【カードキャプターさくら】木之本撫子はさくらの母親！死因やアニメ登場回は？

木之本撫子は、「カードキャプターさくら」の主人公・さくらの母親です。物語開始時、既に故人であり、死因は病死とされています。さくらたち家族の前には、天使の姿で登場します。当初、天使の撫子の姿は、魔力の強い長男・桃矢からしか認識されていませんでした。さくらと同様、容姿端麗な女性だったため、モデルの仕事をしていました。そのため、美しく着飾った写真が数多く残っています。

さくらが物心つく前の3歳の時に若くして亡くなったため、さくら自身も母親の記憶はないようです。しかし、父親や兄の話し、リビングにいつも飾られている写真などによって、母親のことを慕っています。金持ちの家の生まれで、夫の藤隆とは周囲に反対されながらも16歳で結婚します。モデルの仕事は、この頃からはじめたようです。

生前は、祖父の雨宮真嬉や、いとこの園美から可愛がられていました。園美からは、友情以上の感情を持たれていたようです。木之本撫子は、ひらひらとウェーブかかった長い髪が特徴です。園美は、このことから娘の友世の髪型も、彼女に似せます。登場回数はあまり多くないキャラクターですが、美しい容姿と穏やかな人柄から、ファンの間でも根強い人気があります。

木之本撫子は、非常に穏やかで優しく、天然な性格だったようです。スキーで転がって雪だるまになったり、跳び箱を飛べなかったりと、運動が苦手でした。しかし、運動神経が悪いにも関わらず、巣から落ちたヒナを戻しに木に登ったりと、損得勘定なしに行動する人物でした。こうした性格から、祖父の雨宮真嬉や、いとこの園美からも可愛がられていました。

ここでは、木之本撫子の家族関係について紹介していきます。木之本撫子は、夫の藤隆と高校生の時に出会います。巣から落ちたヒナを戻しに木に登って落ちた時、下にいた藤隆に抱き留められます。当時、藤隆は新米の教師で、木之本撫子は16歳でしたが、親族の反対を押し切って結婚します。このことにより、木之本撫子を大切にしていた祖父の雨宮真嬉とは断交状態となってしまいます。

木之本撫子の死後、魔力がない藤隆は彼女の姿をみることができませんでした。しかし、「カードキャプターさくら/クロウカード編」のクライマックスで、魔力を得ることができたため、再び撫子と会話できるようになります。

「カードキャプターさくら」の主人公・さくらとの関係を紹介していきます。木之本撫子は27歳で亡くなります。この時、さくらはまだ3歳でした。物ごころがつく前の年齢であったため、さくらには生前の母の記憶がほとんどありません。

しかし、会えないながらも木之本撫子に対して思いをはせる描写が多くあります。木之本撫子も、天使の姿で陰ながらさくらを見守ります。容姿、性格ともに木之本撫子とよく似ているようで、さくらは園美からも可愛がられます。

木之本桃矢は、木之本撫子の長男にあたります。桃矢は、母親の撫子同様、強い魔力を有しています。そのため、木之本撫子の死後も、天使の姿の母親を見ることができていました。しかし、持っていた魔力をユエに渡したことで、彼女の姿を見ることができなくなります。木之本撫子が亡くなった時、桃矢は10歳でした。そのため、さくらとは異なり生前の木之本撫子の記憶があり、親子関係も良好だったようです。

藤隆曰く、木之本撫子は、藤や桃の花の他、桜の花が大好きだったといいます。そのため、娘ができたら、さくらという名前をつけると決めていたようです。さくらは、このエピソードを聞いて、自分の名前がさらに気に入ったようでした。

さくらが中学生となった続編「カードキャプターさくら/クリアカード編」では、木之本撫子の形見のアイテムが登場します。アイテムは、原作の漫画では時計ですが、アニメ版では鍵に変わっています。これは、木之本撫子の祖父・雨宮真嬉から受け取りますが、何かしらの伏線になるのではないかという憶測が、ファンの間で飛び交っています。

木之本撫子は、非常に容姿端麗な女性だったため、職業はモデルでした。そのため、華やかな衣装を身にまとった写真が数多く残っています。藤隆は、そうした写真を飾り、頻繁に入れ替えています。

木之本撫子の死因は、病死ということになっています。しかし、病名などの詳しい情報は、原作「カードキャプターさくら」でも、アニメ版「カードキャプターさくら」でもはっきりと出てきません。

藤隆によると、木之本撫子は見えないものが見える不思議な力を持っていたようです。息子の桃矢や、娘のさくらにも強い魔力が備わっています。2人の魔力の強さは、木之本撫子の遺伝なのではないかと考えるファンも多くいます。

木之本撫子は、天使となった死後も魔力を使うことができるようです。「カードキャプターさくら」の本編では、危険な目に遭ったさくらを助ける描写などもあります。

アニメ版「カードキャプターさくら/クリアカード編」で、さくらがリロードのカードを使うシーンがあります。この回で木之本撫子は、さくらに意味深な忠告をします。木之本撫子は、未来を予知する魔力があり、さくらに危険が迫っていることを教えにきたと捉えることもできます。クリアカード編では登場回数も増え、活躍の場も広がるのではないかと推測する人もいます。

ここでは、アニメ版「カードキャプターさくら」における木之本撫子の登場回を紹介していきます。まず、クロウカード編からになります。6話では、天使の姿で絶体絶命のさくらを助けるという、重要な行動をとります。10話では、園美の回想シーンで登場します。園美はさくらたちの運動会で、藤隆と再会し、撫子との思い出を振り返ります。

非常に運動音痴であったことから、跳び箱を飛ぶとき、箱をすべて倒してしまったり、スキーの時は雪だるまのように転がっていったりということがあったようです。園美は、彼女との思い出を幸せそうに回想します。そして、藤隆との馴れ初めのシーンも登場します。16話では、雨宮真嬉の回想で登場します。この回では、さくらは雨宮真嬉が曽祖父とは知らずに接します。

ここでは、「カードキャプターさくら/クリアカード編」の木之本撫子の登場回を紹介していきます。20話では、少女時代の過去の木之本撫子が登場します。この回で、撫子はさくらに奇妙な言葉を残します。「カードキャプターさくら/クリアカード編」での撫子は、登場回数も増えて今後もクロウカード編以上の活躍を見せてくれるのではないかと予想する声もあります。

木之本撫子の旧姓は、雨宮です。彼女は、雨宮コーポレーションの親族であり、大変なお嬢様でした。いとこの園美は彼女を溺愛しており、変な男が寄ってこないよう常にそばにいて守っていたようです。16歳で新米教師の藤隆と出会い、間もなくかけおち同然にして結婚します。金持ちの娘でありながら、教師と学生の時分に結婚したことで、実家とは疎遠になったようです。

17歳の時に、長男・桃矢を、24歳の時に長女・さくらを出産します。27歳の時に、死因・病死で亡くなります。園美は、幼い頃から大切にしてきた木之本撫子を取られたことで、藤隆を嫌っています。しかし、撫子は結婚後が一番幸せそうだったと語っており、認めている部分も少なからずあるようです。

アニメ版「カードキャプターさくら」で木之本撫子役を務めた声優は、皆口裕子でした。登場回は少ないものの非常に存在感のある演技と声質で、優しく穏やかな性格の撫子の声にぴったりであると、原作ファンの間でも好評でした。

皆口裕子は、声優の他、ナレーターとしても活躍している人物です。ナレーションの仕事は、「おねがいかなえてヴェルサイユ」「ビートたけしのTVタックル」「ジョッキーベイビーズドキュメント」「トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜」など、有名な出演タイトルが数多くあります。

皆口裕子が声優になった理由について、紹介していきます。彼女は、演技は好きだったがあまり人前に出ることが好きになれなかったと語っています。こうした理由から、声優の仕事は非常に向いていたようです。

木之本撫子のような、優しく穏やかなキャラクターに声を当てることが多くあります。声のかわいさに定評がある声優です。その他にも、クールな女性キャラクターや、元気な少女の役まで幅広く演じています、

皆口裕子は、有名な作品にも主要キャラとして数多く出演しています。声優として出演した有名なアニメに、「ドラゴンボール」ビーデル役、「美少女戦士セーラームーン」土萠ほたる役、「ドクタースランプ」山吹みどり役などがあります。

ここでは、木之本撫子の評価や感想を紹介していきます。物語開始時、死因が病気で、家族の前には天使の姿で登場します。家族を想い周囲の人に優しく接し、時に守るという芯の強さがあるキャラクターでした。登場回は少ないものの、こうした性格から、好きなキャラクターにあげる人も少なくありません。

木之本撫子は、クリアカード編でも登場します。雨宮真嬉も登場する20話では、幼いころの木之本撫子の姿を見ることができます。幼いころの姿も、とても可愛かったという感想が多くありました。

「カードキャプターさくら/クロウカード編」では、木之本撫子の死因は病死としか語られていません。彼女の死因は、魔力と関係が深いのではないかと予想するファンも多くいます。続編である「カードキャプターさくら/クリアカード編」で、木之本撫子の死因がわかるかもしれないと考える声もあります。

木之本撫子の病名も、ファンの間でいろいろ推測されています。一般的な病名から、身体が弱いなどの情報は作中にはでてこなかったことなどから魔力に関係するものだったのではないかなど、様々な憶測が飛び交っています。

木之本撫子役を務めた声優・皆口裕子の声と演技が好きという声も数多くありました。優しくかわいい声に定評がある声優で、木之本撫子の声とよく合っているという評価が目立ちます。「カードキャプターさくら/クリアカード編」でも、皆口裕子の演技を聞けてうれしかったという感想もありました。

「カードキャプターさくら/クロウカード編」では、もともと魔力がなかった藤隆が、あることをきっかけに魔力を手に入れ、再び撫子の姿を見て会話をすることができるようになります。お互い会いたいと思っていたため、2人は再会を喜びます。このシーンに感動したといった感想も多くありました。

木之本撫子が、息子・桃矢と娘・さくらのことを何と呼ぶのか気になるという感想もあります。藤隆は、自身のこどもでありながら、2人のことを「くん」「さん」をつけて呼び、丁寧な言葉づかいで接します。撫子は、子どもにどのような対応をするのか、作中しっかりとした描写はありません。この点も、「カードキャプターさくら/クリアカード編」に期待の声も高まっています。

木之本撫子は、容姿、性格ともにとてもかわいいという感想も多くあります。作中、1、2を争う天然であり、かわいいエピソードも数多く登場します。さくらとは異なり、運動神経がよくなかったことで派手に転ぶなどのことも多かったようで、園美からも度々心配されます。こうした点も、登場回が少ないながらも人気のあるポイントのようでした。

ここまで、「カードキャプターさくら」の登場人物・木之本撫子について紹介してきました。木之本撫子の死因は、原作でもアニメでも未だにハッキリと語られてはいません。しかし、形見といったアイテムがクリアカード編に出てきたため、今後語られる可能性があるのではないかとの見解もあります。今後の木之本撫子の活躍にも注目したいところです。