【進撃の巨人】モブリット・バーナーの最期・死亡シーンを考察!名言や声優情報も

『進撃の巨人』に登場するモブリット・バーナーは、調査兵団第四分隊長のハンジ・ゾエの部下です。長い間ハンジの側近を務めていましたが、ついに『進撃の巨人』の19巻で死亡してしまいました。なぜモブリット・バーナーは死んでしまったのか、この記事ではモブリット・バーナーの最期や死亡シーンを考察してまとめています。また、『進撃の巨人』のアニメの声優や作中の名言なども紹介します。

【進撃の巨人】モブリット・バーナーの最期・死亡シーンを考察!名言や声優情報ものイメージ

目次

  1. モブリット・バーナーとは?
  2. モブリット・バーナーの最期
  3. モブリット・バーナーの名言集
  4. モブリット・バーナーの声優
  5. モブリット・バーナーとハンジの関係
  6. モブリット・バーナーに対する感想や評価
  7. モブリット・バーナーの進撃の巨人まとめ

モブリット・バーナーとは?

進撃の巨人の作品情報

モブリット・バーナーは『進撃の巨人』に登場するキャラクターです。『進撃の巨人』とは、別冊少年マガジンで連載されている少年漫画です。モブリット・バーナーの最期や名言、声優などを紹介する前に、まずは『進撃の巨人』の作品情報を紹介します。

進撃の巨人の概要

『進撃の巨人』は2009年から諫山創によって連載されている漫画です。『進撃の巨人』は連載開始から徐々に人気を高め、2013年からはアニメ化されました。アニメ化によって社会現象を巻き起こすほどの人気作品となりました。そして2015年には実写映画化され、前編・後編の2作が放映されました。

進撃の巨人のあらすじ

『進撃の巨人』の主人公・エレンはある日、目の前で母親を巨人に食べられてしまいます。エレンは巨人の駆逐を誓い、調査兵団を目指します。しかし、訓練兵を卒業する頃、エレンの正体が巨人であることが判明します。エレンは巨人の能力を調査兵団に買われ、壁外にいる巨人たちと戦うことになります。

モブリット・バーナーのプロフィール

『進撃の巨人』に登場するモブリット・バーナーは、調査兵団第四分副隊長で身長176cm・体重65kgです。調査兵団第四分隊長であるハンジの部下です。『進撃の巨人』に登場して間もない頃は肩書きやフルネームさえ明かされていませんでした。それまではハンジの身の回りの世話をする、側近のような印象が強くありました。

しかし、13巻の52話でモブリット・バーナーというフルネームと第四分隊の副隊長であることが判明します。ハンジには振り回されつつも、いつも心配しています。ハンジのツッコミ役としてのイメージが強いモブリット・バーナーですが、実は調査兵団としてはとても優秀な人物です。『進撃の巨人』の7巻では女型の巨人を捕らえる作戦に参加しています。

この作戦は5年前に起こった巨人侵攻以前から、生き残っている人々だけで行われた作戦でした。この作戦に参加しているということは、長年調査兵団に身を置きながらも生き残っている実力者であることが分かります。また、ハンジからの信頼は厚く、調査兵団の重要な作戦や王政に反乱していた時も常にハンジの隣におり、第一線で活躍していました。

TVアニメ「進撃の巨人」Season 3

モブリット・バーナーの最期

モブリット・バーナーの死亡経緯

モブリット・バーナーが死亡したのは、『進撃の巨人』の19巻です。その後、21巻で誰に巨人の脊髄液の注射を打つか揉めたときに、ハンジの回想でモブリット・バーナーの最期が明らかになりました。ここでは、モブリット・バーナーの最期を紹介します。調査兵団はウォール・マリア最終奪還作戦中、獣の巨人の投石により戦力を二分化されてしまいました。

モブリット・バーナーを含むハンジ班と104期生は鎧の巨人を相手に戦っていました。新しい兵器・雷槍のおかげで調査兵団が有利な戦況でした。しかし、そこにベルトルトが現れます。鎧の巨人からライナーがむき出しになっていたので、すぐに巨人化することはありませんでしたが、アルミンがベルトルトの説得に失敗してしまいます。

その隙にライナーは仰向けに倒れて項を守りました。そしてベルトルトが大爆発を起こして超大型巨人になります。この時、巨人化したエレンに守られた104期生達は無事でしたが、超大型巨人の近くにいたハンジ班はハンジ以外全滅してしまいます。モブリット・バーナーはハンジを守るために、爆発寸前に近くにあった井戸にハンジを突き落としました。

ハンジは井戸の中にいたので爆発に巻き込まれずに済みましたが、モブリット・バーナーは死亡してしまいました。モブリットは最期、身を挺してハンジを守ったのです。

モブリット・バーナーの亡霊

モブリット・バーナーはハンジを守り、男らしい最期を迎えました。しかし、ハンジの回想があるまでは死亡が確定したかどうかは分かっていませんでした。ただ『進撃の巨人』の20巻では、獣の巨人に対する囮作戦に渋るエルヴィンを取り巻く亡霊の中に、モブリット・バーナーの亡霊がいました。このシーンにより、モブリット・バーナーの死亡は確定だと考察されていました。

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モブリット・バーナーの名言集

名言①あんた本当に死にますよ!

「あんた本当に死にますよ!」とは、『進撃の巨人』5巻で壁外調査で捕らえた巨人の生態調査をしている時の名言です。ハンジはエレンに、ソニーと名付けた巨人の調査について話します。ハンジは拘束されているソニーに近づき、心臓を刺して項以外の弱点がないか調査していました。

ハンジは近づきすぎてソニーに食べられそうになります。ハンジの危ない行動を見たモブリット・バーナーは、ハンジの腕を引いて顔を青ざめながら「あんた本当に死にますよ!」と言いました。モブリット・バーナーは普段ハンジの事を「分隊長」と呼んでいるのですが、あまりの危険な行動に思わず「あんた」と乱暴な言い方をしているところから、モブリット・バーナーの必死さが伝わってきます。

名言②「分隊長!あなたが叫ぶ必要は…」

「分隊長!あなたが叫ぶ必要は…」とは、『進撃の巨人』5巻でハンジと巨人の調査をしている時の名言です。ハンジはビーンの目を棒で突き刺して痛覚の実験をしていました。ビーンは目を突かれて叫びます。それと同時にハンジもまた泣き叫んでいました。

そんな様子を見てモブリット・バーナーは「分隊長!あなたが叫ぶ必要は…」と止めようとします。しかしハンジは「ビーンがこんなに痛がっているんだぞ!?」と言って泣き叫ぶのをやめませんでした。

名言③「分隊長!!あなたに人の...」

「分隊長!!あなたに人の心はありますか!?」とは、『進撃の巨人』13巻でエレンの硬質化の実験をしている時の名言です。調査兵団は王政の目を盗んで硬質化の実験をしていましたが、実験は上手くいっていませんでした。その日も実験は中断となり、巨人の項から下半身だけ飛び出たエレンを、ハンジは引っ張り出します。

しかしエレンの顔は巨人の項と同化しているような状態となっており、無理に引っ張った時にエレンの顔は皮膚が剥がれてしまいます。その状態を見たハンジは、「元の顔に戻るのか?!」と興奮気味にモブリット・バーナーに顔をスケッチしろと言いました。モブリット・バーナーは「分隊長‼あなたに人の心はありますか!?」とツッコミながらもちゃんとスケッチしていました。

名言④「分隊長!!生き急ぎすぎです!!」

「分隊長‼生き急ぎすぎです‼」とは、『進撃の巨人』6巻でエレンの巨人化の実験をしている時の名言です。エレンは井戸の中で巨人化できず、ひとまず休憩していました。エレンが手を負傷した状態で落ちたティースプーンを拾おうとすると、突然腕だけ巨人化してしまいます。

リヴァイ班のメンバーは突然のことに騒然としますが、ハンジは巨人化したエレンに大興奮して腕に触れてしまいます。そんなハンジにモブリット・バーナーは「分隊長‼生き急ぎすぎです!!」と心配しました。

名言⑤「隊長!!危険です!」

「分隊長!!危険です!」とは、『進撃の巨人』5巻でエレンに巨人の生態調査について話している時の名言です。ハンジは巨人との意思疎通の調査をする時、必ず近づいて話しかけていました。その距離は、拘束された状態の巨人でも首を伸ばせば食えるほどの距離でした。ハンジはビーンに近づきすぎて噛みつかれそうになります。危ないと叫ぶハンジに、モブリット・バーナーは「分隊長!!危険です!」と言いました。

名言⑥「分隊長!近すぎます!」

「分隊長!近すぎます!」とは、『進撃の巨人』5巻で巨人の生態調査についてエレンに語っている時の名言です。ハンジは巨人と意思疎通の調査をするために、ソニーに近づいて「調子はどう?名前は?体は痛くない?」と尋ねます。ためらいもなく巨人に近づくハンジに、モブリット・バーナーは「分隊長!近すぎます!」と注意しました。

名言⑦「分隊長!!ワイルドすぎます!!」

「分隊長!!ワイルドすぎます!!」とは、『進撃の巨人』15巻で調査兵団が王政に反乱した時の名言です。フレーゲルの父を殺したのは中央憲兵でしたが、調査兵団はその罪をなすりつけられていました。その真相をフレーゲルは知っていましたが、怖気づいて中央憲兵に立ち向かおうとしていませんでした。

ハンジはそんなフレーゲルを説得し、フレーゲルを囮にして真相を街のみんなに聞こえるように中央憲兵に話しをさせました。そしてフレーゲルが殺されそうになる瞬間、ハンジ班が中央憲兵を取り押さえます。ハンジは銃を持つ中央憲兵に拳で立ち向かいました。そんな姿を見たモブリット・バーナーは「分隊長!!ワイルドすぎます!!」とつっこみました。

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モブリット・バーナーの声優

西凜太朗のプロフィール

『進撃の巨人』のアニメで、モブリット・バーナーの声優を務めたのは西凜太朗です。西凜太朗は1965年7月15日生まれの男性声優です。大沢事務所という声優事務所に所属しています。元々は声優ではなく、俳優として活躍していた人物です。現在では主に舞台俳優や洋画の吹き替え声優として活躍しています。

西凜太朗の主な出演作品

声優の西凜太朗の出演作品には、『BLEACH』の射場鉄左衛門役、『ダイヤのエース』の轟雷蔵役、『七つの大罪』のリオネス国王役、『ONE PIECE』のヘラクレスン役、『OVERMANキングゲイナー』のママドゥ・アザフ役、『ラジアータ・ストーリーズ』のジャーバス・モンデール役などがあります。吹き替え声優としては、主に「トリプルX」シリーズに登場するヴィン・ディーゼルを担当しています。

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モブリット・バーナーとハンジの関係

モブリット・バーナーはハンジが好きだった?

モブリット・バーナーはハンジの部下として長く側にいた人物です。そのため、ハンジのことが好きなのではないかという考察がたくさんあります。しかし、実際にモブリット・バーナーがハンジに恋をしているような描写はされていません。

モブリット・バーナーに対するハンジの想い

モブリット・バーナーがハンジに恋心を抱いているような描写はありませんでしたが、上司としては大切に思っているシーンがいくつかありました。例えばニック司祭が殺された時、ハンジの胸ぐらを掴む中央憲兵の腕を握り、ハンジを守りました。また、ハンジが大怪我を負ったシーンでは、自分も重症で動けずにいながらもハンジを見て涙を流していました。

実験の時は毎回ハンジに注意をしながらも心配しており、最期はハンジをかばって死亡してしまいました。それだけ尽くしたハンジに対しては、上司以上に大切に想っている部分もあったのかもしれません。

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モブリット・バーナーに対する感想や評価

『進撃の巨人』の中でも、モブリット・バーナーは死亡してほしくなかったキャラだとファンからいわれています。モブリット・バーナーが最期、ハンジを守って死亡したシーンはかっこいいと評判でした。それだけに、モブリット・バーナーが死亡したのは惜しかったという方がたくさんいました。

モブリット・バーナーは、ハンジと共に調査兵団で長く生き残ってきました。それだけの強さがあり、また巨人の研究をするハンジの側にいるだけあって巨人の知識も豊富でした。ハンジのキャラクター性が強いので忘れがちですが、実はとても優秀な人物です。ラカゴの村の巨人がコニーの母親だと気づいたのもモブリット・バーナーでした。

モブリット・バーナーは、ハンジが奇妙な行動をする度にツッコミを入れていました。モブリット・バーナーの「生き急ぎすぎ」という名言は特に人気で、ハンジを表す言葉にもなっています。しかし、もうモブリット・バーナーは死亡してしまい、ハンジとのコミカルなやり取りも見れなくなってしまいました。モブリット・バーナーのツッコミをもっと聞きたかったと残念がる方もいました。

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モブリット・バーナーの進撃の巨人まとめ

『進撃の巨人』に登場するモブリット・バーナーは、とても優秀な人物でハンジと共にあらゆる作戦に参加してきました。しかし最終作戦ウォール・マリア最終奪還作戦で、最期はハンジをかばう形で死亡してしまいました。モブリット・バーナーの最期はかっこいいと言われつつも、その死を多くの方が惜しんでいました。

モブリット・バーナーの活躍は、『進撃の巨人』の漫画・アニメで見ることができます。ぜひモブリット・バーナーに注目しながら見てみて下さい。

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