蒼井翔太がポプテピピックに実写出演した理由は？12話（最終話）を考察

毎回手堅いベテラン声優陣で固められ、ネタのオンパレードがカオスだと評判のポプテピピック。そんなポプテピピックの12話（最終話）に、今回、歌手や舞台俳優としても大人気の声優である蒼井翔太が実写出演して話題となりました。

普段からネタ連発のあらすじだけに、意味のない投げっぱなしな終わりが予想されていたポプテピピックでしたが、実は、ポプテピピック12話（最終話）には、まさかの1話の伏線の回収というスタイルが取り込まれていました。

そんなポプテピピックの最終回に蒼井翔太が実写出演する事になった理由とは何なのでしょうか？今回は、ポプテピピック12話（最終話）のあらすじやエンディング、アニメ2期（続編）の可能性をまとめて考察していきます。

まずは、蒼井翔太の基本的なプロフィールについてまとめて紹介していきます。蒼井翔太は、1987年8月11日生まれの、福井県出身の声優です。声優のみならず歌手や舞台俳優としても活躍している蒼井翔太は、ファンからは「しょーたん」「蒼井くん」「しょーたそ」という愛称で呼ばれています。蒼井翔太は、変声期にほとんど声変わりしなかったというハイトーンボイスが魅力です。

蒼井翔太は、2004年に、ヤマハ音楽振興会のTEENS' MUSIC FESTIVALに出場し、県大会および東海北陸地区大会でグランプリを獲得。倖田來未の「1000の言葉」を歌っていた姿が事務所の目に止まり、声をかけられました。2006年7月26日にキングレコードから歌手としてメジャーデビューを果たしましたが、アニメやゲームに携わる道に進みたいと自ら事務所を辞め、2010年2月1日に改名し、アニソン歌手・声優を目指しました。

2010年10月から本格的に声優の勉強を始めた蒼井翔太は、2011年2月24日に「Black Robinia」のゲームで声優デビューを果たしました。

次に、蒼井翔太の主な出演作品や演じたアニメキャラクターを紹介していきます。蒼井翔太は、ハイトーンなイケメンボイスと甘いマスクで女性ファンの多い人気声優です。沢山の人気作品に出演していますが、中でも、「うたの☆プリンスさまっ♪」の美風藍役や、「少年ハリウッド」の富井大樹役、名セリフが好評の「ツキウタ。 THE ANIMATION」の水無月涙役などが有名です。

アニメ声優として数々のゲームやアニメに主演していた蒼井翔太でしたが、今回、キャラクターの声としてではなく、実写でポプテピピックのアニメ内に登場したのは何故なのでしょうか？ここからは、蒼井翔太がポプテピピック内で実写出演した理由について考察していきます。

ポプテピピック12話（最終話）のストーリーの中で、蒼井翔太は本人として実写出演し、メインキャラであるポプ子とピピ美と絡んでいます。まさかの蒼井翔太本人の実写でのアニメ登場に、SNS上では、ファン達からの驚きの声が沢山飛び交っていました。

今回、蒼井翔太がポプテピピックのアニメに実写出演する事となったのは、3月28日発売の3枚組CD、「ポプテピピックALLTEMEBEST」の宣伝の為であったのではないかと言われています。「ポプテピピックALLTEMEBEST」は、3枚のCDの合計で123曲も収録されているボリューム満点の仕上がりになっており、DISC2の24曲目には、蒼井翔太が歌うバージョンのエンディング曲、「POPPYPAPPYDAY」も収録されています。

制作会社の思惑通りに、蒼井翔太のポプテピピック12話（最終話）出演は、Twitterで拡散されるなど大きな話題となり、「ポプテピピックALLTEMEBEST」に大きな宣伝効果を呼びました。蒼井翔太のファンたちからは、単体でのCD発売を望む声も多かったのですが、残念ながら、2019年現在では、蒼井翔太の「POPPYPAPPYDAY」の単体でのオンライン販売などの予定はないそうです。

ポプテピピックの12話（最終話）のエンディング曲、蒼井翔太が歌う「POPPY PAPPY DAY」は、ハイトーンボイスの「ピースっ！」という歌声が印象的な仕上がりとなっています。

蒼井翔太本人は、Twitterで、この「ピースっ！」の部分を、聞いている皆さんがイラっとしてくれたら成功だと思って歌っていたとコメントしています。実際、蒼井翔太自身も、レコーディングで自分が歌った「POPPY PAPPY DAY」のテイクを聞きながらイラっとして、2回舌打ちをしたそうです。

ここからは、蒼井翔太が出演したポプテピピック12話（最終話）のあらすじやオープニング、続編の可能性について考察していきます。

ポプテピピック12話（最終話）のオープニングは、セガサターンのゲーム「デスクリムゾン」がモデルとなっています。竹書房に乗り込み、建物を爆破してしまったポプ子とピピ美は、黒幕は「キングレコード」だったと気が付きます。敵の本拠地に無理やり乗り込み、謎の5人の最終形態「アカシックレコード」と対決する事になったポプ子とピピ美は、2人で合体してゴールドでピカピカの姿に変身し…。

アカシックレコードにパンチで圧勝した二人でしたが、元に戻ると、なぜかピピ美が起動停止してしまいました。絶望して泣いていたポプ子の元に、突如人気声優の蒼井翔太が現れます。「よーし任せて！僕は時を自由に行き来することができるんだ！さぁ掴まって！」と言うと、ポプ子とピピ美を連れた蒼井翔太は、時間を遡って…。

蒼井翔太がタイムリープ能力を持っている理由としては、蒼井翔太が以前に、キンプリという作品で「時空を超えて君に会いに来たんだよ」が名セリフとして有名な、如月ルヰというキャラクターを演じていた事がモチーフになったものと考察されています。

12話（最終話）のアニメを見た後にポプテピピックのオープニング曲の歌詞に注目してみると、この曲の歌詞の中に、「パラレルワールドを旅して」「世界をリメイク」という、ポプテピピックのあらすじのネタバレが示唆されていた事がわかります。

プロデューサーが、「2期も劇場版もやらない」とコメントしている為、2019年現在では続編の可能性は否定されているポプテピピックですが、「星色ガールドロップ2期がネタなのか」「本当に2期制作の予定があるのか」などの意味深な終わり方が話題となり、ファンたちからは、2期や続編の可能性を期待する声が集まっています。

円盤の売上やプロデューサーの意見状況を考えるとなかなか続編が難しそうなポプテピピックですが、出演声優の確保とネタさえあれば何期でも続ける事が可能な内容だけに、今後続編が全く出来ない、ということはなさそうです。グッズの売り上げなど、今後も人気を数値として上げ続ける事が出来れば、二期続編の可能性は十分にあり得るでしょう。

ここからは、蒼井翔太が出演したポプテピピック12話に関する感想や評価をまとめて紹介していきます。

ポプテピピック12話を見た事をきっかけとして、蒼井翔太の魅力にハマる人も多いようです。

視聴者たちには全く予想の出来ない、まさかの蒼井翔太が本人役で実写で登場という最終回のストーリーに衝撃を受けた人も多かったようです。

登場シーンやエンディングなど、今回の蒼井翔太の実写登場は、「キンプリ」ファンにはたまらない設定だったようです。またエンディングでダンスを踊る実写の蒼井翔太の姿があまりにも衝撃的で、ポプテピピック12話の内容があまりにも頭に残らないという声もありました。

今回は、蒼井翔太がポプテピピックに実写出演した理由や12話（最終話）のあらすじやエンディングについてまとめて紹介してきました。人気声優の蒼井翔太が実写出演する事によって大きな話題となったポプテピピック12話（最終話）は、1話の伏線の回収や、オープニング曲の歌詞に隠されたポプテピピックのネタバレが衝撃的だというファンの感想も見られました。

「ポプテピピックALLTEMEBEST」の売り上げや続編の可能性も期待されるポプテピピック。そんなポプテピピックや、イケメンハイトーンボイスの蒼井翔太の活躍を応援しましょう。