【ジョジョ】シーザー・アントニオ・ツェペリは誇り高き波紋使い!見事な最期とは?

『ジョジョ』の第2部「戦闘潮流」では、シーザー・アントニオ・ツェペリが登場します。シーザー・アントニオ・ツェペリは、第1部の「ファントムブラッド」に登場したウィル・アントニオ・ツェペリの孫にあたります。シャボン玉の波紋を使うことができ、作中では「柱の男」の一人・ワムウと戦います。この記事では、シーザー・アントニオ・ツェペリの最期やアニメの声優などを紹介します。

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目次

  1. シーザー・アントニオ・ツェペリとは?
  2. シーザー・アントニオ・ツェペリの波紋
  3. シーザー・アントニオ・ツェペリの最期
  4. シーザー・アントニオ・ツェペリの名言
  5. シーザー・アントニオ・ツェペリの声優
  6. シーザー・アントニオ・ツェペリのフィギュア
  7. シーザー・アントニオ・ツェペリに関する感想や評価
  8. シーザー・アントニオ・ツェペリの波紋や最期まとめ

シーザー・アントニオ・ツェペリとは?

ジョジョ2部の作品情報

この記事で紹介するシーザー・アントニオ・ツェペリは、『ジョジョの奇妙な冒険』の第2部「戦闘潮流」で登場するキャラクターです。第2部「戦闘潮流」は、ジョセフ・ジョースターを主人公とした作品で、週刊少年ジャンプでは1987年から1989年まで連載されていました。ちなみにジョセフ・ジョースターは、ジョナサン・ジョースターの孫にあたります。

第1部「ファントムブラッド」からおよそ50年が経っている世界で、石仮面やディオにまつわるストーリーではなく、主に吸血鬼よりも力を持つ「柱の男」との戦いがメインストーリーとなっています。シーザー・アントニオ・ツェペリも「柱の男」の一人・ワムウと戦いました。

ジョジョ2部のあらすじ

『ジョジョの奇妙な冒険』の第2部「戦闘潮流」では、「柱の男」が発見されます。ドイツ軍が、ある実験施設で「柱の男」に大量の血液を流し込み、目覚めさせようとしていました。「柱の男」を見つけたロバート・E・O・スピードワゴンは、ドイツ軍に拘束されてしまいました。それを聞きつけたジョセフ・ジョースターは、ロバート・E・O・スピードワゴンを救出するために旅に出ます。

シーザーの人物情報

シーザー・アントニオ・ツェペリは、1918年5月13日生まれのイタリア人です。初登場時は20歳でした。金髪にブロンド・グリーンの瞳を持っており、頬には紫の痣があります。『ジョジョの奇妙な冒険』の第1部「ファントムブラッド」に登場するウィル・アントニオ・ツェペリの孫です。初登場時は軟派な男でキザなことを言っては、ジョセフ・ジョースターのことを馬鹿にしていました。

しかし実はとても真面目で正義感があり、ジョセフ・ジョースターが今まで自分の生い立ちを知らずにのうのうと生きていたことに腹を立てたこともありました。ジョセフ・ジョースターとは出会ってすぐに波紋で対決するなど、最初は衝突し合っていました。しかし、「柱の男」との戦いで共闘していく内に、ジョセフ・ジョースターのことを認めるようになり、やがて親友というほどの信頼関係を築いていきます。

ツェペリ家の精神

ツェペリ家は、波紋の素質が高い一族です。ツェペリ家が波紋を習得したのは、ウィル・アントニオ・ツェペリがトンペイの元で波紋法を学んだことがきっかけでした。ちなみにシーザー・アントニオ・ツェペリは生まれつき波紋の才能があり、誰かに教わらずとも波紋が使えていました。

シーザー・アントニオ・ツェペリはそんな一族に誇りを持っており、最期には代々受け継いだ「ツェペリ魂」をジョセフ・ジョースターに託しました。

リサリサへの尊敬心

リサリサとは、『ジョジョの奇妙な冒険』の第2部「戦闘潮流」に登場するキャラクターです。シーザー・アントニオ・ツェペリの父は、最期にリサリサの元へ行けと遺言を残しました。それがきっかけとなり、リサリサの元を訪れたシーザー・アントニオ・ツェペリは波紋法を学びます。

このことからシーザー・アントニオ・ツェペリは、師であるリサリサのことを母親のように尊敬しています。リサリサの修行に文句を言うジョセフ・ジョースターには、無礼なことを言うなと叱るシーンもあります。リサリサは冷酷な性格をしているのですが、弟子のことはそれなりに可愛がっており、シーザー・アントニオ・ツェペリの最期には涙を流していました。

生い立ちが矛盾?

シーザー・アントニオ・ツェペリの父親はマリオ・アントニオ・ツェペリといいます。母は既に他界していましたが父は家族を大切にする人で、シーザー・アントニオ・ツェペリは幸せに暮らしていました。しかし、ある時父が突然失踪してしまいます。最初は父が残した生活費があったのでなんとか暮らしていけましたが、親戚から生活費を騙し取られてしまいます。

シーザー・アントニオ・ツェペリは兄妹と離ればなれになり、孤児院に入ります。父が失踪したせいで兄妹と離れてしまい、貧困な生活を送ることになったシーザー・アントニオ・ツェペリは、父を憎むようになります。やがて荒れるようになり、不良のような行為を繰り返していた頃、たまたま失踪していた父を見つけます。

シーザー・アントニオ・ツェペリは父を殺そうとそのあとをつけると、そこには「柱の男」が眠る遺跡がありました。シーザー・アントニオ・ツェペリはその壁に触れてしまい、壁の中に吸い込まれそうになります。そこで父がとっさに助け、代わりに父が壁へと吸収されてしまいました。

父は目の前にいる男が実の息子であることに気づきませんでしたが、最期にシーザー・アントニオ・ツェペリに対してリサリサの元へと行くように言いました。シーザー・アントニオ・ツェペリは、父が見知らぬ人を助ける姿に感銘し、その意志を継ぐことにしました。そしてシーザー・アントニオ・ツェペリは、父が失踪した本当の理由を知ることになり、リサリサに師事して波紋法を学びます。

ちなみに、第1部の「ファントムブラッド」でウィル・アントニオ・ツェペリは、「結婚もしなかったし…家族ももたなかったが…」と言っているシーンがあります。しかし第2部の「戦闘潮流」では、ウィル・アントニオ・ツェペリの孫であるシーザー・アントニオ・ツェペリが登場しているという矛盾点が生じました。

このシーンは後に「若い頃結婚していた、しかし石仮面のため家族をすてた」というセリフに書き換えられています。作者もこのミスについて『ジョジョの奇妙な冒険』の4巻で謝罪のあとがきを残しています。

TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』公式サイト

シーザー・アントニオ・ツェペリの波紋

シャボン玉の波紋

シーザー・アントニオ・ツェペリの波紋は、シャボン玉を使います。いつでもシャボン玉を出せるように、身につけている衣類にはシャボン玉の液が仕込んであります。このシャボン玉を使った波紋の技は4つあります。技の一つである「シャボンバリアー」は相手をシャボン玉で包む技で、ジョセフ・ジョースターとの波紋対決で使いました。

「シャボンランチャー」は波紋をシャボン玉に込め、相手に発射させる技です。ワムウでの戦いで使いました。「シャボンカッター」は「シャボンランチャー」を回転させて発射する技で、刃のように鋭く相手を切り刻みます。「シャボンレンズ」は大量の「シャボンカッター」で太陽光を集めて相手に照射する技です。ワムウはこの技で一度追い込まれました。

応用が効く波紋

シーザー・アントニオ・ツェペリのシャボン玉の波紋は応用が効く波紋です。「シャボンカッター」の派生には「シャボンカッター・グライディン」というのがあり、これは地面スレスレで発射する技です。このように、一つの技を戦い方によって応用できるのが特徴的です。

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シーザー・アントニオ・ツェペリの最期

最期①ワムウとの戦い

シーザー・アントニオ・ツェペリの最期はワムウとの戦いで描かれています。シーザー・アントニオ・ツェペリはジョセフ・ジョースターと喧嘩をして、一人でホテルに乗り込もうとします。すると、ホテルにはワムウがおり、駆けつけたメッシーナを襲います。シーザー・アントニオ・ツェペリはワムウを追ってホテルに入ります。

シーザー・アントニオ・ツェペリとワムウはホテルの中で技を撃ち合います。ワムウはやがて追い込まれていき、シーザー・アントニオ・ツェペリの波紋が想像以上に成長していることに驚きました。以前は一方的にやられるだけでしたが、シーザー・アントニオ・ツェペリは「シャボンカッター」を使って攻撃を繰り出します。

最期②ジョセフへ託した想い

シーザー・アントニオ・ツェペリは、ホテルの壁に空いた穴から差し込む太陽の光を利用し、シャボンカッターで光を集めてワムウの動きを封じます。その間にワムウにとどめを刺そうとしますが、ワムウに立ち向かった時に一瞬影が出来てしまいます。この一瞬の隙を逃さず、ワムウはシーザー・アントニオ・ツェペリに近距離で「神砂嵐」を放ちます。これにより、シーザー・アントニオ・ツェペリは戦闘不能になります。

ワムウは勝利を確信しましたが、それでもシーザー・アントニオ・ツェペリは立ち上がり、ワムウに立ち向かおうとします。そしてシーザー・アントニオ・ツェペリは瀕死の状態になりながらも、ワムウから解毒剤のピアスを奪い取りました。そして最後の波紋の力を振り絞り、シャボン玉の中に解毒剤のピアスを入れ、ジョセフ・ジョースターにその意思を託して死亡しました。

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シーザー・アントニオ・ツェペリの名言

名言①「おれが最期に…」

「おれが最期に見せるのは代々受け継いだ未来に託すツェペリ魂だ!人間の魂だ!」という名言は、ワムウとの戦いで敗北したシーザー・アントニオ・ツェペリが最期に残した言葉です。シーザー・アントニオ・ツェペリの名言の中でも最も人気が高く有名なセリフです。

名言②「オレだって…」

「オレだってなんかしなくっちゃあな…カッコ悪くてあの世に行けねーぜ…」という名言は、ワムウとの戦いで死ぬと確信した時に言ったセリフです。シーザー・アントニオ・ツェペリは、父が自分を助けて死んだように自分もなにかしなければと思い、ジョセフ・ジョースターに解毒剤を託しました。

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シーザー・アントニオ・ツェペリの声優

担当声優は佐藤拓也

『ジョジョの奇妙な冒険』のアニメで、シーザー・アントニオ・ツェペリの声優を担当しているのは佐藤拓也です。佐藤拓也は、1984年5月19日生まれの男性声優です。声優事務所である賢プロダクションに所属しています。アニメの声優だけでなく、映画の吹き替え声優としても出演が多いのが特徴的です。

声優・佐藤拓也の出演作品

声優の佐藤拓也の出演作品には、『D.Gray-man HALLOW』の神田ユウ役、『カードファイト!!ヴァンガード』の櫂トシキ役、『義風堂々!! 兼続と慶次』の前田慶次役、『ガンダムGのレコンギスタ』のルイン・リー役、『アイドリッシュセブン』の十龍之介役、『キャプテン翼』の日向小次郎役、『ナカノヒトゲノム』の鬼ヶ崎カイコク役などがあります。

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シーザー・アントニオ・ツェペリのフィギュア

超像可動シリーズのフィギュア

超像可動シリーズのシーザー・アントニオ・ツェペリのフィギュアは、造形のクオリティが高く、評判が高いフィギュアです。『ジョジョの奇妙な冒険』の独特のポーズを美しく表現しています。顔の造形も綺麗だと高評価を受けているフィギュアです。

完璧再現されたシーザー

こちらのフィギュアは、原作のシーザー・アントニオ・ツェペリが忠実に表現されていると評価されています。プライズ商品ながらも筋肉などの肉質がしっかりと表現されており、人気が高いフィギュアです。

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シーザー・アントニオ・ツェペリに関する感想や評価

『ジョジョの奇妙な冒険』の第2部「戦闘潮流」で、シーザー・アントニオ・ツェペリと戦ったワムウは敵でありながらも人気なキャラクターです。ただ、ワムウは好きでもやはりシーザー・アントニオ・ツェペリの死はとても悲しいと嘆いている方がたくさんいました。

シーザー・アントニオ・ツェペリとワムウの戦いは、何度読んでも泣いてしまうという方もいました。アニメではさらに動きがついて迫力のある戦いが描かれています。ワムウとの戦闘シーンは、ファンも満足のクオリティとなっています。

こちらの方もシーザー・アントニオ・ツェペリの死に何度も泣いたそうです。死亡するシーンだけでなく、いつも冷静で冷酷なリサリサが動揺しているシーンで、さらに泣けるといわれています。シーザー・アントニオ・ツェペリの死は多くの人にショックを与えました。

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シーザー・アントニオ・ツェペリの波紋や最期まとめ

シーザー・アントニオ・ツェペリは波紋使いとして誇り高い戦士でした。ワムウとの戦いは人気が高く、何度読み直しても泣いてしまうと、その死を悲しんでいる方がたくさんいました。シーザー・アントニオ・ツェペリは『ジョジョの奇妙な冒険』の第2部「戦闘潮流」に登場するので、漫画・アニメでその活躍を一度見てみてください。

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