【ジョジョ】カルネのスタンド能力を考察！ノトーリアス・B・I・Gのその後は？

カルネとは、「ジョジョの奇妙な冒険」の第5部「黄金の風」に登場するキャラクターです。カルネは、パッショーネ（イタリア・ギャング団）のボスの親衛隊のメンバーです。イタリア語で「肉」という意味のカルネという名前は、少し太めの体型をしているカルネにぴったりの名前だと言われています。カルネはこれまでの刺客キャラの中でも特に謎が多く、しかも登場してすぐに死亡してしまいます。

カルネのスタンド名は、ノトーリアス・B・I・G（ビッグ）です。ここでは、カルネのスタンド能力を見ていきます。また、カルネの死亡の経緯やその理由、ノトーリアス・B・I・Gの最後やその後について紹介します。

アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」は、漫画家荒木飛呂彦によって1987年に週刊少年ジャンプで連載が始まり、2005年からはウルトラじゃんプで連載されている漫画のアニメ化作品です。単行本は2019年現在、125巻まで発売されています。ジョースター一族と吸血鬼・ディオの一族が100年以上に渡り、主人公や舞台を変えて行われる戦いが描かれています。

作品の第1部の舞台はイギリスで、第2部以降、アメリカ、日本、イタリアなどで戦いが繰り広げられます。現在、第8部が連載中となっています。今回注目するのは、第5部「黄金の風」で、2001年のイタリアが舞台です。主人公はディオの息子であるジョルノ・ジョヴァーナで、ギャング組織「パッショーネ」に憧れてギャングスターを目指していく姿と、ジョルノの仲間たちの冒険を描いた内容となっています。

「ジョジョの奇妙な冒険」の第5部「黄金の風」に登場するカルネは、イタリアのギャング・ディアボロが率いる組織「パッショーネ」の親衛隊です。髪を立てて頭にバンダナの様な巻物をしているカルネは、目元は黒く、口紅を塗っているかのような唇で薄気味悪い雰囲気を漂わせています。一言も言葉を発しないため、カルネがどのような性格の人物なのか？伺い知ることはできません。

登場してあっという間に死亡してしまったことで、カルネの人物像は謎のままです。原作でもカルネについて詳しいことは明かされていません。

カルネは単行本の第57巻〜第58巻に登場します。内容は第57巻の93話「フライト・コードなし!サルディ二アに向かえ!」から、第58巻の101話「スパイス・ガール」となっています。

アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」第5部「黄金の風」に登場するカルネは、ブチャラティチームのミストによる銃撃で死亡しました。カルネは死亡によってスタンド「ノトーリアス・B・I・G」を発現させました。ここでは、「ノトーリアス・B・I・G」の能力と強さについて紹介します。

カルネのスタンドはノトーリアス・B・I・Gで、カルネが死亡したことによって発現しました。このノトーリアス・B・I・Gは、本体が殺害されたことによる怨みがエネルギー源となり現れます。「自動追尾型」スタンドで、周囲にあるものの中で最速のものを選び、その速さを超える速さで追いかけ、攻撃するというものです。その対象となった人間、スタンド、飛行機などのエネルギーを吸収することで成長していきます。

ノトーリアス・B・I・Gの外見は、顔の横から両腕が出ており、顔の右半分は赤い房のようなものが付いています。

ノトーリアス・B・I・Gの強さは、破壊力・成長力はAクラス、スピード・射程距離・持続力は無限大です。射程距離について見ていくと、本体（カルネ）が死亡しているので、攻撃対象への射程距離には限りがありません。そして成長力については、相手からダメージを受けても再生し続けます。そのため、完璧に倒すことは不可能ではないかと言われています。

サルディニア島を目指していたブチャラティチームの前に立ちはだかったノトーリアス・B・I・Gは、ミスタやナランチャ、ジョルノたちを襲撃し、彼らの戦闘力を不能にしてしまいました。ブチャラティチームのトリッシュがスタンド能力でノトーリアス・B・I・Gにダメージを与えますが、飛行機の燃料をエネルギー源とすることで復活、大きく成長し、再びブチャラティチームに襲い掛かりました。

このようにノトーリアス・B・I・Gは、恨み（怨念）がエネルギー源なので、本体が無くても完全に消滅することはなく、たった一つの肉片だけになっても再生することができます。動くものが標的で、どこまでも無限に追いかけてくるので、逃げ切ることはできません。加えてどんなに小さな隙間からでも侵入することができます。

さらに、ノトーリアス・B・I・Gは相手の体に取り付き、その相手のスタンドエネルギーを吸収してしまいます。ノトーリアス・B・I・Gの強さをまとめると、無限の射程距離、高い攻撃力、動きの速さ、ダメージを受けても再生する、という最強のスタンドだということです。

ノトーリアス・B・I・Gの本体「カルネ」という名前は、イタリア語で肉を意味するCarne（カルネ）が由来です。ノトーリアス・B・I・Gという名前の由来は、アメリカの「ノトーリアス・B.I.G.」というMC、ラッパーです。

「ノトーリアス・B.I.G.」は1972年にニューヨークで誕生し、身長が190㎝で体重が136㎏という大柄な人物で、「ビッグ」という愛称で親しまれたそうです。ヒップホップMCランキングで3位に輝いたこともありましたが、1997年にパーティーの帰り道、銃撃を受けたことで24歳という若さで亡くなりました。この事件は未だ解決していないそうです。

カルネはギャング団「パッショーネ」のボス、ディアボロの親衛隊の一員で、最も強い忠誠心を持つ部下です。カルネはブチャラティチームの前に現れ、銃撃を受け死亡してしまいます。カルネは不敵な笑みを浮かべながらブチャラティたちの前に姿を見せたということです。何故このように簡単に撃たれてしまったのでしょうか？それは、カルネがボス・ディアボロに心酔しているからだと言われています。

カルネのスタンドは、カルネ自身が死亡することで発現します。そのためカルネは、ボス・ディアボロの役に立ちたいという一心で命を捨てたのだということです。

ここまで、カルネのスタンド「ノトーリアス・B・I・G」の能力、強さを見てきました。ディアボロの忠実な部下であるカルネは、ディアボロの役に立ちたくて、自身の命と引き換えに最強のスタンド「ノトーリアス・B・I・G」を発現させました。ここでは、最強の強さを持つ「ノトーリアス・B・I・G」の最後とその後を見ていきます。

カルネはサルディ二ア島を目指して飛行機に乗り込んだブチャラティのチームの前に立ちはだかりました。不敵な笑みを浮かべて現れたカルネですが、言葉を発する前にブチャラティチームのミスタによって銃撃され、死亡しました。

カルネの死亡によって出現したスタンド、ノトーリアス・B・I・Gは、ブチャラティチームが乗っている飛行機の中で、ブチャラティチームのミスタやナランチャ、ジョルノを倒しますが、トリッシュのスタンド能力によってノトーリアス・B・I・Gはダメージを受けたかに思われましたが、飛行機の燃料を吸収し再生。飛行機の中で大きく成長したのですが、トリッシュがわざと飛行機を墜落させるためコックピットの部分を切り離しました。

それは、ノトーリアス・B・I・Gが最も速いものを追う性質があるからです。飛行機の墜落の速度は、ノトーリアス・B・I・Gにとって追うべき敵となります。ノトーリアス・B・I・Gは爆発しながら墜落していく機体と共に海へと消えていきました。コックピットに取り付いていた部分も、ブチャラティが自身の片腕を犠牲にしながら海へ落としました。

激戦の末、ブチャラティはノトーリアス・B・I・Gから逃げ切ることができました。ノトーリアス・B・I・Gは最速で動くものを追いかけ、攻撃するという性質なので、一つの標的だけをいつまでも追うことはありません。そのため、ブチャラティはノトーリアス・B・I・Gから逃げ切ることができたのでした。

ブチャラティチームとの壮絶な戦いの末、海に落とされたノトーリアス・B・I・Gですが、死亡はしていません。ブチャラティチームに逃げられてしまったノトーリアス・B・I・Gは、海を漂いながらそばを通る船や、波の飛沫などを追いかけ攻撃するだけというものになってしまいました。

ここまで「ジョジョの奇妙な冒険」に登場するカルネのスタンド「ノトーリアス・B・I・G」の能力と強さについて紹介しました。さらに「ノトーリアス・B・I・G」の、その後についても見てきました。ここからは、カルネとノトーリアス・B・I・Gの担当声優を紹介します。

「ジョジョの奇妙な冒険」でカルネの声を担当しているのは、声優の坂口大助です。1973年生まれ、新潟県出身の坂口大助は、アニメ「機動戦士ガンダム」（1979年〜1980年）から大いに影響を受け、「ガンダムに乗りたかった」という理由で声優を目指し、声優の養成所「青二塾」の12期生として入所しました。声優デビュー作は、1993年から始まった「機動戦士Ｖガンダム」の主人公のウッソ・エヴィン役です。

坂口大助の主な出演作を紹介します。1994年「キテレツ大百科」のキテレツ斎の少年時代・利吉役、「キャプテン翼J」の森崎有三役、1996年「ガンバリスト!駿」の藤巻駿役、1997年「中華一番!」の初代のタン・サンチェ役、1998年「まもって守護月天!」七梨太助役、2002年「あたしンち」の立花ユズヒコ役、「東京ミュウミュウ」のキッシュ役、2006年「銀魂」の志村新八役、2007年「もやしもん」の沢木惣右衛門直保役。

2008年「仮面のメイドガイ」の富士原幸助役、2009年「バトルスピリッツ　少年激覇ダン」の硯秀斗役、「鋼殻のレギオス」のハーレイ・サットン役2011年「バトルスピリッツ　ブレイヴ」の硯秀斗役、2012年「氷菓」の福部里志役、「バトルスピリッツ　ソードアイズ」のスオウ役。

2012年「スマイルプリキュア!」のポップ役、2015年「血界戦線」のレオナルド・ウォッチ役、「ゴッドイーター」の藤木コウタ役、2016年「デジモンユニバース　アプリモンスターズ」のハックモン、レイドラモン、リバイブモン、ハデスモン役、2017年「潔癖男子!青山くん」の塚本仁役、2019年「炎炎ノ消防隊」のヴィクトル・リヒト役などです。

アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」の第5部「黄金の風」で、多くの名勝負が描かれましたが、中でもカルネのスタンド「ノトーリアス・B・I・G」の強さによって緊張感溢れる内容で良かったという感想です。

アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」の第5部「黄金の風」で、ディアボロの親衛隊の一人、カルネが死亡してスタンド「ノトーリアス・B・I・G」を発現させましたが、このスタンドは本体が死亡することで発現するというものでした。他に、暗殺部隊のリーダー、リゾットの戦いやブチャラティの最期など、見どころたっぷりの内容だったということです。

アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」の第5部「黄金の風」で、カルネのスタンド「ノトーリアス・B・I・G」との戦いは、オカルト風な描写で非常にシリアスな展開でしたが、最後はギャグで一息つくという作者・荒木飛呂彦さんらしさが出ているという感想です。

いかがでしたか？アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」第5部「黄金の風」に登場するキャラクター・カルネのスタンドについて、その能力と強さを紹介しました。カルネは登場してすぐにブチャラティチームのミストによって銃撃され、死亡しました。カルネのスタンドは本体（カルネ）の死亡によって発現するというもので、カルネは心酔するディアボロのために自身の命と引き換えに「ノトーリアス・B・I・G」を出したのでした。

最後は海へ落とされてしまいましたが、能力的にはノトーリアス・B・I・Gは最強の強さを持つスタンドでした。アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」の第5部「黄金の風」は、最強と言われる強さを持つスタンド「ノトーリアス・B・I・G」とブチャラティチームとの戦いが描かれています。登場後すぐに死亡してしまうカルネと最強のスタンド」ノトーリアス・B・I・G」に、ぜひ注目してお楽しみください。