2019年12月22日公開
2019年12月22日更新
【ヒカルの碁】倉田厚のモデルは誰?強さの秘密や声優情報・年齢まとめ
囲碁ブームを巻き起こした人気アニメ「ヒカルの碁」に登場する倉田厚は、若手棋士ながら次世代のタイトルホルダーと目される実力者で、愛嬌のある体型とキャラクターが人気となっています。今回は「ヒカルの碁」倉田厚の年齢や性格、モデルと言われている実在のプロ棋士を紹介し、倉田厚の強さの秘密に迫っていきます。また、アニメ「ヒカルの碁」で倉田厚の声を担当した声優・岩田光央さんのプロフィールや主な出演作品についてもみてきます。
ヒカルの碁の倉田厚とは?
ヒカルの碁の作品情報
今回は「ヒカルの碁」に登場する倉田厚について、そのモデルとされる人物や強さの秘密を紹介し、倉田厚の年齢や印象深い名言についてもみていきます。さらに、アニメ「ヒカルの碁」で倉田厚の声優を務めた岩田光央さんについても紹介していきます。まず、ここでは「ヒカルの碁」の作品情報をみていきます。
ヒカルの碁の概要
「ヒカルの碁」は原作・ほったゆみ先生、作画担当・小畑健先生により、1999年〜2003年の期間に週刊少年ジャンプで連載されていた少年漫画です。アニメ化やゲーム化も実現し、特にアニメ「ヒカルの碁」は2001年10月〜2003年3月に全75話と特別編・スペシャルが放送されました。
また「ヒカルの碁」は囲碁に打ち込む少年たちを描いた作品で世間に囲碁ブームをもたらし、連載終了から15年以上経った現在でもその人気は続いています。
ヒカルの碁のあらすじ
運動が得意で頭を使うことが苦手な平凡な小学6年生の進藤ヒカルは、ある日祖父の家で古い碁盤を見つけたことで、平安時代の天才棋士の幽霊に取り憑かれるようになります。その幽霊の名前は藤原佐為といって、神の一手を極めるために現世に蘇ったのでした。ヒカルは自分以外に姿が見えておらず、碁石を持つこともできない佐為に催促されて興味のなかった囲碁を始めるようになります。
そして、たまたま入った碁会所で知り合った同い年の塔矢アキラという男の子と対戦し、佐為の指示通りの場所に碁石を置いて勝利。当然、アキラはヒカルが打ったと思っており、ヒカルのことをライバル視するようになります。実はアキラは同世代に敵なしの天才囲碁少年なのでした。
ヒカルの方も、やがてアキラの囲碁にかける真剣さや情熱を知り、佐為の指示ではなく自分で打ってみたいと思うようになります。それから、塔矢アキラの実力に追いつきたいと思った進藤ヒカルは、先にプロ入りした彼の背中を追いかけ、囲碁にのめり込み実力をつけていきます。
倉田厚のプロフィール
「ヒカルの碁」に登場する倉田厚は20代の若手棋士ながら、次世代のタイトルホルダーと目される実力者です。そんな彼の気になる年齢についてみていくと、主人公の進藤ヒカルよりも7歳年上なので、初登場時は22歳という年齢でした。そんな将来有望な若手棋士・倉田厚ですが、性格に問題があると言われており、主人公の進藤ヒカルもそのことを指摘していました。
倉田厚の性格はかなりの自信家でビッグマウスに伴う実力があるのでまだマシですが、その発言にはだいだいデリカシーがありません。しかし、ぽっちゃりした体型と、クリクリの瞳が愛らしく、どこか憎めないところも彼の魅力となっています。
ヒカルの碁の倉田厚のモデルは誰?強さの秘密も紹介
倉田厚のモデル
「ヒカルの碁」倉田厚にはモデルがいると言われています。その人物とは、依田紀基九段です。「ヒカルの碁」作中で倉田厚が進藤ヒカルと一色碁をするに至った経緯と、依田紀基九段が持つエピソードとよく似ていること、そして天真爛漫な感じがよく似ているとして、モデルだと言われるようになったそうです。
依田紀基九段はこれまでに30個以上のタイトルを獲得したことのある一流棋士なので、その依田紀基九段をモデルにしていると言われる「ヒカルの碁」倉田厚も将来的に多くのタイトルを取っていくのだろうと予想されています。ここで「ヒカルの碁」作中で登場した一色碁のエピソードを紹介していきます。囲碁のイベントで知り合った倉田厚と進藤ヒカルが偶然、ラーメン屋さんで一緒になります。
食事後、進藤ヒカルから対局を頼まれた倉田厚は2人で碁会所に入り、対局をしようとします。しかし、盤上に置かれていたのは両方とも白石でした。そこで、倉田厚は進藤ヒカルに一色碁(通常、白と黒で行う対局を白か黒の一色で行うというもの)を提案し、対局を始めます。
倉田厚は初めての一色碁で自分を追い詰めた進藤ヒカルの実力を認めます。そして、進藤ヒカルのことを塔矢アキラと同様に将来のライバルとして意識するようになったのでした。
倉田厚の強さの秘密
次世代のタイトルホルダーと目されるほどの強さを誇る倉田厚。その強さの秘密をみていくと、中学時代に夢中になっていた競馬により勝負勘の鋭さと次の手を読む能力が養われたと言われています。ただ、中学生だったので賭け競馬ではなく、純粋に順位を的中させて楽しんでいた程度でした。その後、競馬よりも囲碁に興味を持つようになり、囲碁を初めてわずか2年弱でプロになったという異例のスピードでの成長でした。
ヒカルの碁の倉田厚の声優や年齢
岩田光央のプロフィールや年齢
アニメ「ヒカルの碁」で倉田厚の声を担当したのは、声優の岩田光央さんです。岩田光央さんは1967年7月31日生まれ、年齢は52歳(2019年12月現在の年齢)となっています。出身地は埼玉県所沢市で身長は165cm、血液型はA型、青二プロダクションに所属しており、声優や歌手、俳優として1977年から活動しています。次にアニメ「ヒカルの碁」倉田厚の担当声優・岩田光央さんの声優としての主な出演作品をみていきます。
岩田光央の主な出演作品
- 1988年「AKIRA」金田正太郎役
- 1998年「頭文字D」武内樹役(上の画像)
- 2000-2002年「真・女神転生デビチル」フェンリル役
- 2001年「PROJECT ARMS」ガウス・ゴール役
- 2001年「サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER」008/ピュンマ役
- 2004年「犬夜叉」朱雀役
- 2004年「トランスフォーマー スーパーリンク」武闘家ロードバスター役
- 2005年「灼眼のシャナ」“蹂躙の爪牙”マルコシアス役
- 2006年「恋する天使アンジェリーク」シリーズの鋼の守護聖ゼフェル役
- 2007年「ハヤテのごとく!」姫神茜役
- 2008年「名探偵コナン」楠田陸道役(上の画像)
- 2010年「ケシカスくん」ケシカスくん役
- 2010-2019年「ONE PIECE」エンポリオ・イワンコフ(2代目)役、ガイラム役
- 2011年「トリコ」サニー役
- 2013年「キルラキル」袋田隆治役
- 2014年「魔法少女大戦」トロ役
- 2014年「デュエル・マスターズ VS」爆弾野郎役
- 2015年「ドラゴンボール超」シャンパ役、マジョラ役、ジルコル役
- 2016-2018年「斉木楠雄のΨ難」斉木國春役
- 2016年「3月のライオン」安井学役
ヒカルの碁の倉田厚の名言集
倉田厚の名言①「答えを出す最後の…」
「ヒカルの碁」倉田厚の名言1つ目は「答えを出す最後の…」です。競馬で養った勝負勘に絶対的な自信がある倉田厚の名言となっています。
「答えを出す最後の決め手は勝負勘だ!」
倉田厚の名言②「もうすぐ名人…」
「ヒカルの碁」倉田厚の名言2つ目は「もうすぐ名人…」です。進藤ヒカルと知り合った囲碁のイベントで倉田厚が言ったセリフです。自信家で自己顕示欲の強い倉田厚らしさが表れた名言だと言われています。
「もうすぐ名人、そのうち棋聖、いずれは本因坊!」
倉田厚の名言③「自分にとって本当に…」
「ヒカルの碁」倉田厚の名言3つ目は「自分にとって本当に…」です。倉田厚は自分もまだまだ塔矢行洋や桑原本因坊などの背中を追いかける若手棋士ですが、彼は既に塔矢アキラや進藤ヒカルなどの自分より下の世代の棋士を将来のライバルとして視野に入れています。入れ替わりの激しい勝負の世界に見を置く倉田厚の覚悟が伺える名言だと評価されています。
「自分にとって本当に怖い奴は、下から来るんだ」
ヒカルの碁の倉田厚に関する感想や評価
倉田はヒカ碁の中でも1、2争うレベルで好き pic.twitter.com/6iQOqQfPus
— ひぃらぎ (@hixiragi) September 18, 2018
こちらは「ヒカルの碁」に登場する倉田厚に関するツイートです。「ヒカルの碁」のキャラクターの中で倉田厚がトップレベルで好きだという感想となっています。
倉田さん…ヒカ碁の。ヒカルも好きだけど、気づいたら倉田さんの頰のもっちり加減がたまらなく好きになってた。競馬してる所とか最高に可愛かった覚えがある。倉田フェチです
— ロースハム野郎 (@bur967) January 29, 2015
こちらも「ヒカルの碁」に登場する倉田厚に関するツイートです。倉田厚の頬の感じが好みだそうで、競馬に熱中している姿も非常に可愛かったと評価しています。
ヒカルの碁が好きだから、何度か読んでいるんだが、読めば読むほど新たな発見があります。倉田厚っていうキャラクターが非常に素晴らしいと思っている。
— chibagorosan (@chibagorosan) June 29, 2012
こちらも「ヒカルの碁」に登場する倉田厚に関するツイートです。「ヒカルの碁」を読めば読むほど倉田厚の素晴らしさを感じるという感想となっています。
ヒカルの碁の倉田厚まとめ
いかがでしたか?「ヒカルの碁」に登場する倉田厚のモデルとなった実在の人物や強さの秘密をみてきました。倉田厚のモデルは囲碁のプロ・依田紀基九段と言われており、競馬で養われた勝負勘と次の手を読む能力が倉田厚の強さの秘密であることが分かりました。
さらに、倉田厚の名言やアニメ担当声優・岩田光央さんについても紹介し、印象深い名言についてもみてきました。皆さんも「ヒカルの碁」に登場する次世代のタイトルホルダー候補・倉田厚にぜひ注目してみて下さい!