転スラの原作漫画のあらすじをネタバレ！アニメ放送は何話までの内容？

転スラとは『転生したらスライムだった件』の略称です。『転生したらスライムだった件』は、元は伏瀬によって小説投稿サイト「小説家になろう」にアップされた作品でした。

WEB上で大変人気のあったその作品が後に大幅に改訂され、2014年よりマイクロマガジン社のGCノベルズからラノベとして刊行されるようになったのです。転スラはラノベとして刊行されて以降さらに人気を博し、アニメ化や漫画化など、数々のメディアミックス展開がなされました。

2018年10から2019年3月にかけて、アニメ『転生したらスライムだった件』全25話が放送されました。アニメの内容は、ラノベを元に制作された講談社発行の漫画、川上泰樹作画による『転生したらスライムだった件』をベースに構成されています。2020年にアニメ第2期が制作・放送されることが決定しました。

ここからは、アニメ版転スラの原作となった漫画版転スラのあらすじを、ネタバレ有りで紹介していきます。漫画やアニメを見ずにざっと転スラの内容を理解したい人にはおすすめですが、ちゃんと自分で作品を追いたいという人は注意してください。

ある日、平凡なサラリーマンの三上悟は通り魔から後輩を守ってナイフで刺され死んでしまい、異世界でスライムに生まれ変わります。転生した洞窟で悟がまず最初に遭遇したのが、数百年という長い時を洞窟に閉じ込められて過ごしていた暴風竜ヴェルドラでした。悟とヴェルドラは意気投合して友達となり、ヴェルドラは悟に「リムル」という名前を、リムルはヴェルドラと自分に「テンペスト」という共通の名前をつけます。

こうしてスライム「リムル＝テンペスト」の冒険が始まったのです。リムルは転生した際に獲得した「スキル」に恵まれており、とてもチートな存在でした。リムルは「捕食者」というスキルを使ってヴェルドラを牢獄ごと自分の中に収納し、共に洞窟を出て外の世界に旅立ちます。しばらく進むと、リムルはゴブリンの一行と出会いました。

リムルの纏う「魔素」から彼が只者ではないと感じ取ったゴブリンたちは、リムルを自分たちの村に招き、ある頼み事をします。それはゴブリンたちを殺そうとしている牙狼族を討伐してほしいというものでした。リムルはゴブリンの村の守護者になり、代わりに彼らから忠誠を誓われます。

さらにリムルは瞬く間に牙狼たちを倒し、彼らも配下に加えました。リムルはゴブリンと牙狼たちに名付けをすることで力を授け、進化した彼らとともにきちんとした生活が送れる住処を作るべく、建物の建設や衣服の制作に長けているドワーフ族が住む国、武装国家ドワルゴンへと向かいます。

ドワルゴンで一悶着ありながらも、リムルは意気投合したドワーフのカイジンらをゴブリンの村に連れ帰ることができました。カイジンたちのおかげで、ゴブリンの村は建物も服飾品も一気にレベルが上がります。ある日、そんなリムルたちの村に、人間の冒険者たちの一団が訪れました。彼らは森で魔物に襲われていたところをリムルに救われ、村に招待されたのです。

冒険者たちの中にはシズという日本人女性がいました。彼女はリムルと同じ世界から来た異世界人で、長い間この世界で魔物と戦い続けてきました。シズは魔王という存在によってこの世界に召喚されたこと、異世界から渡ってくる者にはその人が望んだ「スキル」や「耐性」がつくということをリムルに教えます。もっと同郷であるシズの話を聞きたいと望むリムル。しかし穏やかな時間は長くは続きませんでした。

魔王がシズに取り憑かせた魔物「イフリート」が暴走を始めたのです。リムルが戦い何とかイフリートを抑えることに成功したものの、長くこの世界で生きてきたシズの身体はもう限界でした。シズはリムルの中で眠りたいと告げて息を引き取ります。この出来事によって、リムルはシズをこの世界に呼び出した魔王を、シズに代わりに一発殴るという目標を抱くようになるのです。

シズを体内に取り込んだことで、リムルはシズにそっくりな人型になれるようになりました。そんなリムルの前に、オーガという種族の一行が現れます。彼らはリムルがシズから受け継いだ仮面を見て、リムルに敵意を剥き出しにしてきました。リムルは彼らと戦闘になりますが、問題なく勝利します。

戦いを経て誤解が解け冷静になったオーガたちは、リムルに自分たちの里がオークの軍勢に襲われたこと、その黒幕がリムルが持っているものに似た仮面をつけていたことを話しました。仇討ちを誓うオーガたちに、リムルは自分の配下になってゴブリンの村を拠点にオークと戦うことを提案します。オーガたちはそれを承諾。彼らはリムルから名前をもらい、リムルの配下になりました。

リムルの名付けで進化し、オーガは鬼人となりました。新たな仲間を加えたリムルたちの村に、今度はリザードマンのガビル率いる一団が現れます。彼らは侵攻してくるオークと戦うための戦力を集めており、リムルたちに配下になるよう告げにきたのでした。

リムルたちはリザードマンを追い返しますが、向かってくるオークの軍勢を放っておくわけにはいきません。村で会議を開き、今後の対策を考えることにしたリムル。そこに森の管理者であるドライアドのトレイニーが現れました。リムルはトレイニーから、オークを率いるオークロードの討伐を依頼されます。

オークロード討伐を引き受けたリムルは、ガビルの父であるリザードマンの首領と手を組み、ともにオークの軍勢と戦うことになりました。しかしガビルが父を閉じ込め、勝手にオークの軍勢との戦闘を始めてしまったことで、リザードマンは劣勢に立たされ、リムルたちは彼らの救出に向かうことになります。

リムルの名付けの効果によって進化し、強くなった鬼人やゴブリン、嵐牙狼たちによって、戦況はあっという間に逆転。リムルが出るまでもなく、オークたちは次々に薙ぎ払われていきました。そんな彼らの戦いを見ている者たちがいました。魔王の1人であるクレイマンです。クレイマンは上空から戦況を見守るリムルに目をつけました。これから起こる大きな騒動を暗示させるシーンで、4巻は幕を閉じます。

リムルたちが優勢だった戦況が、一変する事態が起きました。オークロードが進化し、魔王種である豚頭魔王（オーク・ディザスター）になったのです。オーク・ディザスターは、進化して強くなった鬼人の力をもってしても倒せません。

ようやくリムルが戦いに加わることになりました。リムルは魔王になったオーク・ディザスターと互角の戦いを見せ、ついに勝利を収めます。こうして魔物たちの住むジュラの大森林を脅かしたオークの軍勢の侵攻は止まったのでした。

戦いを終えたリムルを待っていたのは、戦後処理でした。残されたオークたちや、被害を受けたリザードマン、ゴブリンたちの今後を決めなくてはいけません。リムルはオークたちの侵攻にのっぴきならない事情があったことを語り、彼らを責めることはしないと宣言します。リムルはジュラの大森林に住む種族間で同盟を組み、互いに助け合って生活していくことを提案しました。

一同はそれに同意し、ここにジュラの森大同盟が締結されます。リムルはゴブリン、嵐牙狼、鬼人、リザードマン、オーク、ドライアドから大同盟の盟主と仰がれることになりました。様々な種族の協力でリムルたちの住処の建設は一気に進み、村だった場所は1万を超える魔物たちが住む立派な町になります。

オーク・ディザスターを倒したリムルの存在は、様々な存在から注目されることになりました。まずは武装国家ドワルゴンの国王・ガゼルです。ガゼルはリムルたちの町を訪れリムルが悪しき魔物ではないと判断したあと、彼にドワルゴンと盟約を結ばないかと持ちかけました。それはリムルたち魔物が住む町を、国家として認めるということです。

リムルはその申し出を受け、ジュラ・テンペスト連邦国、通称魔国連邦が生まれました。さらに、今度はテンペストにミリム・ナーヴァという魔王の1人が訪れます。ミリムはリムルとオーク・ディザスターの戦いを見てリムルに興味を持ち、挨拶に来たのでした。リムルに好感を抱いたミリムは、しばらくの間テンペストに滞在することになるのですが、それが新たな事件を巻き起こします。

ミリムがテンペストに滞在するようになってすぐ、魔王カリオンの部下を名乗る魔人たちがリムルたちの前に現れました。オーク・ディザスターとリムルの戦いでミリム同様リムルに目を留めた魔王カリオンが、リムルたちを配下にスカウトすべく、魔人たちを交渉役として送り込んできたのです。リムルは無礼な振る舞いをするカリオンの部下に対し、一旦は退くよう促します。

カリオンの部下は悔しげな面持ちで、その場を後にしました。その後、テンペストにブルムンド王国から自由組合支部長の一行と、ファルムス王国から調査団の一行が訪れます。彼らはどちらも突如現れたオークロードに関する件でこの地に赴いたのですが、すでにオークロードは討伐されていたため、驚きを隠せない様子でした。

リムルは彼らと友好的な関係を築き、魔物と人間が共存するための第一歩を踏み出します。しばしの和やかな時が流れるテンペスト。しかし彼らの知らないところで、テンペストを巻き込む大きな陰謀が画策されていました。

カリオンの部下であるフォビオは、機嫌が良くありませんでした。主である魔王カリオンが目をつけていたスライムの勧誘はできず、たまたまテンペストに滞在していたミリムには呆気なく吹き飛ばされてしまったからです。フォビオの怒りは、どちらかというとミリムに向いていました。

そんなフォビオの前に、中庸道化連の一員だと名乗る仮面の魔人たちが現れます。彼らは、魔王ミリムに仕返しできるほどの力を得ることができると、言葉巧みにフォビオを唆しました。彼らの言葉を真に受けたフォビオの行動が、テンペストに危機をもたらすことになります。

リムルの前に、突如現れたドライアドの1人。彼女はリムルに強大な力を持つ危険な魔物「暴風大妖渦（カリュブディス）」が生まれたこと、それがテンペストに向かってきていることを告げました。リムルたちはカリュブディスとの戦闘を余儀なくされます。力を合わせて応戦する一同ですが、カリュブディスを落とすことはなかなかできません。その時、リムルはあることに気づきました。

カリュブディスには核になっている存在がおり、それが強い怒りの感情を抱いていること。そして怒りのベクトルはどうやらミリムに向かっているということに。カリュブディスの核となっているのは、魔王カリオンの部下・フォビオだったのです。ミリムの活躍によって、カリュブディスとフォビオの分離に成功。カリュブディスは消え、フォビオは助かりました。

フォビオは自分の行いを詫び、自分を唆した中庸道化連という存在をリムルたちに伝えます。中庸道化連こそ、豚頭帝の一件の原因。そしてその中庸道化連を動かしているのは、魔王の1人である可能性が出てきました。

ともあれ、確証はないため魔王の関与については一旦保留。フォビオは騙されただけだということで、無罪放免になります。その様子を見ていた魔王カリオンは、リムルに部下のことを救ってくれたことを感謝し、テンペストに手出しはしないと約束してくれることになりました。

テンペストは、魔王カリオンの治める獣王国ユーラザニアと互いに使節団を派遣することになりました。獣王国と良好な関係を築き国交を結ぶことができれば、テンペストにとって大きなメリットがあります。獣王国からやってきた使節団の面々は、どうやらテンペストを気に入ってくれた様子。国交樹立は近そうです。

次にリムルを待っていたのは、武装国家ドワルゴンへの訪問でした。テンペストとドワルゴンが友好的な関係であることを、ドワルゴンの国民に周知してもらうのが訪問の目的です。ドワルゴン訪問も概ね成功に終わり、続いてリムルが取り掛かったのは人間の国に行くことでした。

リムルと同郷であった冒険者・シズは自分と同じ異世界の子供たちの面倒を見ており、彼らのことを気にかけていました。リムルはシズの意志を継ぎ、子供たちの助けになるべく、テンペストから旅立ちます。

アニメ版の転スラ1期は、WEB小説版の「王都生活編」までを描いています。「王都生活編」は64話「王都生活の終わりに」が最終話となっていますので、WEB版からアニメ第1期の内容を追いたい場合は1話から64話まで読んでみましょう。

アニメ版の転スラ1期は、ラノベ版の4巻第7章までの内容となっています。細かく言うと、320ページまで。つまりラノベの1巻から4巻まで読めば、アニメ1期の内容はさらうことができます。WEB版小説もそうですが、文字である分アニメや漫画よりもキャラクターや状況に関する説明量が豊富です。

アニメ版転スラ第1期は、漫画版転スラの1巻から11巻と12巻冒頭を元に作られています。あらすじはアニメとほとんど同じですが、アニメよりも詳しく描写されている部分が多々ありますので、アニメから転スラにハマったという人は漫画版に手を伸ばしてみるのもいいでしょう。

アニメ版転スラは2020年に2期の放送が決定していますが、第1期の続きとなる第2期ではWEB版の65話からの内容が描かれると思われます。2020年のアニメ化より前に、ネタバレを気にせず続きを知りたいという人は、WEB版なら65話から83話までの「魔王誕生編」を読みましょう。

ラノベ版なら4巻の終章、322ページからがアニメ第1期の続きとなります。漫画版で続きが見たい場合は、12巻から読んでみてください。アニメは漫画を原作に作られていますので、漫画版が一番アニメ続編の先取りには適していると思われます。

『転生したらスライムだった件』という作品は元はWEB小説で、その後ラノベとして販売されるようになりました。そのため正しい意味での原作はWEB小説・ラノベということになります。しかし転スラのアニメ版はラノベを元に制作された漫画版をベースに作られました。ラノベ版はマイクロマガジン社、漫画版は講談社と発行している出版社が違いますので、その関係からアニメ版の原作は講談社の漫画版としているようです。

漫画版は、大まかな流れはラノベ版と同じです。しかし読者がよりストーリーを把握しやすいように、ラノベ版にはあるシーンが削られたり、逆にラノベ版にはないシーンが追加されたりしています。より細かい内容が知りたいならラノベ版、ストーリーのテンポの良さを重視するなら漫画版を読むのがいいでしょう。

漫画版のリムルは優しくお人好しな面が目立ちますが、ラノベ版のリムルは少々腹黒い、策士な一面が描かれています。原作者である伏瀬は当初、転スラの物語をバッドエンドで終わらせることを考えていました。そのためリムルに黒い部分を多く持たせていたのですが、物語の行く先が予定からどんどん変わっていったため、徐々に善人寄りのキャラクターになったそうです。

『転生したらスライムだった件』の主人公です。元は三上悟というサラリーマンでしたが、異世界に転生してスライムに生まれ変わり、リムル＝テンペストという名で生きていくことになりました。

異世界へ転生する際に獲得したチートスキル「大賢者」と「捕食者」のおかげで、転生して間もないにも関わらず数々の魔物を配下につけ、国まで興してしまった強運スライムです。仲間想いの性格で、配下の魔物たちからとても慕われています。

本名は井沢静江。リムルと同じ世界からやってきた異世界人で、後にリムルに多大な影響を及ぼすキーパーソンです。とある魔王の力によって異世界に召喚され、その身にイフリートという炎の精霊をつけられました。

イフリートの力を使って数々の冒険をこなしてきた、英雄と呼ばれるほどの冒険者で「爆炎の支配者」という異名を持っています。外見は十代後半の女性ですが、実年齢はリムルの前世よりかなり上。リムルに看取られて息を引き取り、彼の体内に吸収されました。リムルの人型は、シズをベースに構成されています。

暴風竜の名で知られる、強大な力を持つドラゴン。世界に4体しか存在しないという「竜種」の1体です。スライムに転生した三上悟が最初に出会った存在であり、彼にリムルの名を与えました。リムルとは同じテンペストの名で繋がっている盟友です。

過去に勇者と戦ってジュラの大森林にある洞窟に封印されてしまい、以降長い年月を孤独に過ごしていました。リムルと出会ったあとは、勇者の力による牢獄ごとリムルの体内に取り込まれ、リムルの力によって牢獄から出られる日を待っています。

元はゴブリンと敵対していた牙狼族の頭の息子。リムルに敗北して以降、リムルの忠実な配下となりました。リムルから「嵐牙」という名前をもらったことで、嵐牙狼（テンペスト・ウルフ）に進化。リムルの傍を離れない優秀な護衛となっています。とにかくリムルのことが大好き。リムルのペット的存在でもあります。

オーク軍侵攻の一件で仲間になった、元オーガの1人。リムルから「白老」の名をもらったことで鬼人になり、「指南役」という役職を授かりました。見た目は老人ですが、剣の腕前は超一流。その腕を活かして、テンペストの兵士たちを厳しく鍛えています。リムルも剣技は彼から習っています。

オーク軍侵攻の一件で仲間になった、元オーガの1人。リムルから「蒼影」の名をもらったことで鬼人になり、「隠密」という役職を授かりました。影を通して様々な場所に行くことができる「影移動」と糸を武器として操る技術に長けており、普段は諜報活動を主に行っています。口数が少なくクールな、仕事ができる男です。

オーク軍侵攻の一件で仲間になった、元オーガの1人。リムルから「紫苑」の名をもらったことで鬼人になり、「武士」という役職を授かりました。見た目はいかにも仕事ができる美女ですが、実は何でも力で解決しようとする脳筋。料理が壊滅的に下手で、彼女の料理を食べたものは無事ではいられません。とにかくリムルが大好きで、彼の秘書を自称し、常に傍に控えています。

オーク軍侵攻の一件で仲間になった、元オーガの1人。リムルから「朱菜」の名をもらったことで鬼人になり、「巫女」という役職を授かりました。薄桃色の髪が特徴的な美少女で、元はオーガ一族の巫女姫。可憐なだけでなく芯の強さも併せ持っています。

料理や裁縫などのスキルが高く、また元々姫であったことから礼儀作法も完璧。そのため秘書とは名ばかりのシオンに代わって、リムルの秘書的な仕事をこなしています。リムルが大好きで、シオンとはよくリムルの取り合いをしています。

オーク軍侵攻の一件で仲間になった、元オーガの1人。リムルから「紅丸」の名をもらったことで鬼人になり、「侍大将」という役職を授かりました。シュナの兄であり、元はオーガ族の族長の息子。戦い慣れしており、テンペストの軍事に関してはほとんど彼に一任されています。リムルが最も信頼している右腕的存在です。

リムルが最初に配下にしたゴブリンたちの内の1人です。名前をもらったことでボブゴブリンに進化しました。能天気なお調子者で、テンペストのムードメーカー。ドジな一面が目立ちますが、戦闘センスは高く、数々の戦いで活躍することになります。リムルにとっては部下であると同時に、悪友のような存在でもあります。

転スラの原作者である伏瀬は、元々普通の社会人でした。仕事で多忙なときと暇なときの差が激しかったらしく、暇なときはMMOゲームをよく遊んでいたようです。しかしするゲームがなくなったため小説を書くことを思い至り、小説投稿サイト「小説家になろう」で『転生したらスライムだった件』の連載を始めました。

伏瀬は2013年2月、小説投稿サイト「小説家になろう」に『転生したらスライムだった件』の1話を投稿しました。「小説家になろう」に投稿されている他人の小説を読むことはしていたのですが、小説を書いたのは初めてだったそうです。伏瀬は週に2回の投稿ペースを目標に執筆を続け、2014年3月に転スラの書籍化が決定しました。書籍化決定後もWEB版小説は変わらずに投稿し続け、2014年7月にWEB版小説を完結させました。

転スラの原作者である伏瀬の人物情報は、あまり明らかになっていません。本名は不明。男性であり、血液型はO型であること、元々はサラリーマンで趣味がMMOゲームであることはわかっています。

転スラの原作の中の原作であるWEB版を読み進めたという人のコメント。転スラはWEB版、ラノベ版、漫画版、アニメ版、それぞれに違いがあり、何度でも楽しめる作品です。WEB版は無料で完結まで読むことができるので、今すぐ転スラの世界に触れてみたい人はWEB版から入ってみるのもいいでしょう。

第1期が大成功を収めた転スラ。第2期は作品の中でも特に重要なストーリーに触れるだろうということで、第1期と同等かそれ以上の期待が持たれています。第2期の放送が待てないという人は、アニメの原作である漫画を見てみるといいでしょう。

アニメ版の転スラは、キャラクターに動きと声がつくことによってより魅力がアップしています。全体を通してに作画が綺麗なため、非常に見やすいということもおすすめ要素の1つです。

アニメ版転スラの原作となった漫画版のあらすじをネタバレ満載で紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？転スラこと『転生したらスライムだった件』は、異世界転生もの作品が世間で人気を博したきっかけの1つとして挙げられる、超人気タイトルです。アニメ第1期は大変面白く好評でしたが、第2期ではもっと盛り上がるストーリーが取り上げられる予定ですので、引き続き注目していきましょう。