【ダンまち】オッタルは作中最強の冒険者？声優や強さ・ベルとの関係も紹介

ダンまちに登場するオッタルというキャラは、作中に登場するキャラの中でも強さが最強だと言われています。そんなオッタルについて紹介していきます。まずは、ダンまちの作品情報を概要とあらすじから見ていきましょう。

ダンまちとは、正式名称を『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』と言い、大森藤ノ原作のライトノベルです。2013年より発売されており、2019年現在も続いている大人気ライトノベルです。アニメ化、映画化もされており、2020年の夏にはアニメの3期の放送が確定しています。

主人公のベルは、今は亡きおじいちゃんの言葉を信じて『オラリオ』という都市で冒険者になるべく修行をしています。この都市には天界から暇つぶしに下界に降りてきた様々な神様と契約をすることで、モンスターと戦う力を得ることができます。ベルはヘスティアというまだ誰の人間とも契約をしていない神様と偶然出会い、『神の寵愛』を受けてヘスティアの眷属になってヘスティアファミリアとなりました。

まだまだ冒険者として駆け出しのベルは、オラリオに存在する『ダンジョン』と呼ばれるモンスターが出てくる巣窟で、修行を兼ねてお金稼ぎをしています。ヘスティアもまた、自分とベルしかいない弱小ファミリアを切り盛りするためにアルバイトに勤しんでいるのでした。

ある日、ベルがいつもの様にダンジョンの下層でモンスターを倒していると、中級層のモンスター『ミノタウロス』が目の前に現れました。通常この階層では出るはずの無いモンスターです。駆け出し冒険者のベルには当然勝つことは出来ず、死を覚悟しましたが、偶然にもロキファミリアの金髪で金色の目を持つ冒険者『アイズ』に助けられます。

アイズのあまりの美しさにお礼も言えずにベルはその場を逃げてしまいます。アイズはオラリオでも有名な強さを持つ冒険者で、今回の事件をきっかけにアイズに釣り合う様な冒険者になりたいと思うようになるのでした。また、ベルはアイズに一目惚れまでしてしまったのでした。ところが、この事がきっかけでベルにスキルが発動します。

ベルのスキルは『憧憬一途』と呼ばれるスキルで、リアリスフレーゼと読みます。このスキルはアイズにベルが出会ったことで、憧れと恋愛感情が合わさり発現したスキルです。その効果は、相手を思えば思う程にステータスが上がるというスキルです。つまり、アイズに憧れたり好きになればなるほどに強くなっていくということです。そのスピードは急成長ではなく飛躍的なスピードで成長していきます。

ある日、酒場の知り合いであるシルに誘われるがままに食事をしていると、そこにロキファミリアの一団がやってきます。団員のベートが酔った勢いでベルの弱さを嘲笑しているのを聞き、自分の弱さを痛感したベルは酒場を飛び出し、ヘスティアに強くなりたいと強く願い、ヘスティアもそんなベルを支えていくことを決心します。

ベルを支えることを決めたヘスティアは、ベルのために新しい武器を作るために武器作りの神ヘファイストスに頼み込んで『ヘスティアナイフ』を作り上げます。このナイフは、ベルと共に成長していくナイフであり、ベルにぴったりの武器でした。

そんなベルは、フレイヤという女神に見初められ執拗にベルの成長を促す試練を無理やりにベルの知らないところで受けさせられてしまうのでした。例えば、ガネーシャファミリア主催のイベントでは、イベント会場から逃げ出したモンスターがヘスティアを襲うのですが、そのモンスターはベルの格上です。ベルはヘスティアを守るためにヘスティアナイフを使って何とか格上のモンスターを倒すのでした。

順調に成長をしているベルに、ギルドのベルを担当している職員エイナが、ベルにふさわしい防具を新調するようにアドバイスをしたことによって、ベルは有り金をはたいて装備を揃えることにしました。ギルドとは、冒険者をサポートする役目の都市運営のことです。ベルはその帰り道に、サポーターであるリリが冒険者い追われているのを目撃し、これを助けます。翌日にリリに声をかけられてベルとリリはパーティーを組むこととしました。

サポーターとは、冒険者をサポートするのが役目であり、例えば倒したモンスターのアイテムを持ったり、みんなの荷物を持ったり、時には援護をする役目を担います。ダンジョン攻略では非常に重要なポジションであるはずなのですが、一部から『冒険者になれなかった落ちこぼれ』という烙印を押され、一方的な嘲笑に合うこともあります。

リリも他の冒険者から執拗に嘲笑されるだけでなく、奴隷の様な扱いを受け、冒険者を憎んでいました。そして、冒険者のアイテムや武器を盗んだり裏切ることで生計を立てていました。ベルに近づいたのも、ベルが所有するヘスティアナイフが高値で売れると判断したからこそ近づいたのでした。そんなことをつゆ知らずベルは、フレイヤの暗躍によって魔導書を手に入れてしまい、『ファイアボルト』という魔法を会得してしまうのでした。

喜ぶベルはダンジョンで調子に乗ってしまい、ファイアボルトを連発しすぎてしまい、マインドゼロの状態になって気絶してしまいます。偶然通りがかったロキファミリアの一員に助けられるものの、再び助けられたのがなんと自分の理想のアイズであることを知ると、目を覚ましたばかりのベルは再びアイズの目の前から逃げてしまうのでした。

逃げ出してしまったベルは、もっと強くなりたい一心で、リリと共に毎度毎度ダンジョンへと向かうのですが、ベルの周りでは、リリが非常に怪しいと懸念を示すようになります。そんなある日、リリはベルの信頼を利用してまんまとヘスティアナイフを盗み出しますが、ベルの行きつけの酒場の従業員『リュー』によってナイフは取り戻されてしまいます。ベルはリリを咎めることをせず、リリの心の中に少しずつ変化が表れ始めます。

ところが別の日、ベルはオラリオで以前にリリを追っていた冒険者と遭遇し、リリを裏切れと持ち掛けられますがそれを断ります。そんな事情を知らないリリは冒険者とベルが話している現場を遠くから目撃してしまい、自分がベルのナイフを狙っていることを知られたと思い、ベルの命を顧みない作戦を立てます。

その作戦は、ベルを今までよりも下の階層へと向かわせて、そこでモンスターにベルを囲ませてナイフだけ盗むというものでした。見事にベルのヘスティアナイフを盗むことに成功したリリでしたが、今度は、追いかけられていた冒険者の罠にはめられてしまい、自分の命が危険な状態に追いやられてしまいます。

自分の命の最後を覚悟するリリでしたが、先ほど裏切ったはずのベルが助けに来てくれ、ベルの優しさやお人よしさに困惑してしまうのでした。しかし、そんなベルに心を動かされてリリは本当の意味でベルのサポーターになっていく決意をしていくのでした。そんなベルは、エイナの計らいでアイズとの対面を果たし、ようやく今までのお礼を言うことができ、アイズの提案で特訓をつけてもらえるようになるのでした。

そんなベルを見守るフレイヤは、オッタルに命令をしてベルに更なる試練を与えます。それは、ベルのトラウマにもなっているミノタウロスをベルにぶつけることでした。そのためにオッタルはミノタウロスを調教しにダンジョンへと向かいます。フレイヤの企みなど知らないベルとリリは、今日もダンジョンへと潜ります。そこでオッタルが調教したミノタウロスと対峙することになるのでした。

ベルはなんとかリリだけは逃がすことに成功します。リリは自身もボロボロでありながらも、遠征中であったロキファミリアのメンバーに救援を求めて、気絶します。ベルがミノタウロスと対峙していると再びアイズが助けに入ってきます。ベルはこれ以上憧れの人に助けてもらうことを拒み、格上のミノタウロスをなんとか撃破します。結果的にこれがロキファミリアのメンバーへも影響し、全員が高みを目指す要因となるのでした。

その後も、ベルとヘスティアは様々な試練を乗り越えながら少しずつ成長していきます。徐々に仲間も増えていきヘスティアファミリアは順調にメンバーが増えていきます。また、ベルが目指す英雄像に他のファミリアも影響され始め、本物の英雄になろうとしていきます。果たしてベルは理想の英雄になることができるのでしょうか？

ダンまちに登場するオッタルは、作中で最強だと言われている程の強さを誇ります。ダンまちの中での種族としては猪人と呼ばれる種族に該当します。非常に高い身長の大男で基本的には余計なことは喋らない寡黙な人物として描かれます。

オッタルは最強だと言われるだけあって、オラリオで唯一レベル7という強さを持っています。ロキファミリアの主要メンバー複数人で戦ってようやく互角となる程の実力者です。オラリオにいる冒険者の中で強さの頂点だと言われています。フレイヤに忠実でフレイヤの側近で常に傍にいます。

ダンまちのオッタルの声を担当している声優、小柳良寛のプロフィールについて紹介していきます。小柳良寛は、4月13日生まれで年齢は不明で、千葉県出身の声優です。小柳良寛は声優業の他にナレーターとしても活躍しています。また、「東京俳優生活協同組合」に所属しています。東京俳優生活協同組合とは、日本で唯一の芸能事務所で生活協同組合です。

小柳良寛は、低めな声から少々高めの声も出せる声優です。2011年から声優活動を開始しています。2009年に「映像テクノアカデミア」という学校を卒業し、2010年から現在所属している「東京俳優生活協同組合」に所属しだしました。

声優小柳良寛の主な出演作品は、そふてにっやBTOOOM!、俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎるなどでは、一般人役で声優としての仕事と言えない名前の無い役柄でしたが、声優の中でも渋い声で有名になり、爆TECH!爆丸のダガオドス役や、ソードアート・オンラインオルタナティブガンゲイル・オンラインではボルド役を担っています。

ダンまちに登場するオッタルの強さの1つ目は、レベルが7であるということです。オラリオでレベルが7なのはオッタルだけです。この事実だけでもオッタルの強さがオラリオ中最強であることがわかります。異端児と呼ばれる知性などを兼ね備えたモンスターの中でも最強だと言われている、アステリオスと呼ばれる黒い猛牛ですら、オッタルを一目見ただけで適わないと悟る程の強さです。

オッタルの強さの2つ目は、実力は今も健在であるということです。前述したようにロキファミリアの幹部の主要メンバー複数人が全力で戦ってようやく互角に持ち込める程の強さであり、その実力は正に最強です。たった一人で戦局を覆すことができ、戦術や戦略に対して無効化させることができる数少ない存在です。

ダンまちに登場するオッタルとベルの関係を考察していきます。ダンまちにおいてオッタルとベルは敵でもなければ仲間でもありません。ベルとオッタルは直接の面識はありませんが、オッタルはフレイヤからの指示などによって、一方的にベルのことを知っています。フレイヤがベルを特別視していることに関してオッタルは特に嫉妬するわけでもなく、オッタルにとってベルが特にどうこうなる人物ではないことが伺えます。

しかし、フレイヤの意図をくみ取ったオッタルは、ベルに対して試練を与えます。「冒険しないものに、殻を破ることなどできますまい」とフレイヤが思っていることを読み取ってダンジョンでミノタウロスを調教するようにしたのです。オッタルとベルの関係は、影ながらベルの成長を促す存在であることだとも言えます。

ダンまちに登場するオッタルとフレイヤの関係は、神様と眷属という単純なものではないと推測できます。オッタルは、フレイヤファミリアの団長として、フレイヤに忠実であるだけではなく、恋愛面においてもフレイヤのことを慕っています。フレイヤを侮辱されるようなことがあれば、普段の冷静なオッタルは消え去り、最強のオッタルが顔を出して、侮辱した相手を瞬殺してしまいます。

いくら自分が尊敬する主神だとしても、ここまで激情するのも珍しいことです。オッタルにとってフレイヤとは、それほどまでに大切であり、尊い存在ということが推測できます。

ダンまちのオッタルが団長を務めるフレイヤ・ファミリアの団員の1人目は、アレン・フローメルです。レベル6の猫人であり、ベルがよく通う酒場の従業員アーニャの兄です。戦闘では大きな槍を使って戦います。二つ名は『女神の戦車』です。アーニャとは、仲がいい様子も描かれています。

ダンまちのオッタルが団長を務めるフレイヤ・ファミリアの団員の2人目は、アーニャ・フローメルです。ベルがよく通う酒場の従業員で猫人です。今はファミリアとは距離を取っていますがレベルは6です。二つ名は『戦車の片割れ』なので、兄アレンと二人で行動を共にしていたことが多かったと推測されます。

ダンまちのオッタルが団長を務めるフレイヤ・ファミリアの団員の3人目は、ヘグニです。アニメではまだ登場していないキャラですが、レベル6のダークエルフです。黒い長い剣を扱います。二つ名は『黒妖の魔剣』と書いてダインスレイヴと読みます。

ダンまちのオッタルが団長を務めるフレイヤ・ファミリアの団員の4人目は、ミア・グラントです。ベルが通う酒場の店長でレベル6の元団長です。今はファミリアから距離を置いていますが、まだ在籍はしています。二つ名は『小巨人』です。

ダンまちのオッタルが団長を務めるフレイヤ・ファミリアの団員の5人目は、ヘディンです。ヘグニと行動を共にすることが多いレベル6のホワイトエルフです。ヘディンとヘグニは二人合わせて白黒の騎士とも呼ばれています。二つ名は『白妖の魔杖』です。魔法剣士なので、強力な魔法を使いながら白い剣を使って攻撃をすることもできます。

ダンまちのオッタルが団長を務めるフレイヤ・ファミリアの団員の6人目は、ガリバー兄弟です。4つ子の小人族でレベルは5です。レベルが6の他のメンバーに比べると戦闘力は低めですが、4人の息の合った連携攻撃は、レベル6を圧倒する程です。

ダンまちのオッタルに関する感想や評価の1つ目は、オッタルのことが好きだという評価です。無口なオッタルがクールでかっこいいと高評価です。基本的にどんな物語でも言えることですが、無口なキャラが強いと一気に人気が高まる傾向にあるようです。

ダンまちに登場するキャラの中でも最強の強さを持っているオッタルですが、その強さを誇示することはなく必要な時にしかその力を出しません。そんなところがオッタルの魅力となっており、人気の秘密となっているようです。そしてそれこそがオッタルがかっこいいと言われ、好きだという評価に繋がっていると推測されます。

ダンまちのオッタルに関する感想や評価の2つ目は、オッタルは最強で優しいという評価です。自分の命をかけて春姫を助けようとした命に対して、オッタルは傷薬のような薬品をかけて回復させる優しさを持っています。オッタルはオラリオの中で最強の冒険者であり、わざわざ格下の冒険者を助ける義理はありません。ましてや違うファミリアの人物であればな尚更です。

しかし、最強だからこそ弱者を助けるという姿に非常に好印象を持たれています。最強の中にあるその優しさが、フレイヤファミリアの団長を務めるのに重要なものなのかもしれません。また、最強の中にある優しさが、曲者ぞろいのフレイヤファミリアを引っ張る力があるのかもしれません。

ダンまちのオッタルに関する感想や評価の3つ目は、ダンまちは面白いという感想です。特に原作を読んでいる人からの感想で多かったのが、ダンまちは面白いから、ぜひ原作を読んでほしいという感想です。アニメも原作に忠実に描かれているので、面白さが伝わることは伝わるのですが、やはり原作の面白さを知ってほしいという声が多く上がっています。

特に、小説だと文書が羅列されていて戦闘シーンも臨場感に欠けるものがありそうなイメージですが、ダンまちの場合には躍動感のある表現が多数なされており、読み飽きない書かれ方をしていると高評価です。原作を読んでからアニメを見れば、その面白さが更に深まるという感想が多く見られます。

いかがでしたか？ダンまちに登場するオッタルの魅力についてまとめてみました。オッタルは最強でありながらも、強さだけではなく優しさを兼ね備えた冒険者であることがわかりました。今回の記事を参考にしてオッタルの魅力を再確認しながら、ダンまちの魅力を更に深めていってください。