocryphaのあらすじ
『Fate/Apocrypha』の物語の始まりは、第三次聖杯戦争の際に失われた大聖杯「第七百二十六号聖杯」が発見されたところから。その大聖杯を奪い隠匿していたのが今回紹介するロシェが属すユグドミレニア家です。一族はその聖杯をシンボルに掲げており、魔術協会の離反を宣言するのですが、魔術協会の部隊はそれを討伐すべく動き出しました。
その後、ユグドミレニアのサーヴェントに壊滅されはしたものの、大聖杯の予備システムの起動に成功。本来、サーヴェントは7騎しか召喚できないのですが、予備システムによってさらに7騎を召喚することができるようになりました。こうしてユグドミレニア家の魔術師で構成された黒の陣営と魔術協会で構成された赤の陣営による聖杯戦争が勃発したのです。果たして両陣営の勝敗はいかに?
Fate/Apocryphaのサーヴァントとは?
『Fate/Apocrypha』に登場するサーヴェントとは、使い魔または自我のある戦闘兵器です。聖杯から力を借りたマスターによって使役される存在ですが、精霊や神霊であり英霊でもある上位的な存在となっています。
英霊とは実在する人物または伝承に残る人物が死亡後に信仰対象になり、その信仰された魂が人間より高い位置の魂に昇華されることによって登録されたものです。それによって全ての干渉を免れることができ、不変的な存在となるのです。本来のサーヴェントとは、意思を持っていない状態で召喚されるのですが、『Fate/Apocrypha』の聖杯戦争では7つのクラスの属性に分かれており、人の形と人格を再現していました。
Fate/Apocryphaのマスターとは?
『Fate/Apocrypha』のマスターとは、聖杯戦争に参加する意思を持ち、サーヴェントを使役する条件を満たしている存在です。この条件にあるサーヴェントの召喚は、魔術師であればサーヴェントを召喚せず奪うことでも条件を満たすことが可能となっています。
そして、マスターにはサーヴェントを従わせるための令呪を発動することができ、同時にサーヴェントを現世へととどまらせるために必要な魔力供給もおこなっています。また自分が認識しやすい形でサーヴェントの能力を把握することもでき、英雄の知識も得ることができるのです。
ロシェ・フレイン・ユグドミレニアとは何者?
それでは早速、『Fate/Apocrypha』のロシェ・フレイン・ユグドミレニアの正体に迫ります。ロシェは13歳という若さでありながらも歪んだ性格をしているのですが、多くのファンを獲得しているキャラでした。
ロシェの正体①ゴーレム使い
『Fate/Apocrypha』に登場するロシェ・フレイン・ユグドミレニアとは、ゴーレム使いでありゴーレム以外の人間に対して興味を持たない人物です。13歳という若さでありながらも、人間だけでなく親ですらも信用しない歪んだ性格をしており、これには幼少期からゴーレムに育てられる教育方針が原因となっています。
そのような教育方針にはゴーレムづくりを一族が得意としていたことが関係しており、ロシェもその影響でゴーレムづくりの天才だとされています。ただ、ロシェが抱く興味対象の範囲には例外もあり、黒のキャスターがゴーレムづくりの「大家」であるため彼には懐いているようです。
ロシェの正体②黒のキャスターのマスター
ロシェ・フレイン・ユグドミレニアにはもう一つの顔がありました。普段は特徴的な出で立ちをしており、仮面を被って素顔を晒していません。研究者らしく必要なこと以外は何も話すことがなく、黒のキャスターのマスターとしてゴーレムの研究をおこなっています。
死亡する前のロシェは、ゴーレムを極めた魔術師と言われており、大量の魔力をホムンクルス牧場から摂取したことでゴーレムの強化に成功していました。そのゴーレムにはさまざまな種類が存在しており、流体化している金属のゴーレムや、セイバーと少し打ち合えるという高性能ゴーレムが存在しています。
ロシェ・フレイン・ユグドミレニアの願いや最後・死亡
ロシェ・フレイン・ユグドミレニアの願い、それが最後・死亡へと繋がった原因かもしれません。ロシェの最後・死亡に対する感想では可哀そうだというものが多く挙げられていたのですが、それは一体どのようなものだったのでしょうか?ここでは、ロシェの願いと最後までを紹介していきます。
ロシェ・フレイン・ユグドミレニアの願い
黒のキャスターのマスターであるロシェ・フレイン・ユグドミレニアなのですが、彼女の願いは黒のキャスターの受肉でした。自身の目指すゴーレム使いの真髄に触れたロシェ・フレイン・ユグドミレニアは、ただ強いゴーレムをつくりだすだけではいけないという考えに至り、キャスターのためにはなんですると決意を固めたのでした。
ロシェ・フレイン・ユグドミレニアの最後は宝具に?
ロシェ・フレイン・ユグドミレニアは、唯一の例外としてゴーレムづくりの「大家」である黒のキャスターだけを信用していたのですが、それが彼の最後・死亡の原因を作ってしまいました。ロシェが黒のキャスターへ関心を示していたのはゴーレムづくりの手腕にのみ向けられていたものであり、彼の願いと人間性までは理解していたわけではなかったのです。
一方、黒のキャスターの願いは至高のゴーレムであり宝具でもある「ゴーレム・ケテルマクルド」の完成でした。そのため、大量のホムンクルスの中から生み出される個体の生成を待っていたのですが、適合するはずのジークが脱走。しかし、それでも宝具の完成を諦めきれずに赤の陣営に寝返ったのです。
そしてマスターではなくなったロシェを裏切り、ロシェを使って宝具ゴーレム・ケテルマルクトを完成させました。しかし、ロシェの死亡の原因となったキャスタも黒のアーチャーからの狙撃を受けてしまい、結局彼も宝具ゴーレム・ケテルマルクトに吸収され最後を迎えています。
ロシェ・フレイン・ユグドミレニアの声優
『Fate/Apocrypha』のロシェ・フレイン・ユグドミレニアは13歳という若さでありながらも、ゴーレム以外は誰も信用しないといった歪んだ性格の持ち主。そんなロシェを演じた声優が、『今日からマ王!』のドリア役で声優デビューを果たした「加藤英美里」さんです。ここでは加藤さんのプロフィールと主な出演作品を紹介していきます。
加藤英美里のプロフィール
- 名前:加藤英美里(かとうえみり)
- 愛称:えみりぃ、えみりん、カトゥー、エミリネーター
- 出生地:東京都福生市
- 生年月日:1983年11月26日
- 身長:155㎝
- 職業:声優、歌手
- 所属事務所:81プロデュース
ロシェ・フレイン・ユグドミレニアの声優を務めた加藤英美里さんは、高校三年生の時に声優である鹿野優以から「アミューズメントメディア総合学院」の学校見学に誘われたことが声優の道を進むきっかけとなったようです。それから2004年、『今日からマ王!』の三人組メイドの1人・ドリア役で声優デビューを果たしています。同時に『ネポス・ナポス』のネポ役でも初主演を果たしています。
加藤英美里の主な出演作品
- 2004年~:ネポス・ナポス(ネポ 役)
- 2006年~:出ましたっ!パワパフガールズZ(赤堤ももこ / もも 役)
- 2007年~:らき☆すた(柊かがみ 役)
- 2008年~:黒執事(メイリン 役)
- 2009年~:メタルファイト ベイブレード(湯宮ケンタ 役)
- 2011年~:魔法少女まどか☆マギカ(キュゥべえ 役)
- 2014年~:プリティーリズム・オールスターセレクション(彩瀬なる 役)
- 2017年~:Fate/Apocrypha(ロシェ・フレイン・ユグドミレニア 役)
- 2018年~:異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術(エデルガルト 役)
- 2019年~:まほうのルミティア Luminary Tears(ラビル 役)
ロシェ・フレイン・ユグドミレニア以外の登場人物
ロシェ・フレイン・エグドミレニア以外の登場人物は、主な登場人物であるジークとルーラ、赤の陣営に属す獅子劫界離とシロウ・コトミネ、そしてロシェが属す黒の陣営ではダーニック・プレストーン・ユグドミレニア、カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア、フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニアがいます。ここではそれぞれの登場人物に紹介していきますので、ロシェと『Fate/Apocrypha』の作品の理解を深めてください。
Fate/Apocryphaの主要な登場人物
ジーク
『Fate/Apocrypha』のジークは主人公であり元ホムンクルスでもあった少年です。ロシェ・フレイン・ユグドミレニアの最後・死亡のきっかけを作ったともいえる人物ですが、元々は黒の陣営で宝具の完成を目的に作り出されたホムンクルスであり、自我もなくただ魔力を供給するだけの人形でした。ただ、体が貧弱であるものの魔術回路が優秀だったため、魔術師のような体を持っています。
しかし、自我がないジークが一度自我に目覚めてしまい、魔力を取られるだけの自分の境遇に恐怖し脱走しています。その後、歩ききれない体のために倒れてしまうのですが、黒のライダーに助けられました。そして黒のライダーとは友人関係となり、もう一度脱走を試みるものの捕まってしまい死亡しています。
しかし、黒のセイバーから心臓を渡されて生きかえったのです。助けられてもらった黒のセイバーの名前がジークフリートであったため、その名前から一部を抜きジークと名乗るようになっています。
ルーラ
『Fate/Apocrypha』のルーラーは本作のヒロインであり、真名がフランスの英雄「ジャンヌ・ダルク」です。7体のサーヴェントから外れた存在であり、全サーヴェントの能力全てを把握し、主に審判としての役割を担っています。
体は現世に実在する人物に憑依したものであるため、サーヴェントの能力を使いこなすことが可能で、審判という性質上、どちらの陣営に属すことなく行動しています。ルーラは宝具を無効化する宝具であり、たとえ幻術のようなスキルであっても無効化できます。
Fate/Apocryphaの赤の陣営
獅子劫界離
『Fate/Apocrypha』の赤の陣営に属す獅子劫界離は赤のセイバーのマスターです。戦闘ではセイバーに任せるだけでなくネクロマンサーとしての魔術を使って自分も戦うスタイルで、ダガーや散弾銃を使った戦い方をします。呪術的な武器を作る手腕が高く、戦闘で使うダガーは自作の武器です。
ただ、赤の陣営のマスター・シロウの異常性に気付いたため、単独で行動し陣営としての戦いを好みません。赤のセイバーとは何かと良いコンビネーションを見せており、死亡シーンでは赤のセイバーと一緒にタバコを吸いながら語り合っていました。
シロウ・コトミネ
『Fate/Apocrypha』の赤の陣営に属すシロウ・コトミネは、赤のアサシンのマスターであり本作の黒幕的な存在でもあります。聖杯戦争で自分の願いを叶えるため、陣営のマスターたちから全ての令呪を奪っており、大量の令呪を自分の身に宿しています。調停役であるルーラーのことを敵視しさまざまな方法を使って潰そうとしているのですが、それには邪道な方法で聖杯戦争をおこなっている自覚があったからこそのものです。
そんなシロウの正体は大昔に召喚されたサーヴェントであり、人間ではありません。かつて、召喚された聖杯戦争の際、崩壊した聖杯に触れていたため最後を迎えることなくかろうじて受肉していた状態でした。そして、その時に神父として活動していた言峰家の養子になっており、今回の聖杯戦争の準備をしていました。
Fate/Apocryphaの黒の陣営
ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア
『Fate/Apocrypha』の黒の陣営に属すダーニック・プレストーン・ユグドミレニアは、二つの役割を担っており、それがユグドミレニア一族の族長と黒のランサーのマスターです。講師としての手腕は不評だったようなのですが、魔術師たちを束ねる手腕は高く評価されています。その才能は魔術協会だけでなく聖堂協会にすらもスパイを潜り込ませるほど。
そして、大量の魔術的な媒体を察知されることなく仕入れるネットワーク構成と情報統制を持っており、多大な貢献をしていました。受肉年齢は20代付近。実年齢は97歳なのですが、禁術の力を使ったことで若さを保ってはいるものの、人格が少しずつ薄れるという代償を払わなければなりません。最後には自分の記憶を持ちながらも別人になる覚悟を持っています。
カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア
『Fate/Apocrypha』の黒の陣営に属すカウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニアは、フィオレの弟であり黒のバーサーカーのマスターでもあります。魔術の才能は平均並みであるため、本人はマスターに選出されたのを快く思っていませんでした。
やはり彼も姉と同様に優しい性格をしており、生物に限らず他人をも犠牲にする魔術を嫌っているため魔術師自体を苦手としています。ただ、魔術師としての気構えはできており、時には非情になることができます。
フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア
『Fate/Apocrypha』の黒の陣営に属すフィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニアは、次代のユグドミレニア一族を背負う使命を持つ少女です。19歳という若さではあるものの、一族の中では他の追随を許さないほどの才能を持っています。魔術回路の変質によって歩くことが出来ないのですが、自作の接続強化型魔術礼装で移動を可能にしています。聖杯戦争にかけている願いは歩けなくなった足を歩けるようにすることです。
このような願いからもうかがえますが、優しい性格をしており、実験用の犬が殺されることに心を痛めるほど。それを心配した弟と黒のアーチャーからは族長の引継ぎを辞退するように言われ、最後は魔術師としての生を捨てて魔術回路を弟に譲っていました。
ロシェ・フレイン・ユグドミレニアに関する感想や評価
感想や評価:ロシェが最後まで貫いた熱意はホンモノ
細やかながらロシェ君、今年もお誕生日おめでとう♪
— ichitaka (@trick_leo) September 15, 2019
初めて尊敬できる大人(先生)に出会えて、でも2人の目指す夢の結末は致命的に相容れぬものだったけれど…君が最後まで貫いたその熱意はホンモノだったかと思います。#アポクリファ #Fate #FGO pic.twitter.com/43PrsjVfAY
こちらの感想では、『Fate/Apocrypha』のロシェが最後まで貫いた熱意が本物だったといわれています。最後・死亡の際は宝具となったロシェだったのですが、それでも初めて尊敬できる人に出会えたことに喜びを感じているのがうかがえます。
感想や評価:先生からゴーレムの一部にされたロシェが悲しい
Fate/Apocrypha14話、ロシェ、先生を尊敬してたのにゴーレムの一部にされるの悲しすぎる 先生も自らゴーレムの一部になるしキャスターも代々迷惑キャラだな
— でっていう@健全垢 (@yossiinotamago) January 15, 2018
共闘でジーク、モーさんのW宝具熱いな しれっと宝具使ってないケイローンさん策士? 参戦する代わりに令呪を交渉するゲスモーさんすこ
こちらは尊敬していた先生に宝具にされたロシェが可哀そうだと言われています。さらに先生も宝具の一部となって最後・死亡することに対して、『Fate/Apocrypha』に登場するキャスターが迷惑キャラだともいわれているので、ロシェに同情しているのがうかがえます。
感想や評価:至高の宝具になったロシェについて
至高の宝具だってよかったねロシェくん!!!!
— さもん (@samon_fate) October 7, 2017
上記では『Fate/Apocrypha』のロシェに対して同情する感想が挙げられていたのですが、こちら至高の宝具というものだからこそ喜ばしいといった感想となっています。これはロシェがゴーレムに人生を捧げるほどの関心を示していたからなのでしょうか?確かに裏切られはしたものの、ロシェの視点から見ると至高の宝具「ゴーレム・ケテルマクルド」の一部になるのは嬉しいことなのかもしれません。
ロシェ・フレイン・ユグドミレニアまとめ
『Fate/Apocrypha』に登場するロシェ・フレイン・ユグドミレニアについて、正体や最後・死亡、声優を交えて紹介してきましたが、いかがでしたか?ロシェとは、ゴーレム使いであり黒のキャスターのマスターでもある人物でした。しかし、それが死亡のきっかけを生み出してしまい、信用していたキャスターによって宝具にされるという悲惨な最後を迎えてしまいました。
やはりロシェの最後・死亡シーンを見る限り、才能ある魔術師であってもサーヴェントの力には及ばないことが分かります。外伝という扱いであり小説版とアニメ版で公開された『Fate/Apocrypha』、いずれかで作品をご覧になる際はぜひロシェ・フレイン・エグドミレニアの最後を迎えるまでの活躍に注目してみてください。