【ブラッククローバー】ファナの正体とマルスとの関係は?復活したその後は?

週刊少年ジャンプで連載されているファンタジー漫画『ブラッククローバー』には、ファナというキャラクターが登場します。ファナはかわいい見た目をしていますが、白夜の魔眼のメンバーでサラマンダーを宿しています。実はファナはダイヤモンド王国のマルスと関係のある人物でした。この記事では、ファナの正体や復活後について紹介します。また、『ブラッククローバー』のアニメでファナ役を担当している声優などもまとめています。

【ブラッククローバー】ファナの正体とマルスとの関係は?復活したその後は?のイメージ

目次

  1. ブラッククローバーとは?
  2. ブラッククローバーのファナの正体
  3. ブラッククローバーのファナとマルスの関係
  4. ブラッククローバーのファナの声優
  5. ブラッククローバーのファナのかわいい魅力
  6. ブラッククローバーのファナに関する感想や評価
  7. ブラッククローバーのファナの正体や声優まとめ

ブラッククローバーとは?

ブラッククローバーの作品情報

『ブラッククローバー』とは、週刊少年ジャンプで田畠裕基によって連載されている少年漫画です。ジャンルはファンタジー・バトルアクションもので、魔法を題材としたストーリーとなっています。ファンからは「ブラクロ」の愛称で親しまれています。

『ブラッククローバー』は2017年からアニメ化されており、主人公のアスタ役を声優の梶原岳人が担当しています。梶原岳人にとって、『ブラッククローバー』のアスタ役はアニメ声優として初主演作品でもあります。

ブラッククローバーのあらすじ

『ブラッククローバー』の主人公のアスタは、クローバー王国にある恵外界のハージ村出身の男の子です。アスタは昔から魔法帝になるのが夢でした。しかしアスタには魔力がなく、いつも優秀な魔法の使い手であるユノと比較されてきました。クローバー王国では授与式に魔導書を与えられるのですが、アスタには魔導書すら与えられず、魔法帝の夢を諦めようとします。

しかしライバルのユノの言葉に奮い立たされたアスタは、魔力がなくても諦めないことを決意します。すると、アスタの前に反魔法の魔導書が現れました。その魔導書には5つ葉のクローバーが書かれており、魔導書から全ての魔法を打ち消す剣が出現します。その変わった才能を見込まれ、アスタは黒の暴牛団に所属することになり、魔法騎士団として活躍します。

TVアニメ『ブラッククローバー』公式サイト

ブラッククローバーのファナの正体

初登場はマルスの回想シーン

ファナが『ブラッククローバー』に初登場したのは、マルスの回想シーンです。ダンジョンでダイヤモンド王国のマルスとアスタ達が対峙した時に、クラウスはダイヤモンド王国は強い魔道士を育てるために過酷な訓練をしていると言いました。その過酷な訓練の回想シーンでファナは登場しています。

回想シーンではまだファナという名前は登場しておらず、その正体は不明でした。ただ、マルスとは訓練をする子供達の中でも特に仲が良かったことが伺えます。その後、『ブラッククローバー』の魔女の森編で、マルスとファナが再会した時にファナの正体が明らかになりました。

元々は魔導戦士候補

『ブラッククローバー』に登場するダイヤモンド王国では、魔力の高い魔道士を人工的に作るための非人道的な実験が行われていました。ファンの間でもかわいいと人気のファナの正体は、その非人道的な実験の対象となった子供のうちの一人でした。そしてマルスもまた身寄りがなく、その訓練に参加していました。

しかしある時、マルスやファナだけでなく一緒に厳しい訓練を乗り越えてきた子供たちが集められます。ダイヤモンド王国は子供達に殺し合いをするように言いました。殺し合いで一番最後に勝った者が魔道士として選ばれるのです。マルスは襲いかかる子供達を次々と倒していきます。ただ、仲の良いファナだけは手にかけるつもりはありませんでした。

しかし、ファナはマルスに攻撃してきます。マルスは驚き、ファナを手にかけてしまいました。マルスは最後の一人に選ばれた後、洗脳されたこととファナを失ったことのショックで正気ではなくなります。

復活!憎悪のファナ

『ブラッククローバー』でファナは実験の時に死んだと思われていました。しかし、「不死鳥の羽衣」の力で生きていたのです。そのため、再びダイヤモンド王国で実験対象にされそうになりましたが、ファナの魔力はほとんどつきていました。そのため、実験対象になることもなく、ダイヤモンド王国に捨てられてしまいます。

その時に白夜の魔眼の頭首であるリヒトに拾われます。リヒトは禁術を使い、ファナにある魔法をかけました。こうして復活したファナは白夜の魔眼としてリヒトと行動を共にするようになります。しかし、この時のファナは別の人格が乗り移っているような状態でした。

エルフ化していたファナ

『ブラッククローバー』でリヒトと共に行動していたファナの正体の鍵となるのが、リヒトがファナにかけた禁術魔法「邪眼」です。この「邪眼」によって復活したファナですが、その正体はエルフでした。エルフがファナの体に転生して復活していたのです。体はファナですが無理矢理転生している状態なので、2人の人格が宿っており、元のファナ自身の人格は眠っていました。

そのため、体をエルフに乗っ取られていた間の記憶はほとんどありませんでした。ただ、完全に人格が消されたわけではなかったので、マルスを見た時に何かを思い出そうとして頭を押さえているシーンがあります。ちなみにエルフとして復活したファナは炎の精霊のサラマンダーを宿し、強力な攻撃魔法を得ました。

ファナの魔法

『ブラッククローバー』で白夜の魔眼として戦っている時のファナの正体はエルフでした。エルフ化したファナはサラマンダーを宿していたので、サラマンダーの精霊魔法を使うことができます。ここでは、『ブラッククローバー』の作中に使われたエルフ化したファナの魔法を紹介します。

魔法①サラマンダーの吐息

「サラマンダーの吐息」とは炎精霊魔法の一つで、炎の精霊のサラマンダーの口から放たれる火の魔法です。『ブラッククローバー』の作中では、魔石を手に入れるために、ファナは白夜の魔眼の手下を引き連れてクローバー王国の魔女の森を襲撃しました。その時にファナは「サラマンダーの吐息」を魔女の森に向けて放ちます。すると口から放たれた炎は森全体を焼き尽くしました。

森は一瞬で炎に包み込まれ建物も崩壊し、逃げることしかできません。魔女の森の女王もまだ完璧ではない姿のサラマンダーの力に驚いていました。女王のゴーレムも「サラマンダーの吐息」で一瞬にして倒されてしまいます。炎の魔法の中でもかなりの攻撃力を持ち、さらに広範囲に攻撃をすることができます。

魔法②サラマンダーの鉤爪

「サラマンダーの鉤爪」とは炎精霊魔法の一つで、サラマンダーの爪で相手に攻撃をする技です。爪には炎を宿し、空中を爪で裂くような動作をします。直接的に攻撃するのではなく、中距離からでも攻撃することができ、大きな衝撃波を生みます。『ブラッククローバー』の魔女の森編でアスタと戦った時は、森の大半がこの「サラマンダーの鉤爪」で吹き飛んでしまいました。

魔法③不死鳥の羽衣

「不死鳥の羽衣」とは炎回復魔法の一つで、傷を負った部分に炎を当てることで傷を癒やすことができる魔法です。『ブラッククローバー』の作中で「不死鳥の羽衣」はファナがエルフの転生によって復活した後、アスタ達の前に初めて姿を現した時に使いました。その時、リヒトはヤミの攻撃によって瀕死の状態になっていました。そこに「三魔眼」が現れます。ファナの正体は白夜の魔眼の「三魔眼」の一人でもありました。

『ブラッククローバー』の魔法騎士の中でも、圧倒的な強さを持つ黒の暴牛団長のヤミでさえギリギリの戦いでやっと倒したリヒトを、再生力が高い「不死鳥の羽衣」で治癒していました。その後、人間のファナの複製体で転生したエルフのファナが、再び「不死鳥の羽衣」を使うシーンがあります。

その時はノエルの「海流の咆哮」を受けてファナの上半身は吹き飛んだにも関わらず、「不死鳥の羽衣」で瞬時に回復していました。ノエルはそんなファナの姿を見て絶望します。この時のファナは既に人間やエルフの域を超えていたのですが、それでも「不死鳥の羽衣」の高い治癒力がどれほどのものか分かるシーンとなっています。

魔法④ハルパー

「ハルパー」とは鉱石創生魔法の一つで、鉱石によって作られたナイフを回転させながら相手に飛ばす技です。ナイフは大量に出現することができるので、広範囲に攻撃することができます。実際に「ハルパー」を『ブラッククローバー』の魔女の森編で使った時は、アスタの剣によって阻まれました。

ファナの元の魔法属性は炎なのですが、マルスの鉱石魔法を複合されて2つの属性の魔法を使用できます。また、マルスもファナの炎魔法を複合されているので、2つの属性の魔法を使えました。

精霊はサラマンダー

ファナが復活してエルフが転生すると、その強力な魔力から四大精霊のサラマンダーに選ばれました。ファナが『ブラッククローバー』で初めてアスタ達の前に現れた時は、サラマンダーはまだ未熟な状態でそこまでの力は出せていませんでした。しかし、サラマンダーが未熟の状態でも、魔法騎士団団長と渡り合えるほどの強さを持っていました。

その後、魔女の森を襲撃しに来た時はサラマンダーは大きく成長していました。それでもまだ成長途中といった状態でした。アスタ達はファナに苦戦しますが、そこに同時に攻めてきたダイヤモンド王国のマルスが現れます。マルスはダンジョンでアスタに負けた時に洗脳が解けており、アスタに加勢をします。マルスは復活したファナを一目見ただけで、あの魔道士の実験で一緒にいたファナだということに気づきました。

その後マルスによって「邪眼」を解くことができ、エルフの支配から解かれたファナは、エルフ化していた頃の魔力を使うことができなくなってしまいました。そしてサラマンダーはファナの元を去ります。再びサラマンダーが現れたのは、『ブラッククローバー』に登場する紅蓮の獅子王団元団長のフエゴレオンが復活した時です。

片腕を失い、長い眠りについていたフエゴレオンは、サラマンダーの呼びかけにより復活しました。サラマンダーがなぜファナの元を離れ、フエゴレオンの元に宿ったのかは不明です。その後エルフのファナは、人間のファナから複製した体に転生して復活しています。しかし、転生して復活したエルフのファナに再びサラマンダーが宿ることはありませんでした。

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ブラッククローバーのファナとマルスの関係

幼馴染み

ファナの正体が、マルスの幼馴染だと明らかになったのは『ブラッククローバー』の魔女の森編でのことです。アスタ達が魔女の森を襲撃するファナの相手をしていると、マルスが加勢しにきます。マルスはファナを見て、実験で一緒だったファナだと気づきます。マルスはファナを殺そうとしてしまったことを悔いており、ファナに対して攻撃することができませんでした。

一方的にやられそうになるマルスをアスタが助け、人違いじゃないのかと問いただします。しかしマルスは自分がファナを間違えるわけがない、ファナは自分の幼馴染だと言いました。マルスはファナに正気を取り戻すように懸命に話しかけます。

実験での殺し合い

『ブラッククローバー』の魔女の森編で明らかとなったファナとマルスの過去は壮絶なものでした。マルスの回想では、ファナとの間に何が起こったのかが判明します。マルスは身寄りがなかったために、ダイヤモンド王国の非人道的な実験の対象として日々魔法の訓練をしていました。

訓練は過酷なもので、訓練をやめてしまっても身寄りのない自分には行くところなどないのだからと、マルスは必死に耐えてきました。そんな時励ましてくれたのがファナでした。ファナはいつも明るい未来についてマルスに話しました。この辛い訓練を乗り越えれば、みんなを守る魔道士になれると信じていたのです。

しかし、最終訓練として突きつけられたのは、仲間同士の殺し合いでした。マルスは自分に襲いかかってくる仲間を次々と倒します。その中の一人に、これまで励まし合ってきたファナがいたのです。実はファナはマルスを最終訓練で生かすために攻撃をしました。そうでなければマルスは絶対にファナを攻撃しないからです。ファナはマルスを攻撃することで、マルスが自分を倒せるよう仕向けたのです。

マルスの呼びかけで再復活

『ブラッククローバー』の魔女の森編では、エルフに支配されてしまったファナを元に戻そうと、アスタとマルスは協力してファナに立ち向かいます。追い込まれたファナは自爆しようとしますが、アスタの剣によって自爆を阻止されてしまいます。しかし、それでもファナは諦めませんでした。再び炎をまとい、アスタとマルスの前に立ちふさがります。そんなファナの元へ、マルスは飛び出しました。

ファナは攻撃を警戒しましたが、マルスはなんとファナを抱きしめたのです。マルスは「本当にすまなかった、あの時一緒に戦う力がなくて」とファナを抱きしめながら謝ります。その呼びかけでファナは記憶の中にマルスがいることを思い出します。そしてマルスは子供の頃に約束した時と同じように「一緒に外の世界を見に行こう」と言いました。

すると、その瞬間ファナは「邪眼」から解放され、3つ目の目が額から消えました。ファナはやっと正気に戻ることができ、マルスを抱きしめました。

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ブラッククローバーのファナの声優

ファナの声優はM・A・O

『ブラッククローバー』のアニメでファナの声優を担当しているのは、M・A・Oです。M・A・Oとは、1992年2月1日生まれの女性声優で、イエローキャブNEXTに所属しています。声優活動をする時だけに限りM・A・Oという名義を使っています。アニメ声優としてだけでなく、舞台や朗読、ナレーション、司会、リポーターなど幅広く活躍している人物です。

芸能界へのデビューは2010年からですが、声優としてデビューしたのは2012年からで、その時に声優業に本格的に挑戦してみたいと思うようになったそうです。大阪府出身のため、大阪弁で喋るキャラクターに抜擢されることも多々あります。また、声優として関西弁の役をやるだけでなく、他の声優に関西弁をレクチャーすることもあります。

声優・M・A・Oの出演作品

声優のM・A・Oの出演作品には、『クッキングアイドル アイ!マイ!まいん!』のキラキラ役、『GANTZ:O』の山咲杏役、『炎炎ノ消防隊』のアイリス役、『はたらく細胞』の好酸球役、『斉木楠雄のΨ難』の梨歩田依舞役、『宝石の国』のヘリオドール役、『青の祓魔師』の宝生蝮役、『正解するカド』の徭沙羅花役、『クラシカロイド』のバダジェフスカ役、『デュラララ!!×2』のヴァローナ役などがあります。

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ブラッククローバーのファナのかわいい魅力

かわいい魅力①心優しい性格

『ブラッククローバー』のファナのかわいい魅力は、心優しい性格にあります。ファナはまだ幼い頃、過酷な訓練に思わず泣いてしまうマルスを励ましていました。ファナから「辛い時は、好きな人達の顔を思い浮かべようよ」と言われたマルスが真っ先に浮かんだのは、ファナの顔でした。ファナはこのように、辛い訓練のなかで常にマルスの味方でした。

最終訓練でも、ファナはマルスを守るために攻撃しました。このような優しい性格が健気でかわいいとファンからは評判です。また、ファンの間では正気に戻ったファナとマルスの関係性がかわいいといわれています。2人ともお互いのことを好きだと思っており、初々しくかわいい2人のカップリングは人気です。

かわいい魅力②幼少期の姿

『ブラッククローバー』のファナのかわいい魅力は幼少期の姿にもあります。ファナの過去は『ブラッククローバー』の魔女の森編で、マルスの回想によって明らかになります。その時の幼少期の姿がかわいいと評判なのです。ファナはエルフ化した後は目を見開いたままになり、かわいいというよりも得体のしれない怖さがありました。

しかし、幼少期のファナはピンクの髪色で青い瞳を持った普通のかわいい少女です。エルフ化の時とギャップのある見た目だったので、かわいいと話題になりました。

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ブラッククローバーのファナに関する感想や評価

『ブラッククローバー』のファンの間でも、ファナはかわいいと人気です。ただマルスとの関係が明らかになる前の、白夜の魔眼にいた時は怖いと感じる方も多かったようです。しかしマルスのおかげで正気に戻り、復活した後のファナは元の優しい性格に戻り、かわいいと評判でした。

『ブラッククローバー』を読んだ方の中には、ファナとマルスの関係に泣いたという方もいました。ちなみにファナとマルスの関係について描かれたシーンは、ダンジョンを攻略しにクローバー王国に来た時の伏線回収にもなっていました。その頃からマルスは辛い過去を背負っていることは分かっていましたが、最後は2人とも救われてよかったとホッとしている方もいました。

『ブラッククローバー』の19巻では、人間のファナに転生していたエルフのファナが復活し、他のエルフの転生も成功して魔法騎士団内部での戦いが始まりました。まさかのファナの復活に驚いている方もいましたが、『ブラッククローバー』の熱い展開に続きが待ち遠しいという感想がたくさんありました。

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ブラッククローバーのファナの正体や声優まとめ

『ブラッククローバー』に登場した白夜の魔眼のファナの正体は、マルスの幼馴染でした。元は心優しい少女で、実験の後にリヒトによってエルフ化してしまいます。その正体が明らかになり、マルスによって「邪眼」から解放されたファナは元の人格を取り戻します。その後、ファナはファンゼルの元で暮らし、マルスは平和国家を目指してダイヤモンド王国へと帰りました。

しかし、エルフのファナはその後人間のファナの複製体を使って再び転生して復活します。ファナは『ブラッククローバー』に登場する女性キャラの中でもかわいいと人気でした。ファナの活躍は『ブラッククローバー』の漫画やアニメで見ることができるので、ぜひ見てみて下さい。

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