【ワールドトリガー】迅悠一の強さと戦闘能力を考察!実力やアニメ声優も紹介

ワールドトリガーの中でも人気が高く読み切りでは主人公を務めたのが迅悠一です。本編では他の主人公達の先輩として登場しながらもその暗躍や強さ、キャラクター性で人気を集めているキャラクターです。今回はワールドトリガーの迅悠一についてその戦闘能力の強さにワールドトリガーで登場する特異能力、サイドエフェクト、ワールドトリガーがアニメ化した際の声優までまとめて紹介していきます。

【ワールドトリガー】迅悠一の強さと戦闘能力を考察!実力やアニメ声優も紹介のイメージ

目次

  1. 迅悠一とは?
  2. 迅悠一の強さと戦闘能力を考察
  3. 迅悠一の実力は?
  4. 迅悠一のアニメ声優は中村悠一
  5. 迅悠一の名言を紹介
  6. 迅悠一に関する感想や評価は?
  7. 迅悠一の強さと戦闘能力を考察まとめ

迅悠一とは?

ワールドトリガーの作品情報

迅悠一について紹介する前に迅悠一が登場するワールドトリガーについて簡単に紹介しておきます。

ワールドトリガーの概要

ワールドトリガーは2013年より集英社の発行する漫画雑誌、週刊少年ジャンプにて葦原大介さんが連載していたSFアクション漫画です。細かな設定と個性的で豊富なキャラクター達、そのストーリー性が人気を集める作品です。作者の怪我が原因で長期休載後、ジャンプスクエアに移籍して2019年10月現在も連載が継続しています。

早くからアニメ化も行われた作品で、移籍前も移籍後も高い人気を誇る作品としてメディアミックス展開や豊富なグッズ展開などが行われている作品です。特に集団戦闘の描写が高い人気を支えており、作中で行われる部隊戦はワールドトリガーの大きな見どころになっています。

ワールドトリガーのあらすじ

日本にある中規模都市、三門市に突如現れた異世界人、ネイバーから侵攻を受けた世界。地球上の兵器が一切効かない相手に立ち向かったのが侵攻以前からネイバー達の存在を知り情報を集めていた界境防衛機関ボーダーでした。ボーダーの活躍もあって現れたネイバー達は撃退。防衛体制を整えて以降も出現するネイバー達に対しての反攻を行うようになります。

ボーダーが公に活動するようになって4年後、主人公の1人、ボーダーのC級隊員だった三雲修は偶然にもネイバーの少年である空閑遊真と知り合いになります。空閑遊真がネイバーだと知った三雲修は彼の行動を監視するべく共に行動を開始するようになります。そんな折に再会するのが過去に三雲修を助けた事がある迅悠一でした。

迅悠一のプロフィール

迅悠一は自らの事を実力派エリートと自称するボーダー隊員として登場します。年齢は19歳で他の主人公達に比べれば比較的高い年齢設定になっています。また身長は179cm、4月9日生まれのはやぶさ座でO型です。好きな物はぼんち揚げ(アニメでは揚げ煎)、女子のおしり、暗躍と紹介されています。三雲修の事を特に気にかけておりメガネくんと呼んでいます。

元々はブラックトリガーを持っていたのでS級隊員でしたが、作中ブラックトリガーを本部に引き渡して以降は、A級隊員に戻っています。しかし元S級隊員特権で単独でA級でいる事が認められているので特定の部隊には所属しておらず1人で行動している事が多いです。またぼんち揚げが好物で自室には箱単位で買い溜めしてあり、布教したいようで事あるごとに「ぼんち揚げ、食う?」と勧めています。

元々ボーダーが公に活動を開始した作中時間軸で4年前よりも早くからボーダーに所属しており、ネイバーに対して融和な関係を築く事を模索する玉狛支部に所属しています。迅悠一が玉狛支部に所属していた事が後に三雲修達が玉狛支部に所属する事になったきっかけになっています。ボーダー内ではかなりの古株ですが現役メンバーに限っても最古参というわけではありません。

作中でもかなりの強者である事は間違いありませんが本人の飄々とした性格もあって強さの底が見えず、「○○と戦ったらどっちが強いか?」の槍玉にされる事が多い相手です。普段の姿からはあまり想像出来ませんが師匠や母親をネイバーに殺されたという重い過去を持っていたりします。

ワールドトリガー 東映アニメーション

迅悠一の強さと戦闘能力を考察

強さと戦闘能力①迅悠一はA級

迅悠一はブラックトリガーを手放した後もA級隊員としてボーダーに所属しています。元々S級隊員になる前もA級隊員でアタッカーとしてトップクラスの実力を有していました。ブラックトリガーを手放した後はランク戦にも復帰しています。まだ順位等は着いていませんが順位が付けば確実に一桁台の順位が付くと思われます。

ただ、過去にブラックトリガーを手に入れる前も現在個人ランク1位の太刀川とライバル関係で、凌ぎを削っていた事からかなりの強さを持っているのは間違いありません。ブラックトリガーを手放した後は、主に自身が開発に関わったスコーピオンを二刀流で使い、おそらくブラックトリガーを手にする前も使用していたと思われるエスクードをメインに使用して戦う姿が描かれています。

ちなみに分類上は近接アタッカーでありながら、防御や罠に優れるなど戦術家的な一面も持ち合わせており、ノーマルトリガーだけでアフトクラトル最新鋭のラビリンスを扱うヒュースを単独で倒すのではなく、捕縛し抑え込んで捕虜にするなど作中でもその強さの一旦を見せています。

強さと戦闘能力②風刃の使い手

ブラックトリガー風刃を手放した迅悠一ですが、今でもボーダー内で随一の使い手である事は間違いありません。ブラックトリガーは元々使用者を選ぶ習性が強く、空閑遊真のようにほぼ一体となっている場合もありますが、風刃の場合は使い手を選ばないのが1つの特徴になっており、ボーダー内でも20人の候補者がいました。迅悠一はその中から風刃を勝ち取ったのです。

風刃の効果としては、単純に剣としても孤月より高い攻撃力と耐久力、スコーピオンより軽く取り回しがしやすいという性質を持っている他、壁や地面を這わせて斬撃で遠距離攻撃をするという攻撃技を持っています。アタッカータイプのトリガーでありながら目の届く範囲であればどこにでも攻撃が可能という非常に広い攻撃範囲を持っているのが特徴的です。

風刃の斬撃攻撃はストック制でトリオン量により、最大ストック数が左右され光の帯で表現されています。本編では光の帯の数は迅悠一が11本なのに対し、後任で一時期所有していた三輪は6本でした。おまけコーナーでの解答によると千佳が発動すると50本以上の光の帯が包み、最早剣には見えず、三雲修の場合、起動するかどうかも怪しい上に起動出来ても1本だろうと言われています。ストックを使い果たすと再充電の隙が生まれます。

ちなみにこの風刃は迅悠一にとって師匠でもある最上宗一の形見であり、争奪戦の際にはかなりの執着を見せたそうですが、空閑遊真の為に自ら本部に返上し、他の候補者達に自ら使い方をレクチャーするなど不可解とも言える行動を取っています。この行動は過去の争奪戦の顛末を知る太刀川などからかなり驚かれています。

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迅悠一の実力は?

迅悠一はサイドエフェクトの使い手

迅悠一の強さを支える大きな要因になっているのが迅悠一の持っているサイドエフェクト、未来予知の能力です。具体的には見た事のある相手であれば未来を見通す事ができます。ただし見える未来は確定ではなく可能性のある未来が全て見えてしまう為、迅悠一の読みが外れると言った事と違った未来になる事もありますが、確定的な未来であれば数年先の出来事でも見通す事が出来ます。

戦闘においてはこの未来予知も使い、相手の行動をある程度絞って行動できる事を利用し、戦いを有利に進める事が多いです。戦い以外の場面でもこの能力をフルに活用しており、日常的にも利用している他、ボーダー本部もこの能力を防衛体制の1つの指標として考える程に重宝しています。この未来予知は迅悠一自身が行動を起こす事である程度可能性を絞り込む事が可能という点も優秀です。

一方で見える未来は必ずしも良いものと悪いものが明確に分かれているわけではなく、1つの行動次第で良い未来が悪い未来に進んでしまう危うさがあると迅悠一は発言しています。迅悠一にどのような形で未来が見えているのかは不明ですが、枝分かれする形で見えているのは間違いありません。

サイドエフェクトとは?

サイドエフェクトとは、ワールドトリガーに登場する超能力のようなもので高いトリオン能力を持っていると発現する事がある能力です。超能力と言っても基本的には超常現象というよりも人間の持つ感覚の延長線上にある力だと言われています。ただこの例に該当しないサイドエフェクトも多く、動物と意志の疎通が取れたり、嘘を見抜いたりする事ができるサイドエフェクトも登場しています。

ボーダーではこのサイドエフェクトもその能力の強さに応じてランク分けされており、迅悠一のサイドエフェクトは「予測能力」として分類されその能力の強さはランクSに指定されています。

風刃と未来予知を同時に使いこなす

迅悠一の強さのポイントになっているのがサイドエフェクトの未来予知と所持していたブラックトリガー風刃の相性の良さにもあります。風刃の弱点である近寄られるとその能力を活かしにくいという点を未来予知によって相手の行動を知る事で接近されるのを防ぎ戦う事が出来ます。この風刃の強さを引き出せるのも迅悠一が未来予知のサイドエフェクトを持っているからこそです。

この風刃と未来予知の強さを発揮したのが第14話~32話に渡って展開されたブラックトリガー争奪戦編です。このエピソードで迅悠一は城戸司令が派遣した遠征から帰還したA級部隊混成チームを相手に有利に戦いを進め、何人かはベイルアウトにまで追い込み、その強さを証明して見せました。特に未来予知によって相手の座標を事前に把握した上で斬撃を仕込んでからタイミングを図って発動する時間差攻撃なども可能です。

この時間差攻撃は風刃を持っているのが迅悠一だからこそできる技であり風刃単体では近づかれるとそのメリットを活かせない事からも迅悠一の未来予知とかなり相性の良い能力になっています。この2つにの能力によって迅悠一はこのブラックトリガー争奪戦も1対6という状況だったにも関わらずかすり傷を負う程度の怪我しかしておらず、他の場面でもダメージを受けた描写が一切ありません。

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迅悠一のアニメ声優は中村悠一

中村悠一のプロフィール

迅悠一の声優を務めた中村悠一さんは2001年に「電脳冒険記ウェブダイバー」のグリフィオン/ライガオン役役でデビューした声優さんで当初はナレーターとして活躍、2006年に「ヴァルキリープロファイル2シルメリア」のルーファス役を務めたのをきっかけにアニメやゲームをメインに活躍するようになりました。演じる役は主に10代~30代の男性キャラが多いです。

また元々洋画鑑賞が趣味で映画の吹き替えを志望していた事もあり、吹き替えも多数担当しており、2011年に公開された「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アドベンチャー」以降、クリス・エヴァンス演じるキャプテン・アメリカを一貫して務めてきました。また声優界屈指のゲーマーとしても知られやりこみプレイヤーとして複数の作品をプレイしています。

多数の作品に出演する事で複数の声優賞も受賞した実績を持っており、2008年にはノン子とのび太のアニメスクランブルにて「第18回最優秀男性声優賞」を受賞した経験がある他、2016年には第3回Yahoo!検索大賞 パーソンカテゴリの声優部門でも賞を受賞しています。

中村悠一の主な出演作

これまで中村悠一さんが声優として出演した作品としては「CLANNAD」の岡崎朋也役、「マクロスF」の早乙女アルト役、「おおきく振りかぶって」の阿部隆也役、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の高坂京介役、「月刊少女野崎くん」の野崎梅太郎役、「魔法科高校の劣等生」の司波達也役、「ハイキュー」の黒尾鉄朗役、「食戟のソーマ」の四宮小次郎役、「終わりのセラフ」の一瀬グレン役などを務めています。

2019年に声優として演じた作品だけでも「消滅都市」のアキラ役、「かつて神だった獣たちへ」のケイン/ヴァンパイア役、「バビロン」の正崎善役、「歌舞伎町シャーロック」のジョン・H・ワトソン役、「新・中華一番」のシェル役、「ポケットモンスター」のサクラギ博士役、「猫のニャッホ」のホームズ役、「ダンベル何キロ持てる?」のジェイソン・スゲエサム役など毎クール複数の作品に出演を続けています。

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迅悠一の名言を紹介

名言①「俺のサイドエフェクトが…」

迅悠一のセリフとして最も有名なのがその未来予知のサイドエフェクトからくるこの名言です。迅悠一は裏で暗躍するような場面も多く、相手が迅悠一のサイドエフェクトについて知っている場合にはこれ以上ない説得力のあるセリフとして利用されています。このセリフは目上の人に対しても敬語に変えながらも使用されています。

名言②「ぼんち揚げ食う?」

日常的なシーンで迅悠一が良く言うセリフとして名言だと言われるのがこの名言です。迅悠一がどのような場面でこのセリフを言うのか法則性はありませんが主に会話の緊張をほぐす時や相手を褒める目的などが多いです。ただ受け取るかどうかは相手次第でどちらかと言えば受け取られない事の方が多いです。

余談ですがアニメワールドトリガーではこのぼんち揚げはアニメでは商標の関係で「揚げ煎」という名称に変更されていましたが、ぼんち揚げを実際に販売するぼんち株式会社とのコラボが実現した程で実際に作者の葦原大介さんがパッケージを手掛けたコラボパッケージ商品が発売されました。

名言③「パワーアップはできるときに…」

当時まだC級隊員だった三雲修が空閑遊真の力を借りてイレギュラーに発生するゲートの正体を突き止めた時の名言です。この時の功績を三雲修の功績とする事でC級隊員は基地外でトリガーを起動していはいけないという規定破りを取り消せる他、三雲修がB急隊員になる事も可能だという迅悠一に対し、三雲修は自分だけの功績というわけではないとこの話に消極的でした。

そんな三雲修に迅悠一はこの名言を投げかけるのです。三雲修に守りたいもの(千佳のこと)がある事を知っていた迅悠一はこういって三雲修に利用できるものは利用して権限をもらえるならもらうべきと主張するのでした。三雲修はこの話に納得してB級隊員に昇格、後にC級隊員からそれぞれにB級隊員に昇格した千佳と空閑遊真とチームを結成する事になるのでした。

名言④「よう 無事か?メガネ君」

ワールドトリガーの本編は空閑遊真と三雲修が出会う場面から描かれますが、それ以前にもある程度人間関係の繋がりがあります。その1つが迅悠一と三雲修の出会いです。過去に三雲修は迅悠一にネイバーの送り込んだロボット兵に襲われている所を迅悠一に助けられた事があるのです。この名言は迅悠一が三雲修に初めて投げかけたセリフであり、この時の事があって、迅悠一は三雲修の事を「めがねくん」と呼ぶようになります。

名言⑤「未来を決めるのは…」

未来が可能性も含めて見えてしまう迅悠一は部隊戦の行く末もある程度見えており、必要とあらば三雲修達に助言をしますが、敢えてそれをしない時もあります。特にその勝敗が悪い未来に直接影響しない場合には成長を促す意味でも傍観する事が多いです。他の者からツッコまれた際にはこの名言のように答えて未来を言及する事を避ける場合もあります。

同様の名言に「予知を教えてもいい結果になるとは限んないしね」というセリフもあり、迅悠一自身他人に予知を教える事をかなり選んで行っている事が分かる名言であり、迅悠一のミステリアスな雰囲気をより引き立てる名言としても扱われます。

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迅悠一に関する感想や評価は?

ここからは既にワールドトリガーを視聴した人の迅悠一に関する感想を紹介していきます。迅悠一のサイドエフェクトである未来予知は、本人が多数の使い方をしているのはもちろんですが、ボーダーもその能力をアテにしている面があり、大規模侵攻のような大きな作戦になるとその戦功を推し量るのが最も難しいキャラクターだと考えられています。本人がどこまで明かしているかも謎であり、その活躍は計り知れません。

迅悠一が場を和ませたりする際に使う「ぼんち揚げ、食う?」と勧めるシーンは作中で多数ありますが、ファンによる考察では他にも頑張ってるなと思った相手に勧めている説や相手によって勧める条件を変えている説などもありその全貌は掴めないという声が多いです。迅悠一本人が趣味を暗躍というように考えが読めないキャラクターである事を象徴していると考えている人も多くいます。

迅悠一の声優を務めた中村悠一さんに関しては概ね好評が多いですが、中には「名前を意識して指名したのではないか?」というような声もあります。ただ迅悠一は他の作品で中村悠一さんが声優を務めている役と近い性質、天邪鬼キャラや飄々とした性格をしているキャラが多い事もあって迅悠一の声優が中村悠一さんで良かったという声はかなり多いです。

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迅悠一の強さと戦闘能力を考察まとめ

迅悠一はワールドトリガーの読み切り版では主人公を務め、本編ではそのあまりの強さに先輩キャラとして立場を変えながらも多大な影響力を持ったキャラクターです。単純な戦闘面ではその強さを象徴するとも言えるサイドエフェクト、未来予知によって戦いを有利に進め、ブラックトリガー風刃を手放してもボーダー屈指の強キャラクターとして日々暗躍しています。

アニメにて声優を務めた中村悠一さんの声も迅悠一のキャラクター性とマッチしているという声も多く、中村悠一さんが声優を務めた事で迅悠一の魅力がより強くなったという声も多いです。まだワールドトリガーを視聴した事がないという人は迅悠一の強さや能力、サイドエフェクトなどに注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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