キン肉マンレディーは女性版キン肉マン？公認スピンオフ？主要キャラを紹介

1980年代に大ヒットを記録し、熱いプロレスバトルが繰り広げられるキン肉マン。そんなキン肉マンには数々のカッコいい超人たちが登場しています。キン肉マンレディーは、キン肉マンのパロディを取り入れたスピンオフ作品として連載されていました。キン肉マンレディーの作品概要を紹介します。

キン肉マンレディーは、1980年代に一世を風靡したプロレスバトル漫画、キン肉マンのスピンオフ作品として、2008年からウルトラジャンプエッグにウェブコミックスの形態で連載されていました。2008年はキン肉マン29周年となる年であり、「29（にく）周年」の語呂合わせを記念して、様々なイベントも行われた年でした。キン肉マンレディーは2013年まで連載されており、コミックスは全3巻となっています。

キン肉マンレディーとは、そのタイトルを見ても分かる通り、キン肉マンの登場人物を女性に置き換えたスピンオフ作品です。キン肉マンの登場人物は屈強なヒーロー・超人たちであり、超人たちは基本的に全て男性キャラクターです。キン肉マンレディーは、そんなキン肉マンの登場人物を女性に変換した作品なのです。主人公のキン肉マンをはじめとする数々の超人たちが、かわいい女性キャラクターに変身しています。

キン肉マンのスピンオフ作品・キン肉マレディーは、あらすじは基本的に原作となるキン肉マン通りとなっています。登場する超人たちが女性に変わっているという、パラレルワールドを舞台としているキン肉マンレディー。主人公キン肉マンのガイド役として登場する少年、ミートだけは史実となる原作キン肉マンの歴史を知っているという設定です。本来のキン肉マンの展開を知っているミートが、物語の進行役とツッコミ役をこなします。

キン肉マンレディーはキン肉マンのスピンオフ作品として、数々のパロディが登場するギャグ作品として描かれています。そんなキン肉マンレディーですが、登場する女性超人たちがとてもかわいいと人気を集めていました。キン肉マン自体が非常に人気の高い作品なので、超人たちのフィギュアは多数制作されています。

キン肉マンのスピンオフ作品でありキン肉マンレディーに登場する超人たちも、かわいいフィギュアにもなって販売されているのです。主人公のキン肉マンレディーだけでなく、ロビンマスクをモデルとしたレディ・ロビンなどの完成度の高いフィギュアもあります。キン肉マンレディーのフィギュアは、完成度が高く美少女フィギュアとしても楽しむことが出来る程で、多くのファンから人気となっています。

キン肉マンレディーは、人気漫画キン肉マンのスピンオフ作品として連載されました。キン肉マンの作者である漫画家ユニット・ゆでたまごの公認を得ている為、公式スピンオフ作品といえる存在となっています。

キン肉マン作者、ゆでたまごの公認を得ているキン肉マンレディー。公認を得ている事で、作中に登場する超人たちをはじめ、原作の名シーンも完全に再現しているのです。原作が好きなキン肉マンファンなら誰もが笑ってしまう、忠実なパロディシーンが見所となっています。

キン肉マンレディーに登場する女性化された超人たちを紹介していきます。まず、主人公のキン肉マンレディーは、キン肉マンの主人公であるキン肉スグルをモデルとしています。原作キン肉マンのマスクに付いているトサカの部分は、逆立った前髪で再現されています。キン肉マンレディー銀色の綺麗な髪の毛をした美人で、キン肉マン同様にキン肉星の生まれという設定になっています。女性なので、キン肉星の王女という設定です。

キン肉マンレディーは、おっとりしていて天真爛漫な性格をしています。一人称は原作キン肉マンと同じく「わし」。語尾に「～なのじゃ」とつける古風な喋り方をしているのが特徴です。原作のキン肉マンといえば、「火事場のクソ力」を持っていますが、キン肉マンレディーは乙女の本能「火事場のおっぱい力」を持っているという設定です。

キン肉マン原作で、正義超人の中でキン肉マンの親友という立ち位置のテリーマン。アメリカ出身の超人であるテリーマンは、キン肉マンレディーに金髪の短髪美女、ザ・テリーマンガールとして登場しています。おでこに描かれた「米」という文字、金色の髪の毛とアメリカらしいモチーフの衣装など、テリーマンの特徴を踏襲しています。

初めはキン肉マンレディーの代わりの超人として日本へとやってきたテリーマンガールは、バニーコスチュームのかわいいキン肉マンレディーの姿に一目ぼれし、契約を蹴ってその後はキン肉マンレディーと共に行動するようになります。

キン肉マンの超人の中でも屈指の人気を誇る、ラーメンマン。ラーメンマンが主人公となるスピンオフ作品も連載されたほどです。そんなラーメンマンは、キン肉マンレディーにラーメン娘（らーめんにゃん）として登場しています。拳法の達人で屈指の実力者ラーメンマンを女性化したラーメン娘ですが、どこか子供っぽい性格をした、幼さの残るかわいい少女となっていました。

原作のキン肉マンの正義超人の中でも、ベテラン超人で超人オリンピックの優勝者でもあるロビンマスク。そんなロビンマスクはレディ・ロビンとしてキン肉マンレディーに登場します。原作のロビンマスクは甲冑のようなマスクで顔が全て隠れている超人ですが、レディ・ロビンは額の部分に甲冑のマスクをつけているだけです。クールな美女であまり表情を変えないレディ・ロビン。無表情なので「ロビンマスク」と呼ばれています。

キン肉マンレディーには、ウォーズマンをモデルとしたウォーズマン・ジェーブシカも登場しています。ウォーズマンといえば、真っ黒なヘルメット状のマスクが特徴的で、機械の身体を持つ残酷なファイティングスタイルが特徴の超人です。登場時は不気味な強さでキン肉マンを追い詰める、敵キャラクターとして登場していました。

ウォーズマン・ジェーブシカは、褐色の肌が特徴的な美少女でマスクはかぶっておらず、まっすぐに切った前髪でウォーズマンのヘルメットを表現していました。キン肉マンレディーに登場する女性化した超人の中では、最も女性らしい性格をしています。また、ドジっ子という特徴も併せ持っています。

キン肉マンに登場するドイツ出身の超人、ブロッケンJr。軍服を身にまとった女性人気の高いキャラクターです。そんなブロッケンJrは、キン肉マンレディーにフロイライン・ブロッケンJrとして登場します。原作のブロッケンJrと同じように軍服を着ていますが、サイズが大きくブカブカになっています。また、ブロッケンJrの帽子に付いている髑髏のマークがヘアピンに変わっています。金髪で中性的な顔立ちの少女になっています。

キン肉マンレディーに登場するバッファローマン・ボニータは、キン肉マンに登場する悪魔超人・バッファローマンを元にしたキャラクターです。キン肉マンのあらすじ通り、キン肉マンレディーの前に、悪役として登場しています。黒くて長い癖っ毛が特徴で、バッファローマンと同じくロングホーンが頭に生えています。

キン肉マンレディーに関する感想をいくつか紹介していきます。キン肉マンレディーに関する感想では、登場するパロディシーンなどのギャグがぶっ飛んでいるという感想が見られます。超人を女性化するという設定自体がインパクト抜群なキン肉マンレディー。キン肉マンファンには是非一度読んで欲しいと勧めたくなる作品と言われています。

キン肉マンレディーに登場する女性化した超人キャラクターがかわいいという評価も集めています。元は屈強な超人なのですが、それぞれの特徴を残しながらとてもかわいい美少女キャラクターになっていると、高評価を得ています。

キン肉マンレディーはコミックス全3巻という短さで終了してしまった作品です。しかし、根強い人気のある作品であり、アニメ化して欲しいといった声も聞かれていました。キン肉マンレディーは、魅力的なキャラクターや面白いパロディで話題を集めた作品でした。

ここでは、キン肉マンのスピンオフ作品・キン肉マンレディーに関する情報を紹介しました。キン肉マンレディーは、かわいいフィギュアも発売される程、人気となった作品です。是非、キン肉マンレディーをチェックして、原作キン肉マンのパロディを楽しんでみてください。