2019年11月04日公開
2019年11月04日更新
【からくりサーカス】真夜中のサーカスとは?自動人形の主要キャラを一覧まとめ
『からくりサーカス』に登場する真夜中のサーカスは、フランシーヌ人形が自動人形(オートマータ)を集めて結成した組織です。最も古くから存在している「最古の四人」を伴って旅に出たことがきっかけとなり、それからはゾナハ病を蔓延させた敵として描かれてきました。しかし、真夜中のサーカスに所属するフランシーヌ人形と最古の四人の最後は作中屈指の感動シーンになります。ここでは、真夜中のサーカスと自動人形の概要をはじめ、自動人形の主要キャラと最後を交えて一覧で紹介しています。
真夜中のサーカスとは?
『からくりサーカス』に登場する真夜中のサーカスは、自動人形(オートマータ)という機械で出来た人形で結成された組織です。作中では真夜中のサーカスの中で最も古く強いとされる「最古の四人」の最後が作中屈指ともいえるほどの感動場面となっていました。ここでは、『からくりサーカス』の作品情報をはじめ、真夜中のサーカスと自動人形(オートマータ)を具体的に解説していきます。
からくりサーカスの作品情報
からくりサーカスの概要
『からくりサーカス』は藤田和日郎が手掛けた日本の漫画作品です。1997年32号から2006年26号にかけて『週刊少年ジャンプ』から連載され、単行本は全43巻まで刊行されています。そして、2018年3月14日には『週刊少年サンデー』にて2018年16号からテレビアニメ化が決定され、アニメ化された時点での累計発行部数は1500万部を記録しています。
からくりサーカスのあらすじ
ここでは『からくりサーカス』のあらすじを簡単に紹介します。はじまりは小学五年生の才賀勝が、”サイガグループ”の社長を務める父・才賀貞義が亡くなり、莫大な遺産(180億円)を引き継いだところからです。
この遺産によって異母兄弟がぶっころし組と誘拐組を雇い、才賀勝の命を奪おうとしていました。命を狙われて逃げている勝は、加藤鳴海としろがね(エレオノール)に助けられます。それからは、2人が勝を守ってくれる存在となりますが、彼らを待ち受けていたのは人形使いと自動人形(オートマータ)でした…。
真夜中のサーカスとは?
真夜中のサーカスとは、かつて創造主(白金)に笑顔を見せるために作られた「フランシーヌ人形」が組織した自動人形(オートマータ)の集団です。フランシーヌ人形は感情がなく、笑う方法が分からなかったため、創造主に愛想をつかされ捨てられてしまいますが、その後笑う方法を探すために4体の自動人形(最古の四人)を伴って旅に出たのが始まりです。
それからは旅の途中で自動人形を従えるようになり、その自動人形たちは非常に高い戦闘能力と耐久性を持ち、通常の兵器では破壊することができません。作中でからくり人形を使った攻撃や中国拳法の気を使った攻撃が有効でした。
そして、真夜中のサーカスは行く先々でゾナハ病の原因である銀の煙(実際は小さな虫)をまき散らし、感染者が蔓延するようになりました。ゾナハ病とは、主人公の1人である加藤鳴海も発症しており、人を笑わせなければ生きていけないという病気です。
自動人形(オートマータ)とは?
自動人形(オートマータ)とは語源となるギリシャ語で「自らの意志で動くもの」という意味です。人形が機械によって自動的に動く仕組みとなっており、さらに意志や思考までも働くため人間に近い存在。それにはアクア・ウイタエという特殊な疑似体液(自動人形に意志を与える水銀)が一種の血液のような働きをしているからです。
また、疑似体液は人間の血を定期的に与えないと作用しないため、自動人形は人間の血を強く求める特徴があります。自動人形の破壊は「黄金律」を持っているため下級の自動人形であっても破壊するのは容易ではありません。人間で唯一壊せるのは鳴海が使っている中国拳法の技です。その技は体内に「気(万物のエネルギー)」を打ち込むことで、疑似体液を沸騰させることができ、それによって自動人形を自壊させることが可能です。
真夜中のサーカスの中心キャラ
真夜中のサーカスの首領を務めるフランシーヌ人形。自動人形(オートマータ)を集めて真夜中のサーカスを結成することとなったのですが、結成までの道のりはかなり長いものでした。それは『からくりサーカス』の物語の中心となるものです。なぜ真夜中のサーカスを結成することとなったのか?フランシーヌ人形の過去や心の移り変わりなどを通して紹介していきます。
フランシーヌ人形
フランシーヌ人形は真夜中のサーカスを結成した中心人物であり、自動人形(オートマータ)に意志を与えた人物であるため数多くの自動人形の存在理由となっています。フランシーヌ人形の誕生は200年以上前のことがきっかけとなりました。200年以上前に白銀と白金という錬金術師の兄弟が存在しており、2人ともある日出会ったフランシーヌという若い女性に恋をしますが、当然一方の恋は叶わない方向に向かいます。
それが弟の白金でした。兄がフランシーヌと結婚してしまったのです。そして弟・白金は兄・白銀を憎み、白金は兄からフランシーヌを誘拐する形で逃走してしまいます。それからは白銀がフランシーヌを探し出すために旅をし、9年もかけてようやくフランシーヌを見つけ出すことができました。ただ、そのころフランシーヌは病にかかっており、命は長くないという状態。
一方、弟はフランシーヌの病を治すため錬金術の研究で薬を開発しようとしており、そんな弟を見て兄も薬の研究に打ち込むこととなりました。そして、ついに薬の開発に成功。ところが、肝心のフランシーヌが火事によって焼死してしまいます。それから兄弟は別々の道に進みますが、そのとき白金がフランシーヌが死ぬ間際に残した髪を見て、フランシーヌ人形を思いついたのです。
それは、錬金術師によって作り出した「やわらかい石」によって人形に意志を与え(自動人形)フランシーヌを実体化させるというものでした。しかし、出来上がったフランシーヌは無感情であり笑うことがありません。そこで白金は欠陥品として人形を捨てたのです。
その後、白金に笑った表情を見せる使命を持って生まれたフランシーヌ人形は、自分を笑わせるために真夜中のサーカスを作り出し、笑わせないと死ぬというゾナハ病の病原菌を世界中に巻き散らかすことになりました。
生きることに疲れたフランシーヌ人形
真夜中のサーカス結成後、フランシーヌ人形は世界中を100年も巡って笑う方法を探していました。ある日、フランシーヌ人形は「疲れ」を認識します。動作や思考速度が鈍っていたからです。そこで自分を破壊することが出来る唯一の存在、才賀正二とアンジェリーナの元を訪れました。はじめにあったのが才賀正二で、彼は真夜中のサーカスの首領が現れたことに警戒はしましたが、嘘ではないと分かったと同時にひとまず機能を弱めさせています。
正二は破壊できないということだったので、次に妊娠中のアンジェリーナの元を正二と共に訪れます。しかし、アンジェリーナは子供を産む前に、破壊は良くないと言い子供が産まれるまで破壊は待つことになりました。
心を認識したフランシーヌ人形
ようやく出産のときになりました。フランシーヌ人形は出産に立ち会いますが、生まれた赤ん坊(エレオノール)に指を握られ不思議な感情を抱きました。その後、本来なら命令を聞くはずの自動人形(オートマータ)から家を襲撃され、エレオノールを庇って逃げることになりました。しかし、機能が低下した状態のフランシーヌ人形は自動人形から攻撃を受けてしまい、結局井戸に落ちてしまいます。
そのとき、エレオノールの体から溶けたやわらかい石(アンジェリーナから移った)が井戸水に溶け、生命の水へと変わってしまいます。それによってエレオノールを抱いていたフランシーヌ人形は体が溶け、エレオノールを必死でかばいました。
偽者のフランシーヌ人形
からくり編で鳴海が出会ったフランシーヌ人形。実は、その正体がフランシーヌ人形の偽物だったということが判明します。かつてフランシーヌ人形が「疲れ」を認識したころ、自身を破壊するため旅だとうとするのですが、ただ真夜中のサーカスに所属する自動人形(オートマータ)が気がかりでした。そこでフランシーヌ人形が自動人形の目を欺くために作り出したのが偽物だったのです。
真夜中のサーカスの自動人形最古の四人
真夜中のサーカスに所属する自動人形(オートマータ)の中でも、最も古く最も強い「最古の四人」。アルレッキーノ、パンタローネ、ドットーレ、コロンビーヌの四人がいました。鳴海をはじめとしたしろがね一味を圧倒させた彼らは、どのような技を使って戦うのか、そしてどのような人形なのかをここで紹介していきます。
最古の四人①アルレッキーノ
最古の四人の1人である「アルレッキーノ」。アルレッキーノは「緋色の手(レ・マン・スカラティーヌ)」を使って指から炎を噴射して戦います。加藤鳴海の前に最初に現れた最古の四人で、そのとき唯一自動人形を壊せる中国拳法の気がアルレッキーノには通用しませんでした。サハラの決戦では最古の四人の中で最後に立ちはだかった敵でしたが、彼もあっさり鳴海に負け、その後フェイスレスに回収されています。
最古の四人②パンタローネ
2最古の四人(レ・キャトル・ピオネール)のリーダー格の自動人形が「パンタローネ」です。パンタローネは「深緑の手(レ・マン・ヴェール・フォンセ)」といい、空気を圧縮した技を繰り出します。真夜中のサーカスとの戦いの場となったサハラでは数々のしろがねを苦しめますが、ルシールがフランシーヌ人形の偽物を持ち出してきたため形成は逆転します。
というのも、自動人形はフランシーヌ人形のために生まれてきており、もし忠誠を破ったのであれば存在意義がなくなり自壊してしまうからです。それを知っていたルシールは「動くな‼」とフランシーヌ人形を通して命令を下しました。そこで自力でフランシーヌ人形を破壊し脱出を試みますが、復活した加藤鳴海によって敗北してしまいました。
最古の四人③ドットーレ
最古の四人の1人「ドットーレ」は200年以上前にルシールの息子を殺害した自動人形です。サハラでの戦いでルシールが、偽のフランシーヌ人形を用いたのはドットーレへの復讐を果たすためであり、ドットーレを絶望させて殺すのが宿願となっていたのです。サハラでの戦闘では、フランシーヌ人形の命令によって身動きが取れなくなりますが、ドットーレは命令を無視して動きました。しかし、ドットーレはすぐに倒れます。
最古の四人④コロンビーヌ
最古の四人の1人「コロンビーヌ」。コロンビーヌは「純白の手」を使い、拳を白熱化して相手を溶かす戦い方をします。サハラの決戦では、ダールに致命傷を与えましたが、油断が命取りになりました。自動人形(オートマータ)がしろがねの血によって疑似体液が沸騰するのですが、ダールは自分の血を使ったティンババティの攻撃を喰らわせたのです。
その一撃によってコロンビーヌは戦闘不能になります。このころは仮面にターバンといった姿をしていますが、フェイスレスに回収された後は改良されてロリコンのような姿をしています。
真夜中のサーカスの自動人形達の最後
真夜中のサーカスの自動人形(オートマータ)たちの最後は作中屈指の場面だったといえるでしょう。人類を苦しめ続けていた彼らが心変わりしていく様子、最後の最後で満足した様子が描かれていました。ここでは、真夜中のサーカスの主要人物であるフランシーヌ人形とフランシーヌ人形の偽物、そして最古の四人の最後を紹介していきます。
フランシーヌ人形の最後
フランシーヌ人形の最後はエレオノール(赤ん坊の頃)を守るため、自らを犠牲にして最後を迎えました。生命の水によってみるみる溶けていくフランシーヌ人形。しかし、最後の瞬間に生きることの美しさを覚え、ようやくフランシーヌ人形は笑うことができました。
そして最後の力を振り絞り、井戸の壁に穴をあけて水を外に出しています。結局、フランシーヌの髪とともに生命の水の中に溶けており、その後エレオノールはそれを飲んだためしろがねとなっていました。
偽者のフランシーヌ人形の最後
偽物のフランシーヌ人形の最後はあっけないものでした。加藤鳴海は数多くの犠牲を出しながらようやくフランシーヌ人形の元にたどり着きますが、そんな鳴海に淡々と自分が偽物だという真実を伝えています。そして、偽物もフランシーヌ人形と同じく「疲れ」を認識していました。結局、責任から解放されることを喜び、自ら心臓(歯車)を外し動きが鈍くなったところで鳴海に完全に破壊されてしまいました。
アルレッキーノの最後
アルレッキーノはフェイスレスから回収されたあと、エレオノールに忠誠を向けるようになりました。結局エレオノールの命令によって人類の味方をすることになった彼は、リーゼロッテと遭遇し助けていました。そこで、アルレッキーノは奇妙なものを感じます。それはリーゼロッテの笑顔がきっかけでした。「フランシーヌ様を笑顔にさせる」という使命を持って生まれた自動人形(オートマータ)でしたが、その笑顔を初めてみたからです。
そして、笑顔に心地よさを覚えた彼はリーゼロッテが向かったブリゲッラの元に向かいます。そこでブリゲッラとの戦闘になり、接近戦を封じたもののブリゲッラが接近戦を捨ててミサイル攻撃を繰り出したため、半壊状態になり敗北してしまいます。その後、半壊状態になりながらハーレクインと応戦して頭部だけになったパンタローネを回収し、協会にたどり着きました。そこで見たものは悲願のフランシーヌが笑っている表情でした。
長い歳月をかけてようやく悲願を達成した彼は、パンタローネに「見ているか?」と問いかけました。パンタローネはそのとき笑っており、使命を全うした2人の自動人形は満足して機能が停止しました。
パンタローネの最後
フェイスレスに回収されたパンタローネは、捕らえられたエレオノールをフランシーヌだと思い込み、エレオノールに忠誠を誓うことになりました。しかし、これまでと違い、エレオノールは「人間を傷つけるな‼」と命令を下し、エレオノールは命令を遂行することとなりました。その後、フェイスレスが人間を始末するように命令したため、阿紫花英良らの元に赴きます。
結局エレオノールの命令を聞かず阿紫花英良との戦闘となりますが、最後の最後で心の変化が訪れました。阿紫花英良にとどめをささず、自分は「フランシーヌ様の命令が効けなかった、生きる意味がない」と悔いていましたが、阿紫花英良が「また命令を守る自分になればいい」といったため、人類の味方をすることとなります。そしてパンタローネはハーレクインと交戦し、最後となりました。
ドットーレの最後
ルシールがフランシーヌ人形を使って身動きが取れなくなったドットーレ。そのときルシールは「フランシールなど己に何の関係もない」と挑発しますが、その挑発にドットーレはのってしまいます。アンジェリーナ人形の呪縛から解放されたドットーレはルシールを殺しますが、フランシーナの命令を放棄することは自分の存在する意味を手放すことに繋がるため、全身から疑似体液が吹き出してしまいます。それから絶望の中で機能が停止しました。
コロンビーヌの最後
コロンビーヌもまたフェイスレスに回収されたあと生き写しのフランシーヌ(エレオノール)に忠誠を誓いました。しかし、コロンビーヌはアルレッキーノとパンタローネとは違い、個人的な悲願を持っていました。それは「人間の男に抱きしめられる」というもの。そんな願望を抱いていたころ、勝と出会いました。当初はフランシーヌに「人間を傷つけるな」と言われていたため、勝を逃がそうとしていました。
ところが、フェイスレスに忠誠を誓う自動人形が勝を逃がそうとするコロンビーヌを襲撃してきました。そんなとき、勝は攻撃を喰らったコロンビーノの肩に手を置きますが、それを抱きしめられたと思ったコロンビーノは勝のために自動人形と戦うことにしました。
その後、ディアマンティーナと互角の戦闘を繰り広げていますが、その際にロケットから落下してきた勝とエレオノールを助けるために自らを犠牲にし、体の大部分が破壊されてしまいました。機能停止の直前で自分は「何もない」と絶望に一人浸りますが、そこに勝が現れました。最後に勝が泣きながらコロンビーヌを抱きしめ、悲願を果たした喜びで満足し機能を停止しました。
真夜中のサーカスに関する感想や評価は?
からくりサーカス切り絵。
— ゆき (@yuki_dilettante) August 26, 2019
パンタローネいい味出してますよねェ。#からくりサーカス #切り絵 pic.twitter.com/x9mjJd57c2
真夜中のサーカスに所属する最古の四人・パンタローネに関する感想です。パンタローネの切り絵を用いているようで、いい味を出しているキャラだと言われています。パンタローネは真面目過ぎる性格でしたが、そんな彼が最後に悩みぬいている様子が自動人形(オートマータ)でありながら人間らしく映っていました。
#からくりサーカス
— ジェミー@ジェミ子の部屋 (@Gemmy_Aurora) June 21, 2019
「お美しいなぁ…フランシーヌ様は…なぁ、パンタローネ。見ているか…?」
「…………」
「何だ…見ているじゃないか…」
完璧でした。
文句のつけようのないシーンでした。
ありがとうございます。 pic.twitter.com/EjdApEqI1J
上記の感想はパンタローネとアルレッキーノが、フランシーヌの笑顔に満足している場面で感想が述べられています。感想のように文句のつけようのないシーンでした。純粋な気持ちで温かく見守る様子が描かれており、心が満たされた読者はきっと多いことでしょう。
フランシーヌの最期
— たかみや (@I6SRXJG5qyI8Jva) October 21, 2018
フランシーヌ人形の最期
エレオノールの大好き
個人的にからくりサーカスで泣けたベスト3です。
この他にも最古の4人の最後、ジョージの最期、ギイの最期、鳴海と勝の共闘と涙腺崩壊シーンまみれです
♯からくりサーカス pic.twitter.com/0nAvT7xfgx
上記の感想は『からくりサーカス』で泣けたシーンが取り上げられています。フランシーヌの最後は「愛してくれてありがとう」、フランシーヌ人形の最後が笑顔で「べろべろばあ」と子供を笑わせ、エレオノールが鳴海に言った「大好き」。どれも感想の通り涙腺崩壊シーンです。ぜひそれぞれの場面を見てみてはいかがでしょうか?
真夜中のサーカスとは?まとめ
フランシーヌ人形が率いる真夜中のサーカスを紹介してきましたが、いかがでしたか?真夜中のサーカスはゾナハ病の原因となる病原菌をまき散らす人類の敵として描かれてきました。しかし、フランシーヌ人形をはじめ最古の四人の最後を見ると、決して人間と分かり合えないわけではないということが分かります。最古の四人に命令した「笑わせる」ということ。
それは人間だからこそできるもので、もしかすると自動人形(オートマータ)は人間になりたかったのか?と思わされるところがありました。真夜中のサーカスの自動人形は存在理由を見失いながらも、最後に本懐を遂げているので、作中屈指の名場面だと言えるでしょう。ぜひ本記事で紹介したフランシーヌ人形と最古の四人の場面に注目してみてください。