【イナズマイレブン】豪炎寺修也はかっこいい人気キャラ！必殺技や声優情報も

『イナズマイレブン』でかっこいいと評判の人気キャラクター・豪炎寺修也。彼にはサッカーをしている少年少女から大人まで、多くのファンがついています。彼のどんなところに人々は惹かれているのでしょうか？豪炎寺修也について詳しくて見ていく前に、まずは『イナズマイレブン』の概要を確認しておきましょう。

『イナズマイレブン』は、レベルファイブが製作し発売したゲームを原作とする作品群の名称です。略称は「イナズマ」「イナイレ」。2008年にTVアニメシリーズの放送が開始され、2010年には劇場アニメ化もされました。超次元サッカーに打ち込む少年少女の活躍を描いた、スポーツ作品です。

主人公の円堂守は、サッカーが大好きな男子中学生。彼は雷門中学校にある弱小サッカー部のキャプテンを務めており、中学サッカーの全国大会であるフットボールフロンティア出場を目指しています。ある日円堂守は、転校生の豪炎寺修也と出会いました。豪炎寺修也は前の学校のサッカー部で活躍していた天才エースストライカー。彼との出会いが、円堂守率いる雷門中サッカー部の運命を大きく動かしていくことになります。

『イナズマイレブン』に登場する豪炎寺修也は、雷門中学校サッカー部に所属する少年です。誕生日は5月30日。ポジションはフォワードで、背番号は10番。元々は木戸川清修中学校に通っており、サッカー部で天才ストライカーとして活躍していましたが、ある事件をきっかけにサッカーから離れ雷門中学校に転校。そこで円堂守と出会い、再びサッカーを始めました。

クールで無口、その上ストイックで自分にも他人にも厳しいため周囲から誤解を受けることもありますが、仲間想いでサッカーに対する情熱も人一倍ある熱い男です。天才ストライカーとしてもてはやされていますが、決して天狗になることはなく、特訓を欠かさない努力の人。

協調性もあるため、仲間たちから信頼されています。作中に登場する様々な登場人物のみならず、現実世界の『イナズマイレブン』ファンにも多大な影響を及ぼした『イナズマイレブン』を代表するキャラクターと言えるでしょう。

『イナズマイレブン』に登場する豪炎寺修也は、整った顔立ちをしていることで多くの女性ファンを獲得しています。目は鋭い切れ長で、稲妻型をした変わった眉が特徴的。色素の薄い髪は常に上げられていて逆立っています。肌は褐色に近く、逞しい男らしさがにじみ出ています。

『イナズマイレブン』に登場する豪炎寺修也というキャラクターを語る上で欠かせない存在が、妹の豪炎寺夕香です。早くに母を亡くした豪炎寺。医者である父も忙しくてあまり家にいないため、豪炎寺修也は妹の夕香を特別可愛がっていました。夕香も豪炎寺修也を慕っており、彼のサッカーの一番のファンでした。

しかしある日、豪炎寺修也のサッカーの試合を観に行こうとした夕香が事故に遭い、昏睡状態に陥ってしまいます。妹を大切に思っていた豪炎寺修也は強いショックと激しい自責の念に苛まれ、サッカーから離れる覚悟をするほど打ちひしがれました。彼がどれだけ妹を大切にしていたかが伝わってくるエピソードです。その後、円堂守たちと出会いサッカーを再び始めてからも、豪炎寺修也が妹の存在を忘れることはありませんでした。

毎日彼女の病室を訪れ、声をかけ続けたのです。豪炎寺修也の首にはいつもスパイクシューズ型のペンダントがかかっていますが、それは夕香がくれたお守りでした。豪炎寺修也はいつもこのペンダントを身に着け、夕香の想いと共に試合を戦っていたのです。

無事に夕香が目を覚ましたあとも、豪炎寺修也が妹を気にかけることは止まりませんでした。むしろ大きな事故があった分、愛情が増しているのかもしれません。出先で必ず妹へのお土産として大きなぬいぐるみを探す豪炎寺修也の姿は、普段のクールな姿と違って可愛らしく、ファンから好評でした。

豪炎寺修也の必殺技その1は、ファイアトルネードです。ファイアトルネードは、豪炎寺修也が物語開始時から使用している、彼を代表する必殺技。炎をまとった足によって放たれるシュートはかなり強烈です。この技は豪炎寺修也だけでなく、豪炎寺修也に憧れるキャラクターなども使用することがあります。

豪炎寺修也の必殺技その2は、爆熱スクリューです。周囲に炎を発生させ、炎をまとったまま上昇、身体を回転させてボールを蹴る必殺技。豪炎寺修也の使用する必殺技の中で、特に威力が高いものになります。この必殺技が進化すると、真爆熱スクリューという必殺技になります。

豪炎寺修也の必殺技その3は、爆熱ストームです。豪炎寺修也の背後に炎のマジンが現れ、豪炎寺修也を手のひらに乗せて天高く飛ばします。豪炎寺修也は空中で身体を回転させながらボールをキック。炎の渦をまとったボールが放たれるという必殺技です。見た目的に一番派手で迫力のある必殺技だったため、少年ファンを中心に人気がありました。

豪炎寺修也の必殺技その4は、イナズマ1号です。イナズマ1号は豪炎寺修也と円堂守の合体技。豪炎寺修也と円堂守が同時にボールを蹴ると、激しい雷光をまとったボールが生まれ、相手ゴールに突き刺さります。2人の息が合っていないと成功しない、絆の必殺技です。

アニメ『イナズマイレブン』で豪炎寺修也の声を担当したのは、声優の野島裕史です。野島裕史は1973年4月16日生まれ、血液型はA型。東京都杉並区出身で、所属事務所は青二プロダクションです。父の野島昭生と弟の野島健児も声優という声優一家の一員。『スケアクロウマン』にて、父子3人の共演が果たされました。

豪炎寺修也を演じた声優・野島裕史の主な出演作品その1は『とらドラ！』です。声優の野島裕史はこの作品で、クラス委員長と生徒会副会長、男子ソフトボール部部長を務めている北村祐作を演じました。見た目は眼鏡をかけた優等生タイプ。しかし実はかなりの熱血漢で行動的です。

豪炎寺修也を演じた声優・野島裕史の主な出演作品その2は『黒子のバスケ』です。声優の野島裕史はこの作品で、主人公が所属する誠凛高校バスケ部の副主将である伊月俊を演じました。伊月俊はチームの優秀な司令塔。頭の中で視点を切り替えコート全体の動きを把握できる「鷲の目」という能力を持っています。

豪炎寺修也は、円堂守率いる弱小サッカー部が存在する雷門中学校にやってきた転校生でした。彼は円堂守たちが不良に絡まれているところに通りかかり、彼らを救います。元々、前の学校で「炎のエースストライカー」として大活躍していた豪炎寺修也。彼のサッカーを見た円堂守は当然サッカー部に入部してほしいと告げますが、豪炎寺修也はサッカーをやるつもりはありませんでした。

妹が自分の試合を応援するため会場に向かっている道中で事故に遭い、昏睡状態になってしまったことで、豪炎寺修也は責任を感じてしまっていたのです。妹が目を開けるまではサッカーをしない。それが豪炎寺修也が自らに課した、妹への償いでした。

しかし、円堂守のサッカーへの熱い想いに胸を打たれ、徐々に豪炎寺修也の心境に変化が。様々な葛藤がありながらも、豪炎寺修也は妹のためにサッカーを続けることを決意します。こうして雷門中サッカー部の一員になった豪炎寺修也は、新たな仲間たちと共に数々の試合に身を投じていくことになりました。

卓越した技術を持つ豪炎寺修也の加入は、チームの攻撃力を一気に引き上げました。また、豪炎寺修也の誘いによって、元敵チームの司令塔だった鬼道有人が雷門中に加入。戦略面でも強化された雷門中はメキメキと力をつけ、全国中学サッカー大会「フットボールフロンティア」優勝という快挙を達成しています。

雷門中がFFで優勝し皆が歓喜する中、豪炎寺修也は1人妹のいる病院に向かいました。眠り続ける妹にFFで優勝したことを告げるためです。いつものように病室で妹に語りかけていると、ついに妹の目が開きました。ようやく彼女の意識が戻ったのです。

しかし喜びも束の間。宇宙からやってきたという謎のチーム「エイリア学園」によって、各地の学校が襲撃される事件が発生。豪炎寺修也の妹はエイリア学園によって人質に取られてしまい、彼は戦線離脱を余儀なくされます。

対エイリア学園のためのチームからしばらく離れ、沖縄にいた豪炎寺修也。1人でいる間も、仲間たちを忘れたことはなく、また日々の特訓も欠かしませんでした。パワーアップした豪炎寺修也の活躍の機会は、エイリア学園のチームの1つ「イプシロン」との戦いで訪れます。

妹が保護され、身を隠す必要がなくなった豪炎寺修也。彼はチームのピンチに駆けつけ、エースストライカーとして見事な復活を遂げました。以降、豪炎寺修也は再びイナズマキャラバンの一員となり、エイリア学園との戦いに多大な貢献を果たします。

侵略者の脅威も去り、雷門中サッカー部に平和な時間が戻ってきました。そんなある日、円堂守や豪炎寺修也らは、雷門中サッカー部の響木監督から雷門中に呼び出されます。そこには、様々な学校の優秀なサッカー選手たちが集まっていました。

U-15初の少年サッカー世界大会「フットボール・フロンティア・インターナショナル（FFI）」の開催が決定し、日本代表の選考をすることになったのです。豪炎寺修也は日本代表に選ばれ、工藤道也監督の下、円堂守らチームメイトと共に世界を目指します。ところが、豪炎寺修也の前に、ある問題が立ちはだかりました。

豪炎寺修也の父親は医者で、彼は父から医者になるためにサッカーを辞めるよう言われていました。豪炎寺修也は父親の言葉に従い、勉強のためドイツに行くことを決意。アジア予選決勝戦を最後の試合とし、せめて仲間たちを自らの力で世界に送り出そうとします。しかし、サッカーに対する未練から試合に身が入らず、なかなか思うようなプレイができません。

苦戦する豪炎寺修也ですが、仲間たちの想いで復活。勝利に貢献し、日本代表は世界大会進出を決めました。試合を見て息子の想いを知った豪炎寺修也の父は、息子がサッカーを続けることを承認。豪炎寺修也も仲間と共に、FFIに出場できることになりました。

舞台は円堂守や豪炎寺修也たちが活躍した時代から10年後。『イナズマイレブンGO』の話です。24歳になった豪炎寺修也は、プロサッカー選手として世界で活躍していました。彼はサッカー管理組織「フィフスセクター」の不穏な動きをいち早く察知。内情を探り事態の悪化を防ぐべく、日本代表の座を降り、フィフスセクターの聖帝・イシドシュウジを名乗って暗躍します。

イシドシュウジを演じている間は髪を下ろし、水色のメッシュを入れて変装をしていました。彼の目的を知っていたのは妹の豪炎寺夕香と、元チームメイトの宇都宮虎丸くらいです。円堂守にすら真意を明らかにしておらず、最後まで表向きの黒幕として動いていました。フィフスセクターはサッカーを愛する少年たちを苦しめましたが、豪炎寺修也がいち早く暗躍していたおかげで、救われていた学校や選手は多くいます。

未来意思決定議会「エルドラド」により、サッカー抹消の危機に陥った世界。主人公たちは、世界にサッカーを取り戻すべく、時空を超えた戦いに挑んでいくことになります。フィフスセクターの件が解決し、イシドシュウジである必要がなくなった豪炎寺修也は、主人公たちのサポート役として登場。

彼は「支援者X」を名乗る謎の人物からタイムブレスレットというアイテムを受け取っており、それによって歴史改変を受け付けないでいたため、他のキャラクターと違いサッカーの存在を失っていませんでした。主人公たちに特訓場所を提供してくれるなど、頼りになる存在として描かれています。

ギャラクシー編に登場した豪炎寺修也は、日本少年サッカー協会会長という立場にありました。髪型はクロノ・ストーン編の時と変わらず長髪で、下ろしていたり結んでいたりしています。要職に就いているということでお洒落なスーツを身に纏うようになった豪炎寺修也。

涼しげな水色のスーツに、炎を思わせる赤いスカーフがアクセントとなっています。ギャラクシー編では、地球代表チームの監督に、正体が影山零治だと知りながらも黒岩流星を推薦しました。サッカー協会のトップということで、かなり忙しい毎日を送っているようです。

『イナズマイレブン』の10年後の物語である『イナズマイレブンGO』では、初代のキャラクターたちが皆大人になっています。主人公の円堂守は結婚しており、豪炎寺修也も結婚しているのではないかとファンの間で話題となりました。しかし物語を確認してみると、豪炎寺修也が結婚しているという描写はないことがわかります。

端正な顔立ちで元プロサッカー選手、現在は日本少年サッカー協会会長という彼は引く手数多でしょうが、シリーズ作中で彼の恋愛事情が描かれることは今の所ないようです。『イナズマイレブン』にはパラレルワールドが存在していますので、もしかしたら他の世界線では、豪炎寺修也が身近な人と結婚していることもあり得るかもしれません。

登場していたはずなのにクレジットに声優・野島裕史の名前がないこともあった豪炎寺修也。それは彼があまりにも無口なせいです。そんなクールなところが好きだというファンは、かなり多くいます。

豪炎寺修也はその端正でクールな顔立ちで、多くの女性ファンを獲得しました。容姿もかっこよく、サッカーが上手で仲間想い。人気キャラクターになるのも当然と言えるでしょう。

『イナズマイレブンGO』の主人公・松風天馬や、「FFI編」で登場した宇都宮虎丸など、豪炎寺修也に憧れを抱きサッカーをしているキャラクターは複数存在します。多くの人に影響を与えている豪炎寺修也を称賛するコメントでした。

『イナズマイレブン』のキャラクター・豪炎寺修也のかっこいい必殺技や担当声優情報、作中での活躍などを紹介してきました。豪炎寺修也はエースストライカーという立場であったため、作中のキャラクターや現実世界の少年少女から憧れの眼差しを向けられた大人気キャラクターです。

才能がありながら、それに驕らず努力を重ねるストイックさ、サッカーや仲間に対する情熱が、彼をただの天才キャラクターに留めず、より魅力的な存在にしたのでしょう。アニメ『イナズマイレブン』を見て、豪炎寺修也の熱い一面に触れてみてください。