【進撃の巨人】雷槍とはどんな武器？特徴や活躍シーンなど新兵器を紹介

進撃の巨人に登場した新兵器・雷槍について詳しく紹介していく前に、雷槍が登場する注目の作品・進撃の巨人についてその概要を紹介します。進撃の巨人は、2009年から別冊少年マガジンにて連載中のダークファンタジー作品です。週刊少年マガジンにも出張読み切りとして二度掲載され、注目を集めた進撃の巨人。作者は日本の漫画家・諫山創です。ショッキングな描写もある進撃の巨人は、謎が謎を呼ぶ展開で読者を惹きつけています。

進撃の巨人はメディアミックスが盛んな作品でもあります。現在テレビアニメ版も第3期まで放送されており、2020年には第4期の放送も予定されています。また、実写映画化が制作されたり、ゲーム版も発売されたり、影響力の強い作品である進撃の巨人。様々な企業とのコラボも展開されており、多方面から注目されている作品と言えます。ハリウッドでの実写映画化も進行中であり、世界的なヒットを記録しています。

新兵器・雷装が登場して注目されている進撃の巨人のあらすじを紹介していきます。進撃の巨人の主人公は、エレン・イェーガーという少年です。エレンが暮らす世界では、人類を襲って捕食する謎の巨人という存在により、人類は巨大な壁の中で生活していました。巨大な壁ウォール・マリアの南端に位置しているシガンシナ区に暮らすエレンは、両親と幼馴染のミカサ・アッカーマンと暮らしていました。

壁の中に逃れることにより長らく続いた平和により、人類は穏やかに日常を送っていましたが、エレンはいつか外の世界を冒険してみたいと夢見ているのでした。壁外調査を担当する調査兵団に入りたいという夢も持っているエレンでしたが、死亡率が高く危険な為、母親やミカサには反対されていました。そんなある日、ウォール・マリアは突如出現した謎の超大型巨人により破壊されてしまうことになります。

超大型巨人により、破壊されたウォール・マリアから外の巨人たちが流れ込み、シガンシナ区は壊滅的なダメージを受けます。結果ウォール・マリアは破棄される事となり、人類の生存区域はまた一歩後退したのでした。巨人により故郷を追われ、母親も亡くすことになったエレン。巨人に対しての激しい憎悪と復讐心を燃やし、幼馴染のミカサ、アルミンらと共に、第104期訓練兵団へと入隊することになります。

進撃の巨人に新兵器として登場し、話題を集めた雷槍。そんな新兵器・雷槍の兵器としての仕組みを紹介していきます。まず雷槍という兵器は、ロケットランチャーのような仕組みをしています。立体機動装置を使用して空中を滑空する兵士の腕に取り付け、金属の棒状の雷槍を敵めがけて打ち付けます。雷槍自体は非常に大きく、人間の身長程もある金属製の兵器です。

雷槍という武器は敵に打ち付けてダメージを与える、ただの槍といった仕組みの武器ではありません。雷槍という武器の先端部に起爆装置が取り付けられており、敵に雷槍を打ち込んで爆破することにより、大きなダメージを与えられるという仕組みになっています。人間の背丈ほどはあろうかという雷槍という武器は、鎧の巨人・ライナーをはじめ多数の敵キャラクターに効果を発揮した武器なのです。

雷装は中央憲兵団が隠し持っていた技術を使用し、ハンジが開発した新兵器です。巨人との戦いで遠距離攻撃を可能とし、高い防御力を誇りブレードでは歯が立たない鎧の巨人・ライナーなどに対抗するため開発されました。ハンジの手によって全く新しい仕組みで作りだされた雷槍は、調査兵団にとって強力な武器となったのです。

進撃の巨人に新兵器として登場し、ロケットランチャーのような仕組みで猛威を振るった武器・雷槍。しかし、雷槍を使用するのには使用条件も限られています。高い防御力を誇る鎧の巨人・ライナーの外殻も打ち崩した雷槍。そんな強力な威力を誇っている雷槍は、使用する兵士の身体への負荷も大きくなっています。進撃の巨人で調査兵団の兵士たちは、立体機動装置を使用して巨人に迫り、ブレードで斬撃を行います。

これは巨人の弱点がうなじの部分にあるためですが、このように斬撃を行うような要領で近距離で雷槍を使用してしまうと、その爆破に自分自身が巻き込まれてしまうのです。その為、雷槍を使用する条件として、高い木や建築物が周りにある事が挙げられています。実際に雷槍を使用するシーンは、ウォール・マリア奪還作戦でシガンシナ区へ赴いた時などであり、雷槍の使用条件はしっかりと満たしている状態でした。

進撃の巨人作中にて雷槍が初登場したのは、ウォール・マリア奪還作戦の時でした。ウォール・マリア奪還作戦の時点で、鎧の巨人・ライナーに対して効果を発揮した雷槍。そんな雷槍は、ここから4年が経過したマーレ遠征作戦で進化を遂げています。進化前の雷槍は、片手に1本ずつしか装備できませんでしたが、マーレ遠征作戦で登場した雷槍は、片手に4本ずつ装備できるようになっていました。

進撃の巨人の雷槍の活躍シーンを紹介していきます。まず、ウォール・マリア奪還作戦において、強固な外殻を持つ鎧の巨人・ライナーとの戦いで活躍しています。ライナーは自身の防御力に自信を持っていた為、注意を怠ってしまい雷槍の使用条件下に入ってしまいます。そこで調査兵団たちは複数でライナーに接近し、雷槍を打ち込んだのです。この雷槍での攻撃で鎧の巨人のうなじを破壊し、本体であるライナーを表出させました。

雷槍は超大型巨人との戦いでも登場しています。ウォール・マリア奪還作戦で、超大型巨人の注意をジャンたちが引きつけている間に、背後からミカサが雷槍を打ち込むという作戦を取っていました。超大型巨人の背面に回ったミカサでしたが、打ち込んだ雷槍は超大型巨人の放つ熱気によって暴発してしまいます。その結果ミカサは負傷する事となり、雷槍の暴発に巻き込まれるといかに危険かを知らしめることになりました。

雷槍は、マーレ遠征作戦でも活躍しています。エレンが戦鎚の巨人と戦う際、加勢に駆け付けたミカサが戦鎚の巨人に対して雷槍を使用しています。戦鎚の巨人のうなじを吹き飛ばした雷槍。すぐに本体は復活してしまいましたが、戦鎚の巨人を怯ませるのに雷槍が役立っていました。

マーレ遠征作戦において、雷槍は車力の巨人にも効果を発揮しています。車力の巨人に対しては、多数の兵士たちで取り囲み、雷槍を雨のように降らせて攻撃しています。大量の雷槍での攻撃はかなりの威力となり、車力の巨人を瀕死状態にしてしまいました。

獣の巨人とリヴァイとの戦いでも、雷槍は活躍しました。逃げていく獣の巨人に対し、リヴァイは雷槍を打ち込んで重傷を負わせます。意識を失った本体ジークに対し、リヴァイはジークが動くと起爆するように、雷槍をセットしていました。

進撃の巨人の雷槍に関しての感想や評価をいくつか紹介していきます。雷槍に関しての感想では、その使用シーンが大迫力で見ごたえがあるといった感想が多くなっています。原作でも十分威力の分かる雷槍ですが、アニメで登場する際も多くのファンを驚かせていました。

進撃の巨人のアニメで雷槍が登場したシーンでは、その圧巻の迫力に繰り返し見返してしまったという人もいる程でした。迫力の戦闘シーンが見所の進撃の巨人ですが、雷槍が登場するシーンも特に人気となっています。

進撃の巨人展において展示されていた雷槍を見て、その大きさに驚いたというファンは多いです。再現度の高い展示などが楽しめる進撃の巨人展。作中で大活躍している兵器・雷槍も展示されていました。人の身長ほどあるという設定の雷槍ですが、実際に見てみるとかなりの迫力だったという感想が見られます。

ここでは、進撃の巨人に登場する雷槍についての情報をまとめました。雷槍は進撃の巨人に新兵器として登場し、敵の巨人に対し猛威を振るっていました。是非、進撃の巨人をチェックして、大迫力の雷槍使用シーンを楽しんでみてください。