2019年12月04日公開
2019年12月04日更新
Fling Posseの「Stella」の歌詞を考察!内容はメンバー三人の過去?
「ヒプマイ」という愛称で親しまれている「ヒプノシスマイク」は豪華男性声優陣によるラップソングプロジェクトです。イケメンキャラクター達がラップを繰り広げているこの企画には数々のグループが存在していました。今回はそんな「ヒプマイ」のシブヤディビジョン・Fling Posseの曲「Stella」の歌詞について考察をしていきます。ファンの間でも大人気楽曲の「Stella」の歌詞からはメンバーの過去が読み取れると言われていました。Fling Posseのメンバーにはどのような過去があるのでしょうか?
目次
Fling Posseの「Stella」が話題のヒプマイとは?
今回は「ヒプノシスマイク」の企画内ユニット・Fling Posseの曲「Stella」を中心に考察をしていきます。シブヤディビジョンを代表するラップチームであるFling Posseですが、そんなFling Posseが歌う楽曲の中でも「Stella」は大人気でした。歌詞には、メンバー三人の過去が描かれていると言われています。一体どのような過去が描かれているのでしょうか?今回は「Stella」の歌詞を通し、Fling Posseの過去を考察していきます。
ヒプノシスマイク(ヒプマイ)の概要
Fling Posseの楽曲「Stella」の歌詞について考察をしていく前に、ここからはそんなFling Posseも活躍しているヒプマイこと「ヒプノシスマイク」の概要を解説していきます。「ヒプノシスマイク」は、男性声優総勢18人が参加しているラップソングプロジェクトです。ファンの方にはヒプマイという愛称で親しまれています。シブヤ、イケブクロ、ヨコハマ、シンジュクの四つの地域が舞台となっていました。
2019年には、新たに関西方面の2都市が舞台として加わることが発表されキャラクターも12名から18名に増えています。キャラクターデザインはアイディアファクトリーとオトメイトが担当していました。キャラクターデザインの原案及び公式イラストを手がけているのはオトメイトに所属する一為(Kazui)です。また、ラップバトルや楽曲を通して進んでいくストーリーのシナリオは、百瀬裕一郎が担当していました。
ヒプマイこと「ヒプノシスマイク」のプロジェクトがスタートしたのは2017年9月2日のことです。この時、第1弾ミュージックビデオとして「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」という動画が公開されていました。動画公開時、まだ無名のプロジェクトだったにもかかわらず大きな反響を呼びYouTube急上昇ランキングにもランクインを果たしています。2017年10月29日には、ニコニコ生放送でのレギュラー番組も始まりました。
ラップが特徴的なヒプマイの楽曲には、ヒップホップの重鎮やラッパーとして活躍している人物も協力しています。さらに作中のキャラクター・山田一郎を演じている木村昴も好良瓶太郎という名義で楽曲制作に関わっていました。2018年7月18日には「Fling PosseVS麻天狼」が発売され、初週DL1.0万枚を売り上げています。週間デジタルランキングでも、「ヒプノシスマイク」シリーズで初めての1位を獲得していました。
ヒプノシスマイク(ヒプマイ)のあらすじ
Fling Posseも活躍しているラップソングプロジェクト「ヒプノシスマイク」のあらすじを解説していきます。「ヒプノシスマイク」では女性が覇権を握るようになったH歴という世界が舞台でした。世界からは武力が根絶やしにされ、男性が完全に排除された地区も存在しています。女性による政治は、男性が完全に排除されている中王区で行われていました。そこでは、H法案というものが定められます。
H法案では、人を殺傷することのできる全ての武器の製造禁止そして既存の武器の破棄が命じられていました。こうして世界から武器が無くなろうとしていましたが、それでも争いがなくなることはありません。武器がない為、争いは人の精神に干渉し攻撃することのできる「ヒプノシスマイク」というもので行われるようになります。特別なマイクを通したリリックでは、交感神経・副交感神経に作用し様々な効果を与えることが出来ます。
ヒプマイの舞台で男性が生活している区域は四つ登場しています。シブヤ・ディビジョン、イケブクロ・ディビジョン、シンジュク・ディビジョン、ヨコハマ・ディビジョンです。各ディビジョンには代表と言われているラップグループが存在していました。グループ同士が「ヒプノシスマイク」で争い勝った方が他の領土を獲得することが出来るというバトルがありました。言葉が力を持つ世界でのラップバトルが魅力の一つです。
Fling Posseの「Stella」とは?
今回はシブヤ・ディビジョンを代表するラップチームFling Posseの楽曲「Stella」について紹介をしていきます。謎の多いFling Posseのメンバーですが、「Stella」では壮大な歌詞の世界観を通してメンバーの過去を知ることが出来ると言われていました。「Stella」の歌詞の内容について考察をしていく前に、ここからはFling Posseの基本情報や「Stella」の概要を詳しく解説していきます。
Fling Posseとは?
Fling Posseはヒプマイこと「ヒプノシスマイク」の企画内に登場するユニットです。シブヤ・ディビジョンを代表するチームであり、リーダーは飴村乱数が務めていました。そのほかに、有栖川帝統と夢野幻太郎が所属しています。チームのイメージカラーは黄色でした。そんなシブヤ・ディビジョンを代表する「Fling Posse」のチーム名には、志を共にする刹那の友という意味が込められているということが明かされています。
Fling Posseのメンバーは個性的な職業に就いていました。リーダーである飴村乱数はデザイナーとして活躍、夢野幻太郎は小説家、そして有栖川帝統はギャンブラーして活動しています。個性も職業もバラバラな3人ですが、ドラマCDで描かれている仲の良さがファンの間では大好評なようでした。ふんわりとした柔らかい雰囲気を纏っていますが、ラップは一級品であり他のディビジョンとのバトルでも活躍している姿が描かれていました。
「Stella」は1stフルアルバム収録の曲
メンバーの過去が描かれているという歌詞について今回考察をしていく「Stella」は、Fling Posseの楽曲の中で二曲目に発表された楽曲でした。「Stella」は1stアルバムに収録されており、YouTubeではミュージックビデオも公開されています。「Stella」の作詞作曲はFling Posseの記念すべき一曲目「Shibuya Marble Texture -PCCS-」を担当した弥之助が引き続き担当をしていました。疾走感のある曲調が人気なようです。
「Stella」の内容はメンバー三人の過去?
「Stella」は疾走感のあるメロディがファンに大好評なようですが、歌詞の内容も注目されている楽曲でした。メンバーの名前が出てくる訳ではありませんが、「Stella」はFling Posseの3人の過去のことを描いているのではないかと考えられているようです。歌詞に登場する王様・山賊・科学者は、Fling Posseの3人のことであり「Stella」は謎の多いFling Posseの過去を紐解く重要な楽曲なのではないかと予想されているようです。
Fling Posseの「Stella」の歌詞考察~幻太郎~
Fling Posseの楽曲であり1stアルバムにも収録されている「Stella」の歌詞は、メンバーの過去が描かれているのではないかと言われています。一体「Stella」の歌詞にはどのような過去が描かれているのでしょうか?ここからは、Fling Posseの楽曲「Stella」の歌詞を小説家でありメンバーでもある夢野幻太郎との関連について詳しくネタバレ考察していきます。
歌詞考察①幻太郎はストーリーテラー
「Stella」のストーリーテラーは、夢野幻太郎でした。疾走感があるこちらの楽曲は、夢野幻太郎の語りからスタートします。夢野幻太郎は、初めに楽曲の世界観を説明していました。「Stella」はメンバーの過去が語られているのではないかと言われていますが、夢野幻太郎がストーリーテラーだということに引っかかっているファンの方もいらしたようです。
今回ストーリーテラーを担当している夢野幻太郎の口癖は、「まあ嘘だけどね」というものです。そのため、この楽曲はメンバーの過去を歌っているように見せかけているだけなのではないかとも言われているようでした。「Stella」に登場する王様・山賊・科学者が本当にFling Posseのメンバー3人のことなのか、語られているのは3人の過去の話なのか、ファンの間でも意見が分かれているようです。
歌詞考察②3人が偶然目撃したもの
「Stella」は幻太郎の語りから始まる楽曲で「どこかで星が流れた それは手繰られるように夜の縁をなぞった」という幻太郎が歌う冒頭の歌詞で、偶然星を目撃したということが分かります。タイトルとなっている「Stella」には、星や惑星といった意味がありました。この場面は、誰かの意図で星を動かしているように見えたという夢野幻太郎の視点で描かれています。この時幻太郎は流星を見ていたのではないかと言われていました。
幻太郎には、流星が自然な流れではなく人為的な流れに見えたためにこのような表現になったのではないかと考えられています。冒頭の部分で登場する「夜」もまた、人為的に決められた時刻のことを指しています。その後「焼け落ちた剣の星で王様が 右側が水晶、左側が砂の星で王様が 光り方を忘れた隅っこの星で科学者が ふと同じ流星を仰いだ」という歌詞が登場していました。ここからは3人の人物が流星を見ていると読み取れます。
流星を見上げている王様、山賊、科学者はFling Posseのメンバーのことだと言われていました。王様は有栖川帝統なのではないかという予想がされています。有栖川帝統の名前である帝統は「ていとう」とも読むことができる文字で王の血筋と解釈することが出来るため、有栖川帝統が王様なのではないかと言われているようでした。また、次に登場する山賊は夢野幻太郎のことを指しているのではないかと予想されているようです。
水晶という輝かしい宝石と砂というワードの対比はいつも流れるように話術で人を騙している夢野幻太郎のことを彷彿とさせるため、山賊が夢野幻太郎なのではと言われているようでした。そして最後の科学者はリーダーである飴村乱数なのではないかと考えられています。飴村乱数は、かなりのキレ者でありこれまでの楽曲やドラマトラックなどからも「研究」に関わっている可能性が高いため科学者が飴村乱数だと言われているようです。
歌詞考察③アイロニー
その後「Stella」の歌詞は有栖川帝統の過去を描くような歌詞になっています。星を追われた有栖川帝統は、夢野幻太郎のいるとされている星へやってきました。「妙に洒落たナリの客人だな今夜は」という部分の客人は有栖川帝統であると考えられています。「元王様か何か知らんが盗賊には盗賊の流儀があると知れ 首が宙に舞うといけねぇ」と続き、有栖川帝統と夢野幻太郎の出会いの場面が描かれていました。
この時有栖川帝統は「堕ちた先がここじゃツキも堕ちたようだな」と言われています。有栖川帝統の設定はギャンブラーです。元々有栖川帝統は、ギャンブルを趣味としてやっていたのではないかと考えられていました。しかし盗賊の世界は、勝つか負けるかで人生が決まるギャンブルの世界です。そのため、この場面で夢野幻太郎が有栖川帝統のことを叱っていたのではないかと考えている方もいらっしゃったようでした。
歌詞考察④退屈を殺したい
夢野幻太郎はその後「なぁ喉元を這いずるこの退屈を殺したいんだ」と述べています。さらに「世界はサディストなPriest達が描くジグソーパズル」とも言っていて、崇高な人間が世界を支配し自分の考えが正しく聞こえるようにとある人物をわざと貶め、別の人物には救いを与えているのではないかと考えられていました。「貧富の差で死ぬような」という歌詞もあり、この世界では貧しければ生きることが出来ないと推測されています。
争いの道具となっていた武器を取り上げても歴史が変わることはなく、H歴になって出来た法案で何が変わるのかと幻太郎は疑問に思っているのではないかと考えられていました。武器をなくしても貧富の差だけで人が死んでいく世の中であるということを皮肉として歌詞にしているとも言われています。「俺も奪い去ってくれメサイア」のメサイアは帝統のことであり、この部分には手を貸すという意味が込められているとされていました。
Fling Posseの「Stella」の歌詞考察~乱数~
ヒプマイこと「ヒプノシスマイク」のキャラクター・飴村乱数は「Stella」で科学者として登場しているのではないかと予想されています。ここまで、有栖川帝統の王様と夢野幻太郎の山賊が出会い二人が手を組む様子が描かれている場面まで解説をしてきました。王様や科学者に対し、科学者は一体どのように絡んでいくのでしょうか?ここからは、「Stella」の歌詞の内容と飴村乱数の関連を詳しく解説していきます。
歌詞考察①研究
有栖川帝統と夢野幻太郎は、光を失った星へ辿り着きます。そこには科学者・飴村乱数がいました。二人に対し、飴村乱数は「遥々ご苦労なこと大層な話だね」と話し出します。「氷に覆われたここで生命は私だけ 研究は気がつけば人の道を外れた」という部分では飴村乱数の科学者的な要素が表れているのではないかと言われていました。
飴村乱数は人との関わり合いを求めていましたが、その一方で冷静に世の中を見ることが出来るキレ者でもありました。また、飴村乱数は研究者ではなく被験者だったのではないかという意見もあります。「誰が為かも忘れた紙屑のようなラブレター」という部分が、目的を忘れ人の道を外れた研究によって生み出されてしまった被験者としての飴村乱数のことを指しているのではないかと考えられているようでした。
歌詞考察②カメリアは椿の花
その後飴村乱数は「迷宮の果てにあるマテリアル 永久を糧に咲く白いカメリア」と述べています。この歌詞に登場するカメリアは、椿の花のことを指しているようです。花言葉は「完全なる美しさ」であり、人の道を外れてしまった研究の目的はこの「完全なる美しさ」だったのではないかと予想されていました。「真理の前には倫理の叫びなど枷になる」という歌詞で、研究が人の道を外れたことを再び飴村乱数が語っていました。
この研究の目的となっていた「完全なる美しさ」は不老不死なのではないかと考えられていました。「追い求めたくて老いを止めた」という歌詞も登場しています。完全なる美しさを永遠に保つために、禁忌をおかしたのではないかと言われていました。飴村乱数は24歳ですが、天真爛漫な子供っぽさや頭のキレる一面などから不老不死の研究の結果生まれた存在なのではないかという意見もあるようです。
飴村乱数の歌詞パートにある「恋い焦がれた命の欠片 全ては白昼夢」にも不老不死が関わっているとされています。飴村乱数が不老不死の研究によって生まれた存在で永遠に年をとらないのなら、人間として死ぬということもありません。このため、飴村乱数は限りある命というものに恋い焦がれ白昼夢を見ていたのではないかと考えられていました。その後飴村乱数は白昼夢から目覚め、現実を知ったのではないかと推測されています。
歌詞考察③空蝉
その後「星の合間からノイズ 夜空を攫い 空蝉のコラージュみたいなstarlight」という歌詞が登場しました。現世に生きている人間がそれぞれ輝き、集まり、コラージュのように強く光っているという意味なのではないかと言われていました。星を追われてしまった王様である有栖川帝統も、嘘をつく山賊である夢野幻太郎も、人の道を外れた研究の結果生まれた科学者である飴村乱数も、星を見上げ光を羨んでいたのではと考えられています。
Fling Posseの「Stella」の歌詞考察~帝統~
「Stella」の歌詞では、Fling Posseのメンバーのことが描かれているのではないかと言われていました。歌詞の中に登場する王様と山賊と科学者がFling Posseのメンバーであり3人のこれまでの過去を知る重要な楽曲だとも考えられているようです。「Stella」の物語は、王様である有栖川帝統が星を追われたということから始まっています。ここからはそんな「Stella」と有栖川帝統の関係について詳しく考察をしていきます。
歌詞考察①帝統はロイヤルな人間?
「Stella」の冒頭では、夢野幻太郎がストーリーテラーとして物語の断片を語っていました。その場面で「物語の切れ端を乗せた船は瞬きの隙間を塗って飛び去った」という歌詞が登場しています。これは流れ星の輝きで過去の栄光を表しているのではないかと考えられていました。有栖川帝統は、H歴に突入し女性が覇権を握るようになる前中王区の中枢にいたのではないかとされています。この歌詞は帝統の過去と関係があるようでした。
有栖川帝統が、過去に中王区の中枢にいたのではないかと言われている根拠の一つに名前がありました。有栖川帝統の名前には統という文字が入っています。H歴に突入し、中王区で政治を動かしている内閣総理大臣は東方天乙統女という名前のキャラクターでした。二人の共通点は名前に統という文字が入っていることです。有栖川帝統が中王区にいた過去は、瞬きするだけで消えてしまうほど刹那の景色だったのではと言われていました。
「Stella」の有栖川帝統の歌詞パートには「余の国は滅びた 綻びた覇道への扉」という歌詞が登場しています。有栖川帝統はH歴以前の王の血筋で、H歴が始まるとともに中王区から追い出されたのではないかという説がありました。H歴に突入し、武力は衰え以前の王が没落したことを指していると考えられているようです。また、有栖川帝統と現在の内閣総理大臣の年の差や名前の共通点から二人が親子だと考える意見もありました。
ギャンブラーとして登場した有栖川帝統ですが、もし内閣総理大臣と血が繋がっているとなれば金持ちの血筋ということになります。元々有栖川帝統のギャンブルは趣味でありお金に困っていなかったのではないかと考えられていたため、内閣総理大臣とのつながりも注目されているようです。その後「自責と後悔に灼かれながら星を追われる逃亡者」と続きます。H歴は武器をなくしましたが、争いは残ってしまいました。
「奇跡の到来などを信じた悲劇の蒙昧と民は云った」という歌詞が有栖川帝統の歌詞パートにはあります。奇跡の到来はH暦のことを指しているとされ、武器をなくしても争いはなくならないということを予見できなかった人々が嘆いている様子を表しているのではないかと言われていました。逃亡者である有栖川帝統が感じている自責と後悔は、武器を無くすという動きを止められなかった責任からきているのではと考えられています。
また有栖川帝統の歌詞パートからは、星が輝いている理由についても推測することが出来ます。星は成功だけで輝くのではなく、敗者の有栖川帝統を焼き払う炎によって輝いて見えているのではと考えている方もいました。「降下し出す救命艇 見知らぬ星に向けるVenez m'aider」という歌詞は、一般民衆も戦わなくてはならなくなったことを意味していると言われ、見知らぬ星である他の地区にSOSを出したのではないかと推測されます。
歌詞考察②目指す星
「再生のVerse 流星に手を伸ばす 始まりが連なるユニバース」という歌詞からは、他ディビジョンと繰り広げているラップバトルの今後について描かれていました。ラップバトルでは、土地を巡って争いを繰り広げます。それは現在をどうにかするためのバトルではなく、H歴以前の躍動感を取り戻すための戦いなのではないかと言われています。Fling Posseは過去の栄光をもう一度手にするために戦っているという意見もありました。
Fling Posseのキャラクター達が見てきた流星には、過去の栄光や成功・失敗などが詰め込まれているのではないかと考えられていました。H歴に突入してからの歴史を恨み日返しするのではなく、自分達が望む生き方ができる国を作ることというのがFling Posseの目指している星なのではないかと推測されています。個性がバラバラのように見えるFling Posseですが、核となる目的は同じだと考えられているようでした。
Fling Posseの「Stella」の歌詞考察~その他~
「ヒプノシスマイク」のユニットであるFling Posseは「Stella」という楽曲を歌っています。「Stella」にはFling Posseの3人が目指していく星が示されているのではないかとファンの間で話題になっていました。それぞれの過去や境遇などが重要なポイントとなってくる「Stella」の歌詞はメンバーとの関連以外にも気になるポイントがあるとされていました。ここからはそんなメンバー関連以外の歌詞のポイントを考察していきます。
歌詞考察①ガラス玉のようだ
出典: https://wowma.jp
自分の元にやってきた二人に対し、飴村乱数は「何故私に構うんだ」と問いかけています。ここから3人の会話の様子が歌詞として描かれていました。飴村乱数の問いかけに対し有栖川帝統は「似ている気がしたんだ」と答えています。そして二人は飴村乱数が願いに囚われているということを指摘しました。二人は飴村乱数の目が何かを失ってガラス玉のようだったから分かったと続けています。
最初は二人のことを突き放すように話していた飴村乱数ですが、ガラス玉のようになってしまった目を見抜かれ「叶うならいつか故郷が見たいな」と本音を零していました。そこで二人は「虚ろなこの船がどこへ行くのか賭けてみないか」と提案しています。しかしその故郷がどこにあるのかは乱数自身にも分かりません。ここに登場する「賭け」は、その状況を楽しまないか?という乱数に対する提案なのではないかと言われています。
歌詞考察②共通の願い
星を追われた有栖川帝統は、夢野幻太郎と出会い二人は飴村乱数のいる星へと辿り着きました。「星が落とす薄明かり 照らし出す不思議な繋がり 再びを願う心だけがじっと伝わり」という部分は、3人の不思議な出会いを表しているのではないかと考えられているようです。3人には再び過去を取り戻すという共通の願いがありました。そんな共通の願いが3人の乗った救命艇を明るく温かくして行く様子が描かれていました。
歌詞考察③爪先は前に向けておく
「Stella」の終盤では、「爪先は前に向けておく」という歌詞が登場しています。これは、迷いなく過去を取り戻すために進む3人の決心を表しているのではないかと考えられていました。「振り返る時自分の影が追いつけないように」という歌詞からは、前方から光が差し3人の後ろに影が出来ているという状況が読み取れます。この状況は3人の進む先が明るい光を放っているということを指しているのではないかと考えられていました。
Fling Posseの「Stella」に関する感想や評価
Stellaに「過ちすら愛でよう」って歌詞あるってことはぽっせのみんなには過ちと言える過去があるってことよな?幻太郎の場合は2回目の嘘が過ちで良いのか?
— ワサワサ┏( .-. ┏ ) ┓三ウーマン (@hy_shiki) June 6, 2019
ヒプマイのユニットFling Posseの楽曲である「Stella」に関する感想の中にはこちらのようなものもありました。こちらの方は、「過ちすら愛でよう」という歌詞からFling Posseのメンバーには過ちと言える過去があるのではないかと考えたようです。
幻太郎がStellaの歌詞を書いたってことは幻太郎は乱数と帝統の過去を予想してる、感ずいてるってことなんじゃ…?
— 🎲ゆーか。🎲 (@yuka_Daice_777) April 27, 2019
幻太郎がかいたならフィクションって可能性も高いだろうけど…
難しいな
ヒプマイに登場するFling Posseの楽曲「Stella」に関する感想の中にはこちらのようなものもありました。こちらの方は、夢野幻太郎が歌詞を書いたということは夢野幻太郎が他の二人の過去を予想している、勘付いているということなのではないかと述べられています。
ポッセ推しの人は全員死ぬと思うぐらいやばいです。Stella 。私は死にました。この歌詞幻太郎が書いているって言う設定の時点でキャラごとの設定が絡んでると思う。すごく、今の現状を表していて感動しました。幻太郎が書いている設定のおかげでほんとか嘘か微妙になるのが上手いなと思いました。
— 莉恋華〔りひか〕🛁 (@yukkesan_push) April 23, 2019
ヒプマイに登場するFling Posseの楽曲「Stella」に関する感想の中にはこちらのようなものもありました。こちらの方は、今の現状を表していて感動したという感想を述べられていました。
Fling Posseの「Stella」の歌詞考察まとめ
今回はヒプマイこと「ヒプノシスマイク」に登場するユニット・Fling Posseの楽曲「Stella」について紹介をしてきました。「Stella」は、メンバーの過去が反映されているだけではなくFling Posseのこれから先の未来についても描かれているとファンの間では大好評なようです。Fling Posseの3人の過去の情報は現在明かされていませんが、今後重要な鍵になるとされている「Stella」一度聞いてみてはいかがでしょうか?