【風の谷のナウシカ】巨神兵のビームの名前と威力は?強さ・戦闘力を考察

スタジオジブリ作品の中でも人気が高く誰もが一度は観た事がある名作映画「風の谷のナウシカ」この記事は「風の谷のナウシカ」に登場する「巨神兵」に関する記事です。巨神兵は劇中でも最強の強さを誇っています。恐るべき強大な力を持つ巨神兵の全てを焼き尽くす威力を持つビームの名前、それはプロントンビームと呼ばれています。そんな巨神兵のビームと絶対的な強さや戦闘力の秘密に迫ります。

【風の谷のナウシカ】巨神兵のビームの名前と威力は?強さ・戦闘力を考察のイメージ

目次

  1. 巨神兵とは?
  2. 巨神兵のビームの名前と威力
  3. 巨神兵のビームの強さや戦闘力
  4. 巨神兵に関する謎を考察
  5. 巨神兵に関する感想や評価
  6. 巨神兵のビームの名前や威力まとめ

巨神兵とは?

巨神兵とは宮崎駿監督作品「風の谷のナウシカ」に登場する、強大な強さを持つ巨大人型生物の事で巨神兵と呼ばれています。巨神兵は遥か昔に突如現れています。巨神兵から放たれたビーム、プロントンビームは強大な威力を発揮し「火の七日間」と呼ばれ世界のほとんどを焼き尽くしました。

尺の都合上から、漫画版とアニメ版とでは巨神兵の扱いは大きく異なっています。アニメ版では光る槍を持ち赤黒い人影の姿が映し出されています。そして、身体が溶た不完全な状態でした。しかし、漫画版では完全な個体の姿が描かれています。

風の谷のナウシカの作品情報

強大な強さを誇る巨神兵が登場するスタジオジブリ作品である「風の谷のナウシカ」の作品情報を紹介していきます。宮崎駿監督作品でも特に人気が高い作品となっています。「アニメージュ」にて発表されたファンタジー作品です。1984年には劇場版アニメ「風の谷のナウシカ」として公開されました。

アニメージュ1982年2月号にて連載が開始され、1994年3月号にて完結しました。同年、第23回日本漫画家協会賞大賞します。1995年には、第26回星雲賞コミック部門を受賞しています。単行本の発行部数は累計1,200万部を誇り海外でも人気が高い作品です。

風の谷のナウシカの概要

「火の7日間」と呼ばれる最終戦争によって科学文明が崩壊した後の世界が舞台となっています。異形の生態系に覆われた終末世界の中で、自然と人類の歩むべき道を求め続ける少女ナウシカの姿を描くファンタジー作品です。

1984年に劇場公開されます。当初は観客動員は約91万5千人で配給収入は約7.4億円と当時のアニメ映画としては大ヒットとはいえない出来でしたが、その後、1997年のオリコンランキングではVHS版と2003年発売のDVD版、そして、2010年発売のBlu-ray版が各部門1位を獲得します。

「風の谷のナウシカ」は史上初の同一作品による3部門制覇を成し遂げました。さらに、1984年度の日本アニメ大賞、アニメグランプリの作品部門でダブル受賞の快挙を果たしました。また、新聞のコラム記事の中で「自然との共生」、「女性原理の主張」という観点から称賛され、アニメの枠を越える高い評価を受けた作品です。

日本だけでなく海外でも複数の映画賞を受賞しています。 さらに、サウンドトラック「風の谷のナウシカ〜はるかな地へ〜」はオリコンアルバムチャートで8位、テーマソング「風の谷のナウシカ」はシングルチャートで最高10位となる記録を残しました。本作品である「風の谷のナウシカ」完結後の1997年に公開された「もののけ姫」は、本作の延長線であり度々比較対象になっています。

風の谷のナウシカのあらすじ

「火の七日間」と呼ばれる最終戦争が1000年前に起こり、人類が誇った産業文明は崩壊した世界が舞台です。「腐海」と呼ばれる有毒のガスを発生させる森に世界は覆われてしまいます。「風の谷」に住む族長の娘「ナウシカ」は、住民から深く信頼され、人々から恐れられている腐海の虫とも心を通わせる事が出来ます。

この心優しい少女「ナウシカ」が本作品の主人公です。 ある夜、トルメキアの輸送機が「風の谷」に墜落します。輸送機には、世界を焼き尽くしたという「巨神兵」が積まれていました。トルメキア軍は撃墜されたとものとして、風の谷に向けて侵攻を開始し、「ナウシカ」の父である族長を殺害してしまいます。

その後、ユパの説得により和解します。司令官であった皇女クシャナは、巨神兵を使い腐海を焼き払うことを計画していました。本国へ輸送するつもりだった巨神兵でしたが、クシャナは輸送を諦め、未完成であった巨神兵を覚醒させることに変更します。 一方で、捕虜となった「ナウシカ」らはトルメキアに護送される途中、突然現れたガンシップの攻撃により墜落します。

「ナウシカ」は、「クシャナ」とともに脱出します。その後、ガンシップに乗っていた少年が虫に襲われている所を、助け出します。 少年の名はアスベルと名乗り、巨神兵は、トルメキアが奪ったものだと告げました。ペジテの仲間達が、風の谷にある巨神兵を奪還する為、王蟲の大群を風の谷に誘導し、風の谷もろともトルメキア軍を壊滅させる計画があるとう事を知ります。

風の谷では、住民達がトルメキア軍に抵抗し、遺跡の中に立て篭もり籠城戦が続いていました。王蟲の群れが近づいているという報告を知り、クシャナは巨神兵を未完成ではあったが、王蟲を焼き払おうやむをえず覚醒させます。しかし、巨神兵は未完成の状態であった為、プロントンビームを放つも体が崩壊してしまい、王蟲の焼き払う事は出来ませんでした。 王蟲の群れの前には、暴走のきっかけとなったいる王蟲の幼生がいました。

「ナウシカ」が降り立ちますが、王蟲に跳ね飛ばされてしまいます。しばらくして王蟲の暴走が止まったかと思うと、王蟲の群れがナウシカを囲みます。「ナウシカ」は息絶えたかと思われたが、、王蟲の触手が伸び、「ナウシカ」を包む込むと「ナウシカ」が息を吹き返し歩きだします。その光景は、救世主伝説を投影するものでした。その後、トルメキア軍と王蟲達は風の谷から去ります。そして再び風の谷には平和な毎日が訪れました。

巨神兵は巨大な人工生命体

「風の谷のナウシカ」に登場する巨神兵は巨大な人工生命体です。巨神兵は旧人類が作り出した「核」を動力とした人工生命体となっています。身体中から恐ろしい「光」を撒き散らす人類にとっても驚異的な存在です。その肉体は人工的でありながら細胞組織を持っています。生物のような細胞組織で形成された驚異的な人工生命体です。

スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI

巨神兵のビームの名前と威力

巨神兵の放つ全てを焼き尽くす威力を持つビームには名前があります。巨神兵のビームの名前と威力についてをまとめました。巨神兵の放つビームの名前とは?巨神兵から放たれたビームの名前とそのビームの強さと威力について迫ります。

巨神兵のビームの名前

「風の谷のナウシカ」に登場する巨神兵が放つ全てを焼き尽くす威力を持つビームの名前ですが、ビームの名前はあまり知られていません。巨神兵の放つビーム名前はプロントンビームと呼ばれています。巨神兵の強大な威力を持つビーム、プロントンビームは口から発射されます。また、プロントンビームは額からも威力を弱めたプロントンビームが発射可能です。

巨神兵のビームの威力

「風の谷のナウシカ」に登場する巨神兵が放つビーム、プロントンビームの威力について、巨神兵が放ったプロントンビーム一発目は地平線の彼方にあるいくつもの山を簡単に吹き飛ばしてしまう程の威力を持っています。

しかし、巨神兵は不完全な身体で蘇った為、腐敗が進んだ後の巨神兵が放つビーム、プロントンビームはの二発目は威力が落ち近距離から小さなきのこ雲が見える程に止まりましたしかし、巨神兵の放つビーム、プロントンビームの威力は落ちたもののプロントンビームは辺り一面を焦土と化し、跡形も無く吹き飛ばすだけの威力を持っています。

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巨神兵のビームの強さや戦闘力

「風の谷のナウシカ」に登場する巨神兵の放つビームは、一瞬で辺り一面を焼き尽くす威力を持っています。そんな巨神兵の放つビームの強さや戦闘力についてをまとめました。気になる巨神兵の強さと戦闘力について迫ります。

強さや戦闘力①プロトンビーム

「風の谷のナウシカ」に登場する巨神兵の強さや戦闘力についてですが、巨神兵の放つビーム、プロントンビームの強さは辺り一面を焼き払う程の威力です。その強さは一国がプロントンビーム一発で滅びてしまう程の強さと戦闘力を兼ね備えています。

強さや戦闘力②飛行能力

「風の谷のナウシカ」に登場する巨神兵の強さや戦闘力についてですが、プロントンビームの強さは強大な強さを持っていますが、巨神兵の戦闘力はそれだけではありません。巨神兵は飛行能力もあります。空間を歪めて宙に浮く事が出来ます。高速で移動しガンシップでも追いつけない程の高速を発揮します。

強さや戦闘力③超常の力

「風の谷のナウシカ」に登場する巨神兵の強さや戦闘力についてですが、巨神兵はナウシカ同様に超常の力を持っています。巨神兵は言葉を発する事も可能です。さらに超常の力を発揮し遠く離れた遠距離からの会話も可能で、映像の念写まで可能にします。

強さや戦闘力④王蟲より強い?

「風の谷のナウシカ」に登場する巨神兵の強さや戦闘力についてですが、巨神兵の放つビーム、プロントンビームで王蟲の群れの一部は殲滅されました。しかし、覚醒が不完全な状態であった為、2発目は威力が大幅に減少しました。この事からプロントンビームの強さは王蟲を遥かに凌駕していると推測されます。

強さや戦闘力⑤長期戦なら王蟲が強い?

「風の谷のナウシカ」に登場する巨神兵の強さや戦闘力についてですが、巨神兵の強さを持ってすれば王蟲の進攻を防げる事は可能であると推測出来ます。しかし、長期戦となると王蟲が強くなるのか?という疑問が出てきます。次々とやって来る王蟲の群れでも恐らく完全体の巨神兵であれば王蟲を一瞬で殲滅出来ると推測出来ます。

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巨神兵に関する謎を考察

「風の谷のナウシカ」に登場する巨神兵に関する謎についてを考察していきます。覚醒が不完全であった事や強大な強さを持つプロントンビームや火の七日間、原作漫画との違いなどを考察していきます。巨神兵の謎に迫ります。

考察①覚醒が不完全?

「風の谷のナウシカ」に登場する巨神兵に関する謎についてですが、覚醒が不完全である事を考察していきます。巨神兵の心臓部は核のエネルギーを蓄える為に、外側は強固な電子半導体シリコンで作られています。「風の谷のナウシカ」劇場版では「孵化」しきれていない不完全な状態でプロントンビームを発射しています。

その為、心臓部の外側が高熱に達してしまい、不完全な肉体では高熱に耐え切れず、細胞組織を崩壊し肉体が崩れ落ちたと推測出来ます。この細胞組織の崩壊は覚醒が不完全である事から生じる問題であると考察出来ます。

考察②プロントビーム

「風の谷のナウシカ」に登場する巨神兵に関する謎についてですが、プロントンビームについてを考察していきます。プロントンビームは辺り一面焼き尽くす威力を持っています。その威力は1000年前に栄えた産業文明を一瞬で崩壊させる程の強さです。世界を焼き払ったとされるプロントンビームは巨神兵の口から発射される陽子収束弾のことですが、 額からも発射可能です。

低出力のビームで、人間相手の時は額からのビームを使って攻撃します。プロントンビームを放った後、肉体が崩壊した謎は、発射の際にかかる負担が大きく、巨神兵が不完全な状態であった為に、発射すると負荷に耐え切れず崩壊を早めてしまったと考察する事が出来ます。

考察③それぞれの思惑

「風の谷のナウシカ」に登場する巨神兵に関する謎についてですが、それぞれの思惑についてを考察していきます。ペジテで地中に眠る遺物を発掘途中で、偶然生きたままの巨神兵の繭が発掘されます。この情報を掴んだトルメキアが巨神兵を強奪するためにペジテに侵攻します。巨神兵を強奪したトルメキア軍は飛空挺で巨神兵の空輸を試みますが、移動中蟲に襲われてしまいます。

その結果、飛空艇は墜落してしまいます。 墜落の報を聞きつけたクシャナの部隊が到着し、飛空艇による本国への空輸から、墜落した現地での巨神兵覚醒へと方針を切り替えます。本来の空輸の目的を逸脱しクシャナは、巨神兵を利用して腐海を一掃しようとしていたという思惑があったと考察出来ます。

考察④オーマの存在やナウシカとの関係

「風の谷のナウシカ」に登場する巨神兵に関する謎についてですが、ナウシカが秘石を持っていた為、ナウシカのことを母親と認識しました。巨神兵はナウシカを「ママ」「母さん」と呼び、ナウシカは「無垢」を意味する「オーマ」という名前を付けました。名前を与えられると急激に知性が発達し真の力を覚醒させました。巨神兵は秘石を持つ事で母親と認識し、名前を付けると覚醒する人工生命体であると考察出来ます。

考察⑤火の七日間

「風の谷のナウシカ」に登場する巨神兵に関する謎についてですが、1000年前に起こった出来事で、文明崩壊するの原因となった出来事とされています。無数の巨神兵が空を飛び、プロントンビームで辺り一面を焼き尽くしわずか七日間で人類が作り上げた高度文明を焼き払ったとされている出来事です。

 巨神兵は兵器として使用された最終戦争であるとされていますが、かつて人類が「調停と裁定の神」とされる人工生命体巨神兵を作り人類に下された「裁定」が「火の七日間」だと考察出来ます。

考察⑥映画「巨神兵東京に現わる」との関連

「風の谷のナウシカ」に登場する巨神兵に関する謎についてですが、2012年7月10日より開催された、展覧会「館長庵野秀明特撮博物館」で公開されていた作品です。一人暮らしの女性のところに、弟がやってきて「明日この街は滅ぶ」と言い、翌日、「巨神兵」たちが突如東京に現れ、街を焼き尽くすという内容で巨神兵のスピンオフ作品であると考察出来ます。 

考察⑦巨神兵をデザインしたのは庵野秀明?

「風の谷のナウシカ」に登場する巨神兵に関する謎についてですが、漫画版および短編特撮映画で完全な個体の姿が描かれています。赤褐色の胴体で筋肉が剥き出しとなったような細身の容姿です。後に大ブレイクする事になる「エヴァンゲリオン」とよく似ている事が考察出来ます。実は「風の谷のナウシカ」劇場版に登場する巨神兵は、庵野秀明が原画を担当しています。

考察⑧原作漫画との違い

「風の谷のナウシカ」に登場する巨神兵に関する謎について、「風の谷のナウシカ」に登場する巨神兵の原作漫画との違いは、劇場版では尺が足らず王蟲との戦闘シーンはプロントンビームを放つのみですが、原作漫画では戦闘シーンが存在します。また、巨神兵もオーマと名付けられ高い知能の有しています。

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巨神兵に関する感想や評価

「風の谷のナウシカ」に登場する巨神兵は、恐ろしい程の強さを持ち火の七日間という短期間で人類が誇った文明を焼き尽くしました。そんな巨神兵に関する感想をまとめました。早速見ていきましょう。

「風の谷のナウシカ」に登場する巨神兵のビームの印象は大きく残ったという感想が多く、強大な威力を見せつけたプロントンビームで一瞬にして焼き尽くしたシーンが印象的という意見も多くありました。

「風の谷のナウシカ」に登場する王蟲は、巨神兵が登場するまでは王蟲の方が恐ろしい存在として認識されていました。しかし、巨神兵の登場により巨神兵がさらに恐ろしく怖い存在だったとして印象に残っているという感想も多くありました。

巨神兵を語るには滝野監督がまず浮かんでくるという感想も多くありました。また、「巨神兵東京に現れる」のCG映画がリアルに描かれていて本当に怖いという感想も多くありました。

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巨神兵のビームの名前や威力まとめ

いかがでしたか?巨神兵のビームの名前や威力についてをまとめました。巨神兵のビームの名前がプロントンビームと呼ばれ、その威力は凄まじく人類が誇った高度な文明をたった七日間で滅ぼしてしまう程、恐ろしいビームだと分かりました。巨神兵に注目して頂き「風の谷のナウシカ」を観るのも楽しいです。

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