2019年09月28日公開
2019年09月28日更新
【ジョジョ】イギーのスタンド・愚者(ザ・フール)の能力は?強さを考察
イギーはジョジョの奇妙な冒険に登場するキャラクターで、特に人気を集めています。ジョジョの奇妙な冒険第3部にて、主人公承太郎達の助っ人として登場したイギー。ここでは、そんな人気キャラクター・イギーについての情報をまとめます。イギーの砂を操るスタンド能力、ザ・フール(愚者)についてや、そのスタンドの強さの秘密など、イギーのカッコいい魅力を詳しく紹介していきます。
イギーとは?
ジョジョの奇妙な冒険の概要
ジョジョの奇妙な冒険に登場する人気のキャラクター・イギーの情報を紹介していく前に、彼が活躍するジョジョの奇妙な冒険について、その概要を紹介します。ジョジョの奇妙な冒険とは、週刊少年ジャンプにて1986年に連載を開始した漫画作品です。第1部から数えて現在第8部まで連載中であり、30年を超える長期連載作品として今も注目を集めている人気シリーズです。
週刊少年ジャンプにて連載されていたジョジョの奇妙な冒険は、現在ウルトラジャンプに連載を移しています。作者は日本の漫画家・荒木飛呂彦です。独特の芸術性と世界観を持っている漫画家として熱烈なファンが多く、ジョジョの奇妙な冒険においても、特徴的なキャラクターや独特の擬音など、様々な独自の要素で高い評価を集めています。スタンド能力も、斬新な描写だとして注目されました。
イギーの活躍するジョジョの奇妙な冒険第3部では、第1部から始まったジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーの世紀を超えた闘いが子孫の代まで引き継がれていきます。ジョジョの奇妙な冒険の主人公は、基本的にジョースター家の血統を引き継いでおり、第3部の主人公は空条承太郎です。因縁の敵であるディオと決着をつけるため、エジプトへと向かう承太郎一行に、助っ人という立場でイギーは加入しています。
イギーのプロフィール
イギーは、ジョジョの奇妙な冒険第3部の後半に登場するキャラクターです。個性的で強力なスタンド使いが多数登場し、人気の高いジョジョの奇妙な冒険第3部。イギーはそんなジョジョの奇妙な冒険第3部において、スタンド能力を扱える犬として登場しています。様々なキャラクターがいるスタンド能力たちですが、動物でスタンド能力を使いこなし、しかも主人公の味方となるキャラクターはイギーだけとなっています。
そんなイギーのプロフィールを紹介していきます。イギーは血統書付きのボストン・テリアです。初登場時では肉付きが良く間抜けな顔立ちで、まるでブルドッグのようなルックスをしていました。物語が進むとシャープでカッコよく描かれるようになっていきます。子犬の頃は実は飼い犬であったイギー。大金持ちに飼われていたイギーでしたが、知能が高すぎるために人間を下等な生物として見下すようになります。
自分よりも下等な人間に飼われていられないと、自分の意志で家出をしたイギー。その後はニューヨークに無数にいる野良犬たちの帝王として君臨する事になります。小柄なボストン・テリアであるイギーでしたが、その激しい性格と高い知能で、凶暴な野良犬たちを制圧していたのです。そんな頃、モハメド・アヴドゥルに捕獲され、承太郎一行に加わることになります。
イギーのスタンド能力や強さ
イギーのスタンド能力は愚者(ザ・フール)
ジョジョの奇妙な冒険第3部に登場するスタンド使い、イギーのスタンド能力ザ・フール(愚者)について紹介していきます。イギーのスタンド能力、ザ・フール(愚者)は砂を自在に操ることが出来る能力です。ザ・フール(愚者)自体が変幻自在に砂を操るため、物理攻撃だけではザ・フール(愚者)にダメージを与えることが出来ません。
イギーのスタンド能力、ザ・フール(愚者)は、4足歩行の動物のようなルックスをしており、特徴的なネイティブアメリカンのような飾りがついています。下半身の部分が車輪で構成されている事も特徴の一つです。背中に羽を広げて滑空することも出来ます。イギーに比べて大柄な姿をしていますが、スタンドのパワー自体はさほど強くなく、承太郎をぶら下げて滑空するのには無理がありました。
愚者(ザ・フール)の元ネタ
ジョジョの奇妙な冒険シリーズに登場するキャラクター達は、その名前に元ネタがあるものが多いです。スタンド能力についても元ネタが存在するものがほとんどです。イギーのスタンド能力、ザ・フール(愚者)にも元ネタはあります。ザ・フール(愚者)の元ネタは、タロットカードから来ています。ジョジョの奇妙な冒険第3部に登場するスタンド能力には、タロットカードを元ネタとするものが多くあります。
イギーのスタンド能力、ザ・フール(愚者)の元ネタは、タロット大アルカナ0番のカード、愚者と言われています。また、ザ・フール(愚者)の本体であるイギーの名前の元ネタは、イギー・ポップというアメリカのアーティストとなっています。
強さ考察①砂と物質融合している?
イギーのスタンド能力、ザ・フール(愚者)の強さを考察していきます。まず、砂を操れるスタンド能力ザ・フール(愚者)は、砂と物質融合しているスタンド能力なのではないかと言われています。スタンド能力の特徴として、スタンド能力は本体の精神エネルギーで操作しているため、スタンド能力に与えたダメージは直接本体にも影響するという設定があります。
しかし、イギーの操るザ・フール(愚者)は、スタンドにダメージを与えても、イギーには影響を及ぼしません。その為、実際する砂を操っているのかとも思われるのですが、実在の砂を操った場合一般人にもザ・フール(愚者)の姿が見える事になります。しかし、ザ・フール(愚者)の姿が一般人にも見えるという描写はされていません。スタンド使いの中で、物質融合型のスタンドを扱う者は何人か登場しています。
ストレングスやイエローテンパランスなどのスタンドが挙げられますが、これらのスタンドは本体にダメージがフィードバッグしません。その為、イギーのザ・フール(愚者)も、砂と物質融合しているスタンドなのではないかと考察されているのです。
強さ考察②変幻自在
イギーの操るスタンド能力、ザ・フール(愚者)は、変幻自在の能力でもあります。砂を操るため、砂であらゆるものを形作ることも出来ます。パワーやスピードに劣るスタンド能力でもあるザ・フール(愚者)ですが、攻撃の為に爪や牙を作りだしたり、滑空するために羽を作りだしたりと、イギーの自由な発想で変幻自在に変化します。
イギーのかわいい魅力
かわいい魅力①見た目の印象が変わる
イギーはジョジョの奇妙な冒険第3部に登場するキャラクターの中でも、人気の高いキャラクターとなっています。そんなイギーのかわいい魅力をいくつか紹介します。まずは、イギーというキャラクターについて度々ネタにもされている、見た目の変化です。初登場時にはぽっちゃりとしたボディでブルドッグのような姿であったイギー。セリフを特に喋るという事もなく、生意気で気ままな犬として描かれていました。
その後承太郎一行に加わって旅をする事になったイギー。後半にもなると、シルエットはシャープでカッコよくなり、チワワ等の小型犬のようなルックスへ変化しています。戦闘中などにも心の声という形でセリフを言うようにもなります。このセリフのおかげでイギーの孤高の性格が明らかとなり、見た目のかわいさと相まって人気を集めるようになりました。
かわいい魅力②悲惨な過去
イギーの魅力の一つとして、彼の悲惨な過去は良く語られる要素でもあります。血統書付きのボストン・テリアで大金持ちの飼い犬という、何不自由ない生活をしていたイギー。しかし、非常に知能の高い犬である彼は、人間全員を下等だと見下すようになり家出をしてしまいます。そんな過去を持つイギーは、ただのかわいい犬のキャラクターとは一味違い、一際魅力を放っているのです。
かわいい魅力③ひねくれた性格
イギーのかわいい魅力としては、その性格もファンから愛されています。かわいらしい小型犬というルックスのイギーですが、その性格は見た目とは真逆でひねくれています。人間を見下しているため、初登場時には承太郎達を挑発するような行動をとっていたイギー。決して人間のいう事を聞いたりはしません。しかし、承太郎達と行動を共にするようになり、自由気ままな性格にも変化が見られるようになります。
最終的には承太郎達と目的を一致させ、ディオの館へと仲間を導いたイギー。ひねくれて承太郎達のいう事を聞くわけではないものの、頼れる仲間として力を貸してくれるイギーは、ある種のツンデレのようなかわいさも持っているのです。
かわいい魅力④「ペット・ショップ」との戦い
ジョジョの奇妙な冒険第3部に初登場した時から、気ままな態度で過ごしてきたイギー。しかし、承太郎一行に加入してから後半になると、意外な活躍を見せるようになります。イギーのバトルで最も盛り上がったと言っても過言ではない、ペットショップとの戦いです。ペットショップとは、鳥のスタンド使いでディオの館を守る恐ろしい敵でした。同じ動物のスタンド使い同士激突する事になったイギーとペットショップ。
初めは面倒ごとを避けたいために、頭の悪い犬のふりをしてやり過ごそうとしてたイギー。しかし、人間の子供が巻き込まれそうになったために、正義漢から闘いを挑むことになります。激闘の末にペットショップを倒したイギーは、承太郎達をディオの館に導いたのでした。
かわいい魅力⑤悲しい最期
イギーはジョジョの奇妙な冒険第3部において、最期まで生き残るだろうと予想されていたキャラクターでした。強力なスタンド使いやディオとの戦いで、承太郎達も傷ついて仲間も離脱していきます。イギーも、ディオの館でのヴァニラ・アイスとの戦いで重傷を負い、壮絶な最期を迎える事になってしまいます。敵を丸ごとのみこんで殺してしまうという、ヴァニラ・アイスの恐ろしいスタンド。
ヴァニラ・アイス戦では、まず仲間のアヴドゥルが死亡してしまいます。ポルナレフと共にヴァニラ・アイスと戦う事になったイギー。ザ・フール(愚者)を駆使して闘い、ヴァニラ・アイスの背後からディオを模したスタンドで攻撃を仕掛けます。しかし、ディオを崇拝しているヴァニラ・アイスの逆鱗に触れ、酷いリンチを受けてしまうのです。
ボロボロの重傷を負ってしまったイギーは、すでに瀕死の状態でした。しかし、ヴァニラ・アイスの猛攻からポルナレフを守るため、最期の力を振り絞ってザ・フール(愚者)を使います。ザ・フール(愚者)の砂でポルナレフを隠したイギー。ヴァニラ・アイスは倒されましたが、イギーは力を使い果たして死亡してしまいました。
かわいい魅力⑥イギーを飼うことのできるアプリ
人間を見下すほどプライドの高い犬、イギー。しかし、そんなイギーを飼うことが出来るアプリがあるのです。そのアプリは『イギー人間に飼われる』というそのままのタイトルの物。ジョジョの奇妙な冒険公式アプリのおまけとして遊ぶことが出来ます。
イギーのかっこいい名言集
イギーの名言①「おれは気ままにちょっと…」
かわいいボストンテリアのイギーですが、その性格はとてもカッコよく、名言も多数残しています。イギーの名言をいくつか紹介します。まず、『おれは気ままにちょっと…』という名言は、楽天家で自由気ままなイギーらしい名言です。自分の好きなように自由に生きていきたいという、イギーの本質が表れた名言です。
イギーの名言②「おれには無関係のことだ…」
『おれには無関係のことだ…』は、イギーのクールな性格が表れた名言です。強敵と対峙した時、イギーは初めから正義感を発揮する事はなく、無関係な事としてやり過ごそうとしていました。しかし、そんなイギーの姿勢も、ストーリーがすすむにつれて変化していく事になります。
イギーの名言③「やれやれ…犬好きの子供は…」
イギーのカッコいい名言で『やれやれ…犬好きの子供は…』は、特に人気のある名言です。ペットショップと対峙した際、初めは面倒ごとを避けようとしていたイギー。しかし、犬が好きな子供がその場で巻き込まれそうになっているのを見て、見殺しには出来ないとペットショップに戦いを挑みます。
イギーに関する感想や評価
やっぱりイギーはいつ観てもカッコいいです pic.twitter.com/fKF5eDkAkV
— マルモリ (@inayang2016) July 3, 2017
ジョジョの奇妙な冒険に登場するイギーに関しての感想や評価を紹介していきます。イギーの感想では、やはりカッコいいという声が多く聞かれていました。ボストンテリアのイギーですが、小柄な体格をしながら勇敢でカッコいい戦闘シーンも披露しています。
JOJO展
— 小野川晶 (@akyaakya) September 5, 2018
最高かっこいい!美しい!
ジョジョ好きと一緒に行きたかったー。
イギーかわいい。
すでにもう一回行きたい。 pic.twitter.com/3jsV18Jp9H
生意気で人間を見下しているイギーは、決して人間に媚びる事はなく気ままに過ごしています。そんなイギーの誰にも媚びない性格と、奔放な行動はとてもかわいく、ファンの心をつかんでいます。イギーと彼に困らされる仲間たちとの関係もかわいいと評価されています。
おはようございます✨
— りこ ✻ (@25rikoriko) September 17, 2019
突然ですが…
ジョジョ3部で好きなのはイギーです。
血統書付きの犬なのにコーヒー味のチューインガムが好きで性格は最悪なんだけど、後半になると、かっこいいんだよ🐶
"犬好きの子供は見殺しにできねーぜ"
という事で、今週も頑張りましょう🙋♀️ pic.twitter.com/q0TPfPm1oT
イギーに関しての感想としては、人間を見下している性格の悪さも持ちながら、後半にかけてはとてもかっこよく魅力に溢れているという感想も多いです。承太郎一行に参加する事になったイギーですが、後半にかけては活躍するシーンも多く、バトルも多くなってくるので、彼の人気が高くなっているのです。
イギーのスタンド能力まとめ
ここでは、ジョジョの奇妙な冒険に登場する人気のキャラクター、イギーについて紹介しました。見た目はかわいく、しかし性格はカッコいい魅力に溢れたキャラクターです。是非ジョジョの奇妙な冒険をチェックして、イギーの活躍に注目してみてください。