2019年04月13日公開
2019年04月13日更新
からくりサーカスのあらすじと感想をネタバレ!登場人物も紹介【藤田和日郎】
からくりサーカスは、漫画うしおととらでも知られている藤田和日郎によって、週刊少年サンデーで連載されていた漫画です。からくりサーカスは、勝と鳴海の二人の主人公とヒロインのしろがねを中心としてストーリーが広げられていきます。この記事では、からくりサーカスが一体どんなあらすじとなっているのか、あらすじのネタバレを物語に関わってくる登場人物とあわせてまとめています。また、からくりサーカスはどのように評価されてるのか、漫画を読んだ方の感想も紹介します。
目次
からくりサーカスとは?
からくりサーカスの作品情報
からくりサーカスは、1997年32号から2006年26号まで週刊少年サンデーで連載されていた、ダークファンタジーのバトルアクション漫画です。原作者は「うしおととら」や「月光条例」などを描いている藤田和日郎です。からくりサーカスの原作漫画は全43巻で完結しています。
からくりサーカスのテレビアニメ
からくりサーカスのアニメは2018年10月から放送が始まりました。TOKYO MXやBS11、Amazon Prime Videoなどで放送・配信されています。主人公の一人である勝役の声優は、2500人を超えるオーディションから植田千尋が選ばれ、注目を集めました。その他にも、鳴海役は小山力也、才賀しろがね役は林原めぐみと大ベテランの声優が選ばれています。
からくりサーカスのあらすじネタバレ
からくりサーカスには複数の章に分けられています。それぞれの章では主人公が入れ替わりながら物語が進んでいきます。ここでは、そんなからくりサーカスの各章のあらすじのネタバレを紹介します。
あらすじネタバレ①プロローグ「勝の幕」
まずはからくりサーカスのプロローグにあたる、「勝の幕」のあらすじのネタバレを紹介します。小学5年生にしては小柄な少年の才賀勝は、大手企業の社長である才賀貞義の息子でした。しかし愛人の子供であるため、貞義に引き取られたのは母親が死んでからでした。勝は学校でも家の中でも虐げられる生活を送っており、自分に自信がなく、泣き虫な性格をしています。
ある日勝は、貞義が亡くなったことでその莫大な遺産を一人で相続することになりました。これによって勝は、親族から誘拐されたり殺されそうになってしまいます。勝は大きなスーツケースを持って「しろがね」と呼ばれる人物を探していました。何かあった時は、「しろがね」を頼るようにと祖父の正二から言われていたからです。
親族から逃げているところを、加藤鳴海とエレオノールに助けられます。このエレオノールこそが、勝が探していた「しろがね」だったのです。鳴海とエレオノールは勝を守ることを決意しますが、勝は叔父に誘拐されてしまいました。叔父は勝を養子にして、相続した遺産をまるごと奪うつもりでした。勝は不意をついて逃げ出し、弱い自分を捨てて戦うことを決意しました。
勝は戦いのさなか、大きな爆発に巻き込まれてしまいます。炎上する部屋の中で、鳴海は勝を炎から身を挺して守ります。勝が気がつくと、切断された腕だけを残して鳴海は行方不明となってしまいました。
あらすじネタバレ②サーカス編
勝とエレオノールは、鳴海が消えてしまった悲しみに絶えながらも、二人で追手から隠れながら暮らしていました。「サーカス編」では勝とエレオノールの二人が中心となったストーリーです。どんなストーリーなのか、あらすじのネタバレを紹介します。
勝とエレオノールは、二人で近くにあった仲町一家が運営する仲町サーカス団に入団します。仲町サーカス団はかつて大きなサーカス団でしたが、間違った報道に怒った団長が障害事件を起こしてしまい、解散に追い込まれてしまったのです。しかし二人が入団したことで、団長はサーカスを再興させることを決意します。そんな小さなサーカス団に身を寄せていましたが、そこにも勝を狙う者たちが現れます。
ナイフ投げを得意とし、幼い頃からサーカスで育ってきたヴィルマ・ソーンという女が、勝とエレオノールの前に立ちはだかります。ヴィルマ・ソーンは弟のために裏家業にまで手を出していましたが、エレオノールに負けた後は勝達に協力し、仲町サーカスの一員になります。このようにあらゆる人と出会うことで、勝とエレオノールは成長していきます。
あらすじネタバレ③からくりサーカス編
「からくりサーカス編」は物語の本編といわれている最も重要なストーリーです。ここではからくりサーカス編のあらすじのネタバレを紹介します。勝は仲町サーカスでエレオノールと過ごしていくうちに、エレオノールを守りたいと思うようになっていました。そこで勝はエレオノールの元から離れて黒賀村へと向かいます。黒賀村で勝は懸糸傀儡の技を磨きました。
驚くべきほどの才能を持ち合わせていた勝は、自分を狙う刺客も撃退できるほど実力を高めていきました。そんな中、エレオノールの前には行方不明となっていた鳴海が現れます。鳴海はギイに命を助けられており、実験施設で保護されていました。記憶を失くした鳴海は以前とは違い、感情を押し殺した人形破壊者となっていました。
鳴海は実験施設でゾナハ病に苦しむ子供達を見て、自動人形への憎しみを募らせていたのです。鳴海はフランシーヌと関わりのあるエレオノールから、ゾナハ病の治し方を聞くために仲町サーカス団に入団しました。
あらすじネタバレ④機械仕掛けの神編
からくりサーカスの最終章にあたる「機械仕掛けの神編」では、いよいよ物語に決着がつきます。勝や鳴海、エレオノール達と敵との戦いはどうなるのか、あらすじのネタバレを紹介します。勝が自力で戦う力を身に着けて8ヶ月経っていました。その頃、勝達の最大の敵である白金は、ゾナハ病を世界中で拡散させていました。
ほとんどの人々が感染している中、生命の水を飲んだ者やしろがねの血を飲んだことがある者、さらにはエレオノールの側にいたことで抗体ができた者達は感染していませんでした。そんなある日、フランシーヌに似たエレオノールを白金は誘拐します。勝と合流した仲町サーカス団はエレオノールを助け出しに行きます。
アメリカでゾナハ病の研究に尽力していた鳴海も、ゾナハ病の治療方法を聞くために白金を追います。勝と鳴海は共闘し、宇宙まで逃げていた白金を追い詰めます。そしてついにゾナハ病の治療方法を白金から聞き出すことに成功しました。治療方法は、エレオノールの子守唄を世界中の人々に聴かせることでした。エレオノールの子守唄は全世界で放送され、世界は危機を脱することができました。
からくりサーカスの登場人物・相関図
からくりサーカスの相関図
からくりサーカスはとても登場人物が多く、関係性も複雑です。こちらの相関図はアニメからくりサーカス17話時点の登場人物達の関係性を表しています。17話はちょうどからくりサーカス編に突入したところの話になります。才賀正二の記憶を旅したことで、正二の妻であるアンジェリーナなどが新しく登場しています。
登場人物:才賀 勝
からくりサーカスの主人公の一人である才賀勝は、いじめられっ子の弱虫の男の子でした。大企業グループの総帥である才賀貞義の愛人の子供で、母親の死をきっかけに貞義に引き取られます。貞義が死亡した後、180億もの遺産が全て勝に相続されたことで、親族同士の争いが勃発してしまいます。鳴海やしろがねとの出会いやあらゆる困難に立ち向かいながら、成長していくキャラクターです。
登場人物:加藤 鳴海
からくり編の主人公の加藤鳴海は、拳法家の18歳です。作中に19歳になりましたが、老け顔のため年上に見られることもしばしばあります。今ではがっしりとした体格をしていますが、昔は細くてすぐ泣くような子供でした。しかし、母が妊娠したことで兄としての意識が高まるようになり、拳法を習います。ただ、人を笑わせないと死んでしまう「ゾナハ病」にかかっており、戦っている最中でも発作が起こることもあります。
登場人物:才賀 エレオノール
才賀エレオノールは、からくりサーカスのメインヒロインです。エレオノールは人形遣いで、最古の懸糸傀儡「あるるかん」を操ります。長年サーカスでショーをしながら暮らしていましたが、才賀正二の命によって勝のことを「お坊ちゃま」と慕い、守るために側で徹底的に尽くします。幼少期から人形遣いとしての教育を受けており、物語当初は人間的な感情がほとんどありませんでした。
登場人物:仲町一家 (信夫/紀之/浩男)
仲町一家(信夫/紀之/浩男)の信夫は仲町サーカスの団長をしています。信夫は石食い芸人としてサーカスで活躍していましたが、不祥事のせいで人気が落ち、貧乏になってしまいました。信夫には紀之と浩男の二人の養子がおり、二人とも仲町サーカス団に所属しています。
登場人物:タランダ・リーゼロッテ・橘
タランダ・リーゼロッテ・橘はアメリカのグレートロングサーカスの団員でした。どんな動物も屈服させることができる「魔眼(チャームアイズ)」を持っています。姉がいましたがビーストという虎に殺されており、ビーストの恨みを勝が解放したことをきっかけに仲町サーカスに入団します。
登場人物:ヴィルマ・ソーン
サーカス出身で、幼い頃からナイフ投げ師としてサーカスの舞台に立っていたほど、高い実力を持つ女性です。弟がゾナハ病にかかってしまい、入院費を稼ぐために暗殺などの裏稼業に手を染めます。勝を狙い、しろがねと戦って敗退した後は仲町サーカスにとどまることになります。
登場人物:傀儡
からくりサーカスには、懸糸傀儡(マリオネット)が登場します。懸糸傀儡は基本的には両手の10本の指を使って傀儡を操ります。ただ、場合によっては足の指10本を使うこともあります。主にしろがねや黒賀村の人形操り達が懸糸傀儡を操ります。懸糸傀儡は才能があっても、操れるようになるまで何年も修行をしなければなりません。
登場人物:しろがね
からくりサーカスに登場するしろがねは様々な意味を持っています。まず、白銀が正二につけてもらったあだ名がしろがねでした。この白銀のあだ名がきっかけで、白銀の意識を共有している人形破壊者達もしろがねと呼ばれています。人形破壊者とは、自動人形の破壊をする者たちのことで、政府や警察からもその活動を黙認されています。
また、純粋な「生命の水(アクア・ウイタエ)」を飲んだ者のこともしろがねといいます。通常の人よりも成長が遅く、髪と瞳の色が銀色であることが特徴的です。怪我をしてもすぐに再生し、夜も少しの睡眠で充分な身体になります。エレオノールもしろがねで、基本的に勝達からはそう呼ばれています。
以下のからくりサーカスの登場人物がしろがねです。
- 才賀エレオノール
- ギイ・クリストフ・レッシュ
- ルシール・ベルヌイユ
- ファティマ
登場人物:しろがねO(オー)
しろがねO(しろがねオー)はしろがねの身体をからくりにしたサイボーグ人間のことで、フェイスレスが開発しました。しろがねは歳を取るのですが、しろがねOは歳を取らず、眼球そのものが銀色であることが特徴です。懸糸傀儡は使わず、自分の身体を武器に戦います。
以下のからくりサーカスの登場人物がしろがねOです。
- フェイスレス
- ジョージ・ラローシュ
- 馬 麗娜
- アラン
登場人物:からくり人形(自動人形)
自動人形(オートマータ)は、AIのように自分で考えて自分の意志で動く人形です。擬似体液によって動く事ができますが、致命傷を与えたり拳法の気などで内側から自壊させなければ、簡単には壊れません。また、人間の血をエネルギーとしています。ちなみにしろがねの血は自動人形にとっては猛毒とされています。
以下のからくりサーカスの登場人物が自動人形です。
- フランシーヌ人形
- ドットーレ
- パンタローネ
- コロンビーヌ
- アルレッキーノ
からくりサーカスのネタバレ考察
しろがねの正体とは
からくりサーカスの物語の冒頭からキーワードになっていたしろがねは一体何者なのか、ここではからくりサーカスのしろがねの正体に関するネタバレを紹介します。才賀勝の祖父である才賀正二は、もし父が亡くなったらスーツケースを持ってしろがねの元へと行くように促しました。そして懸糸傀儡から狙われるなか、命を救ってくれたのが勝が探し求めていたしろがねのエレオノールでした。
エレオノールがしろがねと呼ばれる所以は「柔らかい石」から作り出される「生命の水」を飲んでいたからです。しろがねという呼び名は、「生命の水」を飲んで不死の身体を手に入れた者たちを総称でもあります。そのため、しろがねと呼ばれている登場人物はエレオノールだけではありません。
ラスボス白金の目的
からくりサーカスのすべての元凶をネタバレすると、ラスボスだったのは白金でした。これまで白金、ティーン・メーストル、才賀貞義、フェイスレスなど、あらゆる人物に姿を変えてたくさんの人物を翻弄してきました。白金が元凶になってしまったことの始まりは、フランシーヌという女性を愛したことから始まりました。しかし、その恋は叶わず、フランシーヌを連れ去り自殺に追いやってしまいます。
死んでしまったフランシーヌの代わりに、白金はフランシーヌ人形を作ります。しかし、かつてのフランシーヌのようにフランシーヌ人形は笑いません。そこで白金はフランシーヌ人形を笑わせるために、「ゾナハ病」を開発してサーカス団として活動しながら病を撒き散らしていきます。このように、白金の本来の目的はフランシーヌの復活だったのです。
目的は「才賀勝」に憑依すること
最終的に白金は勝を使って何をしたかったのか、ここでは勝と白金に関するネタバレを紹介します。フランシーヌ人形は所詮人形のため、どうしても笑うことなどできませんでした。そこで白金は「生命の水」にフランシーヌの遺髪を溶かして、フランシーヌの記憶を受け継ぐ人物を作ることを思いつきます。白金は幼い男の子に自分の髪を溶かした「生命の水」を飲ませ、新しい肉体を得ます。
そしてフランシーヌの血縁であり、生き写しのようなアンジェリーナに出会いました。白金はこのまま二人で共にいれば、おのずとアンジェリーナが自分の元に落ちると思っていました。しかし、アンジェリーナは正二と結婚してしまいました。白金はアンジェリーナと正二の暗殺を企てます。その時、フランシーヌ人形がまだ赤子のエレオノールをかばったことで、フランシーヌの遺髪が溶けた生命水を飲んでしまいます。
そうしてエレオノールはフランシーヌの記憶を受け継ぐことになりました。そこで白金は正二になりすまして、エレオノールをまるで人形のように育てます。そして勝を守ることで人間になれると言い、必然的に勝とエレオノールを出会うように仕向けたのです。勝には、自分の記憶を埋め込んでおり、後々成り代わって最終的にはエレオノールと結婚することを目的としていました。
登場人物の複雑な関係性
からくりサーカスはそれぞれのキャラクターがどこかで繋がりのある、複雑な関係性を持っています。特にフランシーヌの血縁関係は家系図を見ても混乱するほど複雑です。
エレオノールはアンジェリーナの娘ですが、アンジェリーナは、フランシーヌの孫の子供です。つまりは曾孫にあたります。また家系図を見ると、エレオノールと勝は血の繋がりはないものの、親戚であることが分かります。
からくりサーカスの名言・名シーン集
「さあ、次は…あの子達に何を弾いてやろう……」
からくりサーカスの名言に「さあ、次は…あの子達に何を弾いてやろう……」というセリフがあります。この名言はしろがねOのジョージ・ラローシュが死に際に放った言葉です。心を無にして、元々自動人形を破壊するだけを目的として生きていましたが、鳴海達と接していく内に徐々にジョージの心は変わっていきます。そして死ぬ間際、ジョージが思い出したのは子どもたちとピアノを弾く約束をしたことでした。
「なんだ…見ている……じゃない……か……」
からくりサーカスの名言に「なんだ…見ている……じゃない……か……」というセリフがあります。これはパンタローネが首だけとなり、その生命がつきる時にアルレッキーノが放ったセリフです。エレオノールが笑っている姿を見たアルレッキーノが、その姿を「見ているか?」とパンタローネに確認すると、パンタローネは満足そうに微笑んだまま死んでしまいました。
「やっと男の人に、抱きしめてもらっちゃったア。」
この「やっと男の人に、抱きしめてもらっちゃったア」という名言は、戦ううちに勝に恋心を抱いたコロンビーヌのセリフです。かつてはフェイスレスの命令で勝を殺そうとしていましたが、後に勝の味方につきます。しかし激しい戦闘のさなか、コロンビーヌは首だけとなってしまうのです。そして勝はそんな彼女の首を抱きしめ、この名言が生まれました。
からくり人形(自動人形)のバトルシーン
からくりサーカスの魅力的な名シーンは、懸糸傀儡や自動人形達のバトルシーンです。傀儡同士が戦うシーンは、からくりサーカスのアクションの要となっています。ただ、からくりサーカスはストーリーメインの漫画なので、アクションをメインに描かれることはほとんどありません。しかし、戦いの果ての自動人形達の最期などはそれぞれ見どころがあります。
からくりサーカスを観た人の感想や評価は?
からくりサーカス第24幕
— ロニ・フィガロ (@loni_figaro) April 4, 2019
あれ?主役ってパンタローネだっけ?
最古の4人の中で最も人間に近付いたのは彼だと思っている。
今後の勇姿にも期待してるよ
ジョージ…またピアノを聞かせておくれ#からくりサーカス #karakuri_anime pic.twitter.com/lnNEy4gVFw
パンタローネはフランシーヌ人形を笑わせるために作られた、最古の四人の一体です。パンタローネは、人形にはできない笑いを理解しようとしていました。そんな彼でも、エレオノールが笑っているところを見たパンタローネの最期は、もっとも人間らしさを感じるという感想を寄せている方がたくさんいました。
8割くらいの人が前半でギブアップしそうだけど、絵柄や小難しさを我慢してからくりサーカス最後まで読んでほしい。最後とは言わなくても21巻までは読んでほしい。21巻でもまだ折り返しだけど21巻まで到達したらあとはもう止まらない。忘れられない名作。人生最高の漫画。
— きりお (@kirio_ao) April 1, 2019
からくりサーカスの原作ファンの方の感想の中には、ぜひすべての巻をみんなに読んでほしいという評価もありました。からくりサーカスはとても複雑な構成で、なおかつ複数人の主人公を中心としてストーリーが進むため、後半になるとそれまで別れていた話が、一本の物語に完成されていきます。そのため、後半からは読む手が止まらないという感想もたくさんありました。
Twitterでもあまり話に上がってこないけどからくりサーカス面白いよね最初ただのバトル系だと思ってたけど結構奥が深くて見入ってしまう#アニメ好きと繋がりたい #いいねした人全員フォローする #RTした人全員フォローする pic.twitter.com/5FfpJ3Ajqs
— きるか 〜そばかす〜 (@Om3O56Vgfs4i5Ty) March 29, 2019
傀儡を使ったアクションシーンがあるため、アクションメインの話だと思われる方も多いのですが、実はとてもストーリー重視な漫画です。アニメから観始めた方は、思った以上にストーリーが深くて見入ったという感想を寄せていました。また、なんとなく観ていた方でも、どんどん面白くなってきたという感想を呟かれている方もいました。
からくりサーカス読んでて思ったこと
— 遊び人 (@enjoymantaro) April 1, 2019
フラれっぱなしって言ってたけど、
嫌われてはなかったよね。フランシーヌもアンジェリーナも
エレオノールからは嫌われてたかも知れないけど
一番ではなかっただけで
敗北感が凄かったんだろう。
妥協が大事よ。何事も
一番になれなくても、良いじゃない。
評価や感想の中には、すべての元凶に当たる白金に対してとんでもないキャラクターだという感想もありました。しかし一方で、そんな白金に諭すようなコメントをされている方もいました。なんとしてでも自分だけの愛を欲して狂ってしまった白金を、その執着心から開放してあげたいという感想もありました。
🔴からくりサーカス23話
— だんごむし (@ani_unknown) March 29, 2019
鳴海の爽快な強さとともに、英良による心理戦が見応えあった
も少し近く...と緊張感がある中でパンタローネの核心を突くやりとりが面白かったです
いよいよといった多勢で押し寄せるオートマタですが、それ以上に鳴海の心強さが際立つ回でしたw
からくりサーカスの感想には、肉弾戦だけでなく心理戦のような頭脳を使った戦闘シーンがしっかりと描かれているところが良いといった感想もありました。中には、つい登場人物達に感情移入してしまうという感想を寄せている方もいます。
前期今期一番泣いたのは何と言っても「からくりサーカス」原作知らずの私だけど、泣ける。泣ける。失礼ながら、科学的根拠など殆ど無く、ロボも出てこないのに、よく巡り合った。
— メガ兄貴 (@mega_aniki) February 21, 2019
#からくりサーカス
まだ原作を読んでいないという方の感想では、アニメだけでも充分に泣けるほどのストーリーだと評価する感想がたくさんありました。からくりサーカスはアニメを見始めると止まらないという方が多いようです。
からくりサーカスのあらすじまとめ
からくりサーカスのあらすじは、勝と鳴海、エレオノールの3人を中心とし、たくさんの登場人物と関わりあいながら互いに成長していくストーリーとなっていました。からくりサーカスのアニメはカットしてあるシーンがたくさんあるので、本気で楽しみたいという方はぜひ原作を読んでみてください。