【まどマギ】佐倉杏子のカッコかわいい魅力とは？声優やフィギュア・コスプレ情報も

2011年に放送されたアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』。『まどマギ』とも呼ばれるこの作品は、かわいい絵柄とは裏腹に、シリアスで残酷なストーリー展開を見せたことで大きな話題となりました。今回の記事ではそんなまどマギに登場した佐倉杏子というキャラクターについて、そのかわいい魅力や声優の情報等について紹介します。

佐倉杏子のかわいい魅力について紹介する前に、まずは『魔法少女まどか☆マギカ』という作品について簡単に見ていきましょう。『魔法少女まどか☆マギカ』はアニメ制作会社「シャフト」が作成したアニメ作品。ファンからは『まどマギ』と呼ばれるこの作品は2011年に放送され、そのかわいい絵柄とは裏腹に重く残酷なストーリー展開を見せたことで話題となりました。

まどマギの人気は当時社会現象を起こした程で、劇場版アニメが発表された他、アニメ全12話をコミカライズした作品が発表されています。また、アニメには登場しなかったキャラクターを主人公とした漫画作品が次々と発表さたことでも話題に。更に舞台やゲームといったメディアミックスも展開されました。

まどマギの主人公は女子中学生の鹿目まどか。まどかはある日夢の中で1人の少女が怪物と戦っている夢を見ます。妙な夢だと感じたまどかですが、なんとその日、夢の中で戦っていた少女が学校へ転校生としてやってくることに。その少女はまどかに対して「今とは違う自分になろうとしないで」と警告します。しかしある日まどかは友人のさやかと共に「魔女」と呼ばれる怪物に出くわしてしまいました。

危機に陥った2人ですが、そこへ魔法少女として活動している巴マミが駆け付け、2人は助けられることに。2人は巴マミに対してだんだんと憧れを抱くようになり、さらにマミから「友達」と紹介された「きゅうべい」から魔法少女になるよう勧誘されますが…というのがまどマギのあらすじとなっています。

佐倉杏子は、魔法少女の1人としてまどマギの中盤から登場します。外見は下の画像の通り。赤い髪をリボンでポニーテールにしています。本編中では身長・体重はおろか年齢も明かされていませんでしたが、劇場版アニメで見滝原中学の2年生として描かれていたことから、年齢は13歳～14歳であることが判明しました。また、身長は158cmと設定されているようです。

少し乱暴な口調で話し、勝気な性格をしている人物ですが、面倒見の良いところも。登場当初は主人公たちと敵対する場面も描かれていたため、一時的に一部のファンからは嫌われていましたが、物語が進むにつれてどんどんと人気が出たキャラクターとなっています。

魔法少女の1人としてまどマギの中盤から登場した佐倉杏子。ここからは彼女の魅力について見ていきます。まず最初に紹介する佐倉杏子の魅力は「さやかとの関係」です。佐倉杏子は登場当初、さやかと敵対するキャラクターでもありました。しかし物語が進むにつれ、2人の関係は変化。本編では完全に和解する前にさやかが魔女となってしまいましたが、劇場版アニメでは友人となった2人の姿を見る事ができます。

元々さやかと敵対していたのも、境遇が自分と似ているにも関わらず、他人の為に魔法をつかうさやかを放っておけないという理由からでした。こうしたさやかと杏子の関係が、佐倉杏子のバッググラウンドを掘り下げる要因にもなっています。その為、かわいい魅力を理解するには、さやかとの関係を無視することはできないと指摘するファンも少なくありません。

次に紹介する佐倉杏子のかわいい魅力は「男勝りで利己主義」という点です。佐倉杏子はぶっきらぼうな言い回しをすることが多く、さらに利己主義的な部分を持ったキャラクターです。まどマギには「魔女」の他に「使い魔」という敵が登場しますが、佐倉杏子は使い魔とは戦おうとしません。使い魔は魔法少女の持つ「ソウルジェム」を浄化する「グリーフシード」を持っていないから、というのが理由です。

しかし使い魔も放っておくと人間に害を与える危険な存在。成長すると魔女になる事もあります。しかし佐倉杏子は「使い魔は魔女になるまで放っておけばいい」「魔女になればグリーフシードを落とす」という考えを持っています。こうした利己主義なところは、ドライにも感じられるかもしれませんが、佐倉杏子の魅力の1つでもあるとファンからは支持されています。

元々はさやかと敵対するキャラクターとして登場した佐倉杏子。利己主義な性格をしていることもあり、登場当初は一部のファンから嫌われることもありました。しかし佐倉杏子はただ敵対するキャラクターではなく、物語が進むにつれて立ち位置が変化した人物でもあります。途中から魅力が増していったことにより、まどマギのキャラクターの中でも特にファンの多いキャラクターとなりました。

佐倉杏子のかわいい魅力について語るのに、「魔法少女になった理由」を外すことができないというファンもいらっしゃいます。佐倉杏子には元々、教会を運営する父がいました。とても心優しい人物で、佐倉杏子もそんな父を慕っていたようです。しかし世の中を本気で憂いていた佐倉杏子の父は、「新しい時代には新しい教えが必要だ」と教会の教義にないことまで話し始めるように。

その結果周囲からは怪しい新興宗教とみなされ、信者はどんどんと離れて言ってしまいました。そして信者を失った為食べるのにも事欠くように。そうした状況におかれ、佐倉杏子は「皆が父の話を聞いてくれるように」という願いをきっかけに魔法少女となったのです。

佐倉杏子は登場シーンのほとんどで何かを食べているキャラクターでもあります。このことについて純粋に「かわいい」というファンも多いのですが、佐倉杏子が常に何か食べているのには理由が。佐倉杏子は面倒見のいい部分を持った人物です。魔法少女として利己主義的な言動を見せる事がほとんど。

その為ストレスがたまり、そのストレスを発散させるためにいつも何かを食べているのだそうです。こうした理由を知ったファンからは「悪ぶっててストレスを感じてしまうところがかわいい」「やっぱり根は良い子なんだ」という感想があがっています。

佐倉杏子のプロフィール紹介部分で既に触れていますが、佐倉杏子の身長は158cmです。この身長はまどマギ本編にに登場する5人のメインキャラクターの中でも2番目に小さく、そのことについても「かわいい」と評価するファンもいます。普段は勝気な態度をとる事が多い佐倉杏子だからこそ、小柄であることにギャップを感じるファンも少なくないようです。

まどマギに登場するキャラクターの中でも、ファンの多い佐倉杏子ですが、ファンの多くからは「あんこちゃん」と呼ばれることもあるようです。佐倉杏子の名前は「さくらきょうこ」と読むのですが、「杏子」については「あんず」とも読めます。その為、漢字で表記した際に「あんず」と読んでしまったファンも。

他のメインキャラクターの名前がカタカナかひらがなの表記であったために余計にファンが混乱したそうです。メインキャラクターの中で唯一名前が漢字表記されているので、「あんず」と「きょうこ」を足して割った「あんこ」と呼ぶファンが多いようです。

物語が進むにつれて人気が高まっていった佐倉杏子。しかしながら佐倉杏子は物語の途中で壮絶な最期を迎えます。佐倉杏子は、物語の終盤でソウルジェムが濁り切り、魔女となってしまったさやかをまどかと共に助けようと動きます。しかしながら魔女となったさやかに2人の声は届きませんでした。さやかを助けられないと悟った佐倉杏子はまどかをほむらに託し、最後の攻撃を仕掛けます。

さやかに対し「1人ぼっちは寂しいもんな」と自爆攻撃を行った佐倉杏子。その攻撃に佐倉杏子のソウルジェム耐える事が出来ず、砕け散りました。この佐倉杏子の壮絶な最後はまどマギにおける名シーンとしてファンから高く評価されています。

まどマギの本編では魔女化することなく死亡した佐倉杏子。しかしPSP用ゲームとして発表されたまどマギのゲームシナリオではifの物語として杏子が魔女になってしまった姿が登場します。魔女化した佐倉杏子は「武旦の魔女」となっており、「自棄」の性質を持っているとされています。まどマギ本編では佐倉杏子が自身の家族が心中してしまったことについて、「自業自得」と受け止めている様子が描かれていました。

また、魔法少女となり、自分の魂がソウルジェムへと移し替えられてしまった事を知って落ち込むさやかに対して「元を取るつもりで生きればいい」とアドバイスしています。こうした言動は前向きにもとる事が出来ますが、ファンからは「こういう部分が魔女化した時の『自棄』につながっているのでは？」と考察されていました。

まどマギで人気キャラクターでありながらも自爆により死亡するという壮絶な最期を迎えた佐倉杏子。ここからはそんな佐倉杏子の声を担当した声優について紹介していきます。佐倉杏子の声を担当したのは1981年6月8日生まれの声優、野中藍さんです。野中藍さんは声優としてだけではなく、歌手やラジオパーソナリティ、DJとしても活躍中。

元々は『幽遊白書』の蔵馬の声を担当した声優、緒方恵美さんに憧れていたそうで、その頃から声優を目指し、声優に必要な演技力を付けるために演劇部に入部したり、バレエで演技力を培う努力をされていたそうです。

高校生の頃は宝塚の男役となる事を目指していたそうですが、身長が足りず断念したそうです。その後、小学生の頃声優になることに憧れていたことを思い出し、本格的にレッスンを受けるようになったとのこと。2000年以降アニメのキャラクターを中心に声優として活動するようになったそうです。

まどマギの佐倉杏子役以外で、声優である野中藍さんが出演されている作品としては、『さよなら絶望先生』の「風浦可符香」や『ボボボーボ・ボーボボ』の「ビュティ」の他『魔法先生ネギま！』の「近衛木乃香」等の役が有名なようです。

まどマギでは佐倉杏子を見事演じた声優の野中藍さん。しかし野中藍さんは声優としてだけでなく、歌手やラジオパーソナリティ等でも活動されています。声優としてラジオ番組にゲストで登場することもありますが、それだけではなくYouTuberとしても活動中。「野中藍 ラリルれ、エブリバディ。」という番組で活躍しており、2017年には動画内で結婚したことを発表しています。

まどマギでも人気のキャラクター、佐倉杏子。まどマギのグッズは多数販売されていますが、中でも人気なのがフィギュアです。もちろん佐倉杏子のフィギュアもファンから人気。全体的にクオリティが高いと評判で、様々なパターンのフィギュアが販売されています。中にはまどマギ本編や劇場版アニメでは描かれなかった水着や浴衣姿をした佐倉杏子のフィギュアも。

フィギュアでは今まで見られなかった衣装の佐倉杏子が見られるとファンからは好評のようです。また、本編と同じ頭身のフィギュアは勿論ですが、デフォルメ姿をフィギュア化したねんどろいども販売されています。凛々しい印象のフィギュアが多いと評判の佐倉杏子ですが、どのフィギュアもカッコかわいいとファンからは高く評価されているようです。

佐倉杏子のかわいいグッズはフィギュアだけではありません。まどマギに出てくる魔法少女のコスチュームはどれもかわいいと評判で、コスプレ衣装も販売されています。もちろん佐倉杏子の衣装も販売されており、中には服だけではなくウィッグや槍等も含まれているコスプレセットも。

佐倉杏子の持つ槍は作中で多節棍へと変形する様子が描かれていますが、コスプレ用の槍の中にはそれを忠実に再現できるものもあるようです。変形しないタイプの槍と比べると値段は高いようですが、まどマギの佐倉杏子を忠実に再現したいというコスプレイヤーの方は変形可能な槍を購入することが多いそうです。

佐倉杏子のコスプレ衣装は主に上の画像のようなものが多く、他の魔法少女のコスプレ衣装よりもシックな印象があると評判です。作品内で描かれた魔法少女としての佐倉杏子の姿は凛々しい印象があると言われており、実際に杏子のコスプレを行う人は「可愛さ」は勿論ですが「格好良さ」を意識している方が多いようです。

コスプレ用の衣装は販売元によって材質がそれぞれ異なるようで、値段もピンからキリ。材質にこだわるとどうしてもコスプレ衣装の値段も高くなってしまう傾向があるようです。もしこれから佐倉杏子のコスプレをしてみたいと考えている方は、値段や材質を確認して自分に合うコスプレグッズを選ぶようにしてみて下さい。

次に紹介する佐倉杏子のかわいいグッズはぬいぐるみです。フィギュアが好評なまどマギですが、ぬいぐるみにもフィギュアとは違った可愛さがあると好評です。作中の表情を忠実に再現したぬいぐるみもありますが、中には表情をデフォルメしたものも。またサイズも様々あるようで、中にはメガサイズのぬいぐるみもあるようです。表情もサイズも様々なものがあるようですが、どのぬいぐるみも可愛いと評判のようです。

ファンからはカッコ可愛いと評判で、フィギュアやコスプレ衣装、ぬいぐるみ等といったグッズも販売されている佐倉杏子。ファンから人気の要因の1つには、魔法少女としての強さも関係しているようです。佐倉杏子は作中でキュウべぇから「ベテラン」とも言われています。また、物語が始まる前から魔法少女として活動していたこともあり、戦闘に慣れている様子も描かれていました。

物語の途中から登場したため、実際に魔女と戦った場面はあまり描かれていませんが、魔法少女となったさやかを圧倒していたことや戦闘シーンでの素早い動きなどから「トップクラスの実力者なのでは？」と考えられているようです。

佐倉杏子の戦闘スタイルですが、槍を使用した近距離～中距離攻撃を中心としたものであるようです。作中では槍をヌンチャクのような多節棍に変形させている様子も描かれていました。また、分銅鎖を使用していることも。基本的には基本形態である槍を武器として使用する杏子ですが、自身のスピードに加えて様々な武器を使いこなす実力を持っているようです。

まどマギ本編に登場するキャラクターの中ではトップクラスの実力を持つ佐倉杏子。しかし、杏子は魔法少女となった際に使えるようになる本来の魔法を使えないようです。佐倉杏子は「皆が父の話を聞くようになって欲しい」という願いから魔法少女になった人物。その為幻覚や洗脳の効果がある幻惑の魔法を使えるようになったということがドラマCDで明かされています。

ドラマCDの中で、佐倉杏子はその魔法を応用した『ロッソ・ファンタズマ』という実態のある分身を生み出し、攻撃を仕掛ける技を生み出しました。しかし魔法少女となった事が父にばれ、魔女とののしられた上、家族が心中してしまったことにより、杏子は半ば封印するような形でその魔法が使えなくなってしまったとのこと。この技を使いこなせていれば佐倉杏子は最強の魔法少女となっていた可能性も十分あるとされています。

魅力あふれるまどマギのキャラクターの中でも人気の佐倉杏子。ここからは佐倉杏子に関する感想や評価について紹介します。まず最初に紹介する感想は「戦い方がかっこいい」というものです。既に触れていますが、佐倉杏子は様々な武器を使いこなすベテランの魔法少女。そんな杏子の戦う姿を見て「かっこいい」と感じたファンは沢山いるようです。

次に紹介する感想・評価は「杏子の魅力は戦い方だけではない」というものです。戦い方がかっこいいと人気の杏子。しかし本当の魅力はその正確にあると考えるファンもいらっしゃいます。登場当初はぶっきらぼうでさやかとは対立する立場にあった杏子ですが、物語が進むにつれて前向きで面倒見が良いという部分も描かれました。そうした杏子の性格に惹かれてファンになった方も少なくないようです。

最後に紹介する感想は「杏子の最後が切なくてかっこよかった」というものです。登場当初は「魔法は徹頭徹尾自分の為に使う」と宣言していた杏子ですが、さやかを救うため戦い、最後にはさやかを1人にしないために自爆攻撃を行いました。そうした杏子の姿を見て「切ない」「杏子は優しくてかっこよかった」と評価するファンもいるようです。

今回の記事では佐倉杏子について、かわいい魅力や声優の情報等について紹介しました。佐倉杏子はまどマギの終盤で壮絶な最期を迎えましたが、その最期を含めて人気のキャラクターとなっています。偽悪的な態度を取りながらも、良心を捨てきれなかった彼女の姿に感動したファンも少なくありません。まどマギは既に完結した物語ではありますが、2020年にまどマギの外伝となる『マギアレコード』が放映される予定です。

『マギアレコード』に佐倉杏子が登場するかどうかは謎ですが、ひょっとすると回想シーンか何かで登場するかもしれません。『魔法少女まどか☆マギカ』で佐倉杏子のファンとなった方は、2020年放送予定の『マギアレコード』もチェックしてみてはいかがでしょうか？