【名探偵コナン】工藤優作の声優は田中秀幸！変わったと言われる理由と代表作は？

• 作品名：名探偵コナン
• 原作：青山剛昌(あおやまごうしょう)
• ジャンル：アクションミステリー、少年ロマンスアニメ
• 放送局：よみうりテレビ
• 放送期間：1996年1月～

名探偵コナンは、青山剛昌が原作の推理少年漫画です。週刊少年サンデーの1994年5月号から2019年12月現在もまだ連載中の長い経歴を持つ人気少年漫画です。2017年には1000話を越えており、週刊少年サンデーで歴代最高の連載数を誇る経歴を獲得しています。高い人気を獲得した名探偵コナンは、1996年からよみうりテレビ系でアニメ放送が開始されました。

名探偵コナンシリーズは、日本のみならず海外でも高い人気を獲得しており2018年には全世界での売り上げが2億3000万部を超える経歴も獲得しています。1997年から毎年劇場版が公開されていたり、ゲームに派生したり、舞台やドラマとして実写化されたりと多くのメディア展開も行われている日本を代表する漫画・アニメのひとつです。

名探偵コナンは、所属する全てのものが黒に身を包んでいることから黒の組織と呼ばれている謎の組織に薬を飲まされてしまった高校生名探偵が主人公の物語です。謎の組織に薬を飲まされて、高校生だったのに小学生にまで見た目が幼児化してしまった主人公が江戸川コナンと名乗り、幼馴染で片思いの工藤蘭の家に居候します。

江戸川コナンが、父親が探偵事務所をしている幼馴染の家に居候し、正体を知られないように様々に巻き起こる殺人事件を解決に導きながら、自らを幼児化させた謎の黒の組織に立ち向かっていく推理アクションアニメです。

工藤優作は、幼児化された高校生探偵・工藤新一の父親です。工藤優作は、推理小説家で海外を飛び回っている人物です。世界的にも有名な小説家で、工藤優作の代表作である「闇の男爵(ナイトバロン)」は世界的に大ヒットした作品です。工藤優作は推理小説家ですが、探偵としての才能も兼ね備えており息子の工藤新一に負けない推理スキルを持っています。

工藤優作は、冷静沈着でダンディな要素を兼ね備えつつ、いたずらが大好きといった少年っぽいギャップの性格です。工藤優作はロサンゼルスに住んでおり、海外旅行も頻繁にしているためにあまりアニメ中に登場することはありませんが、工藤優作のギャップのある性格で人気を獲得しているキャラクターです。

名探偵コナンで工藤優作の声優を演じているのが、田中秀幸です。田中秀幸は、1950年11月12日生まれ・東京都大田区出身で青二プロダクションに所属している声優兼ナレーター、俳優です。田中秀幸は、主に落ち着いた大人の男性の役や青年などの役を演じることが多く、声が好きといったファンが多いです。

田中秀幸の声優として演じている大人っぽい声が好きといったファンが多い一方で、オカマの役を演じたり、人間ではない役を演じたりと声優としての幅も広いため、多くの作品に出演しています。アニメのみならず、洋画の吹き替え声優を担当していたり、多くのテレビ番組でナレーションなども担当している幅広い経歴がある声優です。

田中秀幸は、幼少期にラジオドラマのオーディションに合格し5歳～小学校の6年間子役として活動していた経歴を持っています。田中秀幸はその経歴がきっかけになり、俳優を志して桐朋学園芸術短期大学に進学し、演劇専攻を卒業します。大学卒業後は、劇団青年座に所属し1974年アニメ「科学忍者隊ガッチャマン」で声優デビューを果たします。

科学忍者隊ガッチャマンで声優デビューした後は、ドカベンなどといった人気シリーズの声優として出演し知名度を獲得しあらゆるアニメを担当する声優として活躍しています。また、田中秀幸は多くの洋画の吹き替え声優の経歴もあり、アイルランド出身ハリウッドスターのピアース・ブロスナンの声を主に担当しています。

田中秀幸は、サザエさんのフグ田マスオ役の後任に抜擢されたことでも注目を集めました。サザエさんは、長谷川町子の漫画を原作にしたアニメで2019年に50周年の経歴がある日本の長寿アニメです。長寿アニメのサザエさんで、41年間声優を務めていた増岡弘に変わりフグ田マスオの声優を担当しています。

名探偵コナンの登場人物・工藤優作は、アニメに登場するシーンは少なく工藤優作の出演を心待ちにしているファンも少なくありません。その中で多く持ち上がるのが、工藤優作の声優が変わったのではないか？という疑惑です。アニメに登場する機会が少ない工藤優作なので、たまに出演したときに工藤優作の声が変わったのでは？と声優交代に疑問を持つ人も多いようです。

しかし、工藤優作の声優は名探偵コナンの放送当初から変わっておらず、田中秀幸がずっと担当しています。そのため変わったといったのは聞いた人の感想であり、変わった事実は全くありません。田中秀幸が演じる工藤優作の声が好きな人が多いため、少しの変化で変わった？といった感想も良く持ち上がっているのではないかと考えられています。

工藤優作の声優が変わっていないのに「変わった」と言われてしまう理由は一概には言えないものの、時間の経過がある事が変わったといわれる理由の一つに挙げられます。名探偵コナンシリーズは、20年以上放送されている経歴があり声優の田中秀幸もその間工藤優作の声を演じています。そのため、20歳以上歳を重ねているため同じ声優でも声色が少し変わったのではないかと考えられています。

声優として活動している人も声の変化は避けられないようで、歳を重ねるごとに声色が変わったと悩むというのは経歴がある声優の一種の職業病のようです。一般的に、50歳を過ぎてしまうと声色が変わってしまうともいわれているため歳をとって少し声色が変わったため声優が変わったのか？といった疑問が持ち上がっているようです。

• 作品名：ドカベン
• 原作：水島新司
• ジャンル：野球青春アニメ
• 放送局：フジテレビ系列
• 放送期間：1976年10月～1979年12月

工藤優作の声優・田中秀幸が声優として初主演をした代表作がアニメ「ドカベン」です。ドカベンは、週刊少年チャンピオンで連載されていた人気野球漫画を原作にしたアニメです。ドカベンは、ドカベンの相性で親しまれている主人公が、甲子園を目指していく高校野球の青春野球アニメです。このアニメの中で工藤優作の声優・田中秀幸は、ドカベンの役を演じています。

田中秀幸が声優を担当したドカベンは、ドカベンの主人公・山田太郎です。山田太郎は、大きいご飯だけが入ったお弁当を高校に持ってきたことから、ドカベンという愛称をつけられたキャラクターです。高校生で甲子園を目指しているポジションがキャッチャーの野球部員です。

• 作品名：宇宙戦艦ヤマトIII(うちゅうせんかんヤマトスリー)
• 原作：西崎義展(にしざきよしのぶ)
• 放送局：よみうりテレビ
• 放送期間：1980年10月～1981年4月

宇宙戦艦ヤマトIIIは、1974年から放送された宇宙戦艦ヤマトシリーズの7作目として制作された人気アニメシリーズの1作品です。宇宙戦艦ヤマトIIIは、第二の地球を探すという目的で長期の航海をしていく宇宙戦艦の物語です。工藤優作の声優・田中秀幸は、新人乗組員の土門竜介役を演じています。

田中秀幸の代表作である宇宙戦艦ヤマトIIIで声優を担当した土門竜介は、射撃の腕前が優れた宇宙戦艦ヤマトの新人乗組員です。射撃の腕が一流なのに、配属された部署が生活班炊事科だった事に怒りをぶつけるなど、血気盛んな性格の持ち主です。

• 作品名：キン肉マン
• 原作：ゆでたまご
• ジャンル：プロレスギャグアニメ
• 放送局：日本テレビ
• 放送期間：1983年4月～1986年10月、1991年10月～1992年9月(キン肉星王位争奪編)

キン肉マンは、週刊少年ジャンプで連載されていた人気プロレスギャグマンガを原作にアニメとして放送されたシリーズです。キン肉マンは、人間を超越したパワーをもっている主人公です。その主人公が仲間とともに、次々現れる敵とプロレス上で戦闘していく物語です。工藤優作の声優・田中秀幸は、アメリカ出身の正義超人テリーマンを演じています。

田中秀幸の代表作であるキン肉マンの中で、声優を担当したテリーマンは、アメリカ出身で身長190センチ・95キロという大柄の正義超人です。キン肉マンの仲間でありながら、親友で相棒と仲の良い関係の人物です。また、田中秀幸はキン肉マングレートという、謎の覆面超人の3代目声優も担当しています。

• 作品名：新・ど根性ガエル
• 原作：吉沢やすみ
• ジャンル：ギャグアニメ
• 放送局：日本テレビ
• 放送期間：1981年9月～1982年3月

新・ど根性ガエルは、週刊少年ジャンプで連載されていた人気ギャグ漫画で1972年にアニメ制作された新バージョンのアニメです。新・ど根性ガエルは、中学生の青年のシャツに踏みつぶされたはずのカエルが張り付いてしまうことから始まるギャグアニメです。工藤優作の声優・田中秀幸は、主人公が通う中学校の数学と体育の教師・南よし雄役を演じています。

田中秀幸の代表作である新・ど根性ガエルで声優を担当した南よし雄は、主人公の貝塚ひろしが通う中学校の先生です。体育と数学を担当しています。スポーツ能力が高い一方で、お化けが苦手といったギャップのある持ち主です。お化けが苦手な一面のせいで生徒からいたずらをされることもしばしばある教師です。

• 作品名：F-ZERO ファルコン伝説
• アニメーション制作：葦プロダクション(あしプロダクション)
• 放送局：テレビ東京
• 放送期間：2003年10月～2004年9月

F-ZERO ファルコン伝説は、任天堂から発売されたF-ZEROのゲームを原案にしたアニメです。F-ZERO ファルコン伝説は、2201年の未来を舞台に宇宙規模のレースといわれているF-ZEROレースのパイロットたちの奮闘を描いたアニメです。工藤優作の声優・田中秀幸は、F-ZEROのレーサーで主人公のキャプテン・ファルコンを演じています。

田中秀幸の代表作であるF-ZERO ファルコン伝説で声優を担当したキャプテン・ファルコンは、F-ZERO ファルコン伝説の主人公です。キャプテン・ファルコンは、超高速マシーンレースといわれているF-ZEROの超一流のレーサーです。賞金も多く獲得しており、アメコミのような風貌が特徴的なキャラクターです。

• 作品名：カードキャプターさくら
• 原作：CLAMP
• ジャンル：魔法少女アニメ
• 放送局：NHK衛星第2テレビ
• 放送期間：1998年4月～1999年6月(クロウカード編)、1999年9月～2000年3月(さくらカード編)、2018年1～6月(くりあカード編)

カードキャプターさくらは、『なかよし』で連載されていた人気少女漫画を原作にアニメ制作されたシリーズです。カードキャプターさくらは、主人公の小学生が書庫で不思議な本を見つけたことから始まります。不思議な本から封印された獣が現れて、ばらまかれてしまったカードを集める魔法冒険ストーリーです。工藤優作の声優・田中秀幸は、主人公の父親・木之本藤隆役を演じています。

田中秀幸の代表作であるカードキャプターさくらで声優を担当した木之本藤隆は、主人公さくらの父親です。木之本藤隆は、大学で講師をしている穏やかで優しい性格の父親です。運動神経が抜群で、主人公のさくらからも慕われている自慢のお父さんです。

• 作品名：ONE PIECE
• 原作：尾田栄一郎(おだえいいちろう)
• ジャンル：冒険海賊ファンタジーアニメ、バトル少年アニメ
• 放送局：フジテレビ
• 放送期間：1999年10月～

ONE PIECEは、週刊少年ジャンプで1997年から現在も連載が続いている人気漫画を原作にしたアニメです。ONE PIECEは、ひとつなぎの大秘宝と呼ばれるワンピースを探しながら、海賊王になるために航海していく主人公たちの物語です。工藤優作の声優・田中秀幸は、政府に公認された海賊・王下七武海に所属していたドンキホーテ・ドフラミンゴ役を演じています。

田中秀幸の代表作であるONE PIECEで担当したドンキホーテ・ドフラミンゴは、元王下七武海の一人でドン・キホーテ海賊団の船長です。金髪にピアスで、フラミンゴのようなジャケットに身を包んだ派手なキャラクターで、極悪人の性格の持ち主です。

工藤優作の声優を演じている田中秀幸は、サザエさんの声優に抜擢されたことで注目を浴びました。声優が変わったため違和感があるといった声が多く上がる一方で、名探偵コナンの声優二人がサザエさんの登場人物の声優を担当しているといったことも話題になりました。また、変わったことに関しては違和感だけでなく現在のマスオの声が好きといった声も多いです。

工藤優作は、名探偵コナンに登場する回数が少ないのに人気が高い理由に、工藤優作の声がかっこいいといった声が多くあります。渋くてかっこいい声と田中秀幸の声に定評があり、優しく冷静なのにお茶目な性格と声がマッチしており、印象に残るキャラクターになっているようです。

名探偵コナンの工藤優作を演じている田中秀幸は、工藤優作の声として認識している人も少なくありません。そのため、田中秀幸がナレーションを行っていると工藤優作が話しているみたいと感想を持つファンもいるようです。また、田中秀幸の声自体が好きといったファンも多く、工藤優作も田中秀幸も渋くてかっこいいといわれています。

名探偵コナンに登場する主人公の父親・工藤優作は、登場回数が少ないものの多くのファンがいる人気のキャラクターです。冷静で優しい大人なキャラクターなのはもちろん、声優の田中秀幸が演じている渋くてかっこいい落ち着いた声でファンになっている人も多いです。工藤優作の声が気になった人は一度、名探偵コナンをご覧になってはいかがでしょうか？