【転生したらスライムだった件】シュナの魅力を考察！スキルがエグい？

シュナは｢転生したらスライムだった件｣に登場するキャラクターで知られています。シュナは｢転スラ｣でもヒロイン的存在で、シュナとシオンのどちらが好きという話題で取り上げられるほど人気のある、魅力的なキャラクターです。そんな彼女が｢転スラ｣で登場するのは、地位向上編の次のストーリーである森の騒乱編です。アニメでは第9話の大鬼族(オーガ)の1人として、比較的初期に登場しました。

｢転生したらスライムだった件｣は伏瀬が書いたファンタジー小説です(略称｢転スラ｣)。小説投稿サイト｢小説家になろう｣に2013年から連載されていたWEB小説を元に改定し、2014年からマイクロマガジン･CGノベルズで出版されました。本作を原作とする漫画(外伝を含む)やアニメなど、メディアミックス展開が行われています。

｢転生したらスライムだった件｣の主人公(リムル)はゲームでお馴染み、最弱な魔物であるスライムに、捕食者という能力を身に着けて転生します。捕食した対象物を体内に取り込み解析し、その対象物のスキルを次々と習得できます。解析が完了すると擬態化でき、レベルも上がっていくチート的サクセス系ファンタジーです。

本作で主人公のリムルは、転生前の記憶があるため頼られると断りきれないお人好しな性格で、面倒なことは誰かに丸投げにしたりしますが、基本的に無駄な争いを避けたがる傾向にあります。また、本作は人間など他の種族と共闘をはかり、町を作りや交易を行っていくストーリーです。ファンタジーらしく魔法を使うバトルシーンも見どころの1つです。

突然路上で通り魔に刺され死んでしまった主人公(37歳)が、目を覚ますと異世界でスライムとして復活します。洞窟でヴェルドラと名乗るドラゴンに出会い友人となりお互いにテンペスト･リムルと名付け合います。ユニークスキル捕食者を発動して、胃の中に取り込み洞窟の外へと旅立ちました。そこはゴブリン･ドワーフなどの魔物たちやエルフが存在する異世界でした。

この世界で異世界人と呼ばれる者は召喚者か転生のみです。リムルは300年封印されたヴェルドラですら珍しいという｢転生者｣でした。割と簡単に出会った運命の人･シズをユニークスキル捕食者を発動して呪いから開放し、その姿を擬態化して人間の女の子よりの姿になることができるようになります。シズは黒髪でリムルは水色の髪です。この際、イフリートの技も解析が完了し入手しています。

ここでは｢転生したらスライムだった件｣に登場するお姫様、シュナの魅力について詳しく紹介していきます。シュナの身長は小柄で155センチくらいであり、白磁の二本角を備えた美しい薄桃色のウェーブがかった長髪と真紅の目を持つ美少女です。2019年2月に行われた｢転生したらスライムだった件｣の人気投票で、堂々の2位を獲得しています。

｢転生したらスライムだった件｣に登場するシュナは、オーガの生き残りのお姫様で｢巫女姫｣であり魔法も使用可能です。オークロードの侵攻により故郷が壊滅し、生き残った兄(ベニマル)ら6人で逃げていました。その後、ジュラの大森林に流れ着きます。兄たちが黒幕だと想い込んでリムルと交戦する中、シュナが鋭い洞察力で敵ではないと判断し、戦いを制止しました。

リムルはオーガたちに仲間にならないかと持ちかけ条件付きで承諾します。オーガ6人にそれぞれ名を授けていきます。シュナ(朱菜)と名付けられ、鬼人(キジン)という上位種族に進化しました。オーガたちは体がひとまわり小さくなったが、体内の魔素量がはるかに増加しました。

｢転生したらスライムだった件｣のシュナは、もともと魅力的な美少女でしたが名付けられたことで、さらに見目麗しい美少女になりました。その魅力は名付けたリムルも驚くほどです。リムルも｢オーガのお姫様、もともと可愛かったけど、さらに美少女になった｣と感想を抱いております。

シュナは｢転生したらスライムだった件｣のリムルが作った町で唯一の才女です。初めてリムルの町にやってきた時も、薬草に詳しくゴブリンたちともすぐに打ち解けました。兄(ベニマル)は｢箱入りだから頼られるのが嬉しいのだろう｣と話していました。基本的になんでもこなせますが、特に料理や裁縫が得意です。また、シュナは｢織姫｣と呼ばれ、裁縫･織物を得意としています。

絹はオーガの里付近に生息する地獄蛾(ヘルモス)という魔物の幼虫のサナギから摂れます。オーガの姫であったため、趣味以外で織物をしたことがなく、リムルの頼みを快く引き受けました。作業場でも魅力的な彼女は、みんなのアイドルです。｢見た目と裏腹に恐ろしく強く、まさに鬼姫。口説くのも命がけだろう｣とリムルは他人の心配をします。また、リムルとベニマルの衣装はシュナが作っています。

リムルたちは武装国家ドワルゴンとの2国間で友好宣言を行い、シュナもそれに同行します。貴族出身のベスターからマナーなど、色々と学んで気品に磨きがかかります。シュナは元姫なので政治で重要な外交でも、リムルの代わりに凛とした態度で挑みます。気配りもでき、リムルにお土産の持参方法など細かくアドバイスをしています。

ヨウムが初めてリムルの町(テンペスト)に来たとき、行儀が悪いとポロリと本音が漏れてしまったこともありました。口に出してはいないものの、シュナの育ちの良さが伺い知れます。

シュナとシオンはリムルの｢世話｣を巡って火花を散らします。｢うふふ。妾がリムル様のお世話をしても良いのですよ?」とニコニコ微笑みながら話す彼女たちから、どす黒いオーラが漂ってきます。鬼人へ進化したことでその迫力は倍増しています。リムルはとっさに｢シュナは仕事があるので、手の空いた時に頼む｣と言って事なきを得ました。

リムルが綺麗なエルフたちがいるお店へ行ったことを知ったシュナは、ニコニコ微笑みながらも怒気を漂わせる姿はまさに鬼人と言わざる得ません。罰としてシオンの手作り料理を食べさせました。こういう時は2人で結託しており、普段の生活でも特別仲が悪いわけではありません。

｢転生したらスライムだった件｣で登場するミリムは、この世界でただひとりの竜魔人(ドラゴノイド)で破壊の暴君(デストロイ)のふたつ名を持つ魔王です。ピンクの髪をツインテールにした天真爛漫な美少女です。ミリムが町に来てすぐの頃、蜂蜜の存在を知りスウィーツ同盟を結成しました。蜂蜜の大量生産に向けて体制をとります。

また、リムルに案内されたシュナの織物工場では、そこに置いてあった洋服を見てはしゃいでいました。シュナはそんな様子を微笑ましく見ています。一緒にお風呂に入ったこともあり、ミリムはシュナになついています。こうしてすぐに人と打ち解けるのも、彼女の魅力の1つです。

ここでは魅力的なオーガの姫･シュナ(鬼人)のスキルについて詳しく紹介していきます。リムルはシュナに｢巫女｣の職業を授けました。彼女は元から妖術を使えたそうですが、鬼人と進化し、巫女となったことで様々な秘術に目覚め始めます。

鬼人に進化したシュナは｢転生したらスライムだった件」の主人公リムルの解析能力を特化させた、｢解析者｣のユニークスキルを取得しています。性能はほぼ同じですがリムルのように捕食の必要が無く、目視で解析可能なので上位互換スキルといえるでしょう。ここで、捕食者のスキルの内容をおさらいのため引用します。次の文章で確認できます。

シュナは鬼人に進化したことで、リムルの"捕食者"の上位互換である｢解析者｣のスキルを身につけています。これはリムルの能力が強化されると配下の能力も強化するというものです。その際、配下たちが得た技はリムルが使用することも可能です。シュナのエグいスキルとは、リムルのように食うことなく目で見るだけで良いというチート的な強さを指しています。

シュナは他の鬼人たちに劣るほど弱くありません。しかし、戦闘においてはサポート系･回復などの後方支援に務めてます。シュナはオーガの姫であり、箱入りで育ってきています。非戦闘員として前線に出ることはなく、妖術で相手を眠らせるなど無力化することで戦闘に参加していました。

｢転生したらスライムだった件｣でオーガの生き残りであるシュナが登場するするまでの時系列を簡単に整理していきます。まず、リムルがヴェルドラの結界を破るため、捕食し旅にへ出るます。妖気がダダ漏れだったため、ゴブリンと牙族の戦闘に介入する結果になり、双方を和解させ魔物の村を作ることにします(名を授ける)。技術が足りない(主に衣･住)ため、ドワーフ王国へ仕入れに行きます。

ドワーフ内で発生していた揉め事を解決することで、武具職人カイジンと3兄弟ガルム･ドルド･ミルド(それぞれ優れた技術を持つ職人)を勧誘し、村に連れ帰ります。村に戻ると3人の冒険者&シズと森で出会い、シズに憑依していたイフリートの暴走を捕食者のスキルで取り込み、最終的にシズの願いを受け入れます。人化の練習中、助けを求められ駆けつけると、森でオークの生き残りと遭遇しました。

シュナの印象が薄い理由は2つあります。1つめは他の鬼人たちベニマルやシオンのように戦闘員ではないので、登場回数が少ないからです。シオンは女性でありながら、オークの軍団を一太刀で薙ぎ払う凄まじい攻撃力を見せつけました。とにかく他の鬼人は出番が多く、戦闘に特化したスキルを行使するので回復などのサポートを担当するシュナは空気のような存在となってしまっています。

2つ目の理由は、服を作るための仕事を任されたり、工場など町作りの面で指揮を取っています。まさに縁の下の力持ち的な立場なのです。シオンが秘書を名乗っておりますが、実際に実務を仕切っているのは彼女の方であると言えるでしょう。料理など客人をもてなす裏方に徹しているため、表立って出てきません。それ故に、シュナは影が薄い印象を与えているのです。

シュナ役の声優は千本木彩花(せんぼんぎ さやか)です。彼女は埼玉県出身で2013年から活動を開始しています。日本ナレーション演技研究会で演技を学び、｢帰宅部活動記録｣で九重クレア役でデビューしました。2016年｢鋼鉄のカバネリ｣で無名役で初のヒロインを演じました。代表作に｢ガーリッシュナンバー｣、｢クロックワーク･プラネット｣など多数出演しています。

また、｢講談社ラノベ文庫チャンネル｣にてMCを担当し、番組企画｢ラノベ千本木ノック｣でラノベのタイトルとあらすじを発表するコーナーを不定期で行い、約20作を発表しています。後に千本木彩花の作家デビューをする番組へとなりました。1年以上を費やし2018年講談社ラノベ文庫チャンネル#38で文庫完成をお披露目しました。

ここではシュナの魅力いっぱいのかわいいイラスト画像をまとめ紹介していきます。画像は他にもたくさんありますので、気になる方は検索してみましょう。

こちらは可愛いというより姫らしい楚々とした印象を与えるシュナとリムルのイラストです。シュナは実質的にリムルの秘書をこなしています。貴族出身のベスターから礼儀作法も学んでおり、実務は彼女が担当していると言えるでしょう。

こちらはシュナのかわいらしさの中にもどこか気品漂うイラストです。彼女はかなり人気のあるキャラクターで、シオンやリムルと一緒に描かれていることも多いです。

髪の艶が美しい、少しお姉さん風のシュナです。アニメでは少女といったイメージが強かったため、成長したらこんな風になるのではないでしょうか。

シュナがあまりに美少女すぎると、その魅力を熱く語るファンが大勢いらっしゃいます。鬼人の特徴･角も(鬼っ子)ツボにはいるそうです。確かにこの容姿では萌え要素を詰め込めるだけ詰め込んだとしか思えません。

出番が少ないとはいえ、シュナの人気の高さがよく分かる感想です。シュナとシオン、2人とも可愛いという意見が多く、その中でも家事全般をそつなくこなすところも評価が高いです。

ここでは｢転生したらスライムだった件｣に登場する、魅力的でかわいいと人気の高い元オーガのお姫様･シュナを紹介しました。シュナはリムルの名付けで鬼人に進化し、スキル｢捕食者｣を駆使できるようになりました。しかし、穏やかな性格のため、チート的な強さを得ても、それを先陣きって戦闘で使用することはないようです。ファンは心優しい少女にひかれるのです。

アイドルのように｢めちゃくちゃ可愛い｣と絶賛されているシュナの魅力やスキルの秘密、かわいいイラストやファンの感想なども合わせて紹介してきました。シュナが登場する｢転生したらスライムだった件｣に興味を持った方は、ぜひアニメ･コミックス･小説を見てください。