巻島裕介のかっこいい魅力と名言まとめ!人気の理由や謎の素顔・今後を予想

弱虫ペダルの主人公チームであるチーム総北のメンバーの中でも、特に主人公小野田坂道に影響を与えた先輩の一人が同じクライマーの巻島裕介です。チーム内でのポジションなどもあってかっこいいと人気が高く、卒業後なども今後の活躍が望まれるキャラクターになっています。今回は巻島裕介について、かっこいいと人気を集める秘密や名言、弱虫ペダルがアニメ化した際の声優などをまとめて紹介していきます。

巻島裕介のかっこいい魅力と名言まとめ!人気の理由や謎の素顔・今後を予想のイメージ

目次

  1. 巻島裕介は弱虫ペダルの人気キャラ
  2. 巻島裕介のかっこいい魅力
  3. 巻島裕介の名言
  4. 巻島裕介の人気の理由
  5. 巻島裕介の謎の素顔と今後を予想
  6. 巻島裕介の声優は森久保祥太郎
  7. 巻島裕介に関する感想や評価は?
  8. 巻島裕介のかっこいい魅力と名言まとめ

巻島裕介は弱虫ペダルの人気キャラ

弱虫ペダルの作品情報

巻島裕介について紹介する前に、巻島裕介が登場する弱虫ペダルについても簡単に紹介していきます。

弱虫ペダルの概要

弱虫ペダルは2008年から週刊少年チャンピオンで連載されている自転車競技を題材にした漫画です。本格的なロードバイクのレース漫画として人気を集め、2012年にはスピンオフ漫画で本編の過去に当たるSPAREBIKEが別冊少年チャンピオンで不定期に連載されるようになった他、舞台やアニメ、劇場版アニメ、さらに題材と漫画的な必殺技などない作風から実写ドラマ化までされて人気を拡大した漫画です。

弱虫ペダルのあらすじ

主人公のオタク少年、小野田坂道は総北高校入学時、中学時代から自転車競技で活躍していた今泉俊輔、鳴子章吉との出会いで自転車の楽しさに自転車競技部に入部します。小野田坂道はそれまで全くスポーツが出来ないタイプの少年でしたが、小学生時代から電車代を節約する為に千葉から秋葉原まで自転車で通っていた事で知らず知らずのうちに自転車競技経験者でも驚く程、クライマーとして基礎能力を身につけていたのです。

しかしあくまでも生活の延長線上でしかなかった小野田坂道は自転車競技の事など全く詳しくもありません。そんな小野田坂道にクライマーとしての指導を付ける事になったのが同じ総北高校の先輩でクライマーの巻島裕介です。

巻島裕介のプロフィール

巻島裕介は総北高校の3年生で主人公小野田坂道から見ると自転車部の先輩に当たります。緑をベースに赤や青が混ざった独特な色味の長髪が特徴的で私服も奇抜なファッションが多くなっています。家はお金持ちでインターハイの前には彼の家に集まったメンバーを驚かせました。その他公式に判明しているプロフィールとしては7月7日生まれの蟹座、血液型はAB型だという事です。

総北高校3年生の中でも同じクライマーである事から小野田坂道と接点が多く、また小野田坂道の中でもかなり大きな存在となっており、イギリスの大学に入学する為、高校を前倒しして留学する事になった際には小野田坂道がショックで不調に陥る程、強い印象を与えていました。

巻島裕介の自転車

弱虫ペダルの原作では、登場する選手それぞれが実在するメーカーの自転車に載っていますが、巻島裕介は数少ない、複数の自転車に載っていた経歴が明らかになっているキャラクターです。SPAREBIKEで描かれた高校入学時の巻島裕介はイタリアの老舗自転車メーカージオスのカラーリングが気に入って愛用していました。しかしパーツにヒビが入ってしまった事で買い替えを決意、そして3年生になっても乗り続けるTIMEに乗り換えます。

TIMEはフランスの高級ブランドで、高級自転車の素材として現在主流のカーボンフレームの祖と言われる会社の後継会社です。高級感溢れるデザインとそれに見合った性能を持ち合わせており、独特のダンシングでバイクを酷使しがちで家がお金持ちである巻島裕介らしいかっこいい自転車と言えます。

TVアニメ『弱虫ペダル GLORY LINE』 公式サイト

巻島裕介のかっこいい魅力

かっこいい魅力①頼りになる存在

キャプテンとしてチームをまとめる金城、持ち前の豪快さでチームを盛り上げる田所と違い、巻島裕介は決して口で何かを説明してまとめたり盛り上げたりするようなタイプではありません。ただそこは3年生、必要とあらばチームの為に献身し、チームをまとめ指揮する力も持ち合わせています。特に同じクライマーである小野田坂道への影響は計り知れません。

かっこいい魅力②速さ

巻島裕介はクライマーとしてかなり速く、チームの牽引はもちろん、個人でも山岳賞が狙える程の力を持っています。インターハイではライバル東堂との絡みもあり、その速さが際立つシーンが数多くあった事もあり、かっこいいシーンが多く描かれていました。

かっこいい魅力③見た目

巻島裕介は作中でも屈指の特徴的な髪型をしています。しかしそれもあってか自転車で走った時に大きく揺れる髪などが速さを際立たせ、かっこいいと言われる要因になっています。速さと実力も相まってその奇抜な見た目もかっこいいと言われる事が多いです。

かっこいい魅力④クールなようで熱い

口数も少なく普段の印象はクールな印象が強い巻島裕介ですが、そのうちにはアツい思いが秘められているのがかっこいいという声も多いです。その名言にもそのアツい思いは現れており、それ故に弱虫ペダルのキャラクターの中でも特に名言が多いキャラクターの1人になっています。

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巻島裕介の名言

①「ド…ドリームッショ!!」

総北高校自転車部では入部からすぐ、1年生歓迎ウェルカムレースが行われます。しかしその時の小野田坂道はまだロードバイクを持っておらず自前のママチャリでの参加でした。当然レースでは遅れていきますがそこにロードバイクが届けられます。再出発を果たし他の部員達が応援しますがやはり否定的な意見も出ている状態でした。

そんな中、小野田坂道は前の3人の部員を抜き、自転車競技部に入るきっかけになった2人、鳴子章吉と今泉俊輔に追いつきます。まさかの活躍に皆が驚きそこで巻島裕介が呟いたのがこの名言です。

②「自転車は回した分だけ強くなる」

1年生ウェルカムレースで小野田坂道は山頂こそ1位で通過したもののそこで力を使い果たしリタイアしてしまいます。その後、先輩達が乗る車に拾われた小野田坂道は今泉俊輔と鳴子章吉との最後のゴールを見届けますが燃え尽きた2人の姿を見て悔しさを覚えます。そんな小野田坂道に巻島裕介が伝えたのがこの名言です。

この時巻島裕介は既に小野田坂道のクライマーとしての資質を見通していました。それ故に誰よりも小野田坂道を応援したい気持ちが強く、ここから小野田坂道と巻島裕介との師弟関係が生まれる事になります。

③「いけっショオオ 小野田ぁあ!!」

巻島裕介は1年生ウェルカムレース当初、小野田坂道をただの初心者としてしか見ていませんでした。しかしロードバイクに乗り換えクライマーとしての資質を見せる小野田坂道に誰よりも驚き内心喜んでいたのも同じクライマーである巻島裕介です。レースのラスト、小野田坂道と今泉俊輔の一騎打ちになる中、巻島裕介は思わず後部座席から前に身を乗り出して小野田坂道を応援するのでした。

この名言は巻島裕介のイメージを大きく変えた名言と言えます。それまでの巻島裕介はクールな印象が強かったものの、ここで初めてそのうちに秘めたアツい思いをだしたのです。

④「やっぱりダメ オレは人に…」

1年生ウェルカムレース後、総北では1年生にそれぞれの先輩がついて今後の課題を見つける練習が行われます。そこで小野田坂道を担当したのが巻島裕介でした。しかしこの時の小野田坂道はまだ巻島裕介に対して怖い印象を覚えていた事もあり会話が続きません。なんとか小野田坂道の緊張を解そうと話しかける巻島裕介でしたがやはり言葉では上手く語れず、四苦八苦する事になります。

巻島裕介ははっきりと自分が口下手で口で説明して何かを教える事に向いていない事を自覚しています。だからこそ背中で語る、自転車で語る方法で小野田坂道を惹き付ける事になるのです。

⑤「だったらアレだ…真似すんな…」

小野田坂道は坂を速く走ろうと巻島裕介の真似をしようとしますが、なかなか上手くいきません。特にダンシングに関しては巻島裕介は自分の特異性を理解しているので坂道に真似をするなと伝えるのでした。

⑥「オレのダンシングは特殊…」

巻島裕介は自分のダンシングが特殊だと理解し、それでも尚それを続けています。その特殊性を坂道に見せつけたシーンでの名言です。この時点では分かりませんがSPAREBIKEにて巻島裕介のダンシングへのこだわりが描かれ、このシーンを裏付ける事になりました。

⑦「調子はどうだい…ルーキークライマー」

マンツーマンでの練習にスタートする前、まだ打ち解けていない2人の会話はどこかあどけないですが、それでも巻島裕介は先輩として練習を先導します。出発する時、小野田坂道に声をかけたのがこのセリフです。

⑧「レースに負けたら機材を疑え…」

インターハイ前の合宿中、いつもは得意なはずの登りが登れず苦悩する小野田坂道。それもそのはずで小野田坂道が乗る自転車には坂を登りにくくする仕掛けが施されていたのです。しかしまだまだ初心者の小野田坂道はそれに気づきません。5周した時追いついてきた巻島裕介はそんな小野田坂道に金城に口止めされてるから独り言と上記の名言を良い、小野田坂道にヒントを与えるのです。

この巻島裕介の独り言を聞いた結果、小野田坂道はホイールが重くなっている事に気がつく事ができ、走りを変える事ができました。口下手でも後輩思いな巻島裕介なりの優しさが滲み出た名言と言えます。

⑨「オレはイレギュラー…」

ロードバイクにとって雨は天敵とも言える存在です。インターハイ前の合宿最終日、1000km走破に向けてラストスパートをかける中、まず田所と金城がクリア、雨が激しくなる中、一人走っていた巻島裕介が呟いたのが上記の名言です。イレギュラーは自分にとって味方であるような言い方をする事で自らを鼓舞するような名言です。

⑩「自己流で一番早かったら…」

巻島裕介らしい名言と人気が高いのがこの名言です。巻島裕介は自分の異様に傾けるダンシングを貫いてきたからこそ現在の速さを手に入れています。その体現してきた経験が言葉に乗った名言です。

⑪「なんだかんだでサ背中押されなきゃ…」

1000km合宿中、巻島裕介は誰よりも小野田坂道の事を案じていました。スタート前、金城は鳴子と今泉にはハンデの事を伝えますが小野田坂道には伝えませんでした。それは金城なりの考えがあっての事であり、巻島裕介にも「余計なことは言うなよ」と口止めしています。しかしその後金城は小野田坂道の走りが変わった事で巻島裕介が何かを言ったのかと確認するのです。その際の返しの言葉になっています。

小野田のピンチは色々な人に助けられますが、この巻島裕介の助言があったからこそ小野田坂道は自らに与えられたハンデに気づく事ができ、その後の展開に繋げる事が出来ました。

⑫「ハイそこ死刑―!!」

基本的にはギャグ色は所の担当な総北三年の役回りですが、イレギュラーももちろんあります。巻島裕介がツッコミに回ったのがインターハイ前、金城を除く5人で、コースの下見の為に巻島裕介の家に集まった時の事でした。あからさまに高級な雰囲気の家に驚く坂道、今泉、鳴子でしたがそんな中でもいつもと変わらないペースなのが田所です。

巻島裕介は家に上げる前に「家のものに勝手に触ったら死刑」と宣言して4人を中にいれますが、田所が早速冷蔵庫の中を物色してしまうのです。これには思わず巻島裕介もツッコむしかありませんでした。

⑬「けど…絶対下がんなよ…」

インターハイ1日目、最初のスプリントに鳴子と田所が出て勝った総北は集団の前に出ます。自分たちが先頭を走る事に戦々恐々とする坂道に対し言ったのがこの名言です。巻島裕介がチームとしてもしっかりと考えている事が分かる名言になっています。

⑭「おいおい何シンキくせー顔してんショ…」

前年のインターハイ、チーム総北にはクライマーは巻島裕介1人しかおらず、チームを引くために山岳賞を狙って飛び出す事が出来ませんでした。しかし今年は坂道がいる為、飛び出す事ができる、そして東堂尽八との勝負ができると喜んでいました。しかし坂道が落車に巻き込まれてチーム総北はクライマーを1人失ってしまいます。これでは巻島裕介が飛び出す事は出来ません。

本当は誰よりも悔しいはずの巻島裕介ですがチームを思い、軽口を叩いて雰囲気を持ち直し、チームを牽引する事に集中するのでした。

⑮「ボトルなんざ落ちたら拾やあいいさ…」

レース開始前、初めての大レースに緊張しまくりの小野田坂道、そんな小野田坂道を落ち着かせたのも巻島裕介の名言でした。チーム総北は支え合うチームとしてゴールという共通の目的を持っています。このセリフで坂道は緊張よりも集中が上回りレースの開始を迎える事ができるのでした。

⑯「クハ‼気ぃ遣いすぎなんだよ…」

小野田不在の中チームの為に山岳賞、そして東堂尽八との勝負に飛び出せない巻島裕介。その気持を察するように声をかけたのがリーダーである金城でした。そんな金城に対して返したセリフもまた名言として人気を集めています。自己犠牲をしてチームの為に走る姿がかっこいいという声が多くなっています。

⑰「オレはリアリストだから夢は見ねェ…

2日目、体調不良をお越しチームから遅れた田所、小野田はそんな田所を迎えに行くためにチームを離脱してしまいます。もちろん巻島裕介は最初これに反対しましたが、最終的には小野田坂道を信じて許可したのです。結果この判断は正しく、小野田は田所をつれてチームに合流する事が出来たのでした。

⑱「あいつは役割果たすつった…」

小野田坂道の強さを一番理解している巻島裕介。そんな巻島裕介だからこそ他のチームメイトも来れないと感じた小野田坂道を信じていました。小野田坂道が100人抜いてチーム総北に合流した時一番嬉しそうにしたのもまた巻島裕介です。追いついてきた坂道を確認すると先に飛び出したライバル東堂尽八を追ってチームを離れ山を駆け上るのでした。

⑲「しょうがないショ!!脚もたなかったんだからァ…」

1日目の山岳賞、巻島裕介はライバル、東堂尽八と最後まで死闘を繰り広げますが結果は東堂尽八が勝利しました。流石に巻島裕介もチームを引いた後ではそれまで余力を残して登ってきた東堂尽八には勝つことが出来なかったのです。しかし巻島裕介はすぐに切り替えて次の事を考えていました。

⑳「人生と同じだ 常に不平等だ!!…」

総北は紆余曲折を経て2日目かなり遅れてから全員が合流します。既に箱根学園、京都伏見には離されている状態で窮地でしたが、巻島裕介は前向きでした。現状を考え何をすべきか考える事を説いた名言です。

㉑「ここから先は何も残さなくていい!!」

インターハイ3日目、チームメイト達がそれぞれの役割を果たす中、巻島裕介は先頭に東堂尽八を合流させない為に力を使い、エースとなった今泉俊輔を守る余力は残っていませんでした。そこで巻島裕介は小野田坂道を送り出す事になります。そして最後のオーダーとして上記の名言を送り、小野田坂道を送り出すのです。

㉒「若さってのはさ いつだって…」

小野田坂道は先頭から遅れてスタートし、これから言っても無駄ではないかと問われます、それに対して答えたこの名言にも巻島裕介の小野田坂道を信じる気持ちが現れた名言として人気が高くなっています。

㉓「息も上がって足もガチガチんなってんのに…」

小野田坂道がチームに合流した事でチームを飛び出し東堂尽八との勝負に望む巻島裕介。そんな巻島裕介が東堂尽八との勝負に燃える中、その気持ちを表したのがこの名言です。

㉔「オレは切り捨てるつったんショ!!」

インターハイ2日目、体調不良からスタートが出来ない田所、チームで唯一事前にその事を知っていた巻島裕介は田所を置いて前を走る金城、今泉を追いかける決断をします。しかしそれに反対したのが小野田坂道と鳴子章吉でした。思わず苛立ちが表に出てしまったセリフですが、田所を想う気持ちが強いからこそのセリフだとして人気を集めています。

㉕「あの目されると…」

結果的に田所を迎えに小野田坂道を下がらせる決断をした巻島裕介。その判断は正しくないと批判を受けますがそんな時に返したのがこの名言です。巻島裕介の小野田坂道に対しての全幅の信頼を示した名言になっています。

㉖「助けに行けるんだったら…」

巻島裕介は田所を置いて先に進もうとしますが小野田と鳴子に静止されます。巻島裕介だけは事前に田所の不調を知っており、置いていくように言われていたからこその苦渋の決断でしたが本心では巻島裕介も置いていきたいと思っているわけではないと吐露してしまった名言です。

㉗「数mmでいいからこいつより先走れって…」

インターハイ1日目、東堂尽八との勝負の中で、巻島裕介は山に入ってからそれまでチームを牽引してきた事もあって先に限界が来てしまいます。しかし東堂尽八との勝負という事もあり自らを奮い立たせる時の名言です。

㉘「ジャスト3分!!よく来た坂道ィ!!」

東堂尽八が先に飛び出した時、巻島裕介にはある計算がありました。それは3分以内の差であれば追いつけるという絶対的な自信です。事実小野田坂道はギリギリトップとの差が3分という段階で合流し、巻島裕介は飛び出す事が出来たのです。

㉙「なァ坂道ィ!!自転車は楽しいかァ!?」

インターハイ終了後、巻島はイギリスへの留学の準備を進める中、口下手も災いしてその事を坂道には言い出せないまま坂道と走る事になります。その道中、巻島裕介から小野田坂道に対して聞いたのがこのセリフでした。

㉚「オレもこのチームには感謝してもしきれないショ…」

この名言は読者に初めて巻島裕介が先にチームを離れる事を示した名言です。この時はこのセリフだけで詳細が説明されず読者の考察を呼ぶ事になりました。

㉛「オレはいつでもおまえと走ってるショ…」

巻島裕介の名言の中でも代表的なものとして人気が高いのがこの名言です。卒業までに1度は巻島裕介を抜きたいという小野田坂道。しかし巻島裕介はその時間がない事を分かっています。そんな小野田坂道にエールを送る形で伝えたのがこの名言です。このセリフを最後に巻島裕介はイギリスへと旅立ってしまうのでした。

㉜「登り!?登るときのコツ?…」

過去の回想で登りのコツを問われた時の巻島裕介のセリフは口下手なりになんとかアドバイスしようとする気持ちが上手く伝えられなかった迷言です。この時の経験があったからこそ、坂道には適切なアドバイスが出来たのかもしれません。

㉝「始まるな…インターハイ こりゃあ…」

イギリス留学以降の動向が描かれていなかった巻島裕介。本編でも学年が変わりインターハイまでの動向への進んだ事から登場の機会は激減してしまいます。そんな巻島裕介久しぶりの登場になったのがこの名言の時でした。この名言の通り、巻島裕介は後輩達のインターハイを応援するべくイギリスから一時帰国する事になるのです。

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巻島裕介の人気の理由

人気の理由①個性

巻島裕介が人気になった理由の1つがその圧倒的な個性です。弱虫ペダルは個性的なキャラクターが多いですが、その中でも見た目から異彩を放っている事、小野田坂道と同じ役割の先輩という立ち位置、東堂とのライバル関係、さらにSPAREBIKEのエピソードなど実に多くの側面が描かれたキャラクターである事が人気の理由の1つになっています。

そして何より特徴的なのがそのダンシングです。弱虫ペダルはどちらかと言えば本格的なロードバイク漫画として描かれており、特徴的な事をやる選手がいても現実離れしないものも多い中、巻島裕介のダンシングは、現実では真似出来ないようなまさに独特のスタイルを築きそこから異名をつけられる程の個性を放っています。

人気の理由②ギャップ

派手な見た目に反して普段はクールにも見える巻島裕介。確かに派手好きではないですが、その内にはアツい思いを秘めているなどギャップの多いキャラクター性でもあります。ギャップに弱いという人も多く、弱虫ペダルの中では巻島裕介のギャップが良かったとするファンも多いです。

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巻島裕介の謎の素顔と今後を予想

独特な謎のダンシング

本格的なロードレースを描く弱虫ペダルで何故巻島裕介は独特なダンシングを取り入れられたのかは誰しもが疑問に思う所です。言及はされていないので明確な答えは不明ですが、ファンによる考察では、巻島裕介の最大の特徴は体幹であり、それを象徴するのがあのダンシングなのではないかと考えられています。

東堂との関係

巻島裕介のギャップを引き出すという意味合いで大きな役割を果たしているのが箱根学園の東堂尽八です。巻島裕介のコミュ障でその走りを見るまでは主人公の小野田坂道からも恐れられるような状態でした。基本的にどんな相手に対しても同様の状態ですが、唯一、異なる反応を見せるのが東堂尽八相手の時なのです。

元々巻島裕介と東堂尽八は出会った時の第一印象は最悪ながらレースの中でお互いを意識し合い、いつしかお互いの実力を認めてライバルと呼べる関係が構築されました。このような関係性を築けている大きな理由はやはり東堂尽八の性格故な部分も大きいですが、その本質にはお互いの思いを曝け出せる相手という意味合いが強いと考えられます。

そんな両者の勝負はインターハイ前まででお互いが7勝7敗、1ノーカウントのイーブン状態で決着はインターハイで付けるという約束をしていました。感情が見えにくい巻島裕介が東堂尽八に対してだけはライバル心をむき出しにして挑める。巻島裕介にとって東堂尽八はかけがえのない相手だと言えます。

そんな2人の関係が変わらぬ姿で描かれたのが高校卒業後、主人公小野田坂道達が2年生になって出場したインターハイでの出来事でした。応援にきていた両者は連絡を取り、偶然居合わせた小野田坂道を立会人に何度もクライム勝負をしたのです。このような関係が描かれているのはこの2人だけでまさに特別な関係性だという事を示していると言えます。

個性的な容姿を考察

個性的な容姿になっている巻島裕介ですが、髪色など元からである可能性がある物を除いても私服のセンスなども独創的です。当然ここには巻島裕介自身の感性が入っていますがここにも巻島裕介なりの工夫があるのではないかと考えられています。そこには口下手な巻島裕介なりのコミュニケーション手段なのではないかと考えられているのです。

指導者としての顔

主人公である小野田坂道に大きな影響を与えたのもまた巻島裕介の大きな特徴の1つです。その見た目と、巻島裕介が部室に開けてしまった大穴のエピソードを聞かされた事ですっかり怯えてしまった坂道でしたが、マンツーマンの練習の際、その登りに魅了されてファンになります。巻島裕介は自らの走りを見せる事で坂道とコミュニケーションを取ったのです。

早く退部した巻島裕介

インターハイ終了後も受験勉強の合間に部活に顔を出していた金城と田所、そこに巻島裕介の姿はありませんでした。実は巻島裕介はイギリスにいる兄の元で仕事を手伝いながら留学する事が決まっており、またイギリスの大学が9月から始まるのに合わせて高校の単位を前倒しで取得していたのです。出発前、事情を知らない坂道と走るタイミングがありましたが、口下手な巻島裕介は結局直接的に話をする事はありませんでした。

突然いなくなる形になった巻島裕介の影響を大きく受けたのが他ならぬ小野田坂道です。巻島裕介を失った事でスランプに陥ってしまい得意だった山でも全然登れなくなってしまいました。その後周囲の協力もあって立ち直りますがそれだけ坂道の中で大きな存在になれる程の影響力を持っていたと言えます。

また早めに単位を取得と描かれているように巻島裕介はこの進路について早めに決めて予めそこに向かって行動していた事になります。先を見据えている様子もまたかっこいいと言われる要素になっています。

巻島裕介の今後は?

弱虫ペダルは3日間の高校インターハイが長いので忘れがちですが明確に時間が過ぎていくタイプの漫画です。2019年9月現在、主人公達小野田坂道は2年生でのインターハイを終えた所です。巻島裕介はインターハイの応援の為にイギリスから一時帰国していました。明確な描写はないものの、その後イギリスに戻り、イギリスでの大学2年生生活をスタートさせる準備を行っているのではないかと考えられます。

弱虫ペダルは人気の高い漫画で既に2度のインターハイを描いています。順当に行けばこのまま坂道達の学年がさらに上がり3年生として出場するインターハイが描かれる事になる事は誰にでも想像できる事です。一方で、あくまでも主人公は小野田坂道であり、高校を卒業した先輩や他校の卒業していく者達については進路などは描かれていても細かな描写などはなくインターハイなどの応援に来ている様子が描かれるなどに留まっています。

今後も選手として活躍する巻島裕介が描かれる事は難しそうですが、可能性としてあり得るのは指導する側になって戻ってくるという予想です。或いは本編に直接登場は難しくとも、主人公坂道などの回想でこれまで描かれてこなかった新しいエピソードが展開される可能性はあります。

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巻島裕介の声優は森久保祥太郎

森久保祥太郎のプロフィール

巻島裕介の声優を務めた森久保祥太郎さんは1996年から声優として活躍している声優さんです。元々は劇団に所属していましたがデビュー作となったミニ四ファイターの声優を務めた「爆走兄弟レッツ&ゴー」が長期シリーズになった事から声優事務所に移籍し、幅広い分野で活躍する事になりました。これまでにはアニメ、ゲームの声優業の他、ラジオパーソナリティ、音楽、舞台などで活躍しています。

森久保祥太郎の主な出演作

森久保祥太郎さんがこれまで声優として出演した作品としては「NARUTOーナルトー」の奈良シカマル役、「メジャー」の茂野吾郎役、「ワンピース」のバルトロメオ役、「幕末Rock」の桂小五郎役、、「RAVE」のハムリオ・ムジカ役、「テニスの王子様」の切原赤也役、またゲームで声優を務めてそのままアニメでも声優を担当した作品としては「薄桜鬼」の沖田総司役、「ペルソナ4」の花村陽介役などがあります。

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巻島裕介に関する感想や評価は?

ここからは既に弱虫ペダルを視聴した人の巻島裕介に関しての感想を紹介していきます。巻島裕介は弱虫ペダルの中でも比較的多くのエピソードが描かれているキャラクターですが中でも高い人気を誇るのがSPAREBIKEで描かれたその独特なダンシングに関してのエピソードです。周囲になんと言われても自分のスタイルを貫き、実力を示して認めさせるというやり方がかっこいいという声が多くなっています。

もう1つ人気が高く巻島裕介らしいと言われるのがイギリス留学前、坂道との最後の自転車エピソードです。ここでの巻島裕介の行動、セリフはその後の坂道を見ていても分かるように大きすぎるイメージであり、かっこいいシーンとしてセリフと共に人気を集めています。

声優に関しては基本的に好評であり、森久保祥太郎さんが声優で良かったという声も多く、巻島裕介を声優森久保祥太郎としての代表作に数える声も多くなっています。また巻島裕介の声優を務めた事をきっかけに森久保祥太郎さんを知ったという声も見られます。

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巻島裕介のかっこいい魅力と名言まとめ

巻島裕介は弱虫ペダルの中でも特に人気が高いキャラクターです。初登場時で3年生という事もあり、2年目からは応援する側でしたがその人気は今でも高いままで、かっこいい名言やセリフが多いキャラクターだとも言われています。劇場版やSPAREBIKEなど焦点が当たる機会も多いキャラクターでありその事もまた巻島裕介のエピソードとして人気が高いです。

巻島裕介はその個性的な印象やクールに見える言動に似合わないアツい一面を持っているなどギャップの激しいキャラクターとしても人気が高く、名言の多さや声優のマッチ具合など多くの側面から人気を得ているキャラクターです。まだ弱虫ペダルを視聴していないという人はかっこいいという声が多い巻島裕介に注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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