【ハンターハンター】ズシの強さと念能力を考察！アニメ版声優やその後は？

『ハンターハンター』のズシは『天空闘技場編』で登場したゴンとキルアの兄弟弟子であり、かなりの戦闘センスを持った才気溢れる少年です。ズシはゴンたちが念能力を知るきっかけとなるキャラクターであり、作品初期の登場キャラクターでありながら人気の高いキャラクターとして知られています。ここからは『ハンターハンター』の基本情報を紹介していきましょう。

『ハンターハンター』は若者に圧倒的な人気を誇る漫画であり、そのストーリーだけでなく様々なことが話題になる作品としても高い知名度を誇っています。漫画界に残した影響も大きく、著名人に多くのファンがいることでも知られており、メディアやネットで取り上げられることもあります。

『ハンターハンター』は『幽遊白書』などで知られる日本を代表する漫画家・冨樫義博による冒険漫画であり、累計発行部数7200万部を突破しているメガヒット漫画です。現在まで単行本が36巻まで出版されており、1998年から現在まで休載を挟みながら20年以上連載されています、これまで二度のアニメ化がされており、OVA作品、劇場版作品も制作されています。

ゴン＝フリークスは自身を捨てた父親を探すために、父親と同じ職業である『プロハンター』になるために生まれ育った島を出る決意をします。大自然で育ったゴンの純粋さと驚異の身体能力で『プロハンター』となったゴン＝フリークスはキルア、クラピカ、レオリオなどの仲間と様々な経験をしていきます。そしてゴンはついに自分の父親であるジン＝フリークスとの再会を果たします。

ズシはゴンとキルアよりも年下の少年です。体格もゴンたちよりも小柄で、常に空手の道着のようなものを着ています。心源流拳法の門下生であり、ゴンたちとは兄弟弟子にあたります。10万人に1人の逸材と称される天才で、操作系の能力者となっています。語尾に「〜ッス」とつけて話すことでも知られており、誰に対しても礼儀正しい真面目な少年です。劇場版ではフロアマスターとなっており、その後の活躍も期待されています。

ズシはハンター協会の会長であるアイザック=ネテロが師範をしている「心源流拳法」の門下生であり、ジンやビスケ、ゴン、キルアと同門の門下生となっています。ウイングの弟子として登場し、劇場版ではビスケもズシの応援に駆け付けていることからビスケもズシの師匠といえます。「心源流拳法」は武器を使わず拳で戦うスタイルを基本とした拳法となっています。

ズシの初登場は『ハンターハンター天空闘技場編』でした。キルアとゴンは『ハンター試験』後に活動資金を得るために『天空闘技場』に向かいます。そこでキルアは強靭な肉体を持った少年に出会います。それがズシでした。ズシはこの段階ですでに念能力の基本を修得しており、キルアにとっては驚異的な存在となっていました。『天空闘技場編』ではレギュラー出演しています。

ここからはズシの強さと念能力を考察していきましょう。ズシはゴンたちよりも早く念能力の修行をしており、登場したときはゴンたちよりも先の修行をしていました。ゴンとキルアの圧倒的な才能のためにすぐに抜かれてしまうものの、戦士としての才能はキルアにも評価されるほどのものを持っています。

ズシの強さと念能力①は『心源流拳法の門下生』です。『世界最強のハンター』と呼ばれたアイザック＝ネテロが師範をしている心源流拳法の門下生であり、武器なしの徒手空拳を得意とする拳法を習っています。直接の師匠はウイングですが、ウイングの師匠であるビスケも師匠と見なされています。ゴンとキルアとは兄弟弟子であり、入門の時期を考えるとズシの方が兄弟子という事になります。

ズシの強さと念能力②は『キルアに評価される程の能力』です。ズシはゴンやキルアなどと比べると才能や実力がないと思われがちですが、その実力はキルアに評価される程のものを持っています。実際に最初に戦った時にはキルアに恐怖すら感じさせており、その出で立ちや構えなどもキルアは評価していました。

ズシ自身はかなりの素質の持ち主であることでも知られており、念修得も一般人よりもかなり早いことをウイングに褒められています。10万人に1人という高い才能を持っているので、劇場版ではフロアマスターになっているなど天空闘技場の中でもかなりの実績を挙げています。ズシの唯一の不幸はゴンとキルアと出会ってしまったことであり、ウイングも『彼らと比べてはいけません』とくぎを刺しています。

ズシの強さと念能力③は『キルアほど強くは無い』です。ズシは初登場時にキルアと戦闘を行っています。戦前はキルアはズシ相手に余裕を見せていました。実際に身体能力や体術、経験などは比べ物にならないほどキルアの方が上です。

しかし、この段階でズシは念の基礎を修得しているため驚異的な耐久力などを見せており、キルアはオーラを感じ取って本気でKOしてしまっています。キルアほどではないのですが、常人離れした強さを持っていました。

ズシの強さと念能力④は『操作系の念能力』です。ゴンは『強化系』、キルアは『変化系』ですが、ズシは『操作系』の能力者となっています。『水見式』では木の葉が動いたため、操作系である事が明らかになっており、ヒソカの『系統別性格診断』では「操作系」の性格が語られなかったために、知りたがっている様子が描かれていました。

ここからは『ハンターハンター』のズシのアニメ版声優を紹介していきましょう。アニメも人気の『ハンターハンター』ですが、実は二度アニメ化されており、二度目のアニメ化の際に声優をすべて変更しているためズシのアニメ『ハンターハンター』の声優も二人いることになります。どちらも女性声優が演じており、二人とも実力の高い声優となっています。

2011年版『ハンターハンター』でズシを演じた寺崎裕香は1983年8月4日生まれの36歳(2019年現在)の女性声優であり、女優や歌手としての活動もしています。熊本県出身で身長155cmと小柄な女性声優となっています。芸能事務所でもある『尾木プロ THE NEXT』に所属しているため、声優以外の出演作も多くなっています。少年のキャラクターを演じることに定評があり、多くの少年キャラを演じています。

寺崎裕香の代表作に『遊☆戯☆王5D's』の龍可や『イナズマイレブン』シリーズの松風天馬や日和正勝などがあります。また『ワラッチャオ!』の2代目お姉さんを務めるなど演じ分けの広さには多くの称賛の声が集まっています。『第6回声優アワードシナジー賞』を受賞したこともあるなど、名実ともに人気声優となっています。

一作目の1999年版『ハンターハンター』でズシの声優を担当したのは3月25日生まれの女性声優・天神有海です。栃木県出身の声優で現在はフリーランスで活躍しています。1997年にテレビアニメ声優としてデビューして、『デジモンアドベンチャー』の泉光子郎役や『こっちむいて!みい子』の山田みい子役などを演じています。『ハンターハンター』ではズシの他にポンズ、アニタ、コルトピなども演じています。

『ハンターハンター天空闘技場編』ではレギュラー出演者だったものの、その後のエピソードでは登場する機会がありませんでした。人気のキャラクターだったためにズシのその後を気にしているファンも多く、その後の修行の結果なども気にされています。ここからはズシのその後の活躍を紹介していきましょう。

『ハンターハンター』13巻でズシは再登場しています。13巻では幻影旅団との戦いを終えたゴンは『グリーンアイランド攻略』に参加するために必殺技の開発に取り組みます。ゴンは必殺技開発に苦戦しており、念の師匠であるウイングに電話で助言を頼みます。その際にウイングの後ろにズシがいる姿が描かれており、セリフはないものの念の修行に集中している様子が描かれています。

ズシの最新の登場シーンは劇場版第二作『ハンターハンター-The LAST MISSION-』でのことです。この映画でズシはフロアマスターとして登場します。ゴンたちが天空闘技場を出た後も天空闘技場で修行を続けており、『ハンターハンター-The LAST MISSION-』ではフロアマスターになっていました。フロアマスターは天空闘技場のトップ選手であり、多くの人がフロアマスターを目指して戦っています。

その試合でフロアマスターとなったズシは圧倒的な強さを見せており、念能力だけでなく体術もかなり高いレベルになっていたことも注目されています。フロアマスターとして堂々たる戦いをしており、フロアマスターにまで上り詰めたズシの戦闘に多く『ハンターハンター』ファンが歓喜しました。

ここでは『ハンターハンター』のズシに関するネット上の感想や評価を紹介していきましょう。ネット上でも人気の高い作品なので、『天空闘技場編』のレギュラーキャラクターのズシに関する声も多く挙がっています。念能力を覚えるエピソードは『ハンターハンター』でもかなり重要なため、ズシは物語のなかでも重要なポジションとなっています。

ズシは可愛いキャラクターとして人気が高い存在となっています。真面目で純粋な少年として人気が高く、母性本能をくすぐるキャラクターとして女性ファンも多いキャラクターとしてネット上にも多くの感想が集まっています。ネット上には『ハンターのズシめちゃくちゃ可愛いな』という声や『ズシってめちゃめちゃかわいいやつ』という声などが挙がっています。

ズシは可哀想なキャラクターとして人気が高いことでも知られています。10万人に1人の天才でありながら一緒に修行していたゴンとキルアが1000万人に1人の天才であったことなどは、可哀想なエピソードとしてもファンにも有名となっています。かなりのネット上には『10万人に1人の天才なのにズシがかわいそう』という声や『ズシって作中でも屈指の可哀想なキャラクターだよね』という声などが挙がっています。

ズシは天才少年だったという声も多く挙がっています。キルアやゴンなど共にいると才能がないように思えてしまいますが、数ヶ月で念を修得していることからズシが天才であることは疑いようがありません。ネット上には『ズシはもっと天才少年設定にしても良かったと思う』という声や『ズシもかなりの天才だと思う』という声などズシの才能については多くの声が挙がっています。

ズシの再登場に歓喜の声の声が多く挙がっています。原作や劇場版アニメでのズシの再登場は多くのファンを喜ばせており、強くなったズシの姿に興奮する『ハンターハンター』ファンの声が多く集まりました。ネット上には『ズシが再登場して興奮しました』という声や『映画『ハンターハンター』にズシが登場したのがめっちゃうれしい』という声などズシのその後の姿にも多くの声が挙がっています。

今回は『ハンターハンター』の人気キャラクター・ズシの強さと念能力、その後の再登場シーン、二度のアニメ版での担当声優、ネット上の感想などを紹介していきました。ズシは作品の初期の登場人物でありながら今でも人気の高いキャラクターであり、『ハンターハンター』ファンにも注目の存在と待っています。劇場版に登場した際には、多くのファンが歓喜しており、フロアマスターとなった姿はネット上でも話題となりました。

ズシはその後の姿や今後の登場も期待されているキャラクターであり、その可愛さから女性ファンも多い少年となっています。『ハンターハンター』はまだまだ原作が続いており、最新エピソード『暗黒大陸編』では過去のキャラクターたちも登場しているので、ズシの登場も期待されています。ズシの再登場にも期待して、今後の『ハンターハンター』をお楽しみください。