2019年11月08日公開
2019年11月08日更新
リッケルトは鷹の団古参メンバー!蝕で生き残った理由やグリフィスへのビンタを考察
ベルセルクに登場するリッケルトについて解説します!リッケルトはベルセルクに出てくる鷹の団で、昔からいたメンバーです。外見がまるで女性のようなリッケルトは、鷹の団でどのような立場にあるのでしょうか?多くの犠牲者を出した蝕で、リッケルトは生き残りました。グリフィスに対して、ビンタをしたこともあるリッケルト。この記事ではベルセルクで鷹の団の古参メンバーであるリッケルトが蝕で生き残った理由や、グリフィスをビンタした意味などを詳しく考察していきます!
リッケルトが登場するベルセルク
漫画「ベルセルク」に登場するリッケルトは、鷹の団の古参メンバーです。リッケルトは女性のような外見をしていますが、実はとても強い戦士です。リッケルトは蝕で生き残ったり、グリフィスにビンタをしたことがあります。果たしてリッケルトが蝕で生き残ったり、グリフィスにビンタをした理由は何なのでしょうか?
この記事ではベルセルクで鷹の団のメンバーリッケルトが蝕で生き残った理由や、グリフィスにビンタをした意味などを詳しく解説していきます。ベルセルクのリッケルトが好きな人は、ぜひ最後までご覧ください。
ベルセルクの概要
ベルセルク(BERSERK)とは白泉社の漫画雑誌「ヤングアニマル」で、毎月1度の第4金曜日に連載されている、ダークファンタジー系の漫画です。ベルセルクの作者は三浦健太郎さんといいます。ベルセルクのコミックスは、ヤングアニマルコミックスという白泉社のレーベルで出版されています。
ベルセルクのあらすじ
ベルセルクの舞台は、中世のヨーロッパを思わせるファンタジーの世界です。ベルセルクの主人公ガッツは、体よりも大きい剣を持っており、「黒い剣士」と呼ばれています。ガッツは復讐するための旅をしており、途中でパックという妖精と出会いました。ガッツとパックは、一緒に旅をするようになります。ガッツたちが旅をしていると、使途という怪物が襲ってきます。
ガッツの行くところにはいつも使途が現れ、激しい戦いが描かれます。ガッツは、ゴッドハンドという超越者に憎しみを抱いていました。果たしてガッツとゴッドハンドとの間には何があったのか?ベルセルクは、ゴッドハンドへの復讐を胸に誓う、ガッツたちの旅路が描かれる漫画です。
リッケルトとは?
ベルセルクに登場するリッケルトは謎の多いキャラクターです。蝕で生き残ったリッケルトが、どのような人物なのかに迫ります。
リッケルトは鷹の団古参メンバー
ベルセルクに登場するリッケルトは、鷹の団に古くからいるメンバーです。リッケルトは鷹の団で幹部を務めており、周りから信頼の厚い人物です。鷹の団は戦士の集まる集団であり、組織内でリッケルトは千人長のような高い位置づけにあります。非常に強い戦士のリッケルトですが、女性のような顔立ちをしています。普通戦士であれば、コワモテな外見をしているものですが、リッケルトはかわいい外見をしているところが特徴です。
鷹の団のメンバーは戦闘の時、相手と接近して剣で戦います。しかしリッケルトが敵と剣で戦っている姿は、あまりみかけません。鷹の団で優秀な戦士のリッケルトですが、外見からはそのすごさが分からないタイプのキャラクターです。ベルセルクで鷹の団は、ドルトレイ城塞を持つ強敵チューダー帝国を倒しました。
チューダー帝国はとても強いので、普通なら勝てない相手でした。しかし奇跡的にチューダー帝国を倒せたので、勝利した鷹の団はパーティを開くことになりました。チューダー帝国を倒したお祝いの祝賀会には、千人長と一緒にリッケルトも招待されました。
鷹の団の普通の戦士なら、まず祝賀会には呼ばれません。しかしリッケルトが招待されたということは、それだけ実力が認められているということです。リッケルトは細かい作業が得意です。そのため蝕で生き残った後、ゴドーという鍛冶屋に稽古をつけてもらうことになりました。ベルセルクの旧鷹の団は蝕と戦い、多くの死者を出しました。
蝕で犠牲になった旧鷹の団メンバーの墓は、剣の丘に作られます。しかし旧鷹の団の墓は墓石ではありません。墓石の代わりに剣が墓となりました。死んだ者を土に埋めて、その上に剣を立てることで墓の代わりにしました。旧鷹の団の墓である剣を作ったのは、リッケルトです。
リッケルトは後に自分でボウガンを作ったこともあります。リッケルトはゴドーに鍛えられて、剣やボウガンなどを作れるようになったのです。ベルセルクの単行本37巻には、ボウガンを持ったリッケルトと使途が戦うシーンが描かれています。
リッケルトのプロフィール
ベルセルクに登場するリッケルトは外見が女性のように見えますが、男性です。リッケルトの身長は約166㎝で、体重は約61㎏とされています。リッケルトの年齢は19歳です。リッケルトはほっそりした体をしてますが、ボウガンのような重い武器も扱えます。リッケルトは茶色い髪の毛をしており、眼の瞳は青色です。
リッケルトが蝕で生き残った理由やビンタ
ベルセルクでリッケルトたちは蝕の危機に陥りました。蝕のために、旧鷹の団でほとんどのメンバーは死んでいます。しかし、リッケルトは生き残ることができました。また蝕から生還した後、リッケルトはグリフィスにビンタをしています。ここではリッケルトが蝕で生き残った理由や、グリフィスにビンタをした意味に迫ります。
蝕で生き残った理由は重要な役割があるから?
リッケルトが蝕で死ななかったのは、ベルセルクで大切な役を担当するキャラクターだからだといわれています。旧鷹の団は蝕により多くの犠牲者を出しましたが、リッケルトは無事生還しました。蝕によってガッツやリッケルト、キャスカもみんな含めて死ぬだろうと、ゴッドハンドは思っていました。しかしガッツやキャスカはガイコツの戦士に助けられて、蝕から生還することができました。
ベルセルクでガッツは主人公でありキャスカはヒロインなので、蝕で生き残った理由は分かります。ベルセルクの主人公が死んでしまったら物語は続きません。しかしわき役のリッケルトが蝕から生還できたのは、奇跡に近いことでした。
ドルトレイ城塞には3万人を超える兵隊がいました。そんなドルトレイ城塞に、鷹の団はたった5000名の兵士で立ち向かうことになります。圧倒的に不利な状態で、鷹の団はドルトレイ城塞の兵士を倒しました。ガッツたちを全員倒せると考えていたゴッドハンドの予想は外れています。
負けると思われていた鷹の団が勝利したことで、お祝いのパーティが開かれました。ドルトレイ城塞を陥落させたお祝いパーティに出席できたのは、千人長とリッケルトのみです。本来ならリッケルトでさえ、パ-ティに呼ばれないはずでした。しかしリッケルトは鷹の団で古くからいるメンバーなので、奇跡的にパ-ティへ招待されています。
蝕の危機で生き残ったリッケルトは、ベルセルクで重要人物であることを感じさせます。主人公のガッツやキャスカも蝕から生還したので、リッケルトは主人公級に必要なキャラクターなのではないかと考察されています。蝕で生還したリッケルトは、今後のベルセルクで、何か果たすべき使命があると考えられています。そうでなければ、リッケルトが蝕で生き残る理由が見つからないからです。
リッケルトのグリフィスへのビンタ
ベルセルクでリッケルトは、グリフィスにビンタをしたことがあります。ファルコニアで新しくなったグリフィスと対面したときに、リッケルトは平手で相手の顔を殴りました。しかしリッケルトがグリフィスにビンタをした裏には、物語的に重要な伏線があるのではないかと考察されています。
リッケルトが蝕を生き残った理由として、グリフィスをビンタする役目があったからという説もあります。また今後のベルセルクで、リッケルトの一団とガッツたちが、何らかの重要な関係を持つとも考察されています。
リッケルトの仲間たち
リッケルトは、仲間を連れて旅をしています。ベルセルクの単行本38巻では、リッケルトがともに旅をする一団でリーダーになりました。リッケルトが率いる一団にはエリカやダイバ、シラットやターパサ、ガルダがいます。エリカはリッケルトの家族です。ダイバは魔法使いで、シラットはバーキラカでリーダーを務める存在です。
シラットの部下がターパサになります。妖獣兵ガルダは、リッケルトの一団を背中に乗せて飛ぶので、移動手段になります。ガルダは、翼の生えたドラゴンのような外見をしている魔導生命体です。ガルダは仲間を乗せて飛んでくれるので、重宝するキャラクターなのです。これらの仲間たちを統率するのがリッケルトです。
リッケルトたちの方が早く年をとる?
ベルセルクに登場するリッケルトの一団は、ガッツたちよりも早く年を取るかもしれないという考察があります。なぜなら、ガッツたちは妖精郷にいるからです。妖精郷とは、パックの生まれた場所です。妖精郷では、人間と人魚のあいだに生まれたイスマの母が印象深いことを言いました。イスマの母によって妖精郷では、外の世界と時間の経過が違うことが明らかになります。
長い間妖精郷にいると、ときには数十年も下界と時間が食い違うことがあります。そのため妖精郷で過ごしたガッツたちの時間は、外の世界にいるリッケルトたちには数十年になる可能性があります。ガッツたちが外の世界に戻ってきたときは、リッケルトたちが数十年分年をとってしまうことがあり得るのです。もしリッケルト一行が数十年分年を取ってしまったら、ガッツたちとどのような成り行きで会うのかに、関心が集まります。
リッケルトの因果律や今後を考察
ベルセルクで蝕を生き残ったリッケルトには、どのような因果律があるのでしょうか?グリフィスにビンタをしたこともあるリッケルトの役割とは何なのか?この謎を、リッケルトの因果律をもとに今後も含めて考察していきます。
リッケルトの因果律
ベルセルクには、運命や因果律の要素が物語に絡んできます。物事が起こる原因と結果を指して「因果」といいます。何かが起こる時、必ずそれが起きるための原因があります。また現在起きたことが、未来に起こることの原因にもなります。因果に近い言葉に、運命があります。因果では、原因と結果に関連性があり、お互いを離すことができません。
しかし運命では、必ずしも原因と結果が関連しません。何か事件が起こったとしても、運命だから仕方がないというとらえ方ができてしまいます。運命には偶然性が入るところが、因果との違いといえます。ベルセルクではよく因果という言葉が登場します。そのため、ベルセルクで事件が起こった場合、必ず原因があって結果があるのではないかと考察できるでしょう。リッケルトが蝕を生還した裏にも、因果律があると考えられます。
リッケルトは、ベルセルクで主人公級に重要な役割を持っている可能性があります。リッケルトが、ガッツやキャスカと関連する何かを、昔体験していたという因果律があるかもしれません。リッケルトに関する過去は、現時点ではほとんど不明です。リッケルトは旧鷹の団が盗賊のようなことをしていた時から、在籍していたメンバーです。
でも、リッケルトのこれ以上深い過去は分かりません。リッケルトの過去は、ベルセルクの物語が進展する過程で分るでしょう。リッケルトの過去が分かれば、ガッツとキャスカ、リッケルトの関連性が判明するかもしれません。リッケルトが蝕を生き残り、グリフィスにビンタをくらわせた理由も、今後のベルセルクの展開をみないと不明です。
ベルセルクでは因果という言葉がよく出るので、原因があれば結果があると考察できます。であれば、リッケルトが蝕を生き残り、グリフィスにビンタをするという展開は、何らかの意味があると考えられます。現時点ではリッケルトの因果律の結果は出ていませんから、今後のベルセルクを注意深く見ていきましょう。
リッケルトはこれから敵役になる?
ベルセルクに登場するリッケルトが、今後敵になるという考察がありました。これまでリッケルトは、ガッツの仲間のような存在でした。しかしリッケルトが新しい鷹の団に入り、ガッツたちと敵対する可能性があるかもしれません。
ではなぜ、リッケルトが敵になるという考察が出たのでしょうか?それはガッツの言ったセリフにあります。ガッツは剣の丘で、不死身生物ゾッドと戦ったことがありました。ゾッドとの戦いの後、ガッツは意味深なことを言います。
リッケルトはグリフィスを憎むことができないと、ガッツが発言したのです。リッケルトはグリフィスにビンタをしたので、2人は対立関係にあります。しかしガッツのセリフに従えば、グリフィスとリッケルトは、和解するかもしれません。リッケルトの一団に、シラットやダイバがいます。この2名の存在が、リッケルトとグリフィスの関係改善に関わるのではないかという考察もありました。
これらの理由から、リッケルトがガッツたちの敵になる可能性があると言われています。もしエリカがダイバ一行にさらわれた場合、リッケルトとガッツは対立関係に入るでしょう。エリカはリッケルトの家族なので、大切な人を取り戻すため戦いへ向かうことになるからです。リッケルトが敵になるかどうかの確証はありませんが、今後のベルセルクから目が離せません。
リッケルトのアニメ声優
寿美菜子のプロフィール
ベルセルクでリッケルトの声優を担当するのが、寿美菜子(ことぶきみなこ)さんです。寿美菜子さんは1991年9月17日に兵庫県神戸市長田区に生まれました。寿美菜子さんは声優や歌手、女優として活動しています。東放学園高等専修学校を卒業した寿美菜子さんは、その後ミュージックレインという事務所に入りました。寿美菜子さんの血液型はB型です。
寿美菜子さんは2009年2月15日に行われた「ミュージックレインgirls 春のチョコまつり」で、同事務所にいる女性3名と声優ユニットを組みました。寿美菜子さんたちが結成した声優ユニットの名前をスフィアといいます。
スフィアのメンバーは寿美菜子さん、高垣彩陽さん、豊崎愛生さん、戸松遥さんです。寿美菜子さんは2009年4月に、地元から東京に引っ越しました。寿美菜子さんは横浜市に住みながら東京の高校へ通い、声優としての活動を行います。
ほかにも寿美菜子さんは放課後ティータイムというユニットを組んだことがあります。放課後ティータイムは、アニメ「けいおん!」本編内で結成されたユニットです。放課後ティータイムで声優を務めたメンバーは寿さんのほかに日笠陽子さん、豊崎愛生さん、佐藤聡美さん、竹達彩奈さんがいます。
2010年3月6日に行われた第4回声優アワードに「放課後ティータイム」が参加し、歌唱賞を獲得することができました。寿美菜子さんはソロ歌手として活動しており、デビュー曲は9月15日に発売されたシングル曲「Shiny+」です。
11月24日には 2枚目のシングル曲「Startline」を発表しています。2012年11月18日からは、寿美菜子さんのライブツアーが始まりました。神戸国際会館こくさいホールから始まり、東京や神戸、名古屋や大宮など合計4つの会場で、5回のライブを行いました。寿美菜子さんが行ったライブツアーの名前を「First Live Tour 2012 "Our stride "」といいます。
寿美菜子の主な出演作品
寿美菜子さんが出演した主なテレビアニメには「めだかボックス」の鍋島猫美役、「アイカツ!」の神崎美月役、「ポケットモンスターXY」のエリー役、「テラフォ―マーズ」のローザ・ツィプリース役、「名探偵コナン」の池口栄子役などがあります。寿美菜子さんの代表作は「けいおん!」の琴吹紬役や「響け!ユーフォニアム」の田中あすか役だといわれています。
リッケルトに関する感想や評価
「ベルセルク」の旧鷹の団壊滅というのはショックだったけど、あの世界観からしたら一傭兵団の壊滅というのはよくある出来事だったのかもしれん。
— 尾紗山猫 (@Yamaneko02) November 3, 2019
リッケルトがグリフィスを「絶対許せない!」と言い切れないのは、そういう過酷な世界観があるのかもなぁ
ここではベルセルクのリッケルトに関するツイッターでの評価や感想について見ていきます。リッケルトがグリフィスを「絶対許せない」と言い切れなかった理由は、ベルセルクの過酷な世界観にあるのかもな、という感想がありました。ベルセルクの世界はダークファンタジーで、人が死ぬこともよくあります。このような過酷な世界観があるので、リッケルトはグリフィスに許せないと言い切れなかったのだろうという考察です。
RFAやってベルセルク読んでたらこんな時間になってもうた。昔は別にそんなこと考えなかったけど、パックかわいいなえろいな。リッケルトもかわいいな。
— 眼鏡@冬コミはサイコロ (@meganeeto) October 31, 2019
リッケルトがパックと並んでかわいいなという感想がありました。ベルセルクに登場するパックは、かわいいキャラクターです。そんなパックに比べられるくらい、リッケルトの外見はかわいいという感想でした。
あ、ベルセルクのショタはリットリオじゃなくてリッケルトか
— めぷちん☆『けもっ娘どーぶつえん!』発売中 (@haseshohasesho) September 11, 2019
ベルセルクのショタはリッケルトかという感想がありました。ショタとは、幼い容貌の男の子に対して愛着を抱く意味の言葉です。リッケルトは外見が女性らしくかわいいので、ベルセルクでショタ的なキャラクターに見えたという感想です。
リッケルトについてまとめ
ここまでベルセルクに登場するリッケルトが蝕で生き残った理由や、グリフィスにビンタをした意味を考察してきました。リッケルトは、鷹の団で昔からいたメンバーです。外見がかわいいリッケルトですが、戦わせたら非常に強い戦士です。リッケルトはなぜか蝕のピンチの時に生き残りました。
蝕を生還したリッケルトにはベルセルクの物語において、重要な役目があるのではないかと考察されています。リッケルトがグリフィスをビンタした理由は、現時点では分かりません。しかし今後のベルセルクをみる中で、リッケルトがビンタをした理由や蝕を生き残った意味が判明するでしょう。この記事でリッケルトのことを知り、今後ともベルセルクを楽しんでいきましょう!