【ヒカルの碁】加賀鉄男は将棋も囲碁も強い最強キャラ?実力やアニメ声優も紹介

「ヒカルの碁」に登場する加賀鉄男は将棋部の主将でありながら囲碁が強く、不良な見た目の割に頭脳明晰で「ヒカルの碁」の最強キャラとも言われています。今回はそんな加賀鉄男の強いと言われる囲碁の実力や囲碁を嫌う理由、そしてヒカルが院生になるのを後押ししたエピソードなどを紹介し、その活躍をみていきます。そして、アニメ「ヒカルの碁」で加賀鉄男の声を担当した声優の伊藤健太郎さんについても、そのプロフィールや主な出演作品をみていきます。

【ヒカルの碁】加賀鉄男は将棋も囲碁も強い最強キャラ?実力やアニメ声優も紹介のイメージ

目次

  1. 加賀鉄男とは?
  2. 加賀鉄男は将棋も囲碁も強い最強キャラ?
  3. 加賀鉄男の実力は?
  4. 加賀鉄男のアニメ声優は伊藤健太郎
  5. 加賀鉄男に関する感想や評価
  6. 加賀鉄男は将棋も囲碁も強い最強キャラまとめ

加賀鉄男とは?

ヒカルの碁の作品情報

「ヒカルの碁」に登場する加賀鉄男は、将棋部主将にも関わらず相当強い囲碁の実力から最強説も囁かれ、陰の実力者として知られるキャラクターです。今回はそんな将棋部なのに囲碁が強くて最強と噂されるキャラクター・加賀鉄男の魅力や実力を紹介していきます。まず、ここでは「ヒカルの碁」の作品情報をみていきます。

ヒカルの碁の概要

「ヒカルの碁」は週刊少年ジャンプ(集英社)で1999年〜2003年に連載されていた、囲碁を題材にした少年漫画です。「ヒカルの碁」の原作はほったゆみ先生、作画は小畑健先生、監修は日本棋院の女流棋士・梅沢(現在:吉原)由香里先生、累計発行部数は2500万部を突破し、当時の子どもたち及び若年層の間に囲碁ブームを起こしました。

また、アニメ「ヒカルの碁」はテレビ東京系列などで2001年10月〜2003年3月に全75話とスペシャル、特別編が放送されました。

ヒカルの碁のあらすじ

平凡な小学6年生の進藤ヒカルは祖父の家に遊びに行った際、蔵で血痕のついた古い碁盤を発見します。その血痕はヒカルにしか見えず、突然声が聞こえてきます。声の主は平安時代の天才碁打ち・藤原佐為(ふじわらのさい)でした。「神の一手を極めるために現世に舞い戻った」と言う佐為のため、ヒカルはまったく興味のなかった囲碁を覚え始めます。

そして、ヒカルは最初は佐為の言う通りの碁盤の場所に碁石を置いていました。しかし、ヒカルの対局相手の同い年の塔矢アキラはヒカル(佐為の指示)の打つ碁に「神の一手」に近いものを感じ、それ以来ヒカルのことをライバル視するようになりました。実は、塔矢アキラは、囲碁のタイトルをいくつも持つ名人の父親を持ち、世代でライバルがいないほどの天才少年でした。

一方のヒカルも塔矢アキラとの出会いで彼の一生懸命さに影響され、佐為の指示ではなく自分で考えて打ちたいと思うようになります。そして、出場した囲碁の大会で囲碁の楽しさを知るようになったヒカルは塔矢アキラに追いつくことを目標に掲げます。

それから、佐為に鍛えられてメキメキと実力をつけていったヒカルは先にプロ入りした塔矢アキラの背中を追って、プロを目指すものが集まる日本棋院の訓練生「院生」となり、仲間たちと切磋琢磨しながらプロを目指していくというストーリーです。

加賀鉄男のプロフィール

「ヒカルの碁」に登場する加賀鉄男は、当時小学6年生だった主人公の進藤ヒカルが訪れた葉瀬中学校の文化祭で初登場しました。囲碁部の出しものを覗いたヒカルが詰碁の問題を問いていると和服姿の当時中学2年生の加賀鉄男が現れました。

加賀鉄男は囲碁のことを「石ころの陣取り遊び」と揶揄し、着火済みのタバコを(アニメでは噛んでいたガムを)碁盤に押し付け、詰碁の問題の景品だった詰め碁集をビリビリに破くなど、衝撃的な登場となりました。ただ、加賀鉄男は相当強い囲碁の実力を持っており、一部では最強説も流れています。

加賀鉄男の容姿

将棋も囲碁も強い最強キャラと言われる加賀鉄男ですが、初登場時は和服姿で漫画ではタバコを吸い、やや不良っぽい感じの風貌でした。そして、いつも「王将」と書かれた扇子を持っています。

加賀鉄男の性格

将棋部主将にも関わらずかなり強い囲碁の実力から最強説も囁かれる加賀鉄男はタバコを吸うなど素行不良が目立ちますが、意外に周囲から頼られており、面倒見が良いことで知られています。囲碁のことが大嫌いな加賀鉄男ですが、同級生の筒井の頼みで当時小学生のヒカルと共に3人で囲碁の団体戦に参加。

また、ヒカルが院生になりたいから囲碁部を辞めるとなったときも、ヒカルの三面打ちを提案し、自身も三面打ちに参加して戸惑う周囲を納得させヒカルの院生入りを後押ししました。さらに、中学を卒業してからも将棋部のOBとして将棋部に顔を出すように顧問から頼まれ、後輩の指導を行うなど、周囲から頼りにされており、意外に面倒が良いことが分かります。

ヒカルのプロ入りに一役買う

塔矢アキラの背中を追って囲碁のプロになりたいと思い始めたヒカルはまず、プロを目指す少年少女が集まり囲碁の勉強をする「院生」になりたいと決意します。しかし、院生は学校の部活動などのアマチュアの大会に出場できないというルールがあり、大会に出られないなら囲碁部にいる意味がないので退部することになります。

院生はアマチュアの大会に出られないということをすっかり忘れていたヒカルは、大会が楽しみだと囲碁部の仲間・三谷とはしゃぎながら、院生になるための試験を受けると言い出します。三谷は院生はアマチュアの大会に出られないことを指摘し「お前だけ囲碁部を辞めるのか!」「俺も辞めてやる!」と激怒します。

実は三谷は囲碁の団体戦に出場したいヒカルが、人数集めのために強引に囲碁部に引っ張りこんだ同級生の男子部員でした。囲碁の棋士は10代のうちにプロになるという人が多く、既にプロとしての道を歩み始めた塔矢アキラに追いつきたいヒカル。囲碁部の先輩で部長の筒井でさえもどうしたらいいか分からずためらっている中で、ヒカルの背中を押したのがたまたま囲碁部に顔を出した加賀鉄男でした。

加賀鉄男はヒカルに対して「院生!行け行け、ガンガン行け!」と言い、ヤケを起こす三谷には「部活をやるは自由だ、好きにしろ辞めたければ辞めろ」と突き放すのでした。そして、このままでは囲碁部の面々が納得しないということで、ヒカルに対して筒井、三谷、加賀鉄男との三面打ちを提案し、ヒカルが現在の実力を見せつけて納得させる場をつくりました。

三面打ちとは、1人が同時に3人の相手と対局するというもので、それなりの実力がないと難しいと言われています。そして、三谷に「俺が院生試験に落ちたらそのときは大会に出よう」というヒカルに対し、加賀鉄男は「勝手に辞めるお前が都合の良いことを言うな」と諭しました。そして、初めての三面打ちにあたふたするヒカルに対し、その場で三面打ちのコツをレクチャーしたのも加賀鉄男でした。

対局の終盤、加賀鉄男がヒカルにどちらが勝っているか分かるか問い、ヒカルは「加賀」と答えました。このことから、ヒカルは形勢判断できるほどの実力をつけたことが明らかになりました。こうして、ヒカルは加賀鉄男に負けたものの「多面打ちでこれだけできれば十分」と励まされ、皆にその実力を見せつけて院生試験に臨むことになりました。

ヒカルは院生試験の試験官に三面打ちの結果を記した棋譜(対局の過程と結果を詳細に記したもの)を見せ、囲碁を覚えてから現在の実力になるまでの期間の短さや初めての三面打ちにも関わらず2勝し、負けた加賀鉄男との対局も内容が良かったことから、院生試験に合格となりました。

そして、ヒカルはその翌年の夏に初めて受けたプロ試験に合格しました。このことから、加賀鉄男がヒカルの背中を押したことで、プロ入りに一役買ったことが分かります。

加賀鉄男は将棋も囲碁も強い最強キャラ?

加賀鉄男は将棋部主将

将棋も囲碁も強い最強キャラとされる加賀鉄男は、葉瀬中学校の将棋部の主将として、当然将棋の実力は高いですが、同級生の筒井のために囲碁の大会に大将の立場で出場するなど、囲碁の実力も高いことが分かっています。

囲碁教室に通っていた

「ヒカルの碁」の登場キャラ、加賀鉄男は小学校時代には父親が教える囲碁教室に通っていました。実は、当時から加賀鉄男は囲碁よりも将棋のほうが興味があり、将棋の教室に通いたかったけれど、父親によって強制的に囲碁教室に通わされていたのだそうです。もともと乗り気ではなかった上にその教室には、囲碁の英才教育を受けた塔矢アキラも通っていました。

加賀鉄男はその教室で塔矢アキラに次ぐ2番目の実力で、塔矢アキラには絶対に勝てませんでした。本当はそれだけでも十分強いのですが、年下の塔矢アキラに勝てないことをいつも加賀鉄男は父親に怒られていました。ある日、加賀鉄男は父親から、塔矢アキラに勝てなければ家に入れないと言われてしまいます。「今日こそは絶対に塔矢アキラに勝ってやる!」と意気込む加賀鉄男でしたが、塔矢アキラは自分がわざと負ける事を提案。

実は、塔矢アキラは加賀鉄男が父親に怒られているのをこっそりと聞いていたのです。そして塔矢アキラが手を抜いた結果、加賀鉄男が勝利。しかし、塔矢アキラに同情されたことでプライドが傷つけられた加賀鉄男はそれ以来、囲碁のことも塔矢アキラのことも大嫌いになってしまったのでした。しかし、中学2年生の文化祭で出会ったヒカルとの対局で囲碁嫌いを克服したようです。

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加賀鉄男の実力は?

頭脳明晰な加賀鉄男

「ヒカルの碁」の登場キャラ・加賀鉄男には、佐為から「面白い碁」と言われるほどの囲碁の実力があります。筒井が出題した詰碁集のかなり難しい問題もすんなりと正解し、助っ人で参加した囲碁の大会でも大将を務めていました。

そして、対戦相手の実力を瞬時に見抜き、対戦相手側の顧問の先生を皮肉たっぷりに論破することができるなど、囲碁の実力だけでなく頭脳明晰なことでも知られています。また、その大会で加賀鉄男は自分を見下す対戦相手に対して「囲碁なら10分で勝てる」と宣言し、きっちり10分で勝ち切りました。ただ、将棋ならたったの5分で負かすことができるそうです。囲碁がいくら強くても将棋ではもっと強いことが分かります。

将棋は大会で優勝する実力

囲碁が強い加賀鉄男の将棋での実力をみていくと、数々の大会で優勝したことのあります。その証拠に将棋部の部室では加賀鉄男が大会で獲得した盾やトロフィーなどが多く飾られています。

囲碁では佐為を楽しませる

最強キャラと言われる加賀鉄男ですが、囲碁を見下す発言をし、碁盤に着火済みのタバコを押し付けたことで佐為(さい)を怒らせました。佐為はヒカルに加賀鉄男と勝負するように言います。ヒカルに挑発された加賀鉄男はヒカルと囲碁で勝負することになり、その実力の高さから佐為を楽しませました。

さらに、ヒカルの院生試験のとき、ヒカルが持参した三面打ちの棋譜を見た囲碁のプロである試験官からも、加賀鉄男の打ち方は「しっかり打つ」と評価されました。また「ヒカルの碁」のガイドブックに掲載された「神の一手に最も近い」ランキングで、加賀鉄男は進藤ヒカルや塔矢アキラよりも上位の2位に輝きました。このことから、多くの読者が加賀鉄男の囲碁の実力を高く評価していることが分かります。

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加賀鉄男のアニメ声優は伊藤健太郎

伊藤健太郎のプロフィール

アニメ「ヒカルの碁」で加賀鉄男の声を担当する声優の伊藤健太郎さんは1974年1月3日生まれ、年齢は45歳(2019年12月現在)で「イトケン」の愛称で親しまれています。

身長は165cm、血液型はA型、所属事務所は声優としてはマウスプロモーションと舞台俳優としては劇団K-Show、1995年から声優や舞台俳優、ナレーターなどとして活動しています。次に、アニメ「ヒカルの碁」の加賀鉄男の担当声優・伊藤健太郎さんの声優としての出演作品を紹介していきます。

伊藤健太郎の主な出演作

声優・伊藤健太郎さんの主な出演作品は「機動戦艦ナデシコ」アオイ・ジュン役、「超者ライディーン」鷲崎飛翔/ライディーンイーグル役、「小さな巨人 ミクロマン」ミクロマンアーサー役、「地球防衛企業ダイ・ガード」赤木駿介役、「デジモンアドベンチャー」ユキダルモン役、「とっとこハム太郎」タイショーくん役、「キャプテン翼」若島津健役、「NARUTO -ナルト-」秋道チョウジ役、「BLOOD+」岡村昭宏役などです。

他に声優・伊藤健太郎さんの主な出演作品は「BLEACH」阿散井恋次役、「金色のコルダ」土浦梁太郎役、「彩雲国物語」浪燕青役、「流星のロックマン」ウォーロック役、「純情ロマンチカ」上條弘樹役、「NEEDLESS」照山最次役、「GIANT KILLING」黒田一樹役、「クロスファイト ビーダマン」ドラシアン役、「ぬらりひょんの孫 千年魔京」白蔵主役、「ONE PIECE」フカボシ役、「銀魂」佐々木鉄之助役などです。

他に声優・伊藤健太郎さんの主な出演作品は「弱虫ペダル」田所迅役、「キングダム」桓騎役、「金色のコルダ Blue♪Sky」八木沢雪広役、「東京喰種トーキョーグール」万丈数壱役、「極黒のブリュンヒルデ」柱谷小五郎役、「ミュータント タートルズ」ラファエロ役、「ジョジョの奇妙な冒険スターダストクルセイダース」ンドゥール役、「ゴールデンカムイ」白石由竹役、「殿といっしょ シリーズ」真田昌幸役、島津貴久役などです。

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加賀鉄男に関する感想や評価

こちらは「ヒカルの碁」の加賀鉄男に関するツイートです。加賀鉄男よりもかっこいい男性キャラを見たことがないと絶賛されています。

こちらも「ヒカルの碁」の加賀鉄男に関するツイートです。加賀鉄男がとてもかっこよくて、将棋部ながら囲碁が強いところも良いという感想です。

こちらも「ヒカルの碁」の加賀鉄男に関するツイートです。加賀鉄男は将棋部だけど囲碁が強くて自信家なところが好きだという感想です。また、自信家ですが、人の見えないところで努力していそうと感じるそうで、加賀鉄男の性格が好きなのだそうです。

加賀鉄男は将棋も囲碁も強い最強キャラまとめ

いかがでしたか?「ヒカルの碁」に登場する加賀鉄男について人物像や活躍・実力を紹介し、アニメ声優の伊藤健太郎さんについてみてきました。加賀鉄男は将棋部なのに囲碁が強く、不良なようで頭脳明晰であること、ヒカルが院生になるのを後押しをした人物であることも分かりました。皆さんもぜひ「ヒカルの碁」最強キャラとも噂される加賀鉄男に注目してみて下さい!

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