【カードキャプターさくら】クロウ・リードとは何者？さくらやエリオルとの関係は？

クロウ・リードが登場するカードキャプターさくらについて紹介していきます。クロウ・リードとは、カードキャプターさくらの物語を進行する上で欠かせない重要なキャラクターです。しかしその一方で実際には登場せず、名前だけの登場であったり、回想シーンでの登場であったり、幻影での登場ばかりです。そんな謎めいた人物クロウ・リードについて考察していきましょう。

カードキャプターさくらとは、CLAMPと呼ばれる日本の女性漫画家集団による共同制作の漫画です。アニメ化、映画化もされた人気作品です。12巻ある単行本が1996年から2000年にかけて刊行され、6巻までが『クロウカード編』、7巻以降が『さくらカード編』となっています。また、2016年から新章『クリアカード編』がスタートしました。累計1200万部を突破する大人気漫画です。

新章のスタートは、カードキャプターさくらの連載20周年を記念して行われたイベントの様なものでしたが、カードキャプターさくらの人気が高いことから、そのまま新章として連載スタートしたのでした。作者のCLAMPは、元々同人作家の集団でしたが、商業誌デビューが決まってからは同人作家としての活動はしていません。

それではカードキャプターさくらのあらすじを紹介していきます。カードキャプターさくらは3つのシナリオに分かれており、クロウカード編とさくらカード編がアニメの1期として放送、またクリアカード編が近年連載再開され、アニメ化までされました。それぞれのシナリオごとにあらすじを解説していきます。

クロウ・リードは、カードキャプターさくらにおいて重要なキャラとなっているため、3作に渡って登場します。その中でも特にクロウカード編で大きな活躍をします。クロウカードは彼が作ったカードであり、それが世界にあらゆる影響を及ぼすことを憂い、様々な策を施していたのでした。

カードキャプターさくらクロウカード編のあらすじを紹介していきます。さくらは平凡な小学生でしたが、ある日父親の書斎にあった1つの本を発見し、その封印を偶然にも解いてしまいました。本に封印されていた『クロウカード』全てを集めるために、さくらはカードキャプターとなったのでした。さくらは全てのカードを集めることができるのでしょうか？

カードキャプターさくらのさくらカード編のあらすじを紹介していきます。全てのクロウカードを見事集めることができたさくらでしたが、ある日を堺にクロウカードの力が急に使えなくなってしまいました。そこでさくらは、自分の魔力をクロウカードに注ぎ込んで『さくらカード』にしていくことを思いつきます。さくらの周りで起こる不可解な事件を解決するために、今度はさくらカードを使うようになるのでした。

時は経ち、さくらは中学へと進学することになりました。平和が続いていたある日の夜、さくらは不思議な夢を見ます。辺り一面には透明なカードがあり、フードを被った謎の人物と対峙している夢でした。朝起きると、さくらカードは全て、夢で見たような透明なカードになってしまったのです。さくらは、雪兎と小狼に夢のこととカードのことを相談します。またさくらの周りではおかしな事件が発生し始めるのでした。

クロウ・リードが登場するカードキャプターさくらの作品情報について見てきました。カードキャプターさくらという名前は知っていてもどんな作品かは知らない人も多くいるはずです。少女向け漫画でありながら伏線が張られており、大人でも楽しむことができる作品であることが分かりました。次は、重要人物『クロウ・リード』について見ていきましょう。

カードキャプターさくらに登場するクロウ・リードは、稀代の魔術師と呼ばれていました。それは、強力な魔力を持っていて、今はまだ無い魔法を新しく作り出すことが出来るほどの腕前でした。そのためクロウ・リードは作中では魔術師兼占い師という肩書を持っています。

つまりクロウ・リードは、全く新しい魔法を生み出す才能を持っていたのです。そのため、クロウ・リードの力を狙う者に襲われることもあったものだと推測できます。『稀代の魔術師』と呼ばれていた程の腕前を持ちながらも、平和に過ごすために占い師という裏の顔を持っていたものだと考察できます。

また、クロウ・リードの魔術師としての才能は非常に高く、未来を見ることができる程でした。遠い未来に、自分の魔力を必要とする人物が現れることを予見していました。それが、ユエと対峙するさくらです。クロウ・リードは、さくらこそが自分の魔力を正しい方向に導いてくれる人物だと確信していました。そこで、さくらに様々なアイテムを残していきます。

例えば、さくらの性格が『優しすぎる性格のためユエのことを傷つけられない』ということが分かったクロウ・リードは、さくらのために月の鈴を用意していました。この月の鈴のおかげでさくらは、ユエを傷つけることなく月の力に打ち勝ち、見事クロウカードの主となったのでした。

カードキャプターさくらに登場するクロウ・リードは、作中の中でもトップレベルの魔力の持ち主です。しかし、そんなクロウ・リード本人は、稀代の魔術師と呼ばれることが嫌でした。その理由は、自分が持つ強力な魔力を嫌っていたからです。出来る事ならその魔力を誰かに引き継がせたいと考えていたようです。

しかし、自分の強すぎる魔力の全てを同一人物に受け継がせてしまえば、今度はその人物が他の誰かにつけ狙われる可能性があります。そこでクロウ・リードが考えた策が、2人の自分の生まれ変わりを作るという方法です。その生まれ変わりの2人に自分の魔力の半分ずつを受け継がせることで、魔力の均衡化を図ったのです。

カードキャプターさくらに登場するクロウ・リードは、変わった性格の持ち主でもありました。クロウ・リードの性格はいたずら好きで人をからかうのが大好きな性格をしています。見た目は眼鏡をかけた優しい人物である印象を受けるため、非常にギャップのある性格だとも言えます。

前述したように、あまりにも強すぎる魔力であったため、未来を見通す力が備わっていました。そんなクロウ・リードは、自分の意志を受け継ぐ者が女の子であることにも気が付いていました。そこで、魔法の杖のデザインを女の子向けのかわいいデザインにしたようです。この様に、非常にお茶目な性格も持ち合わせています。

不思議な性格のクロウ・リードですが、実はすでに死んでいます。後述しますがクロウ・リードの魂は輪廻転生し、カードキャプターさくらに登場する他のキャラクターに受け継がれています。クロウ・リードの強い魔力もまた、輪廻転生したキャラに受け継がれています。

つまり、カードキャプターさくらに登場するクロウ・リードはすでに死んでおり、過去の人物ということです。名前としてはたくさん登場するクロウ・リードですが、生きたまま登場することはありません。主人公さくらがカードキャプターになったきっかけのクロウカードの制作者であり、その強力な魔力が現代にまで影響しているということです。

カードキャプターさくらに登場するクロウ・リードにはモデルがいます。クロウ・リードのモデルは、イギリスの有名な魔術師『アレイスター・クロウリー』です。クロウ・リードの名前はここから取られたと推測できます。また、アレイスター・クロウリーは魔術に魅了されていたとも言われており、クロウ・リードのモデルにぴったりのエピソードとなっています。

ここまで、クロウ・リードの人物像について見てきました。作中に登場しないキャラにも関わらず、しっかりとした設定があることが分かりました。次は、そんなクロウ・リードが主人公であるさくらとどんな関わり合いがあるのかを紹介、解説していきます。また、エリオルとの関係についてもネタバレしていきます。

カードキャプターさくらのクロウ・リードとさくらには深い関係があります。それは、さくらがカードキャプターになるきっかけとなった『クロウカード』を作った人物であるということです。また、それだけではなく、さくらがクロウカードを全て集めて新たな主となった時に幻影としてさくらの前に現れています。

さくらが後継者となることをクロウ・リードは最初から知っており、神社に魔力を込めた鈴を置いておいてさくらの手助けをしたり、さくらの杖のデザインを女の子向けにするなど、影ながらさくらの力になっていました。

また、それはクロウカード編だけの関係ではなく、さくらカード編においてもさくらとクロウ・リードの関係は続きます。クロウカード編において新たなクロウカードの主となったさくらでしたが、クロウ・リードの目的はさくらをクロウカードの主とさせることではありませんでした。死んでしまった自分のかわりに、自分の生まれ変わりに集まってしまった魔力を分散さてもらうことこそが目的です。

そのためには、クロウ・リードの魔力よりもさくらの魔力が高くなければなりません。そのために、自分の生まれ変わりであるエリオルは、さくらに試練のようなものを与え、さくらを苦しめることになるのです。また、今のままではクロウカードの力を完全には使えません。その理由は、クロウカードはクロウ・リードのカードだからです。いくら主がさくらに変わってもそれはただ持ち主がクロウ・リードからさくらに変わっただけでした。

さくらがクロウカードをしっかりと扱えるようになるためには、クロウカードを本当に自分のカードにする必要があります。そのためには、クロウカードに自分の魔力を注ぎ込んでさくらカードにする必要があります。しかし、今のさくらでは1枚のクロウカードをさくらカードに変身させるだけでほぼ全ての魔力を使い果たしてしまいます。

困ったエリオルは、さくらの魔力の底上げとクロウカードをさくらカードに変身させることを1度にやらせてしまおうと考えます。そこで、事件を起こし、その事件を解決するためにはクロウカードをさくらカードに変身させて、そのさくらカードを使う必要があるように仕向けたのでした。この様に、さくらとクロウ・リードは切っても切れない関係にあったのでした。

カードキャプターさくらには、柊沢エリオルというキャラクターが登場します。エリオルとクロウ・リードは切っても切れない関係にあります。それは、エリオルがクロウ・リードの生まれ変わりの姿だからです。エリオルはさくらと同級生で、途中からさくらの小学校に転入してきます。

エリオルはクロウ・リードの生まれ変わりということでクロウ・リードに似た部分を多く引き継いでいます。エリオルは強力な魔力やクロウ・リードの記憶を受け継いでいるだけではなく、料理が上手な部分や眼鏡をかけている部分もクロウ・リードを引き継いでいます。

カードキャプターさくらの物語の途中で、エリオルがクロウ・リードの生まれ変わりであることが判明しますが、エリオルはさくらに真の後継者となってもらうために、クロウカードをさくらカードに変えようとします。しかし、その際にさくらを悲しませてしまい、本気でさくらのことを心配する一面も持っています。

また、クロウ・リードの生まれ変わりとして高い魔力を持っていたエリオルは、クロウ・リードと同様に様々な魔法を使うことが出来ました。例えば、自分の従者であるスピネル・サンとルビー・ムーンを生み出したのもエリオルです。これは、クロウ・リードが自分の従者であるケルベロスとユエを生み出したのと似ており、ただの生まれ変わりではなく、クロウ・リードに似ている点がいくつもあることが分かります。

作中では、あっさりとクロウ・リードの生まれ変わりであることを読者や視聴者に明かしています。そのため、視聴者や読者はクロウ・リードの生まれ変わりとして物語を見ることができますが、主人公さくらはそのことを事件が解決するまで知ることはありませんでした。さくらに試練を与えることで魔力の底上げを図っていましたが、さくらを悲しませたり傷つけることが苦手な性格でもあります。

また、クロウ・リードのことを心の底から尊敬しており、同じくクロウ・リードに敬意を払っているユエに近いシンパシーを抱いています。そのため、ユエの力が衰えた時には心底心配していました。桃矢が自分の魔力を雪兎に譲渡する時には2人を自宅に招き入れるなど、協力的で優しい性格はクロウ・リード譲りです。

エリオルがクロウ・リードの生まれ変わりであることや、さくらとの関係について紹介してきました。さくらがカードキャプターとなった時点で、クロウ・リードとは切っても切れない関係になっていたことが分かりました。また、クロウ・リードは過去から未来のさくらを守るために様々な策を施していたことも判明しました。次は、クロウ・リードとさくらの父親『木之本藤隆』との関係を紹介します。

カードキャプターさくらに登場する木之本藤隆は、さくらの父親です。実は木之本藤隆もクロウ・リードの生まれ変わりです。クロウ・リードはそのあまりにも強すぎる魔力を分散させようと考えます。そして自らが死ぬときに魂を2つに分け、その片割れがエリオルです。そしてもう片割れが木之本藤隆です。

しかし、クロウ・リードは魔力の分配に失敗してしまいます。クロウ・リードとしての記憶を持っていた方の分身であるエリオルにだけ、魔力が受け継がれることになってしまったのでした。こうして、エリオルはクロウ・リードの全ての生まれ変わりとなり、木之本藤隆はクロウ・リードの魂の生まれ変わりとなったのでした。

クロウ・リードの魔力は全てがエリオルに受け継がれており、木之本藤隆は魂のみの生まれ変わりです。そのため木之本藤隆には魔力はありませんが、その子供であるさくらと桃矢にその素質だけが受け継がれたのでした。いわば木之本藤隆はエリオルの分身とも呼べる存在だったのです。

しかしエリオルの願いは、クロウ・リードから受け継いだ全ての魔力の一部を藤隆に受け渡すことです。そのためにさくらをけしかけ、全てのクロウカードをさくらカードへと変化させ、さくらの魔力の底上げを図っていました。その後、エリオルとクロウ・リードの願いでもあった魔力の分散が成功し、藤隆に魔力が宿ります。こうしてクロウ・リードの生まれ変わりの2人に平等に魔力が分散されることとなったのでした。

ここまで、クロウ・リードとさくら、エリオル、木之本藤隆との関係について紹介してきました。さくらの父親である木之本藤隆もクロウ・リードの生まれ変わりであることが分かりました。それでは、クロウ・リードやエリオル、木之本藤隆の声を担当している声優を見ていきましょう。

カードキャプターさくらに登場するクロウ・リードの声を担当している声優は、林一夫です。声優林一夫は、声優としてだけではなく、俳優や舞台でも活躍するマルチ声優です。また、声優としての仕事としては、特撮ヒーローものの声を担当することが多いという特徴もあります。経歴の長いベテラン声優です。

そんな林一夫のプロフィールを紹介していきます。1945年10月17日生まれで所属事務所はテアトル・エコーです。同じ事務所にはドラえもんの初代の先生の声やうる星やつらのラムの父親の声で有名な沢りつおや、はじめ人間ギャートルズのゴンの声でお馴染みの丸山裕子がいます。林一夫は元々子役としてデビューしており、俳優や劇団員としての活躍が多いです。

林一夫の主な出演作品としては、聖闘士星矢に登場する猟犬星座のアステリオンが有名です。また、洋画の吹き替えや前述したように特撮ヒーロー物の声を担当することが非常に多いです。アニメ『伝説巨神イデオン』に登場するギジェ・ザラル役を担当したことが本人の中で印象強かったようで、キジェの髪型を真似ている程です。

クロウ・リードの生まれ変わりの1人、柊沢エリオルの声を担当している声優は、佐々木望です。声優佐々木望と言えば幽遊白書の浦飯幽助役など主人公や主要キャラを担当することが多い実力派声優として有名です。元々は声優に興味があったわけではなかったのですが、友人の誘いで声優オーディションを受けて見事合格し、そこから声優としての道を歩むことになります。

そんな佐々木望のプロフィールを紹介します。1967年1月25日生まれで所属事務所はなく、現在はフリーで活動しています。1986年放送のドテラマンに登場する短鬼役がデビュー作です。また、NG5という音楽ユニットを声優仲間と結成し、音楽活動もしていました。英語が得意で、通訳なしでも英語のインタビューに答えることが出来ます。

佐々木望の主な出演作品を紹介していきます。前述した幽遊白書の他にもたくさんの作品に出演しています。DEATH NOTEに登場するメロ役やからくりサーカスに登場するギイ・クリストフ・レッシュなど、主役級をこなす一方で、アナウンサー役やモンスターの声など、名前がない役まで担当しています。

やや高めの声質が特徴で、少年役までこなせる声優です。しかし、経歴を重ねるごとに声が低くなっていき、ファンの間ではお酒の飲みすぎや病気などと噂されていました。しかし、その様な事実はなく、叫ぶ役が多かったことに加えてライブ活動が頻繁に行われていたため、喉を傷めてしまったようです。現在は低めの声を担当することが多くなってきています。

クロウ・リードのもう一人の生まれ変わりである藤隆の声を担当している声優は、田中秀幸です。声優田中秀幸は元々役者志望だったのですが、ガッチャマンのヘムラー役で声優デビューを果たしてから、声優としての仕事が多くなり、特に週刊少年ジャンプのアニメの声をよく担当しています。

そんな田中秀幸は、1950年11月12日生まれで青二プロダクションに所属しています。小学生の頃から子役として活躍しており、短大生時代には、演劇をメインに勉強をしていました。しかし、声で出演する仕事が多く、声優やナレーションとして活躍する機会が多くなります。特に洋画の吹き替えではピアース・ブロスナンの吹き替えを担当することが多いです。

開園当初のディズニーランドのミッキーの声を担当していましたが、その後、青柳隆志がミッキーの声を担当することになりました。基本的には高青年や大人しい男性の役を担当することが多いのですが、冷徹な悪役や老人役、オカマ役や人間以外の役など、幅広く活躍する声優でもあります。

田中秀幸の代表作と言えば、キャプテン翼に登場するロベルト本郷役や、スラムダンクのメガネ君こと木暮公延役などが挙げられます。また、最近ではサザエさんのマスオ役としても定着しています。前のマスオの声とは全く違うので当初は違和感があるとネット上で言われていましたが、現在では風格のあるマスオさんとして定着しているようです。

ここまで、クロウ・リードの関係者や担当する声優、他のキャラとの関係などについて紹介していきました。実は、クロウ・リードは、カードキャプターさくらの原作者CLAMPが手掛ける他の作品にも登場します。そちらを少し紹介していきましょう。

カードキャプターさくらに登場するクロウ・リードは、CLAMPが手掛ける他の作品にも登場します。例えば、『xxxHOLiC』という作品に登場するクロウ・リードは、カードキャプターに登場するクロウ・リードと同じく眼鏡をかけた姿ですが、性格は全く違います。カードキャプターさくらに登場するクロウ・リードは優しい他人想いの性格をしていますが、xxxHOLiCに登場するクロウ・リードは非常に嫌味な性格をしています。読者の目にも嫌な奴というキャラクターとして映っているようです。

そのため、ネット上でもクロウ・リードのキャラがカードキャプターさくらとxxxHOLiCで違いすぎるという声が多く上がっています。しかし、クロウ・リードの行動理念の様なものはカードキャプターさくらと同様です。この物語では、クロウ・リードが生前に求めていたものなど、カードキャプターさくらの世界観や他のキャラとの繋がりを知ることができます。

クロウ・リードが登場する作品の2つ目は、ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-です。この物語ではさくらの父親の生まれ変わりとして登場します。実際には父親の生まれ変わりではなく写真として生み出されているのですが、クロウ・リードが果たせなかったことなどが描かれており、クロウ・リードを深く知ることが出来る作品となっています。

この様に、CLAMPが手掛ける作品では、他の作品に登場するキャラクターが別の作品で登場することが多々あります。しかし、作者であるCLAMPはこのことについて『同一人物』だと公言はしておらず、あくまでもパラレルワールドに存在する別の人物であると語っています。そのため、クロウ・リードもカードキャプターさくらに登場クロウ・リードとは別人物であると言えます。

CLAMPの作品には、他のCLAMPの作品からキャラクターが登場することが分かりました。クロウ・リードもその1人です。しかし、あくまでも別の人物でという設定があることもわかりました。最後に、クロウ・リードやカードキャプターさくらに関するネット上での感想や評価を見ていきましょう。

カードキャプターさくらやクロウ・リードに関する感想や評価の1つ目は、クロウ・リードがかっこいいという感想です。クロウ・リードはカードキャプターさくらにおける重要な人物でありながら、そこまで出番が多いキャラでもありません。しかし、その人気は高く自分の高い魔力を分散させようとする姿などがかっこいいと高評価です。

カードキャプターさくらやクロウ・リードに関する感想や評価の2つ目は、クロウ・リードは優しいという感想です。さくらのためにかわいいデザインの杖にしたり、月の鈴を用意してあげていたり、非常に優しい一面があるのがクロウ・リードです。変人なイメージが強いクロウ・リードですが、その根は優しい人物だったという声が多く上がっています。

カードキャプターさくらやクロウ・リードに関する感想や評価の3つ目は、クロウ・リードが好きだという感想です。出番が少ないのにここまで人気があるキャラも珍しいです。他の作品での登場もあることから、非常に人気が高く、クロウ・リードが見たくて漫画を集めている人もいるようです。

カードキャプターさくらやクロウ・リードに関する感想や評価の4つ目は、主人公のさくらがかわいいという感想です。魅力的なキャラクターがたくさん登場するカードキャプターさくらですが、やはり一番人気があるのは、さくらです。かわいいのはその容姿だけではなく、さくら語とも言われている言語です。「はにゃーん」や「ほぇー」などを使っても違和感の無いかわいさに視聴者はメロメロのようです。

カードキャプターさくらやクロウ・リードに関する感想や評価の5つ目は、カードキャプターさくらが面白いという感想です。さくらカード編から20年経って再開したカードキャプターさくらは、連載開始から人気がありました。今までのファンも当然いますが、新しいファンも多くついたようです。

また、新章であるクリアカード編は謎が多くアニメではまだ伏線が全て回収されていません。今まではお子様向けの作品だったカードキャプターさくらですが、今回は伏線などがあって大人も楽しめる仕様になっているようです。内容がどんどん面白くなるという高評価の感想が多く上がっています。

いかがでしたか？クロウ・リードについて紹介、解説してきました。今回の記事でクロウ・リードの生まれ変わりがエリオルであることも分かり、他にも生まれ変わりがいることなどが判明しました。また、それぞれの担当している声優についても紹介してきました。今回の記事を参考にしてカードキャプターさくらの理解を更に深めていってください。