2019年11月19日公開
2019年11月19日更新
ダンまちの劇場版映画オリオンの矢の感想は?あらすじや声優キャストも紹介
「ダンまち」の劇場版映画「オリオンの矢」について紹介します。劇場版映画「オリオンの矢」は、「ダンまち」の作者・大森藤ノによる脚本で、原作にはないオリジナルストーリーで、アルテミスという女神がメインです。アルテミスはヘスティアの親友で、天界の三大処女神と呼ばれています。ここでは、「オリオンの矢」のネタバレあらすじと、見どころ、感想を紹介します。また、声優キャストについても紹介します。
目次
ダンまちの劇場版映画オリオンの矢とは?
ダンまちの概要
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)」は、2013年からSBクリエイティブのGA文庫で刊行されているライトノベルです。作者は大森藤ノで、イラストはヤスダスズヒトが担当。2019年の6月で第15巻まで刊行されています。外伝として「ソード・オラトリア」が2014年の1月から現在までで第12巻が刊行されており、「ファミリアクロニクル」が2017年の3月に第1巻が刊行されています。
アニメ「ダンまち」は、TOKYO MX他で第1期が2015年の4月~6月まで、第2期が2019年の7月~9月まで放送されました。2020年の夏にはアニメ「ダンまち」の第3期の放送が予定されています。
ダンまちの劇場版映画オリオンの矢の概要
劇場版映画「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか-オリオンの矢-」は、2019年の2月15日に公開されました。監督は桜美かつしで、脚本は「ダンまち」の原作者、大森藤ノによる書き下ろしです。この「ダンまち」の劇場版映画「オリオンの矢」は、上映時間は82分で、原作の小説にはないオリジナルストーリーとなっています。
劇場版映画で登場する主要キャラクターは、「ダンまち」の主人公・ベル、ヘスティア・ファミリアの主神ヘスティアと団員、リュー、アスフィ、ロキ・ファミリアの団員たちも登場します。そして、劇場版映画のオリジナル・キャラクターとしてアルテミスが登場します。アルテミスは原作の2巻で、アテナ、ヘスティアと3人で天界の「三大処女神」だとされています。このアルテミスが劇場版のメイン・キャラクターです。
ダンまちの劇場版映画オリオンの矢のPV
こちらの動画は「ダンまち」の劇場版映画「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか-オリオンの矢-」の予告編動画です。
ダンまちの劇場版映画オリオンの矢のあらすじネタバレ
ここから、劇場版映画「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか-オリオンの矢-」のあらすじを、ネタバレで紹介していきます。
あらすじネタバレ①神月祭
あらすじ①オラリオでは古代から受け継がれる伝統の祭り「神月祭」が行われています。街を優しく照らす月明かりの下、様々に彩られた屋台、イベントなどで賑わうオラリオに、新人冒険者として名を馳せる冒険者・ベルは、彼が所属するヘスティア・ファミリアの主神・ヘスティア、リリルカ、ヴェルフたちと「神月祭」の賑わいの中にいました。
ベルたちが屋台やイベントを楽しんでいるうちに、アルテミスとヘルメスが、クリスタルの台座に刺さった槍を引き抜けるか?というイベントを開催しているのに出くわしました。ベルが試してみると、上位の冒険者でも抜けない槍を、ベルが見事に引き抜いてみせました。
あらすじネタバレ②槍に選ばれたベル君
あらすじ②槍を引き抜くことができたベルに、アルテミスはある依頼をしました。その依頼とは、古代、大精霊によってエルソスの遺跡に封じ込められたモンスター・アンタレスを倒して欲しいということでした。かつてアンタレスの封印が解けてしまったことがあり、アルテミスはファミリアの団員たちと討伐に向かいました。しかし、アンタレスの攻撃によって団員たちはすべて倒され、アルテミスも喰われてしまいました。
アルテミスはアンタレスの体内で死亡。遺体はアンタレスの内部にある水晶に閉じ込められました。アルテミスはそれでも最後の力を振り絞り、天界から「オリオンの矢」を召喚しました。オリオンの矢で射ることが、アンタレスを倒す唯一の方法なのでした。アルテミスはオリオンの矢を台座から抜き取ることのできる者を探すため、残った力で実体化しているのでした。
あらすじネタバレ③アルテミスを助けに
あらすじ③アルテミスの話を聴いたベルたちは、アルテミスを助けるためにエルソスの遺跡へと旅立ちます。アルテミスは道中、ベルのことを「オリオン」と呼び、二人は親しくなっていきます。下界の滅亡を目論むアンタレスを討ち果たす方法は、オリオンの矢で射ることです。しかし、アンタレスをオリオンの矢で射ることは、アルテミスを失うことになり、ベルは究極の選択を迫られます。
アルテミスは、たとえ自分が死んでもアンタレスを倒すことが望みだと言います。ヘスティアは親友であるアルテミスの想いに応えてあげたいとベルに懇願します。ベルはアンタレスを倒す決心をします。
「次に出会った時は1万年分の恋をしよう。」
ベルの攻撃によってアンタレスは倒れ、水晶に閉じ込められていたアルテミスの遺体はヘスティアナイフで解放されました。アルテミスは最期にベルに上記の言葉を残しました。
ダンまちの劇場版映画オリオンの矢の声優キャスト
ここまで、ダンまちの劇場版映画「オリオンの矢」のあらすじを、ネタバレで紹介してきました。ここからは、「オリオンの矢」の声優キャストについて紹介していきます。
ベル・クラネル役/松岡禎丞
ベル役の声優キャスト・松岡禎丞(まつおかよしつぐ)は、1986年の9月17日生まれ、北海道出身です。主な出演作は、2019年「盾の勇者の成り上がり」天木錬、「鬼滅の刃」嘴平伊之助、「五等分の花嫁」上杉風太郎などです。
ヘスティア役/水瀬いのり
ヘスティア役の声優キャスト・水瀬いのりは、1995年の12月2日生まれ、東京都出身です。主な出演作は、2016年「Re:ゼロから始める異世界生活」レム、2018年「バジリスク~桜花忍法帖」伊賀響、2019年「五等分の花嫁」中野五月、などです。
アルテミス役/坂本真綾
アルテミス役の声優キャスト・坂本真綾は、1980年の3月31日生まれ、東京都出身です。主な出演作は、2012年「物語シリーズ」忍野忍、2015年「七つの大罪」マーリン、2019年「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」レオナルド・ダ・ヴィンチ、などです。
リリルカ・アーデ役/内田真礼
リリルカ役の声優キャスト・内田真礼(うちだまあや)は、1989年の12月27日生まれ、東京都出身です。主な出演作は、2015年「山田くんと7人の魔女」伊藤雅、2019年「盾の勇者の成り上がり」メルティ、「約束のネバ―ランド」ノーマン、などです。
ヴェルフ・クロッゾ役/細谷佳正
ヴェルフ役の声優キャスト・細谷佳正は、1982年の2月10日生まれ、広島県出身です。主な出演作は、2016年「文豪ストレイドッグス」国木田独歩、2018年「BANANA FISH」フレデリック・オーサー、2019年「彼方のアストラ」カナタ・ホシジマ、などです。
ヘルメス役/斉藤壮馬
ヘルメス役の声優キャスト・斉藤壮馬は、1991年の4月22日生まれ、山梨県出身です。主な出演作は、2015年「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」ヤマギ・ギルマトン、2019年「W'z《ウィズ》」タヅナ、「アニ×パラ〜あなたのヒーローは誰ですか〜」秋月龍之介、などです。
リュー・リオン役/早見沙織
リュー・リオン役の声優キャスト・早見沙織は、1991年の5月29日生まれ、東京都出身です。主な出演作は、2017年「十二大戦」砂粒、2019年「異世界かるてっと」ヴィーシャ、「彼方のアストラ」ユンファ・ルー、などです。
アスフィ・アル・アンドロメダ役/茅野愛衣
アスフィ役の声優キャスト・茅野愛衣は、1987年の9月13日生まれ、東京都出身です。主な出演作は、2018年「寄宿学校のジュリエット」ジュリエット、2019年「W'z《ウィズ》」リリ 、「真・中華一番!」メイリィ、などです。
アイズ・ヴァレンシュタイン役/大西沙織
アイズ役の声優キャスト・大西沙織は、1992年の8月6日生まれ、千葉県出身です。主な出演作は、2015年「食戟のソーマ」新戸緋沙子、2018年「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。」ベルゼブブ、2019年「アイカツフレンズ!〜かがやきのジュエル〜」アリシア・シャーロット、などです。
レフィーア・ウィリディス役/木村珠莉
レフィーア役の声優キャスト・木村珠莉は、6月7日生まれ、福岡県出身です。主な出演作は、2018年「ニル・アドミラリの天秤」久世ツグミ、「風が強く吹いている」勝田葉菜子、2019年「みだらな青ちゃんは勉強ができない」高岡雅、などです。
エイナ・チェール役/戸松遥
エイナ役の声優キャスト・戸松遥は、1990年の2月4日生まれ、愛知県出身です。主な出演作は、2017年「徒然チルドレン」古屋ほたる、「いつだって僕らの恋は10センチだった。」榎本夏樹、2019年「俺を好きなのはお前だけかよ」バンジー、などです。
ロキ役/久保ユリカ
ロキ役の声優キャスト・久保ユリカは、1989年の5月19日生まれ、奈良県出身です。主な出演作は、2017年「少女終末旅行」ユーリ、2018年「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」梓川かえで、2019年「女子かう生」古井まゆみ、などです。
シル・フローヴァ役/石上静香
シル・フローヴァ役の声優キャスト・石上静香は、1988年9月14日生まれ、東京都出身です。主な出演作は、2017年「魔法陣グルグル!」ニケ、2019年「ダンベル何キロ持てる?」上原彩也香、「超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!」プリンス暁、などです。
フレイア役/日笠陽子
フレイア役の声優キャスト・日笠陽子は、1985年の7月16日生まれ、神奈川県出身です。主な出演作は、2017年「Re:CREATORS」アリステリア、2019年「アイカツフレンズ!〜かがやきのジュエル〜」天翔ひびき、「ノー・ガンズ・ライフ」オリビエ、などです。
ダンまちの劇場版映画オリオンの矢の見どころ
オリオンの矢の見どころ①ヘスティアの活躍
原作の「ダンまち」ではメインで活躍するのは冒険者で、ヘスティアなどの神たちは冒険者を見守る存在です。しかし、劇場版映画「オリオンの矢」は、神がメインで活躍します。「オリオンの矢」のストーリーは、女神アルテミスが中心となって進行していきます。ヘスティアもアルテミスの親友だということで、ストーリーの中で重要な役割を担っています。
ヘスティアは、ベルが引き抜いた「オリオンの矢」が、アルテミスにどのような影響を及ぼすことになるのか察しているかのように、矢を持ち出して湖に投げこもうとするなど、ベルが矢を使うのを阻止しようとしました。また、アルテミスの想いを受け止め、哀しい決断をするなど、ストーリーに深く関わっています。
オリオンの矢の見どころ②アルテミスの存在
原作の「ダンまち」では、神が戦う姿をあまり見ることはありませんが、「ダンまち」の劇場版「オリオンの矢」では、エルソスの遺跡へと向かう旅の途中、ある親子がモンスターに襲われているのを見て、誰よりも早く駆けつけます。モンスターと戦うアルテミスは窮地に陥ります。そこをベルがオリオンの矢でアルテミスを救い、事無きを得ます。想像をはるかに超えるオリオンの矢の威力にベルたちは驚きました。
勝手に飛び出したことをベルに叱られたアルテミスは、「ヘスティアより自分の方が強い」などと言います。このように、神が戦う姿は珍しく、「ダンまち」の劇場版映画「オリオンの矢」の見どころの一つとされています。
オリオンの矢の見どころ③リューも登場
劇場版映画「オリオンの矢」は、オラリオの外での冒険ストーリーです。そのため他のファミリアや登場するキャラクターは少ないですが、「豊穣の女主人」の店員リューが登場し、アルテミスやベルたちと共にエルソスの遺跡で活躍します。
オリオンの矢の見どころ④ベルはアルテミスの英雄になれた?
劇場版「オリオンの矢」は、アルテミスがメインのストーリーですが、実はアルテミスはモンスター・アンタレスに食べられ、アンタレスの内部で遺体となって閉じ込められています。ベルやヘスティアたちの前にいるアルテミスは、抜け殻のようなもので、最期の力を振り絞って実体化しているだけの存在です。世界を破滅させようと目論むアンタレスを倒す唯一の手段が、アンタレスにオリオンの矢を射ることでした。
しかし、矢を射ればアンタレスの内部にいるアルテミスは永遠に失われてしまいます。アンタレスは自身を犠牲にしてもアンタレスを倒すことを望みます、ベルは究極の選択を迫られます。結果、ベルはアンタレスを倒し、アルテミスは死亡します。仮の姿だったアルテミスは、ようやく永遠の眠りに就くことができました。アルテミスにとってベルは英雄になったのかもしれないけれど、それでも哀しく切ない最期だったと言われています。
オリオンの矢の見どころ⑤音楽
劇場版「ダンまちオリオンの矢」のエンディングテーマは、井口裕香が歌う「おなじ空の下で」です。2019年の2月13日に発売されました。この曲はアルテミスの心情が描かれています。アルテミスは死亡しましたが、どれくらい先になるかわからないけれど必ず生まれ変わり、きっとまた会えるという想いを歌っています。
ダンまちの劇場版映画オリオンの矢に関する感想や評価
ダンまち劇場版オリオンの矢めっちゃええやん。中盤から怪しくなって「まぁそうなるな」なんだけど、cv坂本真綾に「1万年分の恋をしよう」なんて言わせちゃダメだろ。メインヒロインやん。アルテミス推さなきゃいけないやん。はぁ〜ほんま
— 一生童貞の呪いを受けたイケナイ人妻ギャル (@WL4c75ndL4OVScW) November 11, 2019
「ダンまち」の劇場版映画「オリオンの矢」の感想です。「オリオンの矢」は、劇場版映画のオリジナルストーリーで、アルテミスがメインのストーリーとなっています。アルテミスが自分を犠牲にして世界を守ったことと、「1万年分の恋をしよう」と、ベルに言った最期の言葉がとても感動したという感想です。
劇場版ダンまちオリオンの矢BD視聴
— Jin (@slotters777) November 15, 2019
ちょっと駆け足気味でしたが話は面白かったです。やっぱりヘスティア様は可愛いなぁ。1期もようやっと12話まで見たので最終話見たらようやっと2期のBDにも手をつけられるわ
( ´_ゝ`)ダンまち打ちたくなって来た・・(今日は猛吹雪なので行きませんけどねw
「ダンまち」の劇場版映画「オリオンの矢」の感想です。上映時間が82分ということで、ストーリー展開が駆け足になっていますが、面白かったという感想です。ヘスティアが相変わらず可愛いという感想です。
アルテミスほんとにかわいい。
— 🌱コロ⚔️ (@koro_1813) February 19, 2019
本編ダンまちでもヒロインとして出てきて欲しい👍
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「ダンまち」の劇場版映画「オリオンの矢」の感想です。「オリオンの矢」は、劇場版映画だけのオリジナルストーリーで、アルテミスがメインで活躍します。アルテミスがとても可愛いという感想と、本編の「ダンまち」でもヒロインで登場して欲しいという感想です。
ダンまちの劇場版映画オリオンの矢の感想まとめ
いかがでしたか?「ダンまち」の劇場版映画「オリオンの矢」について、ネタバレあらすじ、見どころ、感想を紹介しました。「オリオンの矢」は、女神アルテミス、ヘスティアなど神が活躍するオリジナルストーリーでした。アルテミスがかわいいという感想や、本編でも登場して欲しいという感想がありました。
また、あらすじでも紹介しましたが、アルテミスがベルに残した最期の言葉が感動的だったという感想が寄せられるなど、女神が活躍する「ダンまち」の劇場版映画「オリオンの矢」をお楽しみください。