弱虫ペダルの古賀公貴の速さや魅力は？人気キャラの画像・声優も紹介

＜弱虫ペダル＞は渡辺航さんによって描かれの大人気少年漫画です。『週刊少年チャンピオン』に2008年12号から連載されています。漫画＜弱虫ペダル＞は2018年3月時点で既刊55巻です。その他に、外伝＜弱虫ペダル SPARE BIKE＞は4巻、舞台＜弱虫ペダル＞、アニメ＜弱虫ペダル＞など様々な派生作品があります。アニメはすでに4期目に突入しており、現在は2018年1月から第4期＜弱虫ペダル GLORY LINE＞が放送中です。

千葉県立総北高等学校に入学したいわゆる「オタク」の主人公・小野田坂道。アニメ・漫画研究部に入ろうとしますが、活動休止中で途方に暮れていました。そんなある日、小野田は学校裏の激坂を鼻歌を歌いながら自転車で登っているのを見られてしまい、同級生・今泉俊輔に自転車勝負を挑まれます。あと一歩のところで負けてしまいましましたが、毎日秋葉原にママチャリで通っているうちに強靭な脚力を身に着けていたようです。

そして、関西から引っ越してきた「浪速のスプリンター」・鳴子章吉とも友人となり、ついに小野田は自転車競技部に入部することになります。坂を上ることに長けていたため、小野田は「クライマー」という役割を任せられ、クライマーの先輩「ピーク・スパイダー」・巻島裕介の指導を受けることになります。才能を開花させた小野田は合宿、インターハイ予選、インターハイなどでライバルたちと熱い闘いを繰り広げていきます。

今回注目するのは、弱虫ペダル内で千葉総北高校のサポーターである古賀公貴です。画像の右側の人物で、長身に眼鏡をかけています。画像では公式のユニフォームを着ていますが、実際はサポーター、特にメカニックの担当であり、弱虫ペダルでは『小野田が入学してから』は選手として一度もレースに出たことはありません。そんな古賀ですが、ファンの中では高い人気を得ています。それはなぜなのでしょうか？古賀の過去に注目です。

画像は舞台＜弱虫ペダル＞で古賀公貴役を演じた、輝馬さんです。古賀公貴の身長・体重は現在公開されていません。誕生日は非公式で6月4日となっています。小野田が入学したときは千葉総北高校の2年生で、1つ年上の先輩です。小野田が入学したときにはすでにサポーターでしたが、実は選手で1年生でインターハイにでたとか。愛車はMERIDA(メリダ)という台湾のものになっており、タイプはオールラウンダーと考えられています。

アニメ＜弱虫ペダル＞で古賀のCVを担当しているのは大人気声優・中村悠一さんです。画像をみたらわかる通り、ダンディでかっこいい方です。声優に興味のある人の中では有名な人気声優で、数々のアニメでキャラクターの魅力を引き出しています。弱虫ペダルの古賀以外には、『CLANNAD』の岡崎朋也役、『魔法科高校の劣等生』の司波達也役、『マクロスF』の早乙女アルト役など、有名作品の主人公を多く担当されています。

TVドラマ＜弱虫ペダル＞と舞台＜弱虫ペダル＞で古賀公貴を演じているのは俳優の輝馬さんです。画像を見たらわかる通り、アニメや漫画の古賀公貴にそっくりで、魅力をすべて引き出しており、適役と言えます。1989年6月6日生まれの28歳で、身長は182cmとかなりの長身。ほとんどが舞台・ミュージカルでの活躍で、ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズンや舞台・刀剣乱舞などアニメ関連の舞台作品に多く出演されています。

弱虫ペダルが始まり、小野田が自転車部に入部してから古賀はずっとサポーターとして活躍していました。しかし、小野田が2年、古賀が3年のインターハイへ向けての強化合宿で古賀は突如「選手」として現れ、合宿に参加します。小野田達はここで初めて古賀が昔「選手だった」ことを知り、過去の回想が始まります。この回想によって古賀がどんな選手だったのか、また、古賀がなぜサポーターになっているのかが明らかにされました。

小野田坂道の『山王』、黒田幸雪成の『黒猫』、田所迅の『暴走の肉弾頭』など弱虫ペダルに登場するキャラクターには様々な異名が存在しています。どれもキャラの速さや魅力に沿ってつけられていますが、なんと古賀にもその異名があります。弱虫ペダルでの古賀の異名は『轟音の古賀』です。由来は何なのか？それは原作漫画＜弱虫ペダル＞の33巻（もう1人の3年生）の古賀が合宿に参加するシーンに書かれています。

画像は大げさですが、弱虫ペダルの中で古賀は肩幅がかなり広いキャラです。古賀が相手をとらえ、走り抜ける時に『ゴォアァァ…』と音が聞こえます。これは、この肩で風を切りさきながら走っているときに出る音です。古賀はあるレースで150人の選手を抜いたことがあるらしく、その時についたアダ名が『轟音の古賀』であるようです。実際、合宿で小野田や鳴子たちを抜き去るときに大きな音を立てており、すごい風圧を感じています。

弱虫ペダルに登場するキャラクターの異名は基本的に1つですが、箱根学園の黒田雪成の『届け屋』と『黒猫』のように中には2つ異名があるキャラクターも存在します。そして古賀もその1人です。古賀の弱虫ペダル内での2つ目の異名は『体力バカ』です。異名というよりはアダ名ですが、これは中学時代についたあだ名のようです。理由は「いつも練習を休まないで最後までやるから」だそうで、古賀の真面目な性格が伝わってきます。

中学時代に大活躍してきて、千葉総北高校にも期待新人として入学した古賀でしたが、なぜサポーターになったのでしょうか？それを知るには金城たちが2年、古賀が1年の頃のインターハイまで遡ります。古賀は1年の頃の強化合宿で980kmを走っています。残り20kmでリタイアした理由は足の故障のようです。実は900kmで止められたのですが、その後も80km走ったようです。この真面目さが古賀の魅力であり、欠点でもあります。

総北高校は基本的に強化合宿で1000km走り切った人しかインターハイメンバーに選びません。しかし、古賀はその速さと真面目さから特別に1年生でインターハイメンバーに選ばれました。そこで金城達と一緒に走っていたのですが、箱根学園と争う際に事件が起きてしまいます。なんと、金城が箱根学園のエース・福富寿一にジャージを捕まれ落車してしまうのです。これが原因で金城はリタイア、総北高校はエースを失ってしまいました。

弱虫ペダルに登場するキャラの中でも屈指の真面目さと責任感を持つ古賀は、金城が無念のリタイアをした後、自分がエースを背負おうと考えます。『オレが』『オレが』必死にペダルを回すも、合宿の時に痛めた膝が悪化してしまいます。それでも必死に進んだ古賀でしたが、夢中になって低姿勢で漕いでいたため、下りの急カーブに気づかず落車、崖から転げ落ち、リタイアしました。この時の怪我でサポーターに回ることになりました。

画像は弱虫ペダルでの古賀の愛車・メリダです。古賀はこのメリダに乗り、3年生で強化合宿に参加します。しかし、古賀はただ合宿に参加したのではありません。なぜ参加したのか？それはもちもん、インターハイメンバーに選ばれるためです。狙うは速さもセンスも「平凡」なキャプテン・手嶋。合宿が始まると「その減らない口、しゃべれなくしてやる！手嶋！」と手嶋に宣戦布告します。こうやってレギュラー争いが始まりました。

画像は弱虫ペダルでの手嶋純太の愛車・キャノンデールです。古賀が手嶋に宣戦布告をした合宿初日、手嶋は250kmを走ります。それに対して古賀は225km。手嶋がリードしているように思えますが、手嶋は早くも倒れ込みます。一方古賀は余裕の表情。さすが『体力バカ』と言われただけあります。「凡人にはチームをまとめられない」と主張する古賀と「凡人にだからできることがある」と主張する手嶋の戦いは2日目にもつれこみます。

合宿2日目、古賀は淡々と朝食を摂りますが、中身はパスタやパン、温野菜に牛乳など高カロリー食品ばかりでしっかりと体力を充電しています。古賀はこの日に勝負をかけるつもりでした。朝早くから走っていた古賀は早くも手嶋に追いつきます。そして暗くなると前の走者を抜けなくなるという合宿ルールを生かし、2日目の最後に先にゴールした方をレギュラー、キャプテンとすることに決め、レギュラー争いは最終局面に移ります。

最後の直線、古賀と手嶋はスパートをかけます。体力バカの古賀の速さは落ちることなく手嶋を引きはがしにかかります。しかし、手嶋も必死に食らいつきます。手嶋とコンビを組んできた青八木は必死に手嶋を応援します。結果は…手嶋の勝利でした。凄まじい速さでしたが、手嶋のコツコツと積み重ねた努力の前に敗れました。こうして古賀のインターハイ出場の夢は途絶えます。涙を流し、チームのサポートに徹することに決めました。

弱虫ペダル内での古賀の魅力の1つ目は「優しさ」です。チームのサポーターとして当然かもしれませんが、合宿時に強気にでた時以外はとにかく後輩思いで優しいです。親身になって話を聞いてくれたり、後輩が過ごしやすい環境をつくっています。これは、古賀が1年生の時、金城ら先輩たちの中で1年生1人でインターハイを走り、ものすごいプレッシャーを感じた経験が影響していると考えられます。古賀なしで後輩の活躍はありません。

弱虫ペダル内での古賀の魅力の2つ目は「洞察力」です。選手であったこと、自分が1年生でインターハイに出場した経験を活かし、常に周りに目を配り、また最悪の事態を想定して行動しています。鳴子に「右を強く踏みすぎるクセがあるから、ペダルは均等に回せ」と選手ならではのアドバイスをしたり、古賀3年のインターハイ2日目、鏑木の異変をただ1人察知し、心が折れそうになっていた鏑木を助け、合流に導いたのも古賀です。

ここまで弱虫ペダル内での古賀の速さや魅力などを画像とともに紹介してきました。次に、千葉総北高校のチームメイトを紹介します。今回紹介するのは弱虫ペダルで古賀と同じ学年の人気キャラ「手嶋純太」と「青八木一」です。1年生の頃に2人で『コンビ』を結成、その後のレースに臨んでいます。練習も常に二人の呼吸を合わせ、田所から指導を受けていました。特に青八木はスプリンターで、弱虫ペダルの中でも人気があります。

最初に紹介するのは弱虫ペダルの主要キャラで一番「平凡」な手嶋純太です。速さも魅力も平凡、しかしガッツがあり人気のキャラです。そして、小野田は平凡な手嶋も笑う箱根学園に「努力し続けることは才能ではありませんか？」と言います。そう、手嶋の魅力は努力の天才であることです。平凡なだけに努力し、いつも同じ目線になって話をします。決して先輩面することなく、自分の力を自覚し、いつもチームのために動いています。

弱虫ペダル・手嶋純太役の声優は岸尾だいすけさんです。画像の通りかなりかっこいい方です。弱虫ペダル以外の作品で声優を担当しているのは『潔癖男子！青山くん』の多田光役、『テイルズオブゼスティリア』のロクロウ・ランゲツ役、『デュラララ！！』の平和島幽役などがあります。1974年生まれの44歳、身長166cm、体重54kgと小柄な方で、小さい頃から体が弱く、仕事を休むこともあるようです。趣味は仕事と自転車です。

2人目に紹介するのは人気キャラ・青八木一です。弱虫ペダル内ではスプリンターとして活躍しています。とても寡黙でいつも落ち着いていますが、田所から『酸素音速・肉弾「丸」列車』を受け継いでおり、その速さは弱虫ペダル内でも化物級、本家・田所迅の肉弾列車さえ凌駕しています。「神様の便箋」をつかって鏑木を育てているのも青八木です。やるときにはやる人物ということで、寡黙ながら高い人気を得ています。

弱虫ペダル・青八木一役の声優は松岡禎丞さんです。アニメ好きの方は一度は耳にしたことはあると思います。弱虫ペダル以外の作品で声優を担当しているのは『ソード・アード・オンライン』のキリト/桐ケ谷和人役、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のベル・クラネル役、『食戟のソーマ』の幸平創真役など数々の人気アニメ主人公を演じています。同じ声優の島崎信長と親友関係であるそうです。

弱虫ペダルの古賀に注目してきましたが速さや魅力は伝わったでしょうか？現在アニメ＜弱虫ペダル GLORY LINE＞はインターハイ2日目のスプリント、原作漫画＜弱虫ペダル＞では3日目に突入しています。小野田達2年のインターハイの結果はどうなるのでしょうか？そして古賀は選手としての速さを生かすことなく、サポーターとして部活を引退してしまうのか？今後の弱虫ペダルに大注目です！