【キン肉マン】ラーメンマンは元残虐超人？必殺技や名言・声優も紹介

キン肉マンに登場するラーメンマンは、元残虐超人という過去を持っています。超人オリンピックにてキン肉マンと対決したラーメンマンは、その戦いに満足し友情を学んでいます。友情を学んだラーメンマンはキン肉マンを叱咤激励するようになり、心を入れ替えて正義超人となっていきます。

キン肉マン作中に登場した当初は、残虐超人だったラーメンマン。超人オリンピックでドイツ超人ブロッケンマンと闘った時には、キャメルクラッチでブロッケンマンの身体を真っ二つに追って葬っていました。このように残酷なファイティングスタイルをしていたラーメンマンでしたが、後にキン肉マンと戦って正義超人へと変化していきます。

ラーメンマンは超人オリンピックで強敵ウォーズマンと激突します。キン肉マンのライバル同士の闘いでしたが、ラーメンマンの技はウォーズマンに通用せず、ラーメンマンはウォーズマンのベアークローで重傷を負ってしまいます。この戦いの結果、ラーメンマンは植物状態になってしまうのです。

ラーメンマンは故郷中国へ帰ります。山奥に自生している霊命木という植物のガスのおかげで、何とか動けるまで回復したラーメンマン。ラーメンマンは、霊命木で作ったマスクをかぶることで、キン肉マンのピンチに駆け付けることが出来ました。マスクをかぶったラーメンマンは正体を隠し、モンゴルマンとして戦っていきます。

ラーメンマンはキン肉作中でも特に人気のキャラクターとなりました。ラーメンマンのキャラクター人気は非常に高く、彼を主人公としたスピンオフ作品・闘将‼拉麺男も連載される事となりました。闘将‼拉麺男は人気を集め、アニメ化までされています。闘将‼拉麺男は、キン肉マンとは違ったパラレルワールドを舞台としており、主人公のラーメンマンは数々の手ごわい敵と激闘を繰り広げます。

キン肉マンに出てくるラーメンマンの必殺技を紹介していきます。まず、揚子江落としは、中国の地名が付いたラーメンマンらしい必殺技です。いわゆるバックブリーカーのような強力な技となっています。

キャメルクラッチは、ラーメンマンがブロッケンマンを葬った技でもあります。うつぶせに倒れた相手の背中に乗り、顎を持って上に持ち上げる大技で、ラーメンマンはこのままブロッケンマンを真っ二つにしてしまいました。

上海城壁崩しは、ラーメンマンがアニメで使用した必殺技です。ジャンプして相手の肩に手刀を叩き込む技で、ラーメンマンはこの必殺技をバッファローマン戦で披露していました。

キン肉マン作中で、ラーメンマンが残した印象深い名言をいくつか紹介していきます。まず、「オヤジのことは…」という名言は、因縁のある相手ブロッケンJrに対して言った名言です。ブロッケンJrの父親ブロッケンマンを第1回超人オリンピックで葬ったラーメンマン。敵を討ちにやってきた息子のブロッケンJrは、ラーメンマンを倒すことに執着するようになります。

第2回超人オリンピックでブロッケンJrと戦う事になったラーメンマン。ブロッケンJrをロメロスペシャルで倒し、父親の敵に執着しているブロッケンJrに対し、リングを立ち去るときにこの名言を言っています。まだ若く未熟な超人・ブロッケンJrに対し、父親の事を忘れればもっと強くなれると伝えた名言です。

ラーメンマンの印象深い名言には、「決勝のリングに…」という名言もあります。第1回超人オリンピックでキン肉マンと闘ったラーメンマンは、氷上サバイバルマッチでキン肉マンに敗れてしまいます。残虐超人として登場したラーメンマンでしたが、ファイターとしての誇りをもっているキャラクターでもありました。3位決定戦でテリーマンと闘ったラーメンマンは、反則負けとなりリングを去ることになります。

その後、ラーメンマンはこの名言をキン肉マンに言っています。血の涙を流しながら雨に打たれたラーメンマンは、キン肉マンとの試合を誇りたいとその心情を訴えており、ロビンマスクとの戦いに向かうキン肉マンを叱咤激励していました。

キン肉マンに登場し、人気の正義超人となったラーメンマン。ラーメンマンの声を担当している声優情報を紹介していきます。まず、初代ラーメンマンの声を担当した声優は、蟹江栄司です。蟹江栄司は、1941年11月21日生まれの日本の声優・ナレーターです。東京都出身で血液型はA型。大手声優事務所青二プロダクションに所属していました。

初代ラーメンマンを演じて人気を集めた蟹江栄司は、1985年にくも膜下出血で倒れてしまいます。43歳という若さで亡くなってしまった蟹江栄司。その後、ラーメンマンは銀河万丈ら他の声優に引き継がれていきました。

1986年から2代目ラーメンマンの声を担当した声優は、銀河万丈です。機動戦士ガンダムのギレン・ザビをはじめ、悪役の声を演じる事の多い銀河万丈。銀河万丈は1948年11月24日生まれの声優・ナレーターで、青二プロダクションに所属しています。2代目ラーメンマンとしても、そのローバリトンの声質を活かし、印象に残る演技を披露しています。

佐藤正治は、初代ラーメンマンの声を担当した声優・蟹江栄司が死去した後、一時的に代役を務めた声優です。佐藤正治は、1946年7月1日生まれの声優で、東京都出身の人物です。青二プロダクションに所属しており、主に週刊少年ジャンプの漫画作品のアニメ化でキャラクターの声を担当している事が多い声優です。

キン肉マンに登場するラーメンマンは、最初は残虐超人として登場し残酷な試合を繰り広げましたが、後に友情に目覚めて正義超人となっています。正義超人となったラーメンマンは人気の超人となり、スピンオフ作品である闘将‼拉麺男も制作されました。闘将‼拉麺男のラーメンマンの歌を紹介していきます。

まず、闘将‼拉麺男のオープニングテーマは、輝け!ラーメンマンです。作詞をさがらよしあきが担当し、作曲は小川哲夫が担当していました。歌唱は織田純一郎が担当しています。正義超人としてのラーメンマンの情熱を感じる歌詞の楽曲となっています。

闘将‼拉麺男のエンディングテーマは、希望への旅です。希望への旅は、オープニングテーマの輝け!ラーメンマンと同じく、歌詞・さがらよしあき、作曲・小川哲夫、歌唱・織田純一郎となっています。正義超人として戦うラーメンマンのカッコよさが表れた楽曲です。

キン肉マンに登場するラーメンマンの感想や評価をいくつか紹介していきます。ラーメンマンへの評価では、やはりカッコいいといった声が多くなっています。初めは残虐超人として登場したラーメンマンでしたが、正義超人となってからは活躍シーンが多く人気を集めました。

ラーメンマンはキン肉マン作中で様々な敵を戦っていきますが、そんなラーメンマンの戦いも見どころ満載だと人気となっています。バイクマンとの試合は名勝負としてファンからも人気で、ラーメンマンの数々の必殺技も披露された試合でした。

ラーメンマンはブロッケンマンを葬った時、アニメ版ではラーメンにして食べてしまいました。敵を倒してラーメンにして食べるというこのシーンは、放送当時多くの視聴者に衝撃を与えていました。ラーメンマンは残虐超人時代も、強烈なインパクトを与えるキャラクターでした。

ここでは、キン肉マンに登場するラーメンマンについての情報を詳しく紹介しました。ラーメンマンは非常に人気のキャラクターとして愛されています。是非、キン肉マンをチェックして、ラーメンマンの活躍にも注目してみてください。