2020年01月23日公開
2020年01月23日更新
【とある魔術の禁書目録】僧正の能力やセリフを紹介 !死亡した原因は?
とあるシリーズのキャラクターの中でも規格外の強さを発揮し作中のパワーインフレを一気に加速させた存在の一人と言えるのが僧正です。作中では圧倒的な能力を見せつけながらも最後には死亡するという最後を迎えています。今回はとあるシリーズの僧正について、所有している能力やその強さ、作中でのセリフ、とある本編にして死亡した原因、僧正の元ネタなどをまとめて紹介していきます。
目次
とある魔術の禁書目録の僧正とは?
とある魔術の禁書目録の作品情報
とあるシリーズで登場した僧正について説明する前に、まずは僧正が活躍したとあるシリーズの本編、とある魔術の禁書目録について簡単に紹介しておきます。
とある魔術の禁書目録の概要
とある魔術の禁書目録は2004年から電撃文庫レーベルで刊行が続いている鎌池和馬先生が執筆しているライトノベルです。SFやファンタジーを織り交ぜたバトルアクションという作風で高い人気を獲得し、鎌池和馬先生曰く、誰が主人公でも物語が描けると豪語する程に深く練り上げられたキャラクター達がそれぞれのスピンオフ作品で主人公を務めるとあるシリーズの本編と言える作品です。
とあるシリーズは超能力を始めとしたオーバーテクノロジーを持つ「科学サイド」と魔術を始めとしたオカルトが溢れる「魔術サイド」が対立しつつも存在しているという世界観を持っており、とある魔術の禁書目録はタイトル通り、どちらかと言えば魔術サイドに寄せられた作品になっています。アニメ化も行われ、とある魔術の禁書目録だけで3度、とあるシリーズ全体では7度ものアニメ化が行われています。
とある魔術の禁書目録だけでも原作ライトノベルの巻数が48巻に及び、とある魔術の禁書目録としては22巻まで展開、23巻からは新約とある魔術の禁書目録とナンバリングを一新してとあるシリーズ本編としてのあらすじを継続しています。ナンバリングは変更されてもあらすじ自体はとある魔術の禁書目録から新約とある魔術の禁書目録まで継続しているのも特徴の1つです。
とある魔術の禁書目録のあらすじ
インデックスと出会った事から様々な魔術サイドと関わる事になる主人公の上条当麻。全世界を敵に回してでもオティヌスを助けようと動いた当麻は、無事にオティヌスを助ける事に成功、力を失い15cmの身長の小さな妖精となったオティヌスと共に再び日常の中に戻ってきます。そんな当麻の前に襲いかかる次の問題が、これまで数々の事件に巻き込まれた結果圧倒的に足らなくなってしまった出席日数でした。
これまでもとあるシリーズのあらすじの中では何度か上条当麻は出席日数を補う為の補修を受けようとするタイミングがありましたがそれぞれにとあるシリーズの中で繰り広げられてきた様々な事件に巻き込まれる事で受ける事ができず、このままでは進級出来なくなる一歩手前という所まで来てしまいます。そんな当麻の前に現れる事になるのが今回紹介する僧正です。
僧正のプロフィール
とあるシリーズに登場する僧正はミイラのような外見に僧衣をまとった姿で登場するキャラクターです。その見た目からは分かりにくいですが女性で、かつて衆生を救うために即身仏になる道を選んだにも関わらず派閥争いが発生した結果、仏となる事ができずに葬りかけた結果、とあるシリーズで登場する魔術師の到達点と言われる魔神となった存在です。このように生まれた経緯から仏としての名前を持っていません。
僧正は魔神となる時点で相当の年齢に至っていた事もあり、喋り方などは年寄り臭く、とあるシリーズで登場する他の魔神からも年寄りのように呼ばれています。共通点として他の魔神同様、目は緑眼で描かれています。ちなみにとあるシリーズに登場する他の魔神には何千年もの歴史を持っている魔神も多い中、元ネタになっている宗教の歴史が短い為、魔神の中ではどちらかといえば若輩の存在です。
僧正がオティヌスを生かしたのは何故?
僧正の登場でとあるシリーズの中で1つ前のエピソードであるオティヌスが妖精化して復活した理由も明らかになっています。オティヌスは本来力を失って消滅するはずでしたが、それを阻止して復活させたのが僧正なのです。とある本編に登場した時の僧正のセリフ曰く、その行動は善意ではなく、オティヌスが死ぬ事で深く関わった上条当麻に影響を与えてしまう事を恐れた為で、オティヌスに対しての思いは一切ありませんでした。
元々僧正はとあるの世界を壊さない為に、とあるシリーズで後に登場する事になる魔神と共に隔世に潜みながら幻想殺しを持つ上条当麻の事を観察していました。その為、これまで上条当麻に起こった出来事も把握しており、上条当麻が持ちとあるシリーズの大きな謎の1つである幻想殺しの本来の役割などについても把握しています。
とある魔術の禁書目録の僧正の能力
僧正の能力①「土」に関する魔術を使う
僧正に限らずとあるシリーズに登場する魔神となった存在は基本的に全能ですが、僧正は固有の能力としては主に土を扱う事が出来ます。僧正が即身仏となる際、土に埋まって(土中入定)いる事からこの力を得たようで、その力は、とあるの現実世界を壊さないように僧正自身が限りなく弱体化した状態になっている状態であっても、とある高校や学園都市に甚大な被害を与える程の力を持っています。
また僧正はこの力によって地面に接している者の位置の探知まで行う事が出来ます。ただこの土を操る力は、あくまでも「土」である為、土を元に作られた加工品などを操る事は出来ないという弱点も一応ありますが、僧正にとっては限りなく無意味な弱点です。とあるシリーズの中でも屈指の圧倒的な強さを誇っています。
僧正の能力②死ににくい
とある魔術の禁書目録の大きな要素である魔術的な力とは別に即身仏となった事で得た力と言えるのが「死ににくい」特性です。即身仏となる過程で内蔵が極端に萎縮している為、身体にダメージを負っても影響を受けにくく、とある作中では首を折られる、1000度のマグマを浴びる、宇宙(真空)に放り出されるなどしても問題なく活動しています。とあるシリーズでも屈指の死ににくさを持っているキャラクターと言えます。
とある魔術の禁書目録の僧正の名セリフ集
僧正の名セリフ①「ありゃあ完全な失敗作じゃよ…」
とあるシリーズにおいて、クロウリーが召喚した存在であり、とある世界の根幹を成しているといってもいい存在であるエイワスに対して僧正が言ったセリフがこのセリフです。エイワスについてはとあるファンの間でも様々な考察が行われている中での魔術を極め魔神と呼ばれるようになったと言われる僧正のこのセリフだっただけにさらに多くの考察がとあるファンの間で行われる結果となりました。
ちなみにこのセリフにある失敗作という認識はとある世界では僧正だけによるものではなく、とあるシリーズの中でその後に登場するその他の魔神達とも共通する認識だった事も明らかになっています。
僧正の名セリフ②「幻想殺しは偶然で…」
同じくとあるシリーズ初期からとあるファンにより様々な考察が行われているのが上条当麻の幻想殺しについてであり、僧正はこの幻想殺しについても言及するセリフを発しています。僧正は幻想殺しの正体についても知っているようで幻想殺しは上条当麻の持つ「神浄の討魔」という名前で呼ばれる性質に惹かれて宿った事を示すセリフを残しています。
このように僧正はとあるシリーズ全体で見れば本格的に登場している巻数こそ少ないもののそれまでのとあるシリーズの大きな秘密の鍵を握るセリフを残しています。こうしたセリフもまたとあるシリーズのキャラクターの中でも僧正が人気を集める理由となりました。
とある魔術の禁書目録の僧正が死亡した原因
僧正が死亡した原因
僧正は既にとあるシリーズ本編の中で明確に死亡シーンが描かれているキャラクターの1人です。とある本編で描かれた最後は、宇宙に放り出された後、彗星に捕まって地球に戻ろうとした際、対魔術式駆動鎧を起動させた木原脳幹が衝突してくる事で死亡するというものです。この対魔術式駆動鎧にはアレイスター・クロウリーの力が込められており、その結果致命傷となる傷を負い死亡する事になるのでした。
とあるシリーズの中でも死亡シーンだけ見るとあっけないですが、アレイスター・クロウリーはそれ以前から布石を打っていました。そもそも僧正がとある世界における現実世界に顕現する際に使用した「自分の力を無限に分ける事で世界に影響を与えないようにする魔術」は同じ魔神のゾンビが生み出した魔術ですがその中にアレイスター・クロウリーが仕込みをして殺せるくらいに弱体化するようにしていたのです。
僧正の死に対する上条当麻の反応
この僧正が登場したとある本編の中では上条当麻は僧正から逃げるばかりで向かい合う事が出来ませんでした。とある本編にてなりそこないの魔神と言われるオティヌスさえも救った上条当麻は僧正の死亡を知って「僧正という人をもっと知っておけばよかった」と後悔しているような発言を見せています。
ちなみに上条当麻はとある本編の中でアレイスター・クロウリーによって僧正が死亡する前、僧正に立ち向かう覚悟を決めていました。その時の上条当麻は御坂美琴が恐怖を感じ萎縮してしまう程の力をまとっていた事も明らかになっています。
とある魔術の禁書目録の僧正の性格や元ネタ
僧正の性格①陽気
とあるのあらすじの中では真面目なセリフも多い僧正ですが、同時に非常にノリが良くとあるシリーズでも屈指の陽気さを持っているキャラクターです。悪ノリがすぎると言える程の言動も多く、特に戦闘シーンはその傾向が如実になります。そもそも僧正にとっては戦闘が戦闘という認識すらないようにも描かれており、その行動とセリフにギャップがある場面も多いです。
僧正の性格②欲望にまみれている
もちろん僧正はとあるの世界でも異常者と言えるような魔神の一人である事には変わらないので欲望に忠実な一面なども持ち合わせています。とある世界の中で神と言われる存在なので仕方ないといえばそれまでですが、他者への評価は常に上から目線であり、相手の心を嬲る事を好んでいます。僧正のその欲望っぷりは同じ魔神からも呆れられている一面もあり、特に即身仏である僧正は「悟り」には程遠いと言われています。
僧正の元ネタ
とあるシリーズで登場している魔神はなり損ないと言われるオティヌスも含めて、世界に遺る神話が元ネタになっているキャラクターも多く、その技や特性なども元ネタをかけ合わせたような物になっている場合も多いですが、僧正の場合は明確な元ネタになっている神様がいるわけではありません。元ネタになっているのは日本仏教における僧綱のうち、10個ある位の上から2番目、名前の通り僧正です。
ちなみにとある作中では触れられていませんが、僧正の服装や過去などから真言宗の宗派であり、大元の元ネタになっているは空海ではないかともとあるファンの間では考えられています。ただし他の魔神と違い現在まで色濃く影響がある宗教である為か、とあるシリーズの中では僧正、及び僧正が特定の誰かを元ネタにしているといったような事ついては言及されないままになっています。
とある魔術の禁書目録の僧正に関する感想や評価
とあるインデックス中学生ぶりに見返したけどめっちゃおもろいやん!
— KSG (@M35449463) October 27, 2019
僧正かっこいい!
ここからは既にとある魔術の禁書目録、とあるシリーズを視聴した人の僧正についての感想を紹介していきます。僧正はとあるシリーズの中でもその強さが片鱗しか描かれないまま死亡してしまったキャラクターでありながらその強さの片鱗でさえも圧倒的な強さを誇る事、魔神の中でも元ネタや、セリフの中にとあるシリーズの長年の考察に影響する発言が複数見られる事からかなり人気を集めるキャラクターになっています。
上条と御坂がイチャついてるシーンがすこな貴方にはとある魔術の禁書目録新約13巻がオススメです。魔神僧正が上条当麻の"収穫"に来るお話で少しでも何かするだけで世界に影響を与えてしまう魔神の集団グレムリンの採点者として半ば強制的に合意を求められる上条が御坂と二人で僧正に対抗します
— Ꮜ⅁ᏌS (@Emp_12s) April 28, 2017
僧正の強さについてはとあるあらすじを見るだけで分かるというとあるファンも多いです。上条当麻が結局最後まで戦かった事に驚いたというとあるファンも多く、とあるシリーズの謎の答えを知っているようなセリフを発しながら多くの謎を残したまま退場になってしまったとするとあるファンも多くなっています。
やっととある魔前巻(僧正編)読んだけど、パワーインフレがひどすぎるな。もう読者としてついてけないわ、色々納得不可能すぎて・・・とりあえず学園都市と東京と地球は破壊されてないとおかしいだろ
— itomasa7 (@itomasa7) February 7, 2016
元々とあるシリーズが新約に入って以降上がり続けていたパワーインフレでしたが、僧正は文字通り、圧倒的な強さを体現しており、明らかに強すぎるとするとあるファンの声も見られます。元々上条当麻に倒させる予定がなかったからこそとも言えますが、とある魔術の禁書目録の主人公はあくまでも上条当麻である為、少しくらいは上条当麻に適う要素が見たかったとするとあるファンもいます。
とある魔術の禁書目録の僧正の能力やセリフまとめ
とある魔術の禁書目録で登場した僧正は、とある魔術の禁書目録が新約とある魔術の禁書目録に入って活躍するようになった魔神の一人として登場したキャラクターです。僧正はとあるシリーズの中ではなり損ないと言われるオティヌスを除けば初めて登場した魔神であり、そのキャラクター性と圧倒的な強さ、とあるシリーズの様々な秘密に言及するようなセリフを残した事で高い人気を獲得したキャラクターです。
僧正は魔神の中でも特定の神を元ネタにしない事、長いとあるシリーズのあらすじを考えれば活躍の期間は短いものの確かな爪痕をとあるシリーズに残したキャラクターです。まだとあるシリーズ、とある魔術の禁書目録を見ていないという人はぜひ僧正に注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?