2020年01月12日公開
2020年01月12日更新
【紅の豚】カーチスの本名とモデルは?声優や名セリフ・その後も紹介
『紅の豚』のカーチスはポルコのライバルであり、アット的な存在感を見せる魅力的なキャラクターとして人気を博しています。彼の本名やモデル、名セリフ、その後の活躍などを気にしているファンも多くいます。声優である大塚明夫の演技も高い評価を受けています。今回はジブリの名作『紅の豚』のカーチスの基本情報や名言、モデルとなった人物や飛行艇、ポルコとの関係、ネット上の感想などを紹介していきましょう。
紅の豚のカーチスの本名とモデル
ジブリ映画の名作「紅の豚」は子供向けのアニメ作品でありながらも大人が楽しめる作品として知られており、名言の多さやメッセージの高さ、男臭い闘いなどが高い評価を獲得している作品となっています。その中でも主人公・ポルコのライバルとして存在感を見せるカーチスは人気キャラクターとなっています。ここでは『紅の豚』やカーチスの基本情報をまとめていきます。
紅の豚の作品情報
『紅の豚』は大人の青春を描き出した作品であり、アニメ作品でありながら大人を惹きつける魅力で溢れた作品です。スタジオジブリ映画の初期の作品でありながら、再放送される名作映画として知られています。『魔女の宅急便』や『紅の豚』はジブリ作品の中でも多くのコアなファンがいるジブリ映画なので、様々な事が注目されています。ここからは『紅の豚』の概要やあらすじを紹介していきます。
紅の豚の概要
出典: https://ciatr.jp
『紅の豚』はスタジオジブリ長編アニメーション作品であり、宮崎駿作品として1992年7月18日に公開されています。『紅の豚』は興行収入28億円の大ヒットを記録し、劇場版アニメ映画の当時の日本記録を更新し田作品となっています。宮崎駿の真骨頂である戦闘機や反戦へのメッセージなどが込められた名作として大人のファンが多い名作映画として支持されています。
紅の豚のあらすじ
出典: https://ciatr.jp
ポルコ・ロッソは人だった頃はイタリア空軍のエースであり、現在は賞金稼ぎとして知られる豚となっていました。昔から親しい女性のジーナが営むホテル・アドリアーノを訪れたポルコは、パイロットとしてのライバルであるアメリカ人パイロット『カーチス』と出会います。彼は空賊連合の用心棒として雇われたことをポルコに告げます。
カーチスのプロフィール
ここからは『紅の豚』のポルコのライバルであるカーチスのプロフィールを見ていきましょう。カーチスはアラバマ生まれのアメリカ人であり、祖母はイタリア人のクォーターであるためイタリアは第二の故郷とも言えます。「アメリカ野郎」と言われることも多くありますが、パイロットとしての実力はトップクラスのモノとなっています。惚れっぽいことでも知られています。
カーチスの本名や年齢
カーチスの本名は『ドナルド・カーチス』ということが明かされています。年齢は非公表でありますが、30代か40代あたりだと推測されています。カーチスは登場シーンは多いものの、詳しいプロフィールは意外と明かされていません。
カーチスのモデル
『紅の豚』のカーチスにはモデルとなる人物がいると言われています。それは俳優出身の元アメリカ大統領のロナルド・レーガンです。カーチスの本名は『ドナルド・カーチス』であり、名前のモデルとなっていることも伺えます。カーチスは俳優志望であり、野望は『大統領』なのでレーガンがモデルになっていることは間違いないと言われています。
カーチスの性格
カーチスの性格はアメリカ人というよりは祖母から受け継いだイタリア人の血が濃いと言われています。女好きで惚れっぽい性格っですが、どこか憎めない男となっています。キザな伊達男を気取っていますが、コミカルで二枚目半になってしまうことも多くあります。夢を追う男であり、パイロットを引退した後は俳優や大統領を目指すなどロマン溢れる男です。
カーチスの飛行艇
カーチスの飛行艇を紹介していきましょう。カーチスの飛行艇は『カーチス R3C-2』をモデルにしている架空機『カーチス R3C-0非公然水上戦闘機』となっています。カーチスの飛行艇のモデルとなったのはアメリカ合衆国のレース用航空機『カーチス R3C』の水上モデルである飛行艇『カーチス R3C-2』であり、当時のレースでは操縦速度の世界記録を樹立した名機です。
カーチスの名前も飛行艇『カーチス R3C-2』から取られており、『カーチス R3C-2』は当時はかなり人気の高い飛行艇となっていました。戦闘機や飛行機への造詣が深い宮崎駿の作品なので『カーチス R3C-0非公然水上戦闘機』という架空の飛行艇となっていますが、モデルとなった『カーチス R3C-2』に忠実なかなり精巧なデザインとなっています。
紅の豚のカーチスの声優
ここからは『紅の豚』でカーチスの声を担当した声優について見ていきましょう。ジブリ映画の声優は著名人が担当することも多いですが、カーチスの声を担当したのは実力派声優の大塚明夫が起用されています。カーチスは名言も多く登場シーンも多いため、大塚明夫の深みのある声が物語をより深みのあるものにしています。
大塚明夫のプロフィール
大塚明夫は1959年11月24日生まれの60歳(2019年現在)の男性声優声優であり、ナレーターとしても活躍しています。父親は2015年にこの世を去った声優の大塚周夫であり、親子二代で大成した数少ない親子声優となっています。アニメ声優としてだけでなく、映画の吹き替え声優としても数多くの俳優の声を演じています。
大塚明夫の主な出演作品
大塚明夫の主な出演作品を紹介していきましょう。大塚明夫はOVA作品『あいうえおアニメ 世界名作童話全集』のシルバー役でデビューし、1988年『機甲猟兵メロウリンク』のキーク・キャラダインでテレビアニメに初出演します。その後は『楽しいムーミン一家』のムーミンパパや『モンタナ・ジョーンズ』のモンタナ・ジョーンズ、『メタルギアソリッド』シリーズのソリッド・スネークなどを好演します。
2000年代になってからは『ブラック・ジャック』シリーズのブラック・ジャックや『ONE PIECE』の「黒ひげ」マーシャル・D・ティーチ、『BLEACH』の京楽春水などで若者にも知名度を大きく上げます。洋画の吹き替えではスティーヴン・セガールの吹き替えを一貫して担当しており、他にもドルフ・ラングレンやニコラス・ケイジなどの人気俳優の声を担当しています。
紅の豚のカーチスの名セリフや名言集
ここでは『紅の豚』のカーチスの名セリフや名言集について見ていきましょう。『紅の豚』はジブリ作品の中でも名セリフや名場面が多い作品であると言われています。その中でもカーチスはポルコのライバルとして注目の存在であり、作中でも存在感を見せつけています。さらに名セリフも多く、『紅の豚』には欠かせない存在としてファンにも注目されています。
カーチスの名セリフ①「愛する者の為だ…」
愛する者のためだ。喜んで戦うぜ
カーチスがポルコとのリターンマッチに望む際に残したセリフです。カーチスはただ戦うだけではダメだとカーチスは勝ったらフィオを妻にすることを条件にします。キザなセリフがなんともカーチスらしい名台詞となっています。こうしたカッコ良さがファンを獲得した理由となっています。
カーチスの名セリフ②「ジーナはテメエに惚れてんだ…」
ジーナはテメエに惚れてんだ!彼女はオメエが来るのをなあ、ずーっと庭で待ってんだぞ!!!
『紅の豚』の中でも屈指の名セリフです。このセリフでカーチスに惚れてしまったという人も多く、男と男の勝負の最中の一言です。カーチスはジーナに惚れていましたが、ジーナがポルコのことを好きなことに気づいてしまいます。そんなジーナを想い、ポルコに肉弾戦を挑む男気を見せました。ジーナの気持ちに気づいていないポルコに言い放ったこの名言はジブリ作品には珍しい男臭い名言となっています。
紅の豚のカーチスとマルコの関係やその後
ここからは『紅の豚』のカーチスとポルコの関係やカーチスのその後の活躍について紹介していきます。カーチスとポルコはライバルであり、ふたりの実力は拮抗しています。カーチスとポルコの関係は『紅の豚』でも重要な関係性となっています。その後の活躍もモデルとなったレーガンの活動に似ており、その後のカーチスにも注目しています。
カーチスとマルコの関係
カーチスとポルコはライバルでありながらも、ポルコの背中を押す役割を果たしています。パイロットとしてもポルコと同等クラスの実力を誇っており、一回目の対戦では本調子ではなかったポルコとの勝負に勝っています。リターンマッチではデッドヒートを繰り広げますが、ポルコに軍配が上がります。ジーナを巡る恋のライバルにもなりますが、最終的にはポルコを奮起させる存在となっています。
カーチスのその後や野望
『紅の豚』のカーチスのその後も明かされています。ポルコとの殴り合いで顔面をボコボコにされてしまったカーチスはアメリカに帰国します。帰国した後にカーチスが何をするは決まっています。念願だった俳優デビューです。しかも西部劇で主役を演じるという多彩さも見せています。こうした活動もその後に大統領になるための布石となっています。
紅の豚のカーチスに関する感想や評価
ここからは『紅の豚』のポルコの宿命のライバル『カーチス』に関するネット上の感想や評価などを紹介していきましょう。ジブリ作品は圧倒的な人気を誇り、ネット上でも高い人気ですが『紅の豚』はその中でもかなりの人気を誇る作品です。カーチスの性格や行動などの他にも、声優を担当した大塚明夫やカーチスが登場する『紅の豚』についての感想や評価なども多く挙がっています。
カーチスが好き!
紅の豚おもしろかった✨
— 杉の木🍄 (@suginoki7777777) November 2, 2018
大塚さんが演じるカーチス好きだなぁ
命懸けの決闘をしても全くもって憎めないw
ポルコにとっても最高のライバル pic.twitter.com/ksqKdRR0V5
『紅の豚』はおもしろいということで評判の作品ですが、主人公のライバルであるカーチスが好きという声も多くあります。ポルコの良きライバルであり、様々な事を忠告してくれる良き友人としての一面も好評となっています。ネット上には『カーチス好きだなぁ、命懸けの決闘をしても全くもって憎めない』という声や『ポルコにとっても最高のライバル』という声などが挙がっています。
カーチスは憎めないライバル!
紅の豚のマンマユート団とかカーチスも敵ながら憎めないっすよね pic.twitter.com/WdjZ518W2C
— まっちゃ 尺八吹き (@maccha3232) April 2, 2019
カーチスの憎めないキャラクターにもファンは注目しています。カーチスのコミカルで二枚目半で、熱く野望を持っているなど数多くの個性的な面は主人公のポルコに負けず劣らずの人気を獲得しています。ネット上には『紅の豚のマンマユート団とかカーチスも敵ながら憎めないっすよね』という声や『カーチスの二枚目半っぷりもいいよね』という声などカーチスの性格にも多くの感想が挙がっています。
カーチスとポルコのシーンは名シーン!
ジブリで一番好きなの、紅の豚なんだよな。
— だいはち・ポーター・ブリッジズ (@dai_cha_man) August 30, 2019
一番好きなのは豚がカーチスに「ジーナはお前を待ってんだ」って言われて動揺してモロにパンチ食らうシーン。お前ホントにわかってなかったのかよ。
様々な名言や名シーンがある『紅の豚』ですが、カーチスとポルコのシーンは注目されています。特に「ジーナはお前を待ってんだ」という」セリフは作中屈指の名言としてかなり高い支持を集めています。ネット上には『一番好きなのは動揺してモロにパンチ食らうシーン』という声や『カーチスとのシーンはどれ名場面だな』という声などが挙がっています。
『紅の豚』はジブリ屈指の名作!
こう見えて結構宮崎駿さんの作品見てる
— 🤯らいき👙 (@nakagumi0825) April 12, 2019
全部名作やけど、もののけ姫、紅の豚、風立ちぬ、ラピュタあたりの作品は特に好きだなぁ
ジブリ作品といえば世界に誇る日本の名作映画ばかりですが、その中でも『紅の豚』は大人の支持が高いことでも知られています。そのメッセージ性や男と男の勝負が描かれていることなど、大人のジブリ映画としてネット上の人気も高くなっています。ネット上には『全部名作やけど紅の豚は特に好きだなぁ』という声や『あんまり人気ないけど、「紅の豚」はかなりの名作なんだけどなぁ』という声などが挙がっています。
カーチスの声優も好評!
カーチスの声って大塚明夫さんだったんだ!!紅の豚大好き🐷💕 pic.twitter.com/aCrceuCV56
— MJ (@MJ_RK800) January 30, 2019
カーチスの声優を務めた大塚明夫も好評です。渋い声とコミカルな演技はネット上でも人気が高く、公開から年月が経ったいまでも大塚明夫の代表作に挙げられることが多い作品です。ネット上には『カーチスの声って大塚明夫さんだったんだ!!紅の豚大好き』という声や『カーチスの声優の渋い声がいいんだよな』という声など大塚明夫の演技には多くの感想が挙がっています。
紅の豚のカーチスについてまとめ
今回はジブリの名作『紅の豚』のカーチスの基本情報や名言、モデルとなった人物や飛行艇、ポルコとの関係、ネット上の感想などを紹介してきました。カーチスはポルコのライバルとして登場しているものの、憎めないキャラクターであり、男性ファンも多いキャラクターとなっています。大人が見ても楽しめる名作として知られている『紅の豚』でカーチスは重要な役割を果たしています。
その後の活躍なども個性的であり、モデルとなったレーガンにも共通していることも伺えます。監督である宮崎駿が得意とする飛行艇のデザインの緻密さやポルコやカーチスなどの個性的なキャラクターなども評価されている作品なので、人気キャラクター『カーチス』や飛行艇での活躍などに注目して『紅の豚』をお楽しみください。