2019年11月28日公開
2019年11月28日更新
【ダンまち】ベルの正体は何者?魔法・スキル(能力)や祖父の秘密を考察
ダンまちという作品をご存知ですか?異世界召喚もののライトノベルです。今回はダンまちの主人公ベルについての考察を紹介していきます。ベルの強さや魔法、スキルはもちろんのこと、そのベルの正体についても祖父やアルゴノゥトの観点から考察していきます。駆け出し冒険者だったはずのベルがなぜ急成長を遂げたのか?ゼウスを祖父に持つと言われるベルの本当の正体とはアルゴノゥトの生まれ変わりなのか?しっかりと考察していきましょう。
ダンまちとは?
ダンまちの作品情報
ダンまちという作品情報を紹介していきます。ダンまちは『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の通称です。原作は大森藤ノで元々はライトノベルでした。しかし人気のあまりにアニメ化、映画化までされ、2020年の夏にはアニメの3期がスタートします。
主人公のベルは英雄に憧れて迷宮都市オラリオにやって来ました。そこで冒険者に力を与える神様と出会い『神の寵愛』を受けてモンスターと戦う力を手に入れました。しかし、ベルが寵愛を受けた神様はヘスティアという神様ただ一人のファミリアでした。ベルの立派な英雄になる冒険が始まります。
ダンまちのあらすじ
ダンまちのあらすじについて紹介していきます。迷宮都市オラリオで新米冒険者のベルは、神ヘスティアの寵愛を受けて、ダンジョンでモンスターを倒していました。そんなある日にベルはいつもの様に下層でモンスターを倒していたら、なぜか中層にいるはずのミノタウロスが現れて襲われてしまいます。駆け出しの冒険者であるベルにとっては適うはずもないモンスターです。
なす術なく倒されそうになるベルでしたが、ロキファミリアのメンバーであるアイズに命を助けられます。命を助けられたベルでしたが、アイズの美しさに一目ぼれし、アイズの強さに見合う強さを身に付けたいと考えるようになります。これがきっかけでベルはスキル『憧憬一途』が発現します。このスキルによって急成長を遂げるようになります。
ある日ベルがいつもの様にダンジョンに向かおうとしていると、偶然酒場『豊饒の女主人』のシルと知り合います。言われるがままにダンジョンの帰りに酒場へと向かい食事を取っていると、ロキファミリアのメンバーが、先日の自分とミノタウロスとのことを笑いながら話しているのを偶然聞いてしまいました。
ロキファミリアと言えば、オラリオでも1、2を争う強さを誇るファミリアです。その中でも主力メンバーのアイズに助けられ、自分の未熟さを痛感させられたベルは、居ても立っても居られなくなり、その場を急いで後にして、ヘスティアに強くなりたいと懇願したのでした。
ベルの主神のヘスティアは、ベルの強くなりたいという願いを聞き入れて、同じ神様で友達のヘファイストスに武器の制作をお願いします。そして出来上がったナイフがヘファイストスナイフというナイフで、ベルと同じようにモンスターを倒すことでレベルアップしていく魔法のようなナイフでした。
ヘスティアの力を借りながらベルは成長をし続けていくのですが、女神フレイヤに気に入られてしまい、同じく神様であるガネーシャが開催する宴でフレイヤが暗躍してモンスターを街中に逃がしてしまいます。しかしこれはフレイヤがベルに与える試練であり、ベルの成長のためにしたことでした。結果的にベルは格上のモンスターを苦戦しながらも倒すことに成功するのでした。
ここまでが原作ダンまちの1巻に相当するあらすじです。次はダンまち2巻に相当するあらすじを紹介していきます。そもそもベルが冒険者になろうと思ったきっかけは育ての親である祖父が、楽しく生きるためには冒険者になるべきだと語ったことです。祖父は冒険者になればモテるとも話していました。ベルは半信半疑ではありましたが結局は祖父の言うことを聞いて冒険者になる道を選びました。
つまり、冒険者見習いのベルですが冒険者になる動機は、祖父に言われたことが強く非常に不純な理由です。祖父の血を濃く受け継いでいるせいか、祖父が書いたであろう英雄譚もよく聞いていたせいもあるのか、自然と自分がなるものは冒険者だという気持ちがありました。結果的に祖父がよく語っていた冒険者という生き方を選ぶベルでしたが、ベルのお世話係のようなエレナは非常にベルのことが心配です。
そんなエレナはベルに装備の新調を提案し、ベルは装備を整えてダンジョンへ挑もうとします。そんなベルの目の前にサポーターのリリが現れます。リリの正体はベルを騙してヘスティアナイフを奪う盗人でしたが、ベルの優しさを目の当たりにし、ベルのサポーターに本当になることを決意します。その後ベルは、アイズと3度目の対面でようやく今までのお礼を言うことができました。
アイズとの特訓をしたベルは、アイズによって戦闘の基礎をしっかりと学ぶことができました。女神フレイヤは、魔法を覚えて一層輝いているお気に入りのベルが、未だにミノタウロスのことを恐れてトラウマになっていることを懸念し、ファミリアの団長のオッタルに指示を出してミノタウロスを調教させ、これをベルに向かわせます。
そんなことはつゆ知らずベルは、リリと共に今日もダンジョンへと足を運びます。そこに現れたのは、オッタルに調教されたミノタウロスでした。ベルは自身のトラウマと向き合いながらも何とか格上のミノタウロスを撃退することに成功します。一部始終を見ていたロキファミリアのメンバーにとってもいい刺激となり、非常に印象深い出来事となるのでした。
ベルは格上のミノタウロスを撃退したことで、僅か1ヶ月半という最短記録をたたき出してレベル2にランクアップしました。神々より与えられた二つ名は『リトルルーキー』です。こしてベルは異例の速さでランクアップしたことで、オラリオ中の注目の的となってしまいます。そんなベルは、ヴェルフをパーティーに加えて更にダンジョンを攻略していきます。
ある日、ベル、ヴェルフ、リリはダンジョン内で他のパーティーからモンスターの大軍を擦り付けられる『怪物進呈』をされてしまいます。ボロボロになってしまうベルたちでしたが、希望の光を失わず、更に下層にある休息地帯へと向かいます。そんなベルたちを助けに来てくれたヘスティアやヘルメスと共に一時休息を味わうのですが、ベルへ嫉妬した者の悪意からヘスティアを攫われてしまうのでした。
ヘスティアが禁じられていた神様の力を使ったことで、休息地帯にモンスターが現れてしまいます。ここにいる全冒険者によるモンスターの討伐が行われ、最後はベルの英雄願望で見事倒します。事の顛末を見たヘルメスは、ベルこそが最後の英雄だと確信するのでした。果たしてベルは立派な英雄になることができるのでしょうか?
ダンまちのベルの正体考察
男神ゼウスの血縁者
出典: https://festy.jp
ダンまちのベルの正体の1つ目は、男神ゼウスの血縁者であるという考察です。ベルの正体はダンまちのアニメでも原作でも明かされています。ネットでは予想通りであったという声もあがっていますが、ゼウスの孫にあたります。ゼウスとはダンまちの中で最強だと言われていたファミリアの主神です。モンスターに襲われて命を落としたと言われていましたが、実は姿を隠しているだけでした。
つまり、ゼウスはベルの祖父であり血縁者であることが判明しており、この考察からベルの成長は今後も続くと推測されます。ダンまちの昔の伝説のファミリアを祖父に持つベルが弱いわけないというのが、ネットの考察であり、ダンまちの中のキャラもそう思っていることでしょう。それだけ期待されているということにもなります。
出典: https://festy.jp
また、神様でありベルの祖父ゼウスと交流があったヘルメスが、ベルの様子を見てくるようにとベルの祖父であるゼウスから頼まれていることも語られています。その時に、あなたの残した孫は本物だ。最後のヒーローだと言って喜んでいます。祖父がゼウスだというだけでヘルメスからも期待もされているということが考察できます。
アルゴノゥトの生まれ変わり
名前の意味
ベルの正体の考察の2つ目は、アルゴノゥトの生まれ変わりではないかという考察です。アルゴノゥトはダンまちに登場する英雄譚の主人公の名です。元々はギリシャ神話のアルゴー船を意味していますが、この神話ではたくさんの英雄が船に乗り込んだという話になっています。ダンまちのアルゴノゥトの話もほぼ似たような内容です。
ダンまちに登場するアルゴノゥトの物語も、アルゴノゥトの鼓舞に乗せられて、様々な英雄たちが力を出します。そして、実際のダンまちの世界でも似たような現象が起こります。それは、全ファミリア対穢れた精霊と神様という非常に激しい戦いの時に起こります。
穢れた精霊と神が力を合わせていることもあり、戦況は良くありません。多くの仲間たちが倒れていく姿を目にして、歴戦の猛者達も敗北が頭をよぎります。そんな状況を打破したのがベルです。ベルは、スキル『英英雄願望(アルゴノゥト)』をチャージし始めます。そして、自分を守って欲しいと他の冒険者達に頼みます。ベルの腕からは鐘の音の様なものが聞こえてきます。
スキル『アルゴノゥト』は、不条理な戦況を一気にひっくり返すことができます。ベルが鐘の音を鳴らしながらみんなの前に現れて前に進むと、他の冒険者たちはベルの盾となったり囮となったりしてベルを守りながらも、ベルと共に前に進みます。また、倒れた者もベルの鐘の音を聞いて再び立ち上がるのでした。
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ロキファミリアの団長であり、レベル6のフィンが、この現象を目の当たりにして「勝利の鐘の音に続け」と叫ぶ様子も描かれています。そして冒険者たちは、強大な敵に立ち向かい、見事打ち倒すことに成功するのでした。
この現象が、アルゴノゥトの話と似ているため、ベルの正体はアルゴノゥトの生まれ変わりなのではないかという考察が、読者の中にはあるようです。ゼウスの孫でありアルゴノゥトの生まれ変わりがベルの正体である。というのが、ネットの多くの答えとなっています。
二つ名
出典: https://festy.jp
ベルの正体がアルゴノゥトの生まれ変わりであるという考察には、もう一つ理由があります。それはベルの二つ名です。ベルが最初に貰う二つ名は『リトルルーキー』ですが、後に『ラビットフット』という二つ名も貰います。これは、ベルが兎のように素早くて白い髪の毛であることが由来ですが、実はアルゴノゥトには、『裏山の野良兎』という異名があります。
『兎』という共通する二つ名だけで、ベルの正体がアルゴノゥトの生まれ変わりと考察するのは少々弱いかもしれませんが、ダンまちのベルは非常に素早いということが挙げられます。そして、アルゴノゥトも実は素早かったとダンまちの中で語られています。ダンまちに語られる冒険譚では、アルゴノゥトは最弱の英雄だと語られています。
出典: https://festy.jp
スキルも魔法も弱く、攻撃も防御も弱いアルゴノゥトの最大の武器は素早さでした。偶然と言うには大きすぎる類似点が2つもあるベルとアルゴノゥトの2人を考察すると、ベルの正体はアルゴノゥトの生まれ変わりであるという可能性が高くなるという結論に至るというのが、ネットでの大方の予測です。
ダンまちのベルの魔法とスキル考察
魔法&スキル①憧憬一途
ダンまちのベルの魔法とスキル考察の1つ目は、憧憬一途です。ベルの代名詞とも呼べるスキルです。非常に珍しいスキルで発現した人のステータスを引き上げる能力を持っています。この四字熟語自体はダンまち内での造語なのですが、想えば想うほどに強くなるという意味が解説されています。
アイズへの愛情の想いとアイズと釣り合うほどの人間になりたいという強くなりたい想いの2つが重なって発現したスキルなので、アイズのことを想えば想う程、強くなりたいと想えば想う程強くなれるというスキルになります。想いが強ければそれだけベルのステータスは上昇し、ベルが成長することになります。
魔法&スキル②ファイアボルト
出典: https://festy.jp
ダンまちのベルの魔法とスキル考察の2つ目は、ファイアボルトです。ベルと言えばファイアボルトと言える程の使用頻度の高い魔法です。ベルが初めて覚えた魔法でもあります。大きな特徴として、通常の魔法は詠唱を必要とするのですが、ファイアボルトは詠唱が必要ない速効性の魔法だということです。稲妻のような炎を掌から出すことができます。
魔法&スキル③闘牛本能
ダンまちのベルの魔法とスキル考察の3つ目は、闘牛本能です。現在ベルが持つスキルの中でも最後に発現したスキルです。猛牛系のモンスターと戦う時に、全ての能力にプラスの補正がかかる超特化型スキルです。ダンまちにおいて猛牛系であるミノタウロスは、ベルのトラウマであり強さの象徴でもあります。これらとの戦闘はする際に、ベルが無茶をしないためのスキルだとも言えます。
魔法&スキル④英雄願望
ダンまちのベルの魔法とスキル考察の4つ目は、英雄願望です。ベルの英雄になりたいという願いが強まって発現した3つ目のスキルです。圧倒的な不条理であっても、一撃でその状況をひっくり返すことができるスキルです。チャージをすることで魔力を蓄積させて強力な一撃を放つ必殺技です。
チャージした部分は白く光り、鐘の音が鳴り響きます。チャージした分だけ精神力を消費しますが、それだけ強力な一撃を放つことが出来るようになります。また、思い描く英雄像が強ければ強いほど、威力が上昇する特徴も持っています。
ダンまちのベルの祖父考察
祖父は男神ゼウス
ダンまちのベルの祖父考察の1つ目は、祖父は男神ゼウスであるということです。これはダンまちのアニメでも原作でも語られていますが、ベルの祖父はかつてオラリオでも最強だと言われていたファミリアの主神であるゼウスです。
ゼウスは大精霊?
ダンまちにおいて、ゼウスは大精霊である可能性があります。それは、昔かつてアルゴノゥトに精霊の加護を与えた大精霊の名前が『ジュピター』であり、そんなジュピターはゼウスと性格が一緒で声も一緒です。つまり、ゼウスの正体は大精霊ジュピターである可能性が非常に高いということが言えます。
ベルの側にいた理由
ダンまちのベルの祖父考察の2つ目は、ベルの側にいた理由についてです。ダンまちのゼウスは自分の正体を隠してまでベルの傍にいました。孤児として預かることもできたはずなのに、自分の正体を隠してベルを育てています。この理由についてはダンまち作中でまだ明かされていません。
しかし、ベルのことをゼウスファミリアが残した最後の英雄だと表現しています。ベルは英雄の器ではないとゼウスがヘルメスに語っているにも関わらずベルの傍にいたのは、何かに期待していたからであり、それは最後の英雄になってほしいというゼウスの願いがあったものだと考察されます。つまり、全英雄を束ねて三代冒険者依頼をこなして欲しいと願っているのでしょう。
ダンまちのベルのレベル考察
現在のレベル
ダンまちのベルのレベルを考察していきます。現在のベルのレベルは原作では4です。ベルが初めてランクアップしたのは、冒険者になってから僅か1ヶ月半という最短記録でした。ベルは原作12巻でレベルが4にまで成長しています。相変わらず早い成長で周囲を驚かせています。
レベル5になれる?
ダンまちに登場するベルのレベルが5に到達する可能性があるのかを考察してみましょう。ベルはレベル4の時点でアイズと同等のスピードを持っていました。つまり、素質は十分にあります。それでは、今後どの様にしてベルがレベル5にランクアップする可能性があるのか推測していきます。まず、ベルの戦闘スタイルを考えると、ロキファミリアのベートと似ています。
そこで、ロキファミリアと共にダンジョンでベルがまだ到達していない階層へと進みながら実践やベートとの特訓で徐々に力をつけていく可能性があります。ベルがレベル5にあがり、他のヘスティアファミリアのメンバーもレベルが上昇する可能性が十分に考えられます。もしかしたら、オッタル以外のレベル7が登場するかもしれません。
ダンまちに関する感想や評価
ダンまち2期
— アポロ☀新サクラ大戦待機 (@Sunny_of_Sunday) September 15, 2019
春姫救出編これで完結かな?
ベル君ほんと漢だわぁ!
てかベル君レベルブーストしてるのにカエル女普通に強いな
それなりに実力はあるってことか
なお魅力(笑)
フレイヤ様やっぱりクソ強いわ
これはほんとに相手が悪かったな(笑)
春姫救出したけど問題はこれからも出番があるかどうかだ! pic.twitter.com/WdYTRIMbQR
ダンまちに関する感想や評価の1つ目は、ベルがかっこいい漢であるという評価です。女の子を助けるために命をはるベルは間違いなく漢の中の漢であるという感想が多いです。特に春姫を助けるシーンは感動したという声が多いです。
ダンまち→幼女戦記
— トト丸 (@Toto_d_dada) March 2, 2019
2本立てぶっ続けで見てきた😆✌️
ダンまちは、ヘスティアかわいいし、ベル君強いし、幼女戦記は、迫力満点の戦闘シーンに、ターニャ可愛強すぎ✨😆
最高の1日┏○ペコッ#劇場版ダンまち#劇場版幼女戦記
ダンまちに関する感想や評価の2つ目は、ベルが強くてかっこよく、ヘスティアはかわいいという感想です。ダンまちの感想の中でも多いのが、ヘスティアがかわいいという感想です。メインヒロインはアイズなのですが、ヘスティアの方が人気がるという特徴があります。また、リリの人気も意外と高く、リリもしくはヘスティアとくっついて欲しいという声が多いです。
ダンまち💕ダンまち💕
— rally@霜月apex (@rally_25496666) July 22, 2019
ベルくん💕ベルくん💕
アイズたんも好きやけど神さまの方が好きや!
ダンまちほんまに楽しみにしてたのだぞよ💕
ダンまちに関する感想や評価の3つ目は、ベルのことが好きだという感想です。色んな女性にモテるベルですが、現実世界でもモテモテのようです。特に自分を犠牲にしても仲間を守るベルと結婚したい、一生共に過ごしたいという声が多くあがっています。ダンジョン以外でも出会いを求めてもいいのかもしれません。
ダンまちのベルの正体や魔法まとめ
いかがでしたか?ダンまちに登場するベルの正体について紹介しながらまとめてみました。ゼウスの正体を考察したり、ベルの今後を予測してみると、ベルにはまだまだ成長の余地があることがわかり、いつかゼウスと対面する日が来ることも予測できます。今回の記事を参考にして、ベルの正体を再確認しながら、ダンまちの魅力を再発見してみてください。