2020年01月18日公開
2020年01月18日更新
【カードキャプターさくら】木之本桃矢がかっこいい!好きな人や雪兎との関係は?
カードキャプターさくらでは、大切な妹を陰ながら見守る木之本桃矢の存在がありました。妹のさくらのために家事全般をこなし、さらにアルバイトをするほど、頼もしくかっこいい兄だったのです。顔もイケメンで周囲からかなりモテている木之本桃矢は、強い魔力も持っていました。そこで、妹のさくらを温かく見守る姿がかっこいいと言われている木之本桃矢の好きな人や心優しくスポーツ万能な雪兎との関係、声優の関智一さんについてご紹介します。
木之本桃矢とは?
この作品では、無邪気でかわいい妹のさくらを大切にしている木之本桃矢が姿を現しています。彼は妹のさくらが3歳の時に母親が亡くなったため、母親代わりとなって何かにつけて守っていたのです。しかし、表面的には兄役に徹して、妹の物をとったり、からかった振る舞いをしていました。幼い妹をからかいながらも、とても大切にしていた木之本桃矢は、妹に近づいてくる小狼の存在を嫌っていたのです。
特殊な力を持っていた彼は、妹のさくらと親友である雪兎が持っている魔力についても知っていました。そのため、彼らがピンチの時は助けますが、それ以外では自分の力が邪魔をしないように魔力の調節をしていました。そんな、妹を大切に思っている木之本桃矢と転校生の雪兎との関係、彼が中学生や高校生で好きになった人、声優の関智一さんについてご紹介します。
カードキャプターさくらの作品情報
1996年6月号~2000年8月号まで日本の女性漫画家集団であるCLAMPによって描かれたのが、「カードキャプターさくら」です。こちらの作品は、「なかよし」という少女漫画雑誌より連載されていました。カードキャプターさくらでは、全50話が構成されています。単行本では全12巻が出版されました。この作品は、「クロウカード編」の1巻~26巻(第6巻収録)、「さくらカード編」の27巻~50巻(第7巻収録)とに分かれています。
この作品の単行本は、約1200万部の累計発行部数を突破し、現在も記録を更新中です。大人気の作品となったカードキャプターさくらは、2001年にはそれらが高く評価されてコミック部門で、第32回星雲賞を受賞しています。その勢いに乗って、メディアミックスプロジェクトとして、ゲーム化やテレビアニメ化なども行われていきました。
メディアミックスプロジェクトによってますます人気を増していったこの作品は、2016年には連載20周年を迎えることになります。そのため、同年の3月には20周年記念プロジェクトとして、なかよしの4月号で新作の連載がスタートすることが発表されました。それによって、同年の7月号から新作である「クリアカード編」の連載がスタートし注目を集めたのです。
カードキャプターさくらの概要
この作品では、クロウカード編、さくらカード編というように物語が続いていきました。あまりの人気にクリアカード編も追加されることになります。クロウカード編では、小学校に通っていた小学4年生のさくら(木之本桜)が、父(木之本藤隆)と兄(木之本桃矢)の3人で暮らしていることろから物語はスタートします。母親はさくらが3歳の時にすでに亡くなっていました。
彼女は、穏やかな性格で優しく包み込んでくれるような兄の親友である雪兎には、憧れと密かな思いを秘めていたのです。ある日、彼女は自宅の本棚で気になる本を見つけます。その本を手にした瞬間、獣であるケルベロスの封印を解いてしまったのです。それによって、クロウ・リードという魔術師が作ったクロウ・カード(魔法のカード)が、彼女が住んでいる町中にばらまかれてしまいました。
ばらまかれたクロウ・カードを回収するために明るくて元気いっぱいのさくらは、親友の知世や魔術師クロウの血縁関係にある少年の李小狼(リ・シャオラン)と一緒にさまざまな問題を解決していきました。全てのクロウ・カードを集めたさくらは、カードの主に正式になるため月(ユエ)という審判者と戦うことになります。しかし、審判者である月は、彼女が憧れを抱いていた雪兎の別の姿だったのです。
カードキャプターさくらのあらすじ
町中にばらまかれたクロウ・カードを親友の知世や魔術師クロウと血縁関係のある小狼と協力して全て集めることができたさくら。しかし、全てのカードを集めたさくらは、審判員であり、守護者でもある月(ユエ)と戦うことになりました。この月の存在は、兄の親友であり、自分が心を寄せていた雪兎でもあったのです。彼らは別々の意識を持っていましたが、身体を共有していたため、月を傷つけると雪兎も傷つくことになります。
彼を傷つけたくないさくらは、攻撃することができませんでした。その時、元気いっぱいのさくらの小学校に赴任し算数の先生を務めていた観月歌帆が、月の鈴をさくらに渡します。月の鈴とは、魔術師であるクロウ・リードがこの戦いが行われることを見越して、新しいカードの主になるであろうさくらのために特別に作り上げたものだったのです。それを使用することによって大切な存在の彼を傷つけずに済みました。
審判員であり、守護者である月との戦いに勝利を収めた彼女は、正式にクロウ・カードの主となります。しかし、力を使い果たした彼女には、守護者の月や穏やかな性格の雪兎に与えるだけの魔力がなくなってしまったのです。十分な魔力を得られなくなった彼らは、姿が消えてしまうというピンチを迎えます。それを知った心優しい桃矢は、自分の全ての力を使用して、妹のさくらと彼ら2人を助けようとするのでした。
木之本桃矢のプロフィール
妹のさくらが3歳の時に母親を亡くしている木之本桃矢は、家事全般をこなし母親代わりをしていました。スポーツ万能で学業も優秀な上に、イケメン、ルックスも抜群だったためかっこいいと評判だったのです。多くのバイトを掛け持ちしていた木之本桃矢は、学校でもバイト先でもモテモテでした。そんな彼には、ケルベロスも認めるほどの強い魔力が備わっていたのです。
- 名前:木之本桃矢(きのもととうや)
- 兄妹関係:さくらの兄(さくらより7歳年上)
- 血液型:O型
- 誕生日:2月29日(高校2年生)
- 得意な料理:焼きそばとオムライス
- 好きな花:桃の花
- 好きなカラー:青色
- CV(声優):関智一
- 親友:月城雪兎(つきしろゆきと)
しかし、妹のさくらを見守っている木之本桃矢は、自分の魔力を周囲に知られないように、妹さくらの邪魔にならないように考えて振舞っていました。強い魔力を持った彼は、妹のさくらの魔力や親友である雪兎の魔力に関しても全て気付いていたのです。それゆえに、大切な妹のさくらと親友の雪兎がピンチの時は常に助けることができました。日常ではおかずやおやつを横取りして妹に意地悪をしていますが、とても妹思いだったのです。
強力な魔力の持ち主
かわいい妹のために常に魔力を調節しながら使用している木之本桃矢は、守護者たちも認めるほどの特別な魔力を秘めていました。後でわかったことですが、その力は、大きな魔力を必要とする守護者の月や穏やかな性格で親友の雪兎にも提供することができるほどの力だったのです。兄である桃矢の持つ魔力は、クロウ・カードの主である妹のさくらが持っている魔力とは種類が異なるものでした。
それゆえに、彼は妹のさくらの魔力の邪魔にならないように周囲にも自分の力を悟られないように行動していました。しかし、クロウ・カードの主である妹のさくらから魔力を補充できなくなった月や桃矢が大切に思っていた親友の雪兎が姿が消えるピンチに陥った際は、全ての魔力を彼らに渡す賭けに出た桃矢でしたが、力が衰えるどころが別の力も得ることになったのです。彼には、大切な者を守る特別な力が与えられたようでした。
木之本桃矢がかっこいい!
7つの年の差がある妹のさくらの保護者役として何かと世話を焼いていたのは、兄の木之本桃矢でした。彼は、家事全般をこなし、妹のさくらが寂しい思いをしないように何かと先回りをして準備をしていていたのです。それゆえに、3歳で母親を亡くしたさくらでしたが寂しいと思うようなことは一切ありませんでした。そんな妹思いの兄である木之本桃矢のかっこいい人柄についてご紹介します。
かっこいい①さくらを見守る姿
親友の雪兎にシスターコンプレックスと言われてしまうほど、妹のさくらに関しては放っておけない保護者のような木之本桃矢の姿がかっこいいと評判になっています。見た目もイケメンでかっこいい雰囲気が漂っていますが、妹のために家事全般をこなしたり、多くのアルバイトをこなしたりしている姿に惹かれてかっこいいと感じている人は多いようです。
妹が封印を解いたことで魔力を持つようになったことを知っていても黙って見守り、ピンチの時には陰ながら助ける姿にしびれてしまう人もいました。妹のさくらがまだ幼い3歳、兄の桃矢が10歳の時に、彼らの母親は亡くなりました。また、父親も大学講師だったため、家を空けることが多かったのです。それゆえに、わずか10歳の頃から、妹のさくらには辛い思いや寂しい思いはさせないようにしてきました。
普段は、妹のさくらに何かとちょっかいを出したり、暴言を吐いたりしていますが、全て愛情の裏返しだということがよくわかるでしょう。妹のさくらをからかっては常に笑いのある明るい家庭を作り出しているのです。男らしい姿は隠しながら、妹を見守っている姿に感動してしまう人は多くいました。
かっこいい②小狼を敵視
魔術師クロウの血を受け継いでいる小狼(シャオラン)は、さくらによって町中にばらまかれてまったクロウ・カードの回収をするためにわざわざ香港から、可愛くて無邪気なさくらが通っている学校へ転校してきた少年です。出会った当初は、自分がクロウ・カードの回収をするという使命を全うするために、かわいいさくらのことを敵視していました。しかし、さまざまな問題を一緒に解決していくうちに仲良くなっていきます。
妹に対してかなり執着心が強い木之本桃矢は、彼との出会いを快く思っていませんでした。特別な力を持っていた木之本桃矢は、いつか彼が大事な妹を奪っていく相手だと本能的に直感したからです。それゆえに、特に何があったわけでもないのに、彼に対しては一方的に敵対視して火花を散らしていました。
しかし、全てのクロウ・カードの回収を終えた後、一緒にカードを集めていた小狼が香港へ帰国することになります。その際、妹のさくらの思いに気が付いていた木之本桃矢は、最後しっかりと挨拶ができるようにバイクで送ってあげていました。敵対心を燃やしていた木之本桃矢ですが、妹のさくらの幸せを最優先に考えることができるかっこいい兄でもあったのです。
かっこいい③クロウカード・ミラーの想い
この物語では、妹のさくらの姿に化けたクロウカード・ミラーが姿を現しています。強い力を持っている木之本桃矢は、霊のような姿も見ることができるため、妹のさくらの姿に化けたミラーについてもお見通しでした。しかし、彼は、相手の思いをそのまま受け入れて騙されてあげるだけのかっこいい余裕を持っていたのです。それゆえに、妹のさくらの姿に化けたミラーのいたずらをそのまま受け入れたのでした。
しかし、そのいたずらによって心優しい木之本桃矢は、崖から落ちて傷だらけになってしまいます。その様子を確認しに来たミラーに対して木之本桃矢は、落し物が見つかるまで一緒に探すから、妹の姿でいるのはやめてほしいという気持ちを伝えました。全てを知った上で、自分のいたずらに付き合ってくれていた彼の懐の深さに感動したミラーは、反省します。
そして、彼の妹のさくらによってクロウ・カードに封印されるように、ヒントを与えたのでした。心優しい木之本桃矢と一緒に過ごしたことで、彼にほのかな思いを寄せるようになったミラーは、再び彼と話す機会を得た時は、本当に嬉しそうでした。そんな彼女に木之本桃矢は、妹のために助けてくれたミラーにお礼を述べ、リボンをプレゼントしたのです。それ以降、彼女のクロウ・カードにはリボンが施されるようになりました。
木之本桃矢の好きな人は誰?
妹を大切にしている木之本桃矢にも好きな人はいました。彼は、中学生の時と、高校へ入ってからも好きな人ができています。シスコンと言われているほど、妹に何かと意地悪をしたり、からかったりしている彼ですが、しっかりと好きな人を見つけ恋愛も楽しんでいたようです。高校での好きな人とは、複雑な関係となっていますが、彼にはいつでも大切にしたい存在(好きな人)がいました。
好きな人①観月歌帆
妹のさくらにべったりの木之本桃矢でしたが、彼にも好きな人はいました。見た目も中身もかっこいい木之本桃矢は、中学生の時に教育実習生としてやってきた観月歌帆に心を寄せていたのです。男らしいかっこいい性格を持った木之本桃矢は、彼女が教育実習の最後の日に告白をしました。好きな人にストレートに気持ちを伝えた木之本桃矢は、その思いを受け入れてもらいその後1年くらいはお付き合いをしたのです。
しかし、大学生だった彼女は海外への留学を決意します。海外への留学が正式に決まると木之本桃矢にそのことを伝えて別れを告げたのでした。強い力を持っていた彼女は、別れ際に予言めいた言葉を発しています。彼女は、再び再開する時にはお互いに好きな人ができている、そして、その時はお互いにいい友達になることができると告げていました。実際の再開では、彼女の言う通りになっていたため木之本桃矢は複雑な心境だったのです。
彼女は、一時期さくらが通っている小学校へも赴任してきました。その時は算数の先生としてさくらに接しています。そんな美人で心優しい観月歌帆は、月峰神社の宮司の娘でもあったのです。それゆえに、彼女も強い力を持っていました。さくらが町中にばらまいたクロウ・カードを全て回収して、月と戦う際に、攻撃することができずに苦戦していた彼女を陰ながら助けています。
好きな人②雪兎
妹思いの木之本桃矢の中学生の時に好きな人は教育実習にきていた観月歌帆でした。彼女には自分の素直な気持ちを伝え1年ほど付き合うことができています。その後、彼女が海外へ留学することで別れたのですが、その後、イケメンでかっこいい木之本桃矢には歌帆が予言した通り他に好きな人ができたのです。それは、高校へ通っている最中に転校してきた雪兎でした。
魔力を持っていた彼は、すぐに転校生が人間でないことを見抜きます。その転校生の雪兎は、魔術師であるクロウ・リードによって月の仮の姿として産み出されたのでした。それゆえに、人間ではなかったのです。しかし、守護者である月とは別々の人格や意志を持っていた彼は、自分がそのような存在だとは理解していませんでした。しかし、本能的に自分は人間でないことだけはわかっていたのです。
心優しい転校生の雪兎にとっての好きな人は、妹思いの木之本桃矢です。そのことは妹のさくらに好きな人を聞かれた際にもハッキリと話をしています。彼らの関係は複雑ですが、転校生の雪兎にシスコンだった木之本桃矢が自分の力を全て与えてもいいと思うほど大切にしている(好きな人)存在であることは確かのようです。彼らは好きな人という言葉では言い表せないくらい大切な存在なのかもしれません。
木之本桃矢と雪兎の関係は?
妹を幼い頃から守り続けてきた桃矢ですが、彼にも大切な人はいました。高校生になって転校していた雪兎とは、いつの間にか親友の間柄となり、彼の命がつきそうになった時には自分の力を全て使用しても惜しくないほどの存在となっていたのです。そこで、お互いに大切な存在だと意識し合っている2人の関係を見ていきましょう。
雪兎のプロフィール
現在は木之本桃矢の親友となっている雪兎は、穏やかな性格を持っており、いつもニコニコとほほ笑んでいます。おっとりとした性格に細身の身体ゆえ、運動神経はあまりよくない印象を与えますが、頭脳明晰で、運動神経も抜群だったのです。しかし、運動部に所属して運動をするタイプではありませんでした。ほっそりとした体には似合わない大食いで、親友の桃矢よりも軽く3倍の量を食べます。
- 名前:月城雪兎(つきしろゆきと)
- 血液型:AB型
- 誕生日:12月25日
- 好きな色:白
- 好きな花:雪割草
- 好きな科目:数学
- CV(声優):緒方恵美
- 3学期に転校してきた
彼は、魔術師であるクロウ・リードによって創り出されたため、両親はいません。現在は、旅行が大好きな祖父母と仲良く3人で暮らしています。彼は、クロウ・カードの審判者であり、守護神である月(ユエ)の仮の姿として創り出されたのです。同一人物のようでいて、そうではなく意識は別々に存在していました。
木之本桃矢と雪兎の関係
転校生として姿を現した雪兎は、穏やかな性格で学校でも人気ものでした。運動神経も抜群で頭も良い彼でしたが、ほっそりとした身体からは想像もつかないくらいの大食いだったのです。天然な性格を持っていた彼と付き合っていくうちに心優しい木之本桃矢も彼と仲良くなっていきます。桃矢は、出会った当初から彼が、人間でないことを見抜いていました。
「オレはおまえが人間じゃないって知っている。だから隠さなくていいんだ」
親友の雪兎と審判者であり守護者である月は、新しい主がさくらになったことで消滅しかけます。カードの主から力を得ていた月と親友の雪兎は、新たなカードの主であるさくらの力では足りなかったのです。その事態を見抜いた桃矢は、上記の言葉を発し、親友を助けるため自分の全ての力を使用することを決意します。それくらい彼にとって親友の存在は大切だったのです。
木之本桃矢と雪兎の身長差
妹思いの桃矢と穏やかな性格の雪兎は、お互いに大切な存在だと考えていました。それゆえに、親友の妹であるさくらから告白された時も、本当に好きな人は他にいるはずだと告げ、気持ちを受け入れなかったのです。また、そのさくらから本当に好きな人はお兄ちゃんかと聞かれた時には素直に照れくさそうに頷いていました。2人の関係は周囲も分かるくらい心が通じ合っているように見えたのです。
そんな2人の身長差も話題となりました。2人の身長は公開されていませんが、妹で小学生のさくらと高校生の兄である桃矢との身長差は約50cm程だとされています。そこから推測していくと桃矢の身長は、180cm以上あることになるでしょう。イケメンで優しい性格、さらに高身長の彼は、親友の雪兎を木ドンした時の身長差が男女のカップルのようでした。それゆえに、ドキドキしてしまった人も多かったようです。
木之本桃矢の声優
関智一のプロフィール
イケメンでかっこいいと評判の木之本桃矢の声を担当しているのは、声優の関智一さんです。関智一さんは、声優以外にも歌手や舞台俳優、漫画原作者など、幅広いジャンルで活躍しています。子供の頃から映画や舞台を見る機会が多かった彼は、役者になりたいと考えていました。しかし、顔出しの俳優や芸人には抵抗があったため、声優の道を志したそうです。しかし、現在は舞台俳優も務めています。
- 本名:関智一(せきともかず)
- 愛称:チイチ、関智、関さん
- 血液型:AB型
- 生年月日:1972年9月8日
- 出身地:東京都江東区深川
- 所属事務所:アトミックモンキー
- 職業:声優、歌手、舞台俳優、漫画原作者
- 声優デビュー:1991年
- 身長:174cm
高校は普通科に入学した関智一さんでしたが、物足りなさを感じて勝田声優学院、俳協ボイスアクターズスタジオに通いながら声優の勉強をしていきました。それらの努力が報われ、1991年にはレポーター・ブルースという海外アニメの農夫役の吹き替えで声優デビューを果たします。その後も声優として頑張った彼は、2年後の1993年には機動戦士Vガンダムのトマーシュ・マサリク役で大ブレイクし、注目を集めるようになりました。
関智一の主な出演作品
関智一さんは、少年役から青年役まで幅広く演じることができる声優して定評があります。機動武闘伝Gガンダムのドモン・カッシュ役をはじめ多くのヒーロー役も演じてきました。彼は、低音と高音を効かせた叫び声や雄叫びなども上手に演じることができる声優のため、ギャグからシリアスまで幅広いジャンルで大活躍しています。2000年の「犬夜叉 時代を越える想い」という映画で悪役の瑪瑙丸役でも大人気となりました。
それ以降は、新たに悪役のジャンルもこなす声優として活躍することになります。チャ・テヒョンの海外の吹き替えも持ち役として担当したり、ナレーションなどの仕事もしていたりするようです。ヒーロー役から悪役までこなすことができる声優の関智一さんは、舞台では座長も務め、精力的に活動をしています。声優の関智一さんの代表的な出演作品をご紹介しましょう。
声優の関智一さんは、ふしぎ遊戯の井宿役や、エルフを狩るモノたちの龍造寺淳平役、天空のエスカフローネのバァン・ファーネル役、頭文字Dの高橋啓介役、GTOの村井國男役、無限のリヴァイアスの尾瀬イクミ役、人造人間キカイダー THE ANIMATIONのキカイダー役、ジロー役、はじめの一歩の宮田一郎役、フルーツバスケットの草摩夾役、Fate/stay nightのギルガメッシュ役などを見事に演じています。
木之本桃矢の名言集
名言①おれの力でゆきが消えずに済むなら…全部やる
出典: https://festy.jp
新たなカードの主であるさくらの力が弱いため、彼女からパワーをもらわなければ生きていけない守護者の月と親友の雪兎らは、パワー不足によって次第に消えそうになるのでした。特別な力を持っていた桃矢は、いち早くその状況に気がつき自分の力を全て使ってでも助けようとします。
その思いに感動した守護者の月は、必ず自分の命を使い切っても彼の妹を守ると約束しました。しかし、親友を大切に思っていた彼は、妹と自分自身の命も守ってくれと強くお願いしたのです。自分の力を全て使い切ることによって、自分もどのような状況になるかわからない中、彼は自分を顧みず全てを捧げたのでした。
名言②おれは…お前が…
下記の名言は、2人の関係を進展させるような名言となるかとドキドキした人は多かったでしょう。しかし、最終的には、ストレートな愛情表現はされませんでした。その代わり、それと同等の言葉が使用されています。
「おれは…お前が…消えるのは嫌だ。」
新しいカードの主となったさくらですが、彼女が魔力が弱いせいで彼らは消えそうになりました。その状況を知った時に放った名言です。お互いに思い合っていながらもなかなかストレートに気持ちを伝えるのは難しかったのでしょう。そのジレンマが良く伝わってくる言葉となっています。
名言③こいつで遊んでいいのはおれだけだ
出典: https://festy.jp
妹のさくらを大切にしている割に、表面的には意地悪な行動をとる桃矢は、自分以外の人が妹をいじめることに関しては、決して許しませんでした。その気持ちがにじみ出ている名言が上記のものです。この名言を聞いた親友の雪兎に、「シスターコンプレックスって知ってる?」と突っ込まれていますが、そんなやり取りも微笑ましく、多くの人が大好きなシーンとして話題となりました。
名言④ほんとは髪、長いんだろ?
人間でないものには素直に優しさを表現できる桃矢は、ある日、彼に心を寄せているミラーと一緒に買い物に行きました。なんでもお見通しの彼は、妹の机の上にあったクロウ・カードのによって、ミラーが実は髪が長いことを知っていたのです。
そのため、妹の代わりに買い物に付き合ってくれたミラーに対して、そのお礼の気持ちと一緒にクリスマスプレゼントとしてかわいいリボンをプレゼントしました。その時に彼が放った名言が上記の言葉です。彼に心惹かれていた彼女はとても喜び、その後のクロウ・カードでは、リボンをつけて姿を現しています。
木之本桃矢に対する感想や評価
桃矢お兄ちゃんほんとかっこよくて…どうか木ドンやってくれますように🙏🍑#ccさくら pic.twitter.com/c3RYCGYsZh
— 📎あ ず き🖇 (@__monpri) November 17, 2017
特別な力を持ちながら優しい心を持っている桃矢は、本当にかっこいいという感想がとても多いです。外見がイケメンなことに加えて性格が男らしく、優しいため心惹かれてしまう人は多いのでしょう。木ドンをしている姿を見て、やって欲しいという希望を持つ人もたくさんいました。大切な人のためであれば自分の力を全て使い切ってもいいという彼の男気は素晴らしいと評価も高くなっています。
雪兎さんに図星つかれて
— 87% (@___Y8N21) November 13, 2017
毎回「うるせぇ」って言う桃矢さんがラブすぎ pic.twitter.com/JpG95aYiuq
大食いの雪兎は上記の画像でもわかるように見た目に反してたくさんの量をクールに食べてしまう恐ろしい胃袋を持っています。人間でない彼は特別な胃袋を持っているのかもしれません。そんな彼は、親友の桃矢に対してもいつも冷静に図星をついてきます。図星をつかれた桃矢は、いつもバツが悪そうにすねたり、へそを曲げたりしていますが、そんな2人のやり取りがかわいいと評判になっていました。
桃矢くんとミラーの話は最高
— まき (@M4KO1820) June 11, 2015
あの崖から怪我した以来からミラーちゃんの雰囲気や表情が変わって、さくらちゃんにお世話になられている代わりに桃矢がお礼にリボンをプレゼントするシーンが最高だこれだ\_(・ω・`)コレ重要!
ちなみに61話 pic.twitter.com/WJyzAo6x9Y
イケメンの顔立ちに優しい心を持っている彼に惹かれてしまう人は多いようです。それは、この物語に姿を現している女の子も同様でした。特に、彼にいたずらをして怪我をさせてしまったにも関わらず、ミラーを責めることなく、彼女の探し物を一緒に探してくれる優しさにときめいてしまった人は多かったようです。愛情をもって接すればひねくれた心を持った人でも心変わりすることがあるという素敵なシーンだったため好評でした。
木之本桃矢のかっこいいまとめ
10歳の時に母親を亡くした木之本桃矢は、当時3歳のさくらを不憫に思って子供心に自分が妹を守ると心に誓ったのでした。それゆえに、大学教授として家を空けがちだった父親や亡くなった母親に代わって、妹の保護者役を自ら引き受けることになります。遊びたい盛りの頃から家事全般をこなし、アルバイトも多数掛け持ちしていました。さらに、妹のさくらが寂しい思いをしないようにいつも気遣っていたのです。
彼は特別な力を持っていましたが、それをひけらかすことはなく周囲には気付かれないように重要な時以外は使用しないでいました。妹が町中にクロウ・カードをばらまいてしまった時も、知らないふりをして陰ながらいつも助けていたのです。自分の力を誇ることなく、自分の大切な人のピンチの時には全てを使い切るほどのかっこいい男気を持った人間だったため、大人気となりました。