2019年11月08日公開
2022年11月10日更新
【銀魂】村田鉄子は村田鉄矢の妹!兄との別れ・紅桜編のその後は?
銀魂に登場する村田鉄子というキャラクターをご存知ですか?紅桜編に登場する鉄矢の妹です。兄弟揃って銀時に依頼をしたり、銀時の刀を打ったりしています。今回はそんな銀魂に登場する村田鉄子のキャラについて、紅桜編のその後についてなども含めて紹介、考察していきます。今回の記事を参考にして銀魂の魅力に触れて紅桜編を再度見返してみたり、実写版の映画をもう一度見てその魅力を再確認してみてください。
目次
村田鉄子が登場!銀魂とは?
銀魂の作品情報
銀魂に登場する村田鉄子について紹介します。まずは、銀魂の作品情報や概要について紹介していきます。銀魂は「週刊少年ジャンプ」で連載されていた少年漫画です。その漫画が人気だったため、アニメや映画・ドラマなどで実写されています。
銀魂のあらすじ
銀魂に登場する村田鉄子について紹介していく上で、銀魂のあらすじにも触れておきます。ある日、天人という宇宙人達が江戸に襲来してきたことで、地球人と天人の間で何十年にも及ぶ攘夷戦争が起こりました。多くの侍達が天人達に対抗して行ったが結果天人に破れてしまい、開国することになってしまいました。更に、廃刀令が発令されてしまい、刀を奪われた侍達は抑制されてしまいました。
その攘夷戦争から約20年後、幼い頃より剣道一筋だった新八は仕事を覚えられず、侍をバカにしている上司や客に嫌がらせをされ苦労していた中、廃刀令のご時世でも侍の魂である刀を捨てていない銀時と出会い、その本物の侍精神に惹かれて銀時がやっている万事屋で働かせて貰うことになります。その中でさまざまな事件に巻き込まれたり、さまざまな人と出会っていきました。
村田鉄子は村田鉄矢の妹
村田鉄子のプロフィール
銀魂に登場する村田鉄子について紹介していきます。村田鉄子は、兄である村田鉄矢と共に刀鍛冶を営んでいました。兄の鉄矢とは反対に気が弱く、ボソボソと喋ることが多いです。兄鉄矢が「最強の刀」を作ることを目標としているのに対し、村田鉄子は「人を護る刀」を作ることを目標としています。そして、職業柄刀についての知識は豊富です。
村田鉄子の呼び名
銀魂に登場する村田鉄子は、気が弱く、自分から前へ進むタイプではありません。そして、口数も少なく、ボソボソと小さい声で喋るため、兄鉄矢からは「シャイなあんちくしょう」と呼ばれています。
初登場は紅桜編
銀魂に登場する村田鉄子は紅桜篇で初めて登場してきました。兄鉄矢と鉄子は2人は幼いときから父が刀を打っている姿を見てきました。そのため、自分達も自然と刀鍛冶になる道に進みました。父が他界した後、兄の鉄矢は父を超える刀鍛になろうと必死に努力をし続けていました。
鉄子は父の生前に「お前は鍛冶の腕はまだ滅茶苦茶だが、鉄矢にはねぇもんを持っている」と言われたことがありました。そう、父には鉄子が「強い刀」より「人を護る刀」を作りたいと常に願っていたことに気づいていたのです。
また、父は生前に「どんなに精魂込めて打っても刀は所詮は人斬り包丁。しかし、刀を打つ者が少しでも精進すれば、その刀をまともに使ってくれる者たちも集まってくれるだろう。」と言い聞かせていました。ところが、兄鉄矢は父のその言葉を忘れて、ただひたすらに強い刀や斬れる刀を求めて行くのでした。
そしてその情熱は、幕府転覆を目論んでいた銀時の幼馴染の高杉率いる鬼兵隊との利害が一致してしまい、鉄矢は父が残した名刀・紅桜を雛形に、戦艦とも互角に戦える程の力を持ったカラクリ兵器を作り出してしまいました。そして、鬼兵隊の協力のもと紅桜の大量生産に取り掛みます。
兄鉄矢が作り出した紅桜は使う者に寄生し、体自体をも操ってしまう力を持っています。そして、その戦いの経緯をデータ化することでより一層能力を高めていく刀でした。そこで兄の鉄矢は剣豪として名高い銀時が働いている万事屋に「行方意不明の紅桜を探して欲しい」と紅桜を持った岡田似蔵と戦ってデータを取らせるために嘘の依頼をしました。
一緒にその場にいた鉄子は兄が紅桜を使って悪いことをしようとしていることに薄々気づいてはいましたが、何も語りませんでした。その後、紅桜を探していた銀時は紅桜で辻斬りを重ねていた似蔵に遭遇しました。既に紅桜に侵食されつつあった似蔵の動きと力は凄まじく、銀時は重傷を負わされてしまいました。
兄が高杉に会いに行って家を留守にしている時を見計らい、鉄子は銀時を尋ねました。そして、なんとか暴走し続けている兄を止めて欲しいとお願いしました。兄が何をしようとしているのか知りながら今更兄を救って欲しいと頼みに来た鉄子に対して銀時は「兄貴が人殺しに加担しているのに、見て見ぬフリか」と怒りと呆れを露にしました。
それを聞いた鉄子は「事が公になってしまったら兄はタダでは済まなくなる、それを思うと今まで誰にも言えなかった」と銀時に謝罪をしました。「所詮刀は人斬り包丁。それはよくわかっている。けれど、兄が必死に作ったあの刀をあんなことに使われるのが、自分は悔しくて仕方がない」と鉄子は泣きながら話しました。
兄を思う妹の必死な思いを感じ取った銀時はまだ傷が癒えていないのにも関わらず、鉄子が打った刀を持って、似蔵や高杉がいる鬼兵隊の船に乗り込みました。しかし、鬼兵隊の船内ではもう既にカラクリ兵器と化した紅桜は大量生産されてしまっていました。しかし、事前に船内に潜入していた桂が船内随所に仕掛けた爆弾により、紅桜を生産する装置は全て破壊されてしまいます。
怪物化した似蔵に襲われそうになった鉄子を庇って、鉄矢はそのまま鉄子の腕の中で息を引き取ってしまいました。その後、似蔵も鉄子が打った刀と銀時によって倒されてしまいました。鉄子は腕の中でどんどん冷たくなっていってしまう兄鉄矢を抱きながら「いつもみたいに大きな声で言ってくれないと、聞こえないよう」と言って涙を流しました。
モデルは存在しない
銀魂に登場する村田鉄子にはモデルはいません。兄の村田鉄矢は国産初の高性能銃「村田銃」を発明した村田経芳がモデルになっています。そして、兄の名前の中に「鉄」が入っているため、それに伴い妹の名前にも「鉄」を使ったとのことです。
銀時への依頼
銀魂に登場する村田鉄子が銀時へ依頼したことは、兄が必死に作った刀を悪いことに悪用されてしまうことは、鉄子にとっては悔しくてなりませんでした。ですから、どんどん悪の道に進んでいく兄を止めて欲しい、救って欲しいと鉄子は銀時にお願いをしました。
村田鉄子と兄・鉄矢の別れ
兄・鉄矢への想い
銀魂に登場する村田鉄子の兄鉄矢への思いは、憧れと悪の道から抜け出して欲しいという気持ちが強いです。銀時に暴走している兄を止めて欲しいと依頼をしにきているということから、鉄子は兄に悪の道から抜け出して欲しいという気持ちがあると考察出来ます。
兄妹の切ない別れ
銀魂に登場する村田鉄子と兄鉄矢の切ない別れについて紹介します。鉄子の依頼を受け船内に乗り込んだ銀時は再び紅桜を持った似蔵と戦うことになりました。今度は圧倒的に銀時が似蔵を押していてそのまま勝つかと思われたが、既に紅桜の侵食がピークになっており怪物とかして腕からは多くの触手が生えていました。その触手に絡め取られ銀時は意識を失ってしまいます。
銀時と共に船に乗り込んでいた鉄子は「もう紅桜で誰も死なせない」と言う思いで必死に銀時に絡みついた触手を解こうとしていましたが、その鉄子の姿を見た鉄矢は「なぜ理解してくれない。それは私の全てなんだ。それを失えば私には何も残らない」と心の中で思いました。しかし、銀時に絡みついていた触手が鉄子に絡みつこうとしたのを見て鉄矢はとっさに体が動いて鉄子のことを庇いました。
鉄矢はそのまま船の甲板に強く叩きつけられてしまい、虫の息になってしまいます。そして、銀時が鉄子の刀を使い、似蔵を倒しました。紅桜は折れてしまい、切っ先が甲板に突き刺さり、紅桜に侵食されてた似蔵はその場に倒れてしまいました。
鉄矢は鉄子の腕の中で「どうやら私は打ち方が足りなかったらしい」と呟き、少し微笑んだような表情になった鉄矢は最期に「鉄子、いい鍛冶屋にな…」と言い残し鉄矢は息を引き取ってしまいました。それを聞いた鉄子は「いつもみたいに大きな声で言ってくれないと、聞こえないよう」と言って涙を流したのでした。
村田鉄子は紅桜編の後どうなった?
紅桜編のその後①山崎の報告書
銀魂に登場する村田鉄子の紅桜編のその後の1つ目は、山崎の報告書についてです。紅桜の一件のあと銀時には攘夷志士との繋がりがあるのではないか、という疑いが真選組の中で議題に上がりました。真相を確かめるために山崎が土方から銀時を隠密に調査するよう命令を受けました。
銀時は似蔵との戦いで負った傷を癒すために、新八とお妙が暮らしている恒道館道場の屋敷で静養している最中でした。山崎は銀時を探りましたが、銀時と攘夷志士が関係しているかどうかの証拠は上がらず、引き上げようとした時に鉄子と遭遇してしまいます。
鉄子は、山崎のことを道場の人だと勘違いして「私、色々あったけど今は元気にやっています。本当にありがとう。」と銀時に伝えて欲しいと山崎に言いました。それを聞いた山崎は「旦那はあの娘の笑顔が見たかったんだろうな、と僕は思いました。」という報告書を土方に提出しました。
紅桜編のその後②真選組動乱篇
銀魂に登場する村田鉄子の紅桜編のその後の2つ目は、真選組動乱篇についてです。ある妖刀を手に入れた時から言動がおかしくなってしまいます。刀が原因という事なので、銀時たちは鉄子に聞けば分かるかも、と思い、鉄子の所にやって来ました。鉄子が刀を見て「これは妖刀『村麻紗』だ」と気づきました。村麻紗はオタクでニートの息子を母親が切ってしまった為に、息子の怨念がこもってしまったと言われている刀です。
その呪いのせいで元々土方の中に隠れていたオタク的な部分が全面的に出てきてしまい、全くの違う人格になってしまったのでした。その後、オタク化してしまった土方を銀時たちがサポートしながら近藤が乗っている列車まで送り、伊東鴨太郎達と戦って優勝し、元の土方に戻るという展開になっています。
紅桜編のその後③魔剣編
銀時に登場する村田鉄子の紅桜編のその後の3つ目は、魔剣編についてです。ある日銀時が鉄子の所にお登勢の亡くなった夫が生前愛用していた刀を打ち直して欲しいと頼みに来ました。そこに天人、クサナギが登場します。クサナギは刀の形をした生き物で、離れ離れになった妻の鞘子を探していました。
鉄子はクサナギを鞘子と会わせようと銀時達と協力をして鞘子の捜索をしました。そこにクサナギと同じ天人の魔剣マガナギが登場します。マガナギは共食いをして生きる性質を持っており、鞘子は既に食い殺されている事が発覚しました。そして、マガナギは沖田を操り銀時とクサナギに襲いかかって来ました。勝負には優勝したものの全身がボロボロになってしまったクサナギは銀時達に感謝をしながら、砂鉄になって消えてしまいました。
数日後、銀時が鉄子の様子を見に行った時に鉄子が風に散ってしまったクサナギの砂鉄を拾い集めて新しい刀に打ち直している姿がありました。
村田鉄子の名言
名言①「そんな得物じゃこの人達は傷一つつけられやしないよ。私が打ち直してやろうか。」
銀魂に登場する村田鉄子の名言の1つ目は、「そんな得物じゃこの人達は傷一つつけられやしないよ。私が打ち直してやろうか。」です。ひょんなことから銀時達が独立無援になってしまった時に、かつて銀時達と縁があった者達が詰めかけてきて銀時達を助けます。その際に鉄子が落ち着いた様子で言い放った言葉です。
名言②「人を護る剣。」
銀時に登場する村田鉄子の名言の2つ目は、「人を護る剣。」です。亡き父から「鉄を叩きながらてめーの魂を叩きあげろ。優しく清廉な人になれ。美しく生きろ」と言われて来ました。ある日父は鉄子に「お前はどんな剣が打ちたい」と伺った際に鉄子が答えた言葉です。
名言③「私は刀匠だ。さびた名刀が目の前に転がっているのにそれを研がずにいられると思うか。」
銀魂に登場する村田鉄子の名言の3つ目は、「私は刀匠だ。さびた名刀が目の前に転がっているのにそれを研がずにいられると思うか。」です。鉄子がクサナギの為に一生懸命になっていることに感激していたクサナギに対して鉄子が言い放った言葉です。
村田鉄子の実写キャスト
実写キャストは早見あかり
実写版銀魂で村田鉄子のキャストは早見あかりです。早見あかりは元ももいろクローバーのメンバーで現在は女優として活躍しています。ももいろクローバーに在籍していた頃はサブリーダーでイメージカラーはブルーを担当していましたが、アイドルに限界を感じ脱退を決意し、現在は女優業に専念しています。
早見あかりの出演作品
実写版銀魂で村田鉄子のキャストの早見あかりの主な出演作品について紹介していきます。テレビドラマでは「すげてがFになる」の真賀田四季役として出演したり、「スーパーサラリーマン左江内氏」の浦田役としても出演しています。
村田鉄子に関する感想や評価
早見あかり、“不倫男” 田中哲司との共演に「逃げて!」の声 『銀魂』村田鉄子役には期待高まる【日刊サイゾー】 https://t.co/pL6PiDMt3N
— サイゾー (@cyzo) June 27, 2017
村田鉄子に関する感想や評価の1つ目は、早見あかりに期待をする声です。村田鉄子役の早見あかりに期待をする声が高まっています。演技に期待されています。原作とそっくりだという高評価の声が多くあります。
幾松可愛いな~ 村田鉄子とかも好きだし、月詠とかも可愛いし、銀魂の女キャラがすごく良い 今井信女とかも
— クレビア (@riasukos) December 15, 2017
村田鉄子に関する感想や評価の2つ目は、村田鉄子が可愛いという評価です。実写版でもアニメ版でも村田鉄子は可愛いと高評価です。銀魂に登場する女性キャラは可愛いキャラが多いという声もあります。
まじで村田鉄子ちゃんかわいいよな。もしかしたら銀魂女子で一番好きかもしれない。
— 邨田@低浮上 (@0510_strawberry) July 2, 2016
村田鉄子に関する感想や評価の3つ目は、村田鉄子のことが好きだという評価です。アニメ版でも実写版でも村田鉄子のことが好きだという声が多いです。特にアニメ版での鉄子が可愛くて好きだという声が多いです。
村田鉄子と兄・鉄矢の別れまとめ
いかがでしたか?村田鉄子に関する紹介や、兄鉄矢に関して紹介していきました。今回の記事を参考にして、村田鉄子の魅力に触れて銀魂を再度見返してみましょう。