2019年10月08日公開
2019年10月08日更新
【るろうに剣心】悠久山安慈は「二重の極み」の創始者!強さや名言を紹介
るろうに剣心は、1990年代の週刊少年ジャンプにて、絶大な人気を誇った少年漫画です。通称るろ剣の愛称で親しまれているるろうに剣心は、現在でも続編が連載される等、更に多くのファンを獲得しています。ここでは、そんなるろうに剣心に登場した、悠久山安慈というキャラクターについて詳しく紹介していきます。「二重の極み」の創始者で十本刀・悠久山安慈の強さや名言もまとめます。
悠久山安慈は「二重の極み」の創始者!強さは?
るろうに剣心の作品情報
悠久山安慈のキャラクター情報を紹介していく前に、るろうに剣心という作品の情報を紹介します。るろうに剣心は、週刊少年ジャンプにて1994年から1999年まで連載されていた人気作品です。るろうに剣心には、明治剣客浪漫譚というサブタイトルが付いています。
るろうに剣心の概要
るろうに剣心の概要を詳しく紹介します。るろうに剣心・通称るろ剣は、1994年の週刊少年ジャンプ19号から1999年の43号まで連載され、全255話で構成されています。エピソードは第○○幕とカウントされていました。本作のタイトルにも使用されている「るろうに」とは、作中に登場する造語で、放浪者のような意味を持っています。漢字で表記すると流浪人となります。登場人物の名前に作者の出身地の地名が用いられています。
るろうに剣心の舞台は明治末期の日本で、ストーリー自体は完全にオリジナルなものになっています。しかし、新選組や赤報隊等、実在した集団や団体が登場しています。斎藤一等新選組などのキャラクターも、るろうに剣心作中の人気キャラクターとして登場しています。るろうに剣心はコミックス全28巻が販売され、後に完全版も作成されました。シリーズは累計6000万部を超える大ヒットを記録しています。
るろうに剣心は、テレビアニメ化もされ更に人気を集めました。OVA版も制作されており、メディアミックスが盛んな作品でもあります。2012年には人気俳優・佐藤健を主人公に実写映画化も果たしました。実写映画も人気を博し、続編も制作されています。テレビアニメは海外で放映された際、「SAMURAI X」の題名で放映されました。また、現在もるろうに剣心は続編となる作品がジャンプスクエアで連載されています。
るろうに剣心のあらすじ
悠久山安慈の登場する人気作品、るろうに剣心のあらすじを紹介していきます。るろうに剣心の主人公緋村剣心は、「人斬り抜刀斎」として幕末に恐れられた凄腕の剣客でした。明治維新後、緋村剣心はかつて人を斬りすぎた自身への戒めに「不殺」を誓い、殺傷力の無い逆刃刀を携えていました。全国を流浪しながら過ごしていた緋村剣心は、ある時神谷薫と出会う事になります。
神谷薫との出会いを通して守りたいものが出来た緋村剣心でしたが、そんな彼の元に激動の時代を共に生き抜いた、かつての強敵が現れます。緋村剣心は強敵たちとの苛烈な戦いに身を投じながら、これからの新しい生き方や、自身の贖罪についての答えを求めていくのでした。
悠久山安慈のプロフィール
るろうに剣心に登場する悠久山安慈のプロフィールを紹介します。るろうに剣心には数々の魅力的な強敵が登場することでも有名です。悠久山安慈はそんな敵キャラクターの一人です。悠久山安慈は、十本刀の中で三番手の強さを誇る、「明王の安慈」の異名を持つ人物です。身長193㎝で体重110㎏という巨漢で、血液型はA型です。生年月日は1845年の11月某日で、星座はサソリ座。好きな言葉は救世。無益な殺生を嫌っています。
悠久山安慈はかつては心の優しい、線の細い僧侶でした。身寄りのない子供たちと一緒に生活していた悠久山安慈。廃仏毀釈によって村を立ち去ろうとした悠久山安慈でしたが、欲にかられた村長に寺に火を放たれてしまいます。子供たちは全員焼死してしまい、この事件をきっかけに悠久山安慈は仏の心を捨て、破戒僧になります。この悲しい事件の結果、悠久山安慈は優しい僧侶から、明王の安慈へと変貌してしまったのです。
悠久山安慈は「二重の極み」の創始者で十本刀
悠久山安慈は、るろうに剣心作中に登場する強力で人気の必殺技「二重の極み」の創始者です。また、緋村剣心にとっての因縁の敵、志々雄の部下・十本刀の一人でもあります。十本刀では、宗次郎や宇水に次いで三番手の強さとして志々雄から評価されていました。志々雄は悠久山安慈の驚異的な肉体の能力を高く評価しています。悲しい過去と鍛錬により、明王たる力を体現している悠久山安慈は、ずば抜けた強さを誇っています。
かつては優しい僧侶であった悠久山安慈は、子供たちを失った事件から明治政府を憎むようになります。腐敗した世間からの救世の為には、手段を選ばずに明治政府を打倒するべきだと考えるようになった悠久山安慈。同じく明治政府を憎んでいる志々雄と手を組むことになります。しかし、志々雄の部下十本刀の一人となったのは利害の一致からで、明治政府を倒した後の世の中が救世にそぐわないと、志々雄に敵対するつもりでした。
悠久山安慈の強さ
強さ①「二重の極み」による打撃
十本刀の一人・悠久山安慈の必殺技として「二重の極み」はとても有名です。かつての悲劇の後、悠久山安慈が10年かけて会得した極意です。二重の極みとは、物質に対しまず一撃衝撃を与えた後、高速でもう一撃衝撃を与えることで、打撃を完全に伝える事が出来るという技です。二重の極みを会得すれば、岩のような固い物質も素手で粉砕できるようになるのです。
悠久山安慈はこの二重の極みを、旅の途中で巡り会った左之助に伝授しています。かなりの難易度である二重の極みを見事に会得した左之助。同じく明治政府に反感を持つものとして、悠久山安慈は左之助に二重の極みを伝授しました。しかし、後に十本刀の一人として緋村剣心や左之助の前に立ちふさがった悠久山安慈は、左之助と戦う事になるのです。
強さ②作中での描写
悠久山安慈の強さについての描写ですが、左之助との戦闘では拳だけでなく、肘打ちなどでも二重の極みを発動させており、対戦相手である左之助を追い詰めていました。しかし、左之助や緋村剣心の言葉が届いたためか、悠久山安慈は子供たちの声を聴いたような気がします。最後には戦意を失った悠久山安慈。十本刀の中での強さは特に序列が説明されている訳ではありませんが、最強と評される宗次郎、宇水に次ぐと言われています。
悠久山安慈のかっこいい名言集
悠久山安慈の名言①「驕るな、小僧…」
悠久山安慈のるろうに剣心作中での名言をいくつか紹介します。まず、「驕るな、小僧…」という言葉は、二重の極みを伝授した左之助に対しての名言です。10年かけて二重の極みを体得した悠久山安慈は、恐ろしい威力の二重の極みを左之助に見せつけます。
悠久山安慈の名言②「極めるとはこういう事だ…」
縁あって左之助に自身の奥義である二重の極みを教えた悠久山安慈。左之助が二重の極みを「極めた」と発言した際には、まだ甘いとばかりに「極めるとはこういう事だ…」と諭しています。
悠久山安慈の名言③「せめて我が救世の正しきを…」
「せめて我が救世の正しきを…」という名言は、悠久山安慈が左之助と闘った時、追い詰めた左之助にとどめを刺そうとして言った言葉です。明治政府を恨み、強い信念で戦う破戒僧・悠久山安慈。自身の考える救世こそが正義であると強く信じる、悠久山安慈らしい名言です。
悠久山安慈の名言④「黄泉の狭間から…」
「黄泉の狭間から…」という名言も、名勝負として評価されている、悠久山安慈対左之助のバトルにて放たれた名言です。左之助にとどめを刺そうとする悠久山安慈が、拳を振り下ろしながら力強く言った名言です。
悠久山安慈の名言⑤「優しさで…」
「優しさで…」は、悲しい過去を背負った悠久山安慈の、全てが表れているような名言です。子供たちを殺され、世の中を憎むようになった悠久山安慈。まるで自分自身に呟いたような、哀愁を感じる名言となっています。
悠久山安慈のアニメ声優
原康義のプロフィール
るろうに剣心のアニメで、悠久山安慈の声を演じた声優・原康義のプロフィールを紹介します。原康義は東京都出身の男性声優・ナレーターで、1952年生まれです。1975年に文学座研究所に入所しており、現在も文学座に所属しています。
原康義の主な出演作品
悠久山安慈以外の、原康義の出演作品を紹介します。マスターキートンのノイマン役や、おさるのジョージのきいろいぼうしのおじさん役など、人気アニメの声優を務めています。その他にも、俳優としてテレビドラマに出演作品したり、洋画の吹き替えを担当したりと、マルチに活躍しています。
悠久山安慈に関する感想や評価
るろ剣の「悠久山安慈」ってキャラクター!渋カッコいいんだこれが… pic.twitter.com/j12DpoWlKv
— Alcurd@黒い砂漠M(べディル) (@FIREandAPPLE) September 2, 2019
るろうに剣心に登場する悠久山安慈についての感想をいくつか紹介します。悠久山安慈に関しての感想では、渋くてカッコいいという感想が多いです。悲しい過去を背負っている悠久山安慈。寡黙で硬派な男性キャラクターとして人気です。
3 悠久山安慈
— 新田左衛門喜斉(友作)@今川気賀衆 (@Commander_Nitta) March 18, 2019
るろうに剣心の中では一番好きだなあ。
菩薩であり、明王でもある、その二面性が好きだわ。 pic.twitter.com/PCRhTzN6pQ
悠久山安慈をるろうに剣心の中で、最も好きなキャラクターに挙げる人もいます。敵キャラクターとして登場した悠久山安慈ですが、菩薩でもあるという二面性の一味違ったキャラクターです。根っからの悪ではないところも、悠久山安慈の魅力の一つです。
おはドーラ、早安。
— Avalon@竜友オフは終わらない(次回は年末か?)⛩️⛩️🐥🍊🥀☀️🍜 (@Veg_Avalon_) June 23, 2019
唐突ですが、わしね、るろうに剣心好きなんですよ。
でね、悠久山安慈ってキャラがいるんですけど、すげー好きな台詞があって。
「傲るな小僧~極めるとはこういう事だ」
今朝ギバラの耐久配信の結果観て脳裏によぎったよね。
最後だけ観て申し訳なくなるぐらい凄かった。るん!
渋くてカッコよく、二面性も好きだと評価されるキャラクター・悠久山安慈。るろうに剣心作中で悠久山安慈が言った名言も、非常に印象が強くファンの心に残っています。特に「驕るな小僧…」の名言は、悠久山安慈が強さを見せつけるカッコいいシーンでの名言です。
悠久山安慈についてまとめ
ここでは、るろうに剣心に登場する悠久山安慈についての情報を詳しく紹介しました。るろうに剣心は、2017年から続編となるシリーズも連載中であり、今も人気の作品です。是非るろうに剣心をチェックして、悠久山安慈の活躍に注目してみてください。