【食戟のソーマ】斎藤綜明はモヒカン頭の天才寿司職人！過去や声優も紹介

斎藤綜明は「食戟のソーマ」に登場するキャラクターです。「食戟のソーマ」では、天才寿司職人として遠月十傑評議会に所属しています。作中では、美作・創真と対決している姿も描かれていました。十傑である斎藤綜明の料理対決は非常に話題となっていたようです。今回はそんな斎藤綜明の過去や作中での対決を詳しく解説していきます。さらに、アニメで斎藤綜明を演じた声優情報も紹介し、斎藤綜明の魅力に迫ります。

斎藤綜明は「食戟のソーマ」の舞台となる遠月学園で十傑評議会に所属している天才料理人でした。斎藤綜明の声優や美作・創真との対決について紹介をしていく前に、ここからは斎藤綜明も登場する「食戟のソーマ」について概要やあらすじを解説していきます。

「食戟のソーマ」は原作・附田祐斗、作画・佐伯俊による少年漫画作品でした。2012年から「週刊少年ジャンプ」での連載が始まっています。作品の舞台となったのは、名門と言われている料理学校「遠月学園」です。名門料理校で定食屋の息子として育った創真が活躍していく姿を描いています。そのため、作中では様々な料理が登場し、読者を惹きつけていました。2015年からは、ウェブ上でスピオンオフ作品の連載も開始しています。

「食戟のソーマ」主人公の創真は定食屋の息子として、父親を手伝っていました。父・城一郎を越えるために日々実家の定食屋で修行をしています。中学卒業後、高校へは行かず稼業を継ごうと考えていた創真ですが、城一郎は突然店を閉めて、海外へ行ってしまいました。創真は城一郎から料理の名門校である遠月学園に通うように言われ、編入試験を経て遠月学園の高等部に入学します。

創真は、編入試験で遠月学園で十傑を務めているえりなと遭遇しています。えりなは審査員として創真の料理を審査していました。創真は化ける卵かけご飯を作ります。えりなはプライドを傷つけられムキになって不合格と言いますが、えりなの祖父であり遠月学園の総帥である仙右衛門が創真の合格を決めました。一方その頃中等部から所属していた田所恵は成績が上がらず、退学の危機に陥っていました。

「食戟のソーマ」に登場するキャラクター・斎藤綜明は、遠月学園の十傑評議会に所属していました。十傑評議会では第五席を務めています。得意料理は寿司で、当代きっての天才寿司職人と言われています。薊に加担して、総帥であった仙右衛門を学園から追い出しています。また、薊が総帥となった後は第四席として活動していました。基本的な一人称は俺ですが、時々拙者と言っていることもあるということが判明していました。

遠月学園十傑評議会のメンバーである斎藤綜明は、他の十傑メンバーと同じく非常に特徴的な見た目の持ち主として描かれていました。髪型はモヒカンです。そんな斎藤綜明の顔には、一文字の大きな傷がありました。いさな斬りは、木製の鞘に納めています。そのため、非常に浮世離れした見た目となっていました。女木島からは、武士らしくいることにこだわり抜いているという評価をされているようです。

武士らしい見た目にこだわっている天才寿司職人の斎藤綜明ですが、見た目に反して将棋に弱いということが明らかになっています。連帯食戟が始まる前、斎藤綜明はももと将棋を打っているシーンが描かれています。ももは、適当に将棋を打っていたようですが斎藤綜明に圧勝していました。さらにその時のもものセリフから、斎藤綜明が何度もももに負けていると考えられ斎藤綜明の将棋の弱さが明らかとなっていました。

斎藤綜明は、十傑として創真や美作と対立をしたキャラクターです。遠月学園の中でも選ばれた生徒だけで結成されている十傑評議会のメンバーである斎藤綜明ですが、そんな斎藤綜明にも辛い過去があったようです。ここからは斎藤綜明の過去や、薊と出会ったきっかけなどを詳しく解説していきます。

斎藤綜明の実家は、寿司屋でした。寿司屋は母が営んでいて、地元の常連客もいるなど斎藤綜明の母は寿司職人として活躍していたようです。母子家庭でしたが、不自由なく幸せに暮らしていました。斎藤綜明はその後料理の名門校と言われている遠月学園に進学します。また、息子を遠月学園に進学させた母親はその後有名な寿司屋へ修行しに行っています。しかし、男尊女卑の寿司屋で母は過労死してしまいます。

斎藤綜明の母は、修行をしていた寿司屋で倒れてしまいました。しかし、斎藤綜明の実家の寿司屋は母一人で営業していたため斎藤綜明は店を守るために寿司職人となりました。この時、斎藤綜明は中学生だったようです。寿司職人となった斎藤綜明は、母に無理な労働をさせた寿司屋の職人などに料理人としての能力の差を見せつけます。そうして、中学生だからといって差別しようとしてくる周りを黙らせてきたようでした。

斎藤綜明は、病死してしまった母親の代わりにツケ場に立つようになります。寿司職人として働き出してしばらくすると、母親に雑用をやらせた修行先の寿司職人達がいちゃもんをつけにやってきました。斎藤綜明は好き勝手に言われますが、涼しい顔をしています。しかし、自分の握った寿司で料理人としての実力を見せつけ黙らせました。この事実を聞きつけた薊は斎藤綜明に共感し、薊政権への勧誘を受けていました。

斎藤綜明のトレードマークといえば、モヒカン頭です。しかし、子供の頃からモヒカンだったという訳ではありませんでした。また、現在とは違い言葉使いも武士を意識したものではなかったようです。しかし、母の修行先の職人達がいちゃもんをつけにきた時には既にモヒカン頭になっていたため、母親が倒れた直後にモヒカンにし、当時見ていた大河ドラマの影響を受けて武士のような話し方になったと考えられています。

「食戟のソーマ」は、グルメ漫画として少年ジャンプで連載され大人気漫画になりました。そんな「食戟のソーマ」はアニメ化もされています。アニメ版「食戟のソーマ」でも斎藤綜明は活躍していました。ここからは、そんなアニメ版「食戟のソーマ」で斎藤綜明を演じた声優・小西克幸についてプロフィールや出演作品を詳しく解説していきます。

斎藤綜明を演じた声優・小西克幸は、賢プロダクションに所属していました。声優としてだけではなく舞台俳優としても活動をしているようです。高校生まではサッカーに夢中であまりアニメを見ていなかった小西克幸ですが、高校卒業時同じ映画研究会のメンバーに声優という職業を教えてもらったそうです。そのことがきっかけとなり、声優養成所の資料を集めるようになりました。その後勝田声優学院に通うようになります。

斎藤綜明を演じた声優・小西克幸の出演作品を紹介していきます。小西克幸の声優としての出演作品の中には、「ポケットモンスター」「名探偵コナン」「ヒカルの碁」「デュエル・マスターズ」「金色のコルダ」「ブリーチ」「ハヤテのごとく」「もやしもん」「べるぜバブ」「銀の匙」「鬼灯の冷徹」「赤髪の白雪姫」「七つの大罪」「監獄学園」「ワンパンマン」「チア男子」「キャプテン翼」などがありました。

斎藤綜明は、十傑評議会のメンバーとして作中では様々なキャラクターと料理対決をしています。斎藤綜明は、創真と戦ったことのある美作とも料理対決をしていました。ここからは、斎藤綜明と美作の対決を詳しく解説していきます。

斎藤綜明が美作と対決したのは、連帯食戟という食戟でした。十傑メンバーとして斎藤綜明が登場したのは、セカンドバウトです。斎藤綜明と対決することになった美作はコピートレースの達人でした。これまでの対決でも美作は完璧なコピートレースを披露しています。対決相手の動き全てをコピーするだけではなく、そこへ自分なりのアレンジを加えます。そのため、斎藤綜明はまるで自分と戦っているような状況にされてしまいました。

美作と斎藤綜明の対決でテーマとなった食材は、マグロでした。マグロは寿司ネタとして有名な魚です。寿司職人として中学生の頃から活動してきた斎藤綜明に有利な食材でした。斎藤綜明はマグロを使用して小玉寿司を披露しました。美作はそんな斎藤綜明を完璧にコピーしていきます。しかし、斎藤綜明は動揺を見せません。それだけではなく、美作に包丁を貸すなど当代きっての天才寿司職人としての余裕を見せていました。

美作は完璧にトレースをし、アレンジを加えることで斎藤綜明をリードしようとします。しかし、勝利したのは斎藤綜明の方でした。勝敗を分けたのは、隠し包丁だと言われています。二人が披露した小玉紅玉寿司は、非常に小さな寿司で、斎藤綜明は隠し包丁をあえて少なめに入れています。しかし美作は隠し包丁を通常の寿司と同じように入れてしまいました。寿司職人ならではの技を美作はコピーできなかったようです。

コピートレースで相手を翻弄する美作に圧勝した斎藤綜明は、続くサードバウトで「食戟のソーマ」主人公・創真と対決をします。ここからは、斎藤綜明と創真の対決を詳しくネタバレ解説していきます。

斎藤綜明と創真が対決することになったサードバウトのテーマ食材はバターでした。セカンドバウトでのテーマ食材はマグロということもあって有利に勧められましたが、サードバウトでは寿司とは縁遠いバターを扱うことになります。しかし、斎藤綜明はバターと得意分野を見事に共鳴させた一品を作り上げました。

バターがテーマとなった戦いでしたが、そんな戦いで斎藤綜明は海鮮丼を披露します。「珠玉のバター海鮮丼」というタイトルの一品で、バターを使用してムニエルにした鮭が贅沢に使用されています。さらに鮭と一緒にトッピングされているイカを炒める際にもバターを使用するなど、得意分野とバターを融合させていました。

バター海鮮丼を披露した斎藤綜明ですが、対決相手の創真はこれまでの全てを集約させた「バターピラフ稲荷寿司」を提供します。斎藤綜明のバター海鮮丼は、創真の料理に完敗してしまいました。しかし、対戦相手として強かった創真に対し「武士道はお主にあり」と戦えたことを喜び賞賛していました。

斎藤綜明に関する感想や評価の中には、斎藤綜明の見た目に関するものもありました。斎藤綜明は、モヒカン頭であり、武士らしくいることにこだわりがあるようです。そんな斎藤綜明の武士感に惚れたという感想を抱く読者の方もいたようでした。

斎藤綜明に関する感想の中にはこちらのような感想もありました。遠月学園の十傑として登場した高校三年生のキャラクターは、シリアスなシーンで登場することが多く作中でも和気藹々としたシーンはあまりありません。そんな珍しい和気藹々とした十傑メンバーの談笑シーンでの斎藤綜明が可愛いと言われていました。

斎藤綜明に関する感想や評価の中には、こちらのような感想もありました。様々な十傑メンバーが活躍をしていた連帯食戟編では、斎藤綜明も活躍をしています。そんな連帯食戟戦で描かれた、一年生と斎藤綜明・もも・叡山の戦いが一番好きだったと言われていました。

今回は「食戟のソーマ」に登場するキャラクター・斎藤綜明について解説をしてきました。「食戟のソーマ」は遠月学園を舞台にしたグルメ漫画で、トップクラスの成績である実力者で構成された十傑評議会という組織がありました。斎藤綜明は、十傑評議会のメンバーで薊政権となっても十傑として創真達の前に立ちはだかります。そんな斎藤綜明も登場する大人気漫画「食戟のソーマ」一度ご覧になってはいかがでしょうか？